読んでいて飽きない。
小松先生の作品の中でも完成度はかなり高いと思います。
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継ぐのは誰か (ハルキ文庫 こ 1-3) 文庫 – 1998/2/1
小松 左京
(著)
- 本の長さ363ページ
- 言語日本語
- 出版社角川春樹事務所
- 発売日1998/2/1
- ISBN-104894563819
- ISBN-13978-4894563810
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登録情報
- 出版社 : 角川春樹事務所 (1998/2/1)
- 発売日 : 1998/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 363ページ
- ISBN-10 : 4894563819
- ISBN-13 : 978-4894563810
- Amazon 売れ筋ランキング: - 93,410位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。星新一、筒井康隆とともに「御三家」と呼ばれる、日本を代表するSF作家(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 小松左京セレクション1 宇宙漂流 (ISBN-13: 978-4591118603)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新しい人類の形態として、電波人間という着眼が面白い。
2016年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ中身を読んでもいないのに、レビューの催促メールが来てしまいました。
2016年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
構想は面白いのだけど、インターネット時代になってみると、ちょっと古いと感じます。
2020年6月14日に日本でレビュー済み
これが世に出たのが、1968年。
作品の舞台は21世紀末(詳しくは触れらていない)
内容を少し引用しよう。
低開発地帯(途上国)における人口爆発は最近になってようやく押さえ込む体制に入ったところで~中略~巨大で不気味な新型の中央集権国家となった中国は、人口10億に達したときやっと本格的な「自由化」への道をひらきかけた。
アフリカ新興諸国の統合はすすんでいたが、~中略~テロやデモ隊と軍隊の流血はまだ繰り返されている。~中略~まだかたの付かない領土問題があり、宗教上の古い対立があり、貿易赤字、国際的産業競争やある民族、ある国家の無気力化などがあった。
21世紀末になって完成した、グローバルコンピュータネットワークだった。
全世界の主なコンピュータが、メーザー回線で結ばれ(インターネット?)たとき、IIS
(国際情報サービス)社が、全世界に向け情報サービスを始めたとき~引用終わり
この他にも、高度な端末機能の携帯電話=スマートホン(携帯電話というそのままの製品名で登場する)や、国際DNA研究所とか、端末とか共有とかの語句が、当たり前のように出てくる。
今から52年前に、、、。
まあ、確かに未来はこうなる的な、マンガやアニメでは予想されていたけれど、それにしても的確すぎて笑ってしまった。
作品の舞台は21世紀末(詳しくは触れらていない)
内容を少し引用しよう。
低開発地帯(途上国)における人口爆発は最近になってようやく押さえ込む体制に入ったところで~中略~巨大で不気味な新型の中央集権国家となった中国は、人口10億に達したときやっと本格的な「自由化」への道をひらきかけた。
アフリカ新興諸国の統合はすすんでいたが、~中略~テロやデモ隊と軍隊の流血はまだ繰り返されている。~中略~まだかたの付かない領土問題があり、宗教上の古い対立があり、貿易赤字、国際的産業競争やある民族、ある国家の無気力化などがあった。
21世紀末になって完成した、グローバルコンピュータネットワークだった。
全世界の主なコンピュータが、メーザー回線で結ばれ(インターネット?)たとき、IIS
(国際情報サービス)社が、全世界に向け情報サービスを始めたとき~引用終わり
この他にも、高度な端末機能の携帯電話=スマートホン(携帯電話というそのままの製品名で登場する)や、国際DNA研究所とか、端末とか共有とかの語句が、当たり前のように出てくる。
今から52年前に、、、。
まあ、確かに未来はこうなる的な、マンガやアニメでは予想されていたけれど、それにしても的確すぎて笑ってしまった。
2020年8月29日に日本でレビュー済み
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最近、劉慈欣の「三体Ⅱ」を読み、その壮大な設定に、やっぱりSFは面白いなとあらためて思い、何か面白いSF小説がないかと思い、そうだ小松左京がいるじゃないかと思い当たり本書にたどり着きました。
小松左京といえば「日本沈没」「復活の日」という二大傑作に悶絶するほど感激したもので、つい最近鑑賞した、丹波哲郎が総理大臣として出演している1970年代の映画版「日本沈没」もなかなかの良作でしたので、ここはやはり小松左京だろう、ということでこれまで未読であった本書にたどり着いた次第です。
果たして本書も、友人が殺人予告の後、謎の殺され方をするというミニマムなスタートながら、壮大な展開を見せてくれます。
様々な目標を達成し、絶頂を迎えているかのような人類。
そんななか「人類は完全ではない」ということをテーマに議論する学生たち。
そんな学生らが巻き込まれる、人類そのものの存在を問う出来事。
「がむしゃらに進み、進んでいる間は自己本位で、周囲を考えない。叡智が現れるのはその進み方が少し鈍ってからだが、それが現れるまでに、いくつもの取り返しのつかない犠牲を生み出してしまう。それどころか、技術の進歩に追いつけず、そのほんの少しの叡智でさえ欠如しているのではないか」
人類はこのまま発展していくことができるのか。
それとも新たな存在に未来を継ぐほうが幸福なのだろうか。
小松左京といえば「日本沈没」「復活の日」という二大傑作に悶絶するほど感激したもので、つい最近鑑賞した、丹波哲郎が総理大臣として出演している1970年代の映画版「日本沈没」もなかなかの良作でしたので、ここはやはり小松左京だろう、ということでこれまで未読であった本書にたどり着いた次第です。
果たして本書も、友人が殺人予告の後、謎の殺され方をするというミニマムなスタートながら、壮大な展開を見せてくれます。
様々な目標を達成し、絶頂を迎えているかのような人類。
そんななか「人類は完全ではない」ということをテーマに議論する学生たち。
そんな学生らが巻き込まれる、人類そのものの存在を問う出来事。
「がむしゃらに進み、進んでいる間は自己本位で、周囲を考えない。叡智が現れるのはその進み方が少し鈍ってからだが、それが現れるまでに、いくつもの取り返しのつかない犠牲を生み出してしまう。それどころか、技術の進歩に追いつけず、そのほんの少しの叡智でさえ欠如しているのではないか」
人類はこのまま発展していくことができるのか。
それとも新たな存在に未来を継ぐほうが幸福なのだろうか。
2016年6月26日に日本でレビュー済み
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携帯電話使っていたり、ペーパーレス化で電子化したデータを印刷し直して読むとか、
情報検索が簡単に出来るとか想像力のすばらしさ。
今で言うクラウドコンピューティングのメリットとデメリットが犯人の能力の決め手になっていたりね。
読後に解説を読んだら同様な事が詳細に書かれていて、今回は解説から読まねくて良かったよ。
小松左京も再読しようかな。
情報検索が簡単に出来るとか想像力のすばらしさ。
今で言うクラウドコンピューティングのメリットとデメリットが犯人の能力の決め手になっていたりね。
読後に解説を読んだら同様な事が詳細に書かれていて、今回は解説から読まねくて良かったよ。
小松左京も再読しようかな。
2021年2月2日に日本でレビュー済み
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ところどころに他人の付けた「ハイライト」があり気になった。 その後設定で非表示にできることがわかったが
デフォルトでそのようにしておいてほしい。
デフォルトでそのようにしておいてほしい。