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国立科学博物館のひみつ 地球館探検編 単行本(ソフトカバー) – 2017/4/3
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『国立科学博物館のひみつ』待望の続刊! 2015年夏にリニューアルした地球館を総勢15名以上の研究者が案内する 夢の科博探検ガイド! ! 展示物の見方から展示のこだわり、裏話、秘密の仕掛けなど、研究者たちが本書だけに教えてくれた “とっておき"のネタを散りばめながら、地球館全フロアを丸ごとご案内します。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社ブックマン社
- 発売日2017/4/3
- ISBN-104893088777
- ISBN-13978-4893088772
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商品の説明
著者について
成毛眞(なるけ・まこと)
1955年北海道生まれ。中央大学卒業後、自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年36歳で同社代表取締役社長に就任。退職後、2000年に投資コンサルティング会社「インスパイア」設立。翌年、書評サイト「HONZ」を開設。近著に『国立科学博物館のひみつ』(共著、ブックマン社)、『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』(PHPビジネス新書)、『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』(SB新書)など。
1955年北海道生まれ。中央大学卒業後、自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年36歳で同社代表取締役社長に就任。退職後、2000年に投資コンサルティング会社「インスパイア」設立。翌年、書評サイト「HONZ」を開設。近著に『国立科学博物館のひみつ』(共著、ブックマン社)、『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』(PHPビジネス新書)、『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』(SB新書)など。
登録情報
- 出版社 : ブックマン社; A5版 (2017/4/3)
- 発売日 : 2017/4/3
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 232ページ
- ISBN-10 : 4893088777
- ISBN-13 : 978-4893088772
- Amazon 売れ筋ランキング: - 177,779位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 314位サブカルチャー一般の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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書評サイト「HONZ」代表。北海道札幌西高等学校を経て、1979年中央大学商学部卒業。アスキーなどを経て1986年にマイクロソフト株式会社入社。1991年よりマイクロソフト代表取締役社長。2000年に退社後、同年5月に投資コンサルティング会社インスパイアを設立。元早稲田大学ビジネススクール客員教授。書評の定期寄稿はHONZ、週刊新潮、日経ビジネス。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月2日に日本でレビュー済み
今年の5月に、大英自然史博物館展を見に生まれて初めて科博を訪れた。
朝九時の開館とともに入場、半日かけて特別展を見た後、音声ガイドをぶら下げて地球館の常設展を見て回ったのだが
展示内容が濃い上にとにかく広い、広すぎる。
しかも地下三階の科学者コーナーに気をとられて、地下2階から上の化石コーナーや日本館をまともに
見る時間が確保できない。結局半泣きになりながら駆け足で踏破したのだが、かなり後悔が残った。
夏休みの深海展にあわせてリベンジしに行く予定だが、5月の反省を生かすべく本書を購入した。
地球館各階の見所を担当者の話を交えながら簡潔に記してあり、とても参考になる。
しかし、芸術や科学の集積地を気軽に楽しむことができる東京周辺住民のなんとうらやましいことか。
私が時間と金をどうにかひねり出して一回国立科学博物館に来館する間に、
現地の科学好きな人々は何度だって行けるのだ。
周りにろくな科学啓蒙施設のない地方の子供と、豊富な科学教育施設に恵まれた都会の子供。
近くにあると逆に行かないものかもしれないが・・・
文化や教育の格差について考えてしまう。
朝九時の開館とともに入場、半日かけて特別展を見た後、音声ガイドをぶら下げて地球館の常設展を見て回ったのだが
展示内容が濃い上にとにかく広い、広すぎる。
しかも地下三階の科学者コーナーに気をとられて、地下2階から上の化石コーナーや日本館をまともに
見る時間が確保できない。結局半泣きになりながら駆け足で踏破したのだが、かなり後悔が残った。
夏休みの深海展にあわせてリベンジしに行く予定だが、5月の反省を生かすべく本書を購入した。
地球館各階の見所を担当者の話を交えながら簡潔に記してあり、とても参考になる。
しかし、芸術や科学の集積地を気軽に楽しむことができる東京周辺住民のなんとうらやましいことか。
私が時間と金をどうにかひねり出して一回国立科学博物館に来館する間に、
現地の科学好きな人々は何度だって行けるのだ。
周りにろくな科学啓蒙施設のない地方の子供と、豊富な科学教育施設に恵まれた都会の子供。
近くにあると逆に行かないものかもしれないが・・・
文化や教育の格差について考えてしまう。
2023年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『国立科学博物館のひみつ』と同時購入しました。館内の鑑賞が充実するアイテムです。地球館探検編は本だけでも充分楽しめ、実際に鑑賞する時にも、あー、これこれ、これね!と本当に古代の地球を探検している気分でした。
2017年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
博物館マニア・成毛眞氏による科博探検本・第2弾。1作目では科博『日本館』を中心に紹介されましたが、半分近くは科博特別展のアーカイブ・チラシで占められ、まあこれはこれで良かったんですが、今回は本全体がぶち抜きで科博施設の紹介に充てられていて、読み応え抜群です。
概要は、リニューアル・オープンされた科博・地球館の紹介を中心に、科博関連施設・筑波実験植物園、港区白金台にある附属自然教育園、さらに科博独自の新たな試み等が取り上げられます。まず、『地球館』ですが、1階にある『地球史ナビゲーター』に圧倒される。
3つの巨大スクリーンによる宇宙・生命・人間史の壮大な映像がダイナミックです。隕石、アロサウルスの骨格標本、気象衛星ひまわり1号の予備機や、多様な海洋生物や陸上生物、植物の展示。科博の特徴である無駄な説明を省き、来館者に考えさせる工夫された展示方法。中でも、ミンククジラの腸の寄生虫は迫力あります。
2階では、暮らしに欠かせない科学技術について紹介。巨大方位磁石や3D方位磁石など、先端の試みも。江戸時代の日本の技術紹介も興味深い。中でも、科学と農業を一体にした農学書は、当時、西洋にもまだない先鋭的な学問だったとか。自動車産業、航空技術や、宇宙開発の発展史等、歴史好きにもたまらない展示の数々。ここでは、パソコンの原型・リレー式計算機などが目を引く。
3階では、世界の数多の動物の剥製を展示。B1階では、新たな学説も生まれている恐竜について、B2階では、鉱物や古代生物の化石の展示が充実している。中でも爬虫類と哺乳類の進化の部分は興味深い。生物が様々な環境に適応する中、人類も進化してきた様子が分かる。
B3階では、日本の科学者について紹介されています。ノーベル賞受賞者始め、余り知られていない科学者の名前も見られる。特にノーベル賞受賞者は、最近日本人の受賞が相次いでいるので展示スペースが足りないという嬉しい悲鳴も。宇宙開発の歴史と物質、実物が埋め込まれた元素周期表のディスプレイ、加速器等も興味深い。
屋上の憩いスペースは、個人的に知らなかったので今度訪れる際には是非行ってみたい。筑波実験植物園は余り知られていないですが、けっこう有意義な研究施設だと思います。江戸時代のサボテンに驚きです。
港区白金台にある附属自然教育園はよく訪れますが、都会の意外な穴場スポットです。元は、豪族の屋敷で、明治には軍の火薬庫となり、現在でも自然豊かな森である。動植物が豊富で、桜もきれいとあって、都会の癒し空間になっています。
最後は、科博の試み、未就学児向けの空間広場や、ボランティアによるモノ語りワゴン、3万年前の航海再現プロジェクトについてや、新しいメディアを使った試み、東京オリンピックを見据えた外国人向けのニーズ、中でも、3万年前の航海再現プロジェクトで活用されたクラウドファンディングによる費用集めなど、外との連携を模索する試みは大変すばらしいと感じました。
概要は、リニューアル・オープンされた科博・地球館の紹介を中心に、科博関連施設・筑波実験植物園、港区白金台にある附属自然教育園、さらに科博独自の新たな試み等が取り上げられます。まず、『地球館』ですが、1階にある『地球史ナビゲーター』に圧倒される。
3つの巨大スクリーンによる宇宙・生命・人間史の壮大な映像がダイナミックです。隕石、アロサウルスの骨格標本、気象衛星ひまわり1号の予備機や、多様な海洋生物や陸上生物、植物の展示。科博の特徴である無駄な説明を省き、来館者に考えさせる工夫された展示方法。中でも、ミンククジラの腸の寄生虫は迫力あります。
2階では、暮らしに欠かせない科学技術について紹介。巨大方位磁石や3D方位磁石など、先端の試みも。江戸時代の日本の技術紹介も興味深い。中でも、科学と農業を一体にした農学書は、当時、西洋にもまだない先鋭的な学問だったとか。自動車産業、航空技術や、宇宙開発の発展史等、歴史好きにもたまらない展示の数々。ここでは、パソコンの原型・リレー式計算機などが目を引く。
3階では、世界の数多の動物の剥製を展示。B1階では、新たな学説も生まれている恐竜について、B2階では、鉱物や古代生物の化石の展示が充実している。中でも爬虫類と哺乳類の進化の部分は興味深い。生物が様々な環境に適応する中、人類も進化してきた様子が分かる。
B3階では、日本の科学者について紹介されています。ノーベル賞受賞者始め、余り知られていない科学者の名前も見られる。特にノーベル賞受賞者は、最近日本人の受賞が相次いでいるので展示スペースが足りないという嬉しい悲鳴も。宇宙開発の歴史と物質、実物が埋め込まれた元素周期表のディスプレイ、加速器等も興味深い。
屋上の憩いスペースは、個人的に知らなかったので今度訪れる際には是非行ってみたい。筑波実験植物園は余り知られていないですが、けっこう有意義な研究施設だと思います。江戸時代のサボテンに驚きです。
港区白金台にある附属自然教育園はよく訪れますが、都会の意外な穴場スポットです。元は、豪族の屋敷で、明治には軍の火薬庫となり、現在でも自然豊かな森である。動植物が豊富で、桜もきれいとあって、都会の癒し空間になっています。
最後は、科博の試み、未就学児向けの空間広場や、ボランティアによるモノ語りワゴン、3万年前の航海再現プロジェクトについてや、新しいメディアを使った試み、東京オリンピックを見据えた外国人向けのニーズ、中でも、3万年前の航海再現プロジェクトで活用されたクラウドファンディングによる費用集めなど、外との連携を模索する試みは大変すばらしいと感じました。
2017年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も イイ大人ですが、科博 大好き❤
同じようなことを感じている人が居るんだなぁ・・・
と、涙が出そう。
博物館好きと、科博オンリーな方と、両方にお勧め。
同じようなことを感じている人が居るんだなぁ・・・
と、涙が出そう。
博物館好きと、科博オンリーな方と、両方にお勧め。
2018年3月10日に日本でレビュー済み
国内の博物館・美術館は、どちらかといえば、(私もその一人だが)特別展目当ての入場者が多い。ところが、国立科学博物館は、常設展の入場者の方が多いらしい。いろいろな工夫がなされた展示だからであろう。本書は、その魅力が伝わる本である。
筆者の対談形式の本なのだが、メインは写真とその説明だ。対談は、それらの展示をどのような意図で作られているかを知るのに役立つ。本書を「見ると」、上野へ行きたくなってきた。
筆者の対談形式の本なのだが、メインは写真とその説明だ。対談は、それらの展示をどのような意図で作られているかを知るのに役立つ。本書を「見ると」、上野へ行きたくなってきた。
2017年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供と一緒に、これを持って実際に科学博物館に行きました。
今まで、ちゃんと見ずに通り過ぎていた解体新書やターヘルアナトミア、クジラの小腸…どうしても恐竜や剥製にばかり目が行く展示の陰に、素晴らしいものがたくさんあります。
著者の科学博物館に対する常軌を逸する愛情が詰まった名著です。
今まで、ちゃんと見ずに通り過ぎていた解体新書やターヘルアナトミア、クジラの小腸…どうしても恐竜や剥製にばかり目が行く展示の陰に、素晴らしいものがたくさんあります。
著者の科学博物館に対する常軌を逸する愛情が詰まった名著です。
2017年8月6日に日本でレビュー済み
東京・上野の国立科学博物館に入ると、いつも、時間の経過を忘れてしまいます。『国立科学博物館のひみつ 地球館探検編』(成毛眞著、国立科学博物館監修、ブックマン社)で当館のさらなる魅力に触れてしまったので、今後は滞在時間が大幅に延びそうです。
1階の系統広場は、このように紹介されています。「生物。その一言で表される範囲は驚くほど広く、多様で、多彩だ。立体図鑑のような空間に身を置くと、それぞれの違いと共通点、そして関わり合いが自ずと浮かび上がってくる」。
「●成毛=地球館1階の一番奥までやってきましたが、広々と明るい空間ですね。そして取り巻くように、多くの動植物の標本がきれいに展示されています。●倉持=今、150万から200万の種が知られていますが、それぞれにスペースを比例配分し、目のレベルまで3000点の標本で網羅しています。●成毛=まさにリアル生物図鑑ですね」。
3階の動物の剥製が集められたフロアでは、「手前にも、奥にも、その間にも、生きていたときそのままの姿で、動物たちがこちらを見ている。ここに佇んでいると、多様性という言葉の意味を強く、深く理解できる気がしてくる」。
「今にも動き出しそうな剥製群。今は絶滅してしまったものの姿も」。
地下1階の恐竜のフロアには、「骨だけしかないが、それがいいのだ。肉づけをして、色をつけて、と。自由に頭の中で、在りし日の姿を妄想できる。どんな表情をし、どんな行動をし、どんな声をしていたのか、考えているとあっという間に時が過ぎる」。
「●真鍋=ティラノサウルスはまだ50体ほどしか見つかっていなくて、そのうち、全身復元骨格が観られるのは、このバッキーを含めて10体くらいです。ポーズが面白いでしょ? ●成毛=しゃがんでいますね。●真鍋=ティラノサウルスは恥骨が発達していて、最新の研究では、後ろ足と恥骨の3点で体を安定させて休んでいたのではないかと考えられています。使いものにならなそうな極端に短い前足も、しゃがんだ姿勢から起き上がるときの支えにしたと考えると、合点がいくのです」。
「●真鍋=現在は、鱗がある変温動物は爬虫類、羽毛が生えていて空を飛ぶ恒温動物は鳥と分類されますが、進化の過程には爬虫類と鳥類の境目があるはずです。でも、その境目は明確にできません。爬虫類のなかにトカゲやワニ、それから恐竜がいて、その恐竜の一部が、始祖鳥を経て鳥になったと考えられているのですが、これはつまり、恐竜は爬虫類の一グループで、その恐竜の一部が鳥という、入れ子構造になっているということです」。
本書のおかげで、屋上に憩いのスペースがあることを知りました。「青い空、白い雲、緑、そして輝く東京の街。晴れたらスカイツリーも。科博地球館の屋上は、知る人ぞ知る、都心の憩いの場所だった」。
1階の系統広場は、このように紹介されています。「生物。その一言で表される範囲は驚くほど広く、多様で、多彩だ。立体図鑑のような空間に身を置くと、それぞれの違いと共通点、そして関わり合いが自ずと浮かび上がってくる」。
「●成毛=地球館1階の一番奥までやってきましたが、広々と明るい空間ですね。そして取り巻くように、多くの動植物の標本がきれいに展示されています。●倉持=今、150万から200万の種が知られていますが、それぞれにスペースを比例配分し、目のレベルまで3000点の標本で網羅しています。●成毛=まさにリアル生物図鑑ですね」。
3階の動物の剥製が集められたフロアでは、「手前にも、奥にも、その間にも、生きていたときそのままの姿で、動物たちがこちらを見ている。ここに佇んでいると、多様性という言葉の意味を強く、深く理解できる気がしてくる」。
「今にも動き出しそうな剥製群。今は絶滅してしまったものの姿も」。
地下1階の恐竜のフロアには、「骨だけしかないが、それがいいのだ。肉づけをして、色をつけて、と。自由に頭の中で、在りし日の姿を妄想できる。どんな表情をし、どんな行動をし、どんな声をしていたのか、考えているとあっという間に時が過ぎる」。
「●真鍋=ティラノサウルスはまだ50体ほどしか見つかっていなくて、そのうち、全身復元骨格が観られるのは、このバッキーを含めて10体くらいです。ポーズが面白いでしょ? ●成毛=しゃがんでいますね。●真鍋=ティラノサウルスは恥骨が発達していて、最新の研究では、後ろ足と恥骨の3点で体を安定させて休んでいたのではないかと考えられています。使いものにならなそうな極端に短い前足も、しゃがんだ姿勢から起き上がるときの支えにしたと考えると、合点がいくのです」。
「●真鍋=現在は、鱗がある変温動物は爬虫類、羽毛が生えていて空を飛ぶ恒温動物は鳥と分類されますが、進化の過程には爬虫類と鳥類の境目があるはずです。でも、その境目は明確にできません。爬虫類のなかにトカゲやワニ、それから恐竜がいて、その恐竜の一部が、始祖鳥を経て鳥になったと考えられているのですが、これはつまり、恐竜は爬虫類の一グループで、その恐竜の一部が鳥という、入れ子構造になっているということです」。
本書のおかげで、屋上に憩いのスペースがあることを知りました。「青い空、白い雲、緑、そして輝く東京の街。晴れたらスカイツリーも。科博地球館の屋上は、知る人ぞ知る、都心の憩いの場所だった」。