「少し先の未来を生きる、普通の女の子の『あたし』のお話」
デビュー当時の新井素子氏が、どれほどの話題となり、またどれほどの影響を作家志望の女の子たちに与えたかというのは、今更語るまでもないことだけれども(それこそスレイヤーズ!とかオーフェン、月姫のように)…… しかし、それだけに。
注文したはいいものの、開いてみるまではどうしても不安が付きまとった。
全面的に手はいれられたそうだけど、面白くなかったらどうしよう。「昔」の私がはまりまくった―――友達に文庫本貸しまくっておすすめしまくった、学校の図書室に交渉していれてもらうようにお願いした、プレーヤーないのにイメージアルバムをお年玉で買った――― ものだからこそ、「今」は面白くないかもしれない。文体が合わなくなったとか、稚拙すぎるとか。当時の大人に言われて憤慨していたことを感じてしまったらどうしようかと。
まあ、そんなことは全然なかったわけですが。
森村あゆみという一人の普通の女の子が、星へ行く船に乗って素敵?な同僚に出会い、普通に大人になっていくお話。ただしSF。やっぱり読んで面白かった。今後の刊行にも期待。
(お値段高いよ! という向きもあるかとは思うけれど、表紙の発色も中の紙もとても質がよいので……これなら茶色にならずに保存できるので、そこをなんとか)
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星へ行く船シリーズ1星へ行く船 単行本(ソフトカバー) – 2016/9/16
新井素子
(著)
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新井素子の人気シリーズを新装・完全版として刊行スタート! 森村あゆみ、19歳。〈ちょっとした事情〉で地球を捨て、火星へ家出中。 宇宙船に乗って無事に地球から出航したと思ったら、怪しげな男たちと同室になってしまい、やっかいな事件に巻き込まれて――!? 表題作ほか、きりん草とそれに関わる人たちを描いた「雨降る星 遠い夢」、水沢総合事務所へあゆみが就職する前のエピソードを描いた書き下ろし「水沢良行の決断」、新あとがきを併録。シリーズ初単行本化。 1、2巻同時発売。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社出版芸術社
- 発売日2016/9/16
- 寸法12.9 x 2 x 18.9 cm
- ISBN-104882934914
- ISBN-13978-4882934912
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商品の説明
著者について
新井素子/1960年東京都生まれ。立教大学ドイツ文学科卒業。 77年、高校在学中に「あたしの中の……」が第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選し、デビュー。少女作家として注目を集める。「あたし」という女性一人称を用い、口語体で語る独特の文体で、以後多くのSFの傑作を世に送り出している。 81年「グリーン・レクイエム」で第12回星雲賞、82年「ネプチューン」で第13回星雲賞受賞。99年「チグリスとユーフラテス」で第20回日本SF大賞をそれぞれ受賞。「結婚物語」、「銀婚式物語」、「もいちどあなたにあいたいな」、「未来へ……」など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 出版芸術社 (2016/9/16)
- 発売日 : 2016/9/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 304ページ
- ISBN-10 : 4882934914
- ISBN-13 : 978-4882934912
- 寸法 : 12.9 x 2 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 262,392位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,396位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この一言につきます。
旅行の時も肌身離さず、大事に持ち歩いた本が戻ってきました。
この世界観が大好きで、私が物を書くのが好きになったきっかけの作家さん。
宇宙と科学と心理学と自己啓発と、、、
また読めてなんとも幸せです。
旅行の時も肌身離さず、大事に持ち歩いた本が戻ってきました。
この世界観が大好きで、私が物を書くのが好きになったきっかけの作家さん。
宇宙と科学と心理学と自己啓発と、、、
また読めてなんとも幸せです。
2017年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コバルトシリーズ「今月の最新刊」で星へ行く船見つけてはや、37年も過ぎたんだな、と思うと、懐かしさと年食ったなという感傷とないまぜになった複雑な心境です。番外編や後書き読んでると、滅茶とか個人情報保護法とか何だかなとか、最近の用語や話し言葉が出てきて、ちょっと新鮮な感じです。年甲斐もなく涙流しながら読んでます。
2016年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少しだけ、イラストが買うのが恥ずかしい年齢に。コバルトシリーズで買ったとき、まだ中学生だったな、と。
2019年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読んでo(^o^)o ワクワクしたのを思い出しました。又このシリーズが読めるとは思っていなかったので(*'`*)💞です。
2017年8月15日に日本でレビュー済み
表紙が可愛いくて思わず手にとった。
新井素子はこれが初めてなのだけれど、小中学生の時に読みたかったなあ、というのが正直な感想。今の感性で呼んでもあんまり良さがわからない。
ラノベの走り、なのかな。この新口語文と言われる文体は当時どれくらい目新しかったんだろう。「マンガ『ルパン三世』の活字版を書きたかったんです」というインタビューの方を先に知っていたからかもしれないが、物凄くマンガ的な小説だと感じた。キャラクター造形とか、キャラクターの反応や台詞とか、現実だったら緊迫して冗談一つ言えないような場面でギャグシーンが入るところとか。勝手に情景がアニメで再生される。
確か「ゲーム的リアリズムの誕生」でもこの作品が取り上げられていた。実際に作品を読んで、あそこで論じられていたことがより深く理解できた。なるほど、ゲーム的リアリズムってこういうことか。現実の世界を頭の中に広げて小説にするのではなく、マンガやアニメの世界を思って小説にする。だからマンガやアニメのお約束が登場する。ラノベってそういうものだけれど、「星に行く船」はそれが顕著だった。
こう考えるとラノベって一般小説のエンタメとか純文学の下位におかれるものじゃなくて、立派な文学の一ジャンルだよなあ。一般小説が対象にしていないものを下敷きに独自の文化を発展させているんだから。私はラノベは苦手だけれど、これは好みの問題。
小説の内容の感想を全然書いてなかった。
まず表題作「星に行く船」他短編が二つ収録されいるのだけれど、思ったより「星に行く船」が短くてびっくりした。終わり方も唐突でもっとあの人物掘り下げて! あれはどうなったの? と思う部分がたくさんあった。でも多分これ、復刊後の単行本は全5巻になるみたいだし、続きありきで書かれた小説なんだろう。アニメの一話目っていう感じがする。
それから主人公のあゆみちゃんの推理……ほとんど直感のみに頼ってて「いや待ってその証拠だけじゃ他の可能性だって出てくるでしょ」と突っ込みたくなる。ジャンルミステリーじゃないから別にいいけど。
あとこれも一巻目だからかもしれないけれど、あゆみちゃんの人物像がいまいちよくわからないままだった。貧乏暮らしにもすぐ適応できて財閥のお嬢様っぽくないのが不思議。それと家出しちゃうくらいまでの強い気持ちを持つ過程を掘り下げてほしかったな。幼い頃から自立心溢れる子だったエピソードとか。星に行く、だけじゃなくてもっと具体的な夢をもっていてそれを実現させられないのは耐えられなかった、とか。次巻以降語られるのだろうか?
それにしても読むのが遅すぎた……有名作品なのに、残念。本にも適齢期ってあるんだな。
新井素子はこれが初めてなのだけれど、小中学生の時に読みたかったなあ、というのが正直な感想。今の感性で呼んでもあんまり良さがわからない。
ラノベの走り、なのかな。この新口語文と言われる文体は当時どれくらい目新しかったんだろう。「マンガ『ルパン三世』の活字版を書きたかったんです」というインタビューの方を先に知っていたからかもしれないが、物凄くマンガ的な小説だと感じた。キャラクター造形とか、キャラクターの反応や台詞とか、現実だったら緊迫して冗談一つ言えないような場面でギャグシーンが入るところとか。勝手に情景がアニメで再生される。
確か「ゲーム的リアリズムの誕生」でもこの作品が取り上げられていた。実際に作品を読んで、あそこで論じられていたことがより深く理解できた。なるほど、ゲーム的リアリズムってこういうことか。現実の世界を頭の中に広げて小説にするのではなく、マンガやアニメの世界を思って小説にする。だからマンガやアニメのお約束が登場する。ラノベってそういうものだけれど、「星に行く船」はそれが顕著だった。
こう考えるとラノベって一般小説のエンタメとか純文学の下位におかれるものじゃなくて、立派な文学の一ジャンルだよなあ。一般小説が対象にしていないものを下敷きに独自の文化を発展させているんだから。私はラノベは苦手だけれど、これは好みの問題。
小説の内容の感想を全然書いてなかった。
まず表題作「星に行く船」他短編が二つ収録されいるのだけれど、思ったより「星に行く船」が短くてびっくりした。終わり方も唐突でもっとあの人物掘り下げて! あれはどうなったの? と思う部分がたくさんあった。でも多分これ、復刊後の単行本は全5巻になるみたいだし、続きありきで書かれた小説なんだろう。アニメの一話目っていう感じがする。
それから主人公のあゆみちゃんの推理……ほとんど直感のみに頼ってて「いや待ってその証拠だけじゃ他の可能性だって出てくるでしょ」と突っ込みたくなる。ジャンルミステリーじゃないから別にいいけど。
あとこれも一巻目だからかもしれないけれど、あゆみちゃんの人物像がいまいちよくわからないままだった。貧乏暮らしにもすぐ適応できて財閥のお嬢様っぽくないのが不思議。それと家出しちゃうくらいまでの強い気持ちを持つ過程を掘り下げてほしかったな。幼い頃から自立心溢れる子だったエピソードとか。星に行く、だけじゃなくてもっと具体的な夢をもっていてそれを実現させられないのは耐えられなかった、とか。次巻以降語られるのだろうか?
それにしても読むのが遅すぎた……有名作品なのに、残念。本にも適齢期ってあるんだな。
2018年1月15日に日本でレビュー済み
本作を最初に読んだのは約30年前のこと。それ以来、ストーリーは忘れていたけれど、作品の存在は覚えていた。印象に残っているのは、主人公の森村あゆみのキャラクタだ。快活で女の子らしくて、もしかすると当時の私の理想の女性だったのかもしれない。当時の私にとっても、森村あゆみは歳上のお姉さん。今となっては娘に近い年頃である。森村あゆみの印象は変わらないが、自分の視点が変わったことで、より深く作品を味わえた。思い出話になってしまった。ついでに話してしまうと、30年分前の本作はコバルト文庫から出ていた。今でいうところのライトノベルのレーベルだ。当時はコバルト文庫を読み漁っていたなあ。その中でもこのシリーズは印象に残っている。なお、本書には書き下ろしの短編とあと書きが追加されている。