詳しい解説はなくとも、写真がそのことを訴えています。
世界の歴史、ニュース映像で、見たことある、聞いたことある、たしか教科書に書いてあった、と現代の私たちの頭と目のみ通過していた事を、しっかり目の前にもう一度突き付けられます。あなたはこのことを知っているか、知ってどう思うのか、知って何もしないのか、と。
聞いて知っているだけで、よかったのでしょうか、いいえ、よくなかったんです。
若い女の子の水着や裸の写真でよろこんでいられる現代のわれわれ、若者は、
なんて平和でのんきで恵まれているのでしょうか。
世界はこんなことになっている。知らない、見たことない、見ていないではもう済まされない。
でも、私も、ではどうしたらいいのか、わかりません。
どうか、一人でも多くの人に見てほしいです。一緒に考えて下さい。

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百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [普及版] 単行本 – 2002/4/22
池澤 夏樹
(著),
アッバス・キアロスタミ
(著),
フリーマン・ダイソン
(著),
鄭 義
(著),
クロード・レヴィ=ストロース
(著),
小崎 哲哉
(著),
Think the Earth Project
(著)
&
4
その他
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- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社Think the Earthプロジェクト
- 発売日2002/4/22
- ISBN-104901818007
- ISBN-13978-4901818001
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
20世紀を振り返り、21世紀の地球を考える100枚の写真。それぞれが、人類が地球環境と自分自身に対して及ぼした数々の愚行の「象徴」であり、と同時にひとつひとつがれっきとした「現実」である。
登録情報
- 出版社 : Think the Earthプロジェクト (2002/4/22)
- 発売日 : 2002/4/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4901818007
- ISBN-13 : 978-4901818001
- Amazon 売れ筋ランキング: - 139,391位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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一般社団法人Think the Earth
クリエイティブやコミュニケーションの力で環境問題や社会問題への無関心を減らし、少しでも多くの人が地球のことを考え、行動するためのきっかけを作り続けているNPO。『百年の愚行』(紀伊國屋書店)『1秒の世界』『気候変動+2℃』『いきものがたり 生物多様性11の話』『グリーンパワーブック 再生可能エネルギー入門』(ダイヤモンド社)などの書籍を手がけるほか、プロダクト、ウェブサイト、映像、デジタルコンテンツ、イベント、ワークショップなど多様なプロジェクトを展開している。http://www.thinktheearth.net/jp/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間がいかに愚行を繰り返して来たか…日常生活の中で振り返るのは難しい。時にはこうした現実を振り返るべき。
2008年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物質的な豊かさを求め人々はあらゆる努力し、文明を発達させ、様々な不可能を
可能としてきた。未開の地を切り開き、科学技術を発展させ、自然を克服してきた。
そして、多大なる成果を得た一方で、その副産物としてのつけや行きすぎ、人々の
争いや搾取がひどくなり、豊かさを追求するという本来の目的が逆に人類を不幸に
陥れるような事態が各地で頻発するようになった。
この本は、そういった行きすぎによる「つけ」の部分を100年の愚行として
象徴的な写真により、人々に訴えかける。教科書に出ていたような有名な写真も
あるが、これだけまとめてジャンル分けして集められると、いやでも我々自身の
愚行を改めて認識せざるを得ない気持ちになる。
ただ、改めて思うことは、環境破壊であれ、動物実験であれ、人権抑圧であれ、
戦争であれ、これらの行いそのものがそもそもの目的であったケースというのは
少なくて、何か(まっとうな)目的を達成しようとした結果として、起きた(起こ
した)ことが「愚行」であるというケースが多いのではないかということ。
そのことにきちんと向き合わなければ、何が問題なのかがよく分からないし、
この本を読んでいる自分自身も末端においては加害者に名を連ねていることにす
ら気づかないままでいてしまう可能性もある。
さらに、近年、地球の環境を守るための手段として「温暖化防止」「二酸化炭素
削減」などの取り組みがなされているが、これらは目的達成のための手段としては
間違ったことではないのだけれど、非常に一面的であり、もっと直接目を向けなけ
ればならない地球環境破壊活動がたくさんあるだろうという気づき。
最後に、最近では低年齢労働者の問題やテロ、拡大する戦争などここには収録
されていない新たな形の愚行も増え続けていることにも思いが巡った。
可能としてきた。未開の地を切り開き、科学技術を発展させ、自然を克服してきた。
そして、多大なる成果を得た一方で、その副産物としてのつけや行きすぎ、人々の
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陥れるような事態が各地で頻発するようになった。
この本は、そういった行きすぎによる「つけ」の部分を100年の愚行として
象徴的な写真により、人々に訴えかける。教科書に出ていたような有名な写真も
あるが、これだけまとめてジャンル分けして集められると、いやでも我々自身の
愚行を改めて認識せざるを得ない気持ちになる。
ただ、改めて思うことは、環境破壊であれ、動物実験であれ、人権抑圧であれ、
戦争であれ、これらの行いそのものがそもそもの目的であったケースというのは
少なくて、何か(まっとうな)目的を達成しようとした結果として、起きた(起こ
した)ことが「愚行」であるというケースが多いのではないかということ。
そのことにきちんと向き合わなければ、何が問題なのかがよく分からないし、
この本を読んでいる自分自身も末端においては加害者に名を連ねていることにす
ら気づかないままでいてしまう可能性もある。
さらに、近年、地球の環境を守るための手段として「温暖化防止」「二酸化炭素
削減」などの取り組みがなされているが、これらは目的達成のための手段としては
間違ったことではないのだけれど、非常に一面的であり、もっと直接目を向けなけ
ればならない地球環境破壊活動がたくさんあるだろうという気づき。
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2014年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を見て
「食べられて、生きていけるってすごい幸せなことだってわかった。」
「クラスで、○君が別れた・・とか、○先輩がひどいとか、そんなことで大騒ぎしてたことが
バカらしくなった。」
「ママも絶対、読んだほうがいい。絶対よまないとダメ」
と言った。
ああ、中2病はそろそろ終わるんだな・・とこの本に感謝する。
「食べられて、生きていけるってすごい幸せなことだってわかった。」
「クラスで、○君が別れた・・とか、○先輩がひどいとか、そんなことで大騒ぎしてたことが
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と言った。
ああ、中2病はそろそろ終わるんだな・・とこの本に感謝する。
2002年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「どうして、人間はこんな愚かな行為をしてしまうのだろう」ページをめくるたびに目が釘付けになりました。
地球環境を破壊した我々の愚行は今も続いています。
自分だけは、大丈夫と思いがちですが、世界中に取り返しのつかない傷跡が蔓延しています。
頭で考えるより何より写真で見るのが一番ストレートに響きます。
私たちと同じ時代を生きている人たちが起こした愚かな行為の数々、それは私たち自身の愚行です。
愚かな行為をもう起こさないよう、今の世界の姿を皆で確認して、そして考えましょう、今からでも、間に合うはずです。
まだ私たちは生きています。
是非、たくさんの人に紹介してもらいたい本です。
地球環境を破壊した我々の愚行は今も続いています。
自分だけは、大丈夫と思いがちですが、世界中に取り返しのつかない傷跡が蔓延しています。
頭で考えるより何より写真で見るのが一番ストレートに響きます。
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愚かな行為をもう起こさないよう、今の世界の姿を皆で確認して、そして考えましょう、今からでも、間に合うはずです。
まだ私たちは生きています。
是非、たくさんの人に紹介してもらいたい本です。
2019年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容はとても良かったです。
まさに本のタイトルどおり、いかに人間の愚行が地球の命を縮めているかを見せられ
胸が締め付けられる思いでした。
ただ、製本がきちんとなされていなかったのか、ページめくった途端にすべてのページがバラバラになり
大変残念でした。他の方のレビューをみてもそんなことはないようなので、製本不備のものだったようです。
まさに本のタイトルどおり、いかに人間の愚行が地球の命を縮めているかを見せられ
胸が締め付けられる思いでした。
ただ、製本がきちんとなされていなかったのか、ページめくった途端にすべてのページがバラバラになり
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2007年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
激動の20世紀に人類が生み出してきた影の部分を直視する写真本。
ボディブローのように効いてくる写真が続く。編集側の過剰な主張がなく淡々と続くところが秀逸。
自我の確立に等身大の自分を認識することが重要なように、我々の社会も現実を認識しなくては”大人”になれない。
人の満足の形というものを、外的で一過性の消費から自然との共生感という内的なものへと変化させていかなくてはいけない。しかし大多数の人は前者を加速させるための”仕事”というものを日々行っている。
どうしたらいいのだろうか…自然から切り離され都会化してしまった現代人でも、例えば森林に入った時の一種の神秘性に対する感受性がまだ残っているんだと信じるしか道はないのかもしれない。
学校の総合学習時間にも是非使って頂きたい一書。
ボディブローのように効いてくる写真が続く。編集側の過剰な主張がなく淡々と続くところが秀逸。
自我の確立に等身大の自分を認識することが重要なように、我々の社会も現実を認識しなくては”大人”になれない。
人の満足の形というものを、外的で一過性の消費から自然との共生感という内的なものへと変化させていかなくてはいけない。しかし大多数の人は前者を加速させるための”仕事”というものを日々行っている。
どうしたらいいのだろうか…自然から切り離され都会化してしまった現代人でも、例えば森林に入った時の一種の神秘性に対する感受性がまだ残っているんだと信じるしか道はないのかもしれない。
学校の総合学習時間にも是非使って頂きたい一書。