◾️渋沢栄一に関してほぼ知識がない状態で読み始めましたが、とても読みやすく理解が進む文体で書かれていてよかった。
◾️尊王攘夷思想があったことや背景に論語があることなど、渋沢栄一の信念や人間味が伝わってくる箇所が多く熱いものを感じた。
◾️拝金主義、個人主義の現代の若年層こそこの人を知るべきと思った。
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渋沢栄一男の器量を磨く生き方 ハードカバー – 2011/9/16
渡部 昇一
(著)
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- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社致知出版社
- 発売日2011/9/16
- ISBN-104884747763
- ISBN-13978-4884747763
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登録情報
- 出版社 : 致知出版社 (2011/9/16)
- 発売日 : 2011/9/16
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 227ページ
- ISBN-10 : 4884747763
- ISBN-13 : 978-4884747763
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、日本実業界の礎を築いた巨人・渋沢栄一の生涯と実業界発展を導いたその精神について分かりやすくまとめてゐます。渋沢は幕末から昭和初期といふ激動期の日本と伴走するやうな形でドラマチックな人生を実直な広やかな精神を刻みながら歩んで来られました。彼は尊皇攘夷に命を賭け、縁あって幕臣となり、欧州にも渡る機会があり、明治新政府においても財政的な実務手腕を発揮します。官を辞してからは、日本資本主義開花のために八面六臂の活躍をされます。これは、彼が武士道精神の核となった「論語」に道徳的人生の基盤を見出だしたからであり、更に、家業の畑作、養蚕、藍玉の製造、販売の現場に携はる中で実務的な応用力に変へて大きな力を発揮できた事もよく分かりました。それまでの商業界には、身分差による卑屈さと道徳観の欠如が瀰慢(びまん)してゐる世界でありました。筆者が指摘するやうにそんな世界を渋沢栄一と福澤諭吉が日本資本主義の屋台骨を支へる奮闘、努力によって変革、発展して来たわけであります。今回、特に私が感じ入ったのは、渋沢が「志の中心に国を置いた」事と先進的欧州を実見して来た事から来る「長い目で見れば絶対必要になる」と確信してそのやうな社会的事物を積極的に導入した、困難と思はれる事も粘り強く心を広く努力を続ける事が出来た事実であります。確信と努力、それを論語の中にある道徳によって磨かれた成果。かういった輝ける成果を私の人生においても応用させていただきたく存じます。
2007年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すべての人が自分はこうゆう風になりたいとか目標や夢を持っている。
それがやってのける人とやれない人がいる
そこの違いは 志の高さでは ないだろうか。
この本に書かれている 渋沢栄一は とにかく本が好きで読みあさっていた。
質より量である。量が質を凌駕する。
その勉強量とガツンとした体験が後の渋沢栄一を創造している。
渋沢の維新の三傑も私と違うが納得させられる。
最終章の 人生訓20 は 今 現時点で うまくいっている経営者には、必読である。
それがやってのける人とやれない人がいる
そこの違いは 志の高さでは ないだろうか。
この本に書かれている 渋沢栄一は とにかく本が好きで読みあさっていた。
質より量である。量が質を凌駕する。
その勉強量とガツンとした体験が後の渋沢栄一を創造している。
渋沢の維新の三傑も私と違うが納得させられる。
最終章の 人生訓20 は 今 現時点で うまくいっている経営者には、必読である。
2007年10月17日に日本でレビュー済み
なぜこのような偉大な人をもっと学校で教えないのか?
「明治時代に銀行などを創った実業家」
くらいしか認識されていない渋沢栄一。
ただこの本を読んで渋沢栄一が
いかに今の日本に影響をもたらしたかがわかる。
さらに、「論語とそろばん」の考えをもとに
商人の心構えを教えていった。
企業の不祥事が多く取り沙汰されている今、
もう一度渋沢栄一の想いを知ることはとても重要だと思った。
ぜひ、高校生、大学生あたりにもっと読ませて欲しい。
「明治時代に銀行などを創った実業家」
くらいしか認識されていない渋沢栄一。
ただこの本を読んで渋沢栄一が
いかに今の日本に影響をもたらしたかがわかる。
さらに、「論語とそろばん」の考えをもとに
商人の心構えを教えていった。
企業の不祥事が多く取り沙汰されている今、
もう一度渋沢栄一の想いを知ることはとても重要だと思った。
ぜひ、高校生、大学生あたりにもっと読ませて欲しい。
2010年2月11日に日本でレビュー済み
あの経営学で有名なドラッカーは渋沢栄一を見直せと何度も渋沢栄一を勉強するように勧めたと言います。
そんな渋沢栄一の人柄、生き方について非常にわかりやすく書かれているのが本書。
まるで渡部氏の講義を聴いているかのような文章で非常にわかりやすくて読みやすいです。
非常におすすめです。
そんな渋沢栄一の人柄、生き方について非常にわかりやすく書かれているのが本書。
まるで渡部氏の講義を聴いているかのような文章で非常にわかりやすくて読みやすいです。
非常におすすめです。
2009年12月21日に日本でレビュー済み
渋沢栄一氏ご本人の本を読んでも、本人の謙遜とか、言うまでもない、と言ったことで、本当の気持ちや真の意味といったものを即座に読み取ることは難しい。
渡部昇一氏のような抜群の見識を持ったかたが、渋沢先生の本を読み込んで、時代背景や、人間関係などを含めて、渋沢先生の考えや、行動を解説してくださるので本当にありがたい。
渡部昇一氏のような抜群の見識を持ったかたが、渋沢先生の本を読み込んで、時代背景や、人間関係などを含めて、渋沢先生の考えや、行動を解説してくださるので本当にありがたい。
2010年5月6日に日本でレビュー済み
渋沢栄一氏の生き様が分かりやすく記されている本であった。
すらすら読める本だった。おすすめです。
すらすら読める本だった。おすすめです。