北京では東京と同様(それ以上)にジェントリフィケーションが進んでいるというが、いわゆるフリーランス稼業のミュージシャンなどの表現者の生活水準は知らない。
日韓洋と国を跨いで活動するイ・ランという表現者を通して、韓国という国で「アーティスト」として生きていくことがどういうことか、少しだけ垣間見えた気がする。
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話し足りなかった日 単行本 – 2021/10/6
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私たちの話には意味がある。
忘れないために、ゆっくり話しましょう。
シンガーソングライター、小説家、
コミック作家、映像作家、そしてエッセイスト。
韓日のカルチャーシーンで煌めく多才なアーティスト、イ・ラン。
大好評『悲しくてかっこいい人』に次ぐ、待望の新作エッセイ集!
お金、労働、フェミニズム、コロナ禍……。
韓国大衆音楽大賞授賞式でトロフィーを売った話から、
創作の舞台裏、金銭事情、#MeToo運動、友との別れ、荒波の日々。
「芸術製造業者」と自称し、「ほんとうにそうすべきだろうか?」と問う。
あらゆる境界線を消して、ひたすら話し、ひたすら歌い、
記憶していくイ・ランの物語。
- - -
社会の基準が変わっていくのを見守り、勉強して食らいつき、
変わろうと努力しながら私がいちばん悩んでいることは
「これから私にどんな話ができるだろうか?」だ。(本文より)
- - -
イ・ランの問いが、痛みが、心に迫る。
ありのままの話が強く、悲しく、この時代を照らし出す。
[推薦コメント]
ポストイット、花束、既読のメール、未読の本、請求書、たまらない写真。
デスクを痛み散らかしながら、私たちは少しだけ、昨日よりもよい風に、歌う。
―― 折坂悠太(歌手)
働いて稼ぎ、身銭を切って約束を果たす。
化粧の前に手を止め、見えない傷に触れてみる。
火を熾すように日々を書き残す人がいて、
その灯りに応えるように我らもページをめくる。
―― 岡田育(文筆家)
[目次より]
第一部 芸術製造業者
第二部 自分をネタにしてストーリーを作る
第三部 ただの存在なだけです
第四部 今日も話せてよかった
第五部 私はどうして知らないの
忘れないために、ゆっくり話しましょう。
シンガーソングライター、小説家、
コミック作家、映像作家、そしてエッセイスト。
韓日のカルチャーシーンで煌めく多才なアーティスト、イ・ラン。
大好評『悲しくてかっこいい人』に次ぐ、待望の新作エッセイ集!
お金、労働、フェミニズム、コロナ禍……。
韓国大衆音楽大賞授賞式でトロフィーを売った話から、
創作の舞台裏、金銭事情、#MeToo運動、友との別れ、荒波の日々。
「芸術製造業者」と自称し、「ほんとうにそうすべきだろうか?」と問う。
あらゆる境界線を消して、ひたすら話し、ひたすら歌い、
記憶していくイ・ランの物語。
- - -
社会の基準が変わっていくのを見守り、勉強して食らいつき、
変わろうと努力しながら私がいちばん悩んでいることは
「これから私にどんな話ができるだろうか?」だ。(本文より)
- - -
イ・ランの問いが、痛みが、心に迫る。
ありのままの話が強く、悲しく、この時代を照らし出す。
[推薦コメント]
ポストイット、花束、既読のメール、未読の本、請求書、たまらない写真。
デスクを痛み散らかしながら、私たちは少しだけ、昨日よりもよい風に、歌う。
―― 折坂悠太(歌手)
働いて稼ぎ、身銭を切って約束を果たす。
化粧の前に手を止め、見えない傷に触れてみる。
火を熾すように日々を書き残す人がいて、
その灯りに応えるように我らもページをめくる。
―― 岡田育(文筆家)
[目次より]
第一部 芸術製造業者
第二部 自分をネタにしてストーリーを作る
第三部 ただの存在なだけです
第四部 今日も話せてよかった
第五部 私はどうして知らないの
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社リトル・モア
- 発売日2021/10/6
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104898155464
- ISBN-13978-4898155462
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商品の説明
著者について
● イ・ラン
1986年韓国ソウル生まれ。ミュージシャン、エッセイスト、作家、イラストレーター、映像作家。16歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、韓国芸術総合学校で映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。音楽アルバムに『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』『オオカミが現れた』(国内盤はスウィート・ドリームス・プレスより)。著書に『悲しくてかっこいい人』(呉永雅訳、小社)、『私が30代になった』(中村友紀/廣川毅訳、タバブックス)、『アヒル命名会議』(斎藤真理子訳、河出書房新社)など。
● 訳者 オ・ヨンア
翻訳家。在日コリアン三世。慶應義塾大学卒業。梨花女子大学校通訳翻訳大学院博士課程修了。同大学院講師、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー教授。第7回韓国文学翻訳新人賞受賞。訳書にキム・ヨンス『世界の果て、彼女』(クオン)、ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』(マガジンハウス)など。
1986年韓国ソウル生まれ。ミュージシャン、エッセイスト、作家、イラストレーター、映像作家。16歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、韓国芸術総合学校で映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。音楽アルバムに『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』『オオカミが現れた』(国内盤はスウィート・ドリームス・プレスより)。著書に『悲しくてかっこいい人』(呉永雅訳、小社)、『私が30代になった』(中村友紀/廣川毅訳、タバブックス)、『アヒル命名会議』(斎藤真理子訳、河出書房新社)など。
● 訳者 オ・ヨンア
翻訳家。在日コリアン三世。慶應義塾大学卒業。梨花女子大学校通訳翻訳大学院博士課程修了。同大学院講師、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー教授。第7回韓国文学翻訳新人賞受賞。訳書にキム・ヨンス『世界の果て、彼女』(クオン)、ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』(マガジンハウス)など。
登録情報
- 出版社 : リトル・モア (2021/10/6)
- 発売日 : 2021/10/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 248ページ
- ISBN-10 : 4898155464
- ISBN-13 : 978-4898155462
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 388,088位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61位その他の外国のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
5 星
資本主義と共産主義の狭間で
北京では東京と同様(それ以上)にジェントリフィケーションが進んでいるというが、いわゆるフリーランス稼業のミュージシャンなどの表現者の生活水準は知らない。日韓洋と国を跨いで活動するイ・ランという表現者を通して、韓国という国で「アーティスト」として生きていくことがどういうことか、少しだけ垣間見えた気がする。
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2021年11月7日に日本でレビュー済み
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北京では東京と同様(それ以上)にジェントリフィケーションが進んでいるというが、いわゆるフリーランス稼業のミュージシャンなどの表現者の生活水準は知らない。
日韓洋と国を跨いで活動するイ・ランという表現者を通して、韓国という国で「アーティスト」として生きていくことがどういうことか、少しだけ垣間見えた気がする。
日韓洋と国を跨いで活動するイ・ランという表現者を通して、韓国という国で「アーティスト」として生きていくことがどういうことか、少しだけ垣間見えた気がする。
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2021年12月30日に日本でレビュー済み
ミュージシャン、作家、イラストレーターと様々なジャンルで活躍する著者。
自らの人生を思考を感情をどこまでも正直に誠実に言語化しようと試みた本作は、美辞麗句とはかけ離れた感情の原液が綴られている。
絶えず付きまとう収入面での不安や過去に受けた暴力の記憶、襲い掛かる自己嫌悪と大切な人を失くす痛み。
それらについてはぐらかすことなく真っ正面から描いた著者の一言一言が私たちの心の奥底を揺さぶる。
彼女の抱える痛みや悲しみ、不安や焦りが私たちの抱えるそれらと共鳴し、絶えず変化する複雑怪奇なこの世界で真摯に生きることが、どれほど過酷で困難であるかを突き付けるのだ。
そんな世界に何度苦しめられようと著者は話すことを決して止めない。
誰かが決めたルールや常識というものへの疑問や、無意味なカテゴライズや線引き、不当な扱いに対する怒り。
自らの不甲斐なさや過去の言動に対する後悔や、大切な人たちへの感謝。
それらをありのまま話すということが真摯に生きるということなのかもしれない。
話すために生き、生きるために話す彼女は、世界に希望を見出そうとするのではなく、話すという行為自体そのものが希望であると教えてくれた。
自らの人生を思考を感情をどこまでも正直に誠実に言語化しようと試みた本作は、美辞麗句とはかけ離れた感情の原液が綴られている。
絶えず付きまとう収入面での不安や過去に受けた暴力の記憶、襲い掛かる自己嫌悪と大切な人を失くす痛み。
それらについてはぐらかすことなく真っ正面から描いた著者の一言一言が私たちの心の奥底を揺さぶる。
彼女の抱える痛みや悲しみ、不安や焦りが私たちの抱えるそれらと共鳴し、絶えず変化する複雑怪奇なこの世界で真摯に生きることが、どれほど過酷で困難であるかを突き付けるのだ。
そんな世界に何度苦しめられようと著者は話すことを決して止めない。
誰かが決めたルールや常識というものへの疑問や、無意味なカテゴライズや線引き、不当な扱いに対する怒り。
自らの不甲斐なさや過去の言動に対する後悔や、大切な人たちへの感謝。
それらをありのまま話すということが真摯に生きるということなのかもしれない。
話すために生き、生きるために話す彼女は、世界に希望を見出そうとするのではなく、話すという行為自体そのものが希望であると教えてくれた。