エログロのジャンルに関して、コミカルに楽しくみれる絵描きは数が少ないので購入しました。
内容としては満足ですが、小さなお子さんがいる家庭では、内容が内容だけに取り扱い注意です。
また、本のサイズが約18cm×25cmの不思議な大きさなので本棚に置くと、他の本との違いにびっくりします。
本棚に統一性を求める方は一応頭に入れておいて下さい。

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三十路: 会田誠第二作品集 単行本 – 2002/11/1
会田 誠
(著)
- 本の長さ47ページ
- 言語日本語
- 出版社ABC出版
- 発売日2002/11/1
- ISBN-104900387843
- ISBN-13978-4900387843
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
横浜トリエンナーレやサンパウロ・ビエンナーレをはじめとして、国内海外で活躍している現代美術作家・会田誠の三十代の作品集。掲載した作品に作者のコメントが付く。英文併記。
登録情報
- 出版社 : ABC出版 (2002/11/1)
- 発売日 : 2002/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 47ページ
- ISBN-10 : 4900387843
- ISBN-13 : 978-4900387843
- Amazon 売れ筋ランキング: - 608,425位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 150位現代美術史
- - 260位現代美術
- - 82,013位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作品集であるところの「孤独な惑星」迷いに迷った挙句に購入したのは、初版から約2年後の事。
今回の第二作品集を購入する事に決心がつくのには約3年がかかった。
と、それ程にこの画家の作品集はテーマがきわどく妖しい。
有名な危険作品としては「切腹女子高生(銀)」、「ジューサーミキサー」等が収録されており、その他小品を含めて実にタブーな作品揃いである。
確かなデッサン、緻密なタッチで、出来た作品がコレかよ!っという突っ込みを入れつつ鑑賞するのが実に愉しい。
そして愉しんでいる自分に自己嫌悪するという、誠にややこしい作品集である。
惜しむらくはサイズが非常に小さいという事なのであるが、
テーマがテーマだけに実際に作品集を手にしてみると
これはこれで良かったのかとも思われる(心臓の弱い人のために)。
限りなく人を選ぶ内容ではあるが、値段分は衝撃を味わえるという意味でお薦め星5個つけます。
是非他者の感想を聞いてみたい。
今回の第二作品集を購入する事に決心がつくのには約3年がかかった。
と、それ程にこの画家の作品集はテーマがきわどく妖しい。
有名な危険作品としては「切腹女子高生(銀)」、「ジューサーミキサー」等が収録されており、その他小品を含めて実にタブーな作品揃いである。
確かなデッサン、緻密なタッチで、出来た作品がコレかよ!っという突っ込みを入れつつ鑑賞するのが実に愉しい。
そして愉しんでいる自分に自己嫌悪するという、誠にややこしい作品集である。
惜しむらくはサイズが非常に小さいという事なのであるが、
テーマがテーマだけに実際に作品集を手にしてみると
これはこれで良かったのかとも思われる(心臓の弱い人のために)。
限りなく人を選ぶ内容ではあるが、値段分は衝撃を味わえるという意味でお薦め星5個つけます。
是非他者の感想を聞いてみたい。
2009年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は『
MONUMENT FOR NOTHING
』をすでに持っているから、この作品集に収められてる作品はたぶん全部見てると思う。
それにしても会田誠って名前、それだけ見たら「フーン、そういう名前なんだ」って思うだけだろうけど、作品と並べて見ると、何かミスマッチな印象なんですよね。「愛だ、誠!」って激励されてるみたいにも思えるし、『 愛と誠 』みたいでもあるし……だからなおさら変態チックな気がする。『会田誠第二作品集 三十路』ってタイトルで、この表紙写真? みたいな。
会田誠って、「誠」っていう自分の名前に逆らってるんじゃないかって、これは無責任な思いつき。
「ジューサーミキサー」とか美味ちゃんシリーズとかは、脳ミソの中のガラス面をキキキキキキッと爪で引っ掛かれたみたいな、ちょっと噴門部から胃の内容物が競りあがってくるようなヤな感じで、「やめてくれ〜!」って叫びたくなるんだけど、一度見たら忘れられない。「美味ちゃんの開き」なんかは、ピーター・グリーナウェイの『 コックと泥棒、その妻と愛人[DVD ]』の思い出したくないラストを思い出したりしちゃうワケだ。
巨大な「美少女」って文字の前でマスを掻くパフォーマンスに『イデア』ってタイトル付けたり、『人プロジェクト』とか、とにかくOne day I will annihilate everything you lot have made.(p4)ってことなんだろうなって思う。
でも何か、微妙にダサい気がしちゃうんだよな〜。
それにしても会田誠って名前、それだけ見たら「フーン、そういう名前なんだ」って思うだけだろうけど、作品と並べて見ると、何かミスマッチな印象なんですよね。「愛だ、誠!」って激励されてるみたいにも思えるし、『 愛と誠 』みたいでもあるし……だからなおさら変態チックな気がする。『会田誠第二作品集 三十路』ってタイトルで、この表紙写真? みたいな。
会田誠って、「誠」っていう自分の名前に逆らってるんじゃないかって、これは無責任な思いつき。
「ジューサーミキサー」とか美味ちゃんシリーズとかは、脳ミソの中のガラス面をキキキキキキッと爪で引っ掛かれたみたいな、ちょっと噴門部から胃の内容物が競りあがってくるようなヤな感じで、「やめてくれ〜!」って叫びたくなるんだけど、一度見たら忘れられない。「美味ちゃんの開き」なんかは、ピーター・グリーナウェイの『 コックと泥棒、その妻と愛人[DVD ]』の思い出したくないラストを思い出したりしちゃうワケだ。
巨大な「美少女」って文字の前でマスを掻くパフォーマンスに『イデア』ってタイトル付けたり、『人プロジェクト』とか、とにかくOne day I will annihilate everything you lot have made.(p4)ってことなんだろうなって思う。
でも何か、微妙にダサい気がしちゃうんだよな〜。
2010年2月10日に日本でレビュー済み
>でも微妙にダサい気がしちゃうんだよね〜
会田の表現が持っているショッキングなわかりやすい部分のことをさして言っているのでしょうが、会田が実践していることに対してある部分、本質をとらえているという皮肉な状況ですね。
作品「河口湖曼荼羅」の自作解説で会田は「芸術で扱うのは、本質ではなく表面である。」と自分の考えを述べているように、会田は意図をとらえることが難しい表現方法とは距離をおいているようです。
また「思想や哲学を絵画(等の表現)の中に織り込むこと」も拒否しているそうです。
ですので鑑賞の一つの姿として、会田が表現している「表面」だけをとらえることだけではなく、その奥にある「意味のなさ」を理解したうえで、会田の表現しているストレートな(本人も悪のりギリギリのところで楽しんでいるであろう)「分かりやすさ、思考の流れ、表現の巧みさ」を味わうのも良いと思ういます。
会田の表現が持っているショッキングなわかりやすい部分のことをさして言っているのでしょうが、会田が実践していることに対してある部分、本質をとらえているという皮肉な状況ですね。
作品「河口湖曼荼羅」の自作解説で会田は「芸術で扱うのは、本質ではなく表面である。」と自分の考えを述べているように、会田は意図をとらえることが難しい表現方法とは距離をおいているようです。
また「思想や哲学を絵画(等の表現)の中に織り込むこと」も拒否しているそうです。
ですので鑑賞の一つの姿として、会田が表現している「表面」だけをとらえることだけではなく、その奥にある「意味のなさ」を理解したうえで、会田の表現しているストレートな(本人も悪のりギリギリのところで楽しんでいるであろう)「分かりやすさ、思考の流れ、表現の巧みさ」を味わうのも良いと思ういます。