気が付いたら何度も何度もこの本を読み返している自分がいる。
久々に本を読んで感動している自分の感性を思い出すことができた
こういう本と出会うために自分は本を読み続けてきたんだ
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イエスという男 第二版 増補改訂 ペーパーバック – 2004/6/10
田川 建三
(著)
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- 本の長さ430ページ
- 言語日本語
- 出版社作品社
- 発売日2004/6/10
- ISBN-104878936819
- ISBN-13978-4878936814
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
彼がどこから来たのかは知らない。気がついたら活動していたのだ…。「イエスはキリスト教のではなく、歴史の先駆者である」という視点から、歴史の本質を担った逆説的反逆者の生と死を綴る。80年三一書房刊の増補改訂版。
登録情報
- 出版社 : 作品社; 第2版・増補改訂 (2004/6/10)
- 発売日 : 2004/6/10
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 430ページ
- ISBN-10 : 4878936819
- ISBN-13 : 978-4878936814
- Amazon 売れ筋ランキング: - 178,216位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 100位宗教史 (本)
- - 107位キリスト教史 (本)
- - 359位キリスト教一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キリスト教会、神学者等の従来の福音書解釈を徹底的に批判する大労作だと思う。
イエスが生きた時代背景を深く深く掘り下げ、イエスという男を歴史の先駆者としての壮絶な生を生きた一人間として描き切った衝撃の書である、個人的には。
信者ではない一日本人である私には、どうしても理解できない宗教的熱狂の根源を知りたくて購入した。
装飾虚飾歪曲演出創作された教会のイエスを、もう一度私たちのイエスに取り戻そうとする著者の批判的姿勢は実に痛快で刺激的。
是非、一読をおすすめするし、時には批判的視点で本書を読むのも自由だろう。
田川健三は、おっかない先生だけど、ぼくの好きな先生♪なんだ・・・。
以下、目次。
第一章 逆説的反抗者の生と死
一 歴史の先駆者
二 イエスの出生
三 それならお前はどう祈る?
四 イエス叙述の方法
五 イエスは愛の説教者ではない
六 「十戒」批判
七 逆説的反抗
八 貧しい者は本当に辛いか?
第ニ章 イエスの歴史的場
一 ヘロデ家とローマ風
二 ソロモンの栄華
三 宗教史的背景?
四 イエスと熱心党
五 帝国の税金と神殿税(カイサルのものと神のもの)
第三章 イエスの批判 − ローマ帝国と政治支配者
一 イエスの相手
二 災害としてのローマ支配
三 右の頬をなぐられたら
四 諸国民の支配者
五 奴隷について
六 社会関係と神観念
第四章 イエスの批判 − ユダヤ教支配体制にむけて
一 預言者の墓を建てる者
二 イエスと旧約律法
三 律法学者批判
四 「汚れ」と「清め」− パリサイ派の生活支配
五 「安息日」批判
六 神殿貴族の権力
第五章 イエスの批判 − ユダヤ教支配体制にむけて
一 日雇労働者の賃金もしくは社会的平等
二 大土地所有者、農業労働者、「失業」
三 分水嶺の両側 − 地主の慈善、神の前の平等
四 農民一揆 − 隠喩的語り口の限界
五 資本の増殖と能力崇拝
六 小作人の借金を棒引きにせよ
七 富に対する直感的な反発
第六章 宗教的熱狂と宗教批判の相克
一 イエスにおける宗教的熱狂の自己相克
二 神の国 − ユダヤ教の発想
三 神の国 − 洗礼者ヨハネの極限
四 「罪の赦し」を祈りたければ・・・
五 イエスと洗礼者ヨハネ
六 ヨハネの死
七 倫理観念の異様な拡大? − 「姦淫」の女
八 イエスのまわりの女たち
九 「神の国」の逆説的批判
十 宗教的熱狂 − 病気治療へののめりこみ
十一 植民地支配下の奇跡信仰
十ニ イエスの熱狂 − 異常が日常に浸透しはじめる
十三 「人の子」 − 終末論的確信
十四 「人の子」 − 一人の人間の確信と絶望
十五 イエス受難物語
十六 十字架の死の苦痛
あとがき
※ヘロデ家の家系(表)
※イエス時代のパレスチナ(地図)
イエスが生きた時代背景を深く深く掘り下げ、イエスという男を歴史の先駆者としての壮絶な生を生きた一人間として描き切った衝撃の書である、個人的には。
信者ではない一日本人である私には、どうしても理解できない宗教的熱狂の根源を知りたくて購入した。
装飾虚飾歪曲演出創作された教会のイエスを、もう一度私たちのイエスに取り戻そうとする著者の批判的姿勢は実に痛快で刺激的。
是非、一読をおすすめするし、時には批判的視点で本書を読むのも自由だろう。
田川健三は、おっかない先生だけど、ぼくの好きな先生♪なんだ・・・。
以下、目次。
第一章 逆説的反抗者の生と死
一 歴史の先駆者
二 イエスの出生
三 それならお前はどう祈る?
四 イエス叙述の方法
五 イエスは愛の説教者ではない
六 「十戒」批判
七 逆説的反抗
八 貧しい者は本当に辛いか?
第ニ章 イエスの歴史的場
一 ヘロデ家とローマ風
二 ソロモンの栄華
三 宗教史的背景?
四 イエスと熱心党
五 帝国の税金と神殿税(カイサルのものと神のもの)
第三章 イエスの批判 − ローマ帝国と政治支配者
一 イエスの相手
二 災害としてのローマ支配
三 右の頬をなぐられたら
四 諸国民の支配者
五 奴隷について
六 社会関係と神観念
第四章 イエスの批判 − ユダヤ教支配体制にむけて
一 預言者の墓を建てる者
二 イエスと旧約律法
三 律法学者批判
四 「汚れ」と「清め」− パリサイ派の生活支配
五 「安息日」批判
六 神殿貴族の権力
第五章 イエスの批判 − ユダヤ教支配体制にむけて
一 日雇労働者の賃金もしくは社会的平等
二 大土地所有者、農業労働者、「失業」
三 分水嶺の両側 − 地主の慈善、神の前の平等
四 農民一揆 − 隠喩的語り口の限界
五 資本の増殖と能力崇拝
六 小作人の借金を棒引きにせよ
七 富に対する直感的な反発
第六章 宗教的熱狂と宗教批判の相克
一 イエスにおける宗教的熱狂の自己相克
二 神の国 − ユダヤ教の発想
三 神の国 − 洗礼者ヨハネの極限
四 「罪の赦し」を祈りたければ・・・
五 イエスと洗礼者ヨハネ
六 ヨハネの死
七 倫理観念の異様な拡大? − 「姦淫」の女
八 イエスのまわりの女たち
九 「神の国」の逆説的批判
十 宗教的熱狂 − 病気治療へののめりこみ
十一 植民地支配下の奇跡信仰
十ニ イエスの熱狂 − 異常が日常に浸透しはじめる
十三 「人の子」 − 終末論的確信
十四 「人の子」 − 一人の人間の確信と絶望
十五 イエス受難物語
十六 十字架の死の苦痛
あとがき
※ヘロデ家の家系(表)
※イエス時代のパレスチナ(地図)
2024年1月28日に日本でレビュー済み
カトリックの神父にありがちな、護教的な文脈とは対象となる論の展開は、痛快なほどです。読みやすい、なにか日本の講談を思わせる印象です。
イエスに対する田川説、神秘的なあいまいなありがたいお話しに真っ向から対峙していてもイエスが大好きな感じ?は伝わってきます。
イエスの心のうちは、どうなのかは分かりませんが、世界の歴史に影響を与えてきたこの人物に深く興味を惹かれてしまいます。
イエスに対する田川説、神秘的なあいまいなありがたいお話しに真っ向から対峙していてもイエスが大好きな感じ?は伝わってきます。
イエスの心のうちは、どうなのかは分かりませんが、世界の歴史に影響を与えてきたこの人物に深く興味を惹かれてしまいます。
2020年8月10日に日本でレビュー済み
イエスはダビデ王の血統をひく、ユダヤ教エッセネ派に属する
ヨセフの長男であり、世が世であれば「ユダヤの王」です。
それが遠因となって、いろいろ問題を起したと考えられます。
しかし、著者は「イエスという男がどこから来たのか、我々は
知らない」と、完全に出発点を誤っています。
本書のイエス論は、著者の反社会的性格を反映し、思い込みが
激しく、独りよがりな路線を突っ走っている印象です。
それだけなら、問題はありませんが、書中で実名を挙げて
他者をひどくけなし、本の品格を下げていることは残念です。
ヨセフの長男であり、世が世であれば「ユダヤの王」です。
それが遠因となって、いろいろ問題を起したと考えられます。
しかし、著者は「イエスという男がどこから来たのか、我々は
知らない」と、完全に出発点を誤っています。
本書のイエス論は、著者の反社会的性格を反映し、思い込みが
激しく、独りよがりな路線を突っ走っている印象です。
それだけなら、問題はありませんが、書中で実名を挙げて
他者をひどくけなし、本の品格を下げていることは残念です。
2018年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私のキリスト教にまつわる思い出:
幼い頃に、大人に日曜学校に連れて行かれたが、讃美歌の歌詞がまだ読めない。
もう少し大きくなると、クリスマスには父親が大きなケーキをかならず買ってきてくれるし、
家にはクリスマスツリーのお飾りセットがあった。
クロスビーのホワイト・クリスマスなどの入ったレコードをきくと、メルヘンチックな気持ちがあふれた。
中学生になると、我が家を訪ねてきた人からハードカバーの「聖書」をただでもらった。
インクの匂いのする薄い紙に小さな文字で、昔の人々や神のことが書かれていたが、日本人の少年には
フーンという程度。
大学はミッション系で、キリスト教関連の授業もいくつか受けたし、卒業してからの結婚式は母校の教会であげた。
歳末になると、夜の盛り場では「悔い改めなさい、神の国は近づいています!」などといわれても、ピンとこない。
そして、70歳近くなって、ふとしたきっかけで本書を読むことになった。
著者の田川健三さんは、もちろん全く知らない方でした。
しかし、まえがきからいきなり、私の心は鷲づかみにされた。
そこには、大上段にかまえたキリスト教の教義ではなく、イエスが生きた土地と時代の中で、人間イエスを
、さまざまの文献や諸資料をベースに一からあぶりだす、という気の遠くなるようなことが行われていたのである。
イエスがなくなってから二千年の間に、諸人が積み重ねてきたさまざまの言説や教えを一枚づつはがしてゆく
なんてことは並大抵のことではない。
本書を書き上げるのに8年かかったとあるが、ところどころに、今を生きる著者の独自の見解、たとえば
田中角栄や現代日本の政治社会状況なども出てきて、読むものをあきさせない。
既存の権威や虚飾とは一切妥協しないという姿勢が、潔く貫かれていて、読んでいて誠に気持ちがよい。
本書で、イエスというひとりの稀有な人間の存在が、日本人でおまけにクリスチャンではない自分にとって
はじめて身近に感じることが出来た。
まことに痛快な書である。
幼い頃に、大人に日曜学校に連れて行かれたが、讃美歌の歌詞がまだ読めない。
もう少し大きくなると、クリスマスには父親が大きなケーキをかならず買ってきてくれるし、
家にはクリスマスツリーのお飾りセットがあった。
クロスビーのホワイト・クリスマスなどの入ったレコードをきくと、メルヘンチックな気持ちがあふれた。
中学生になると、我が家を訪ねてきた人からハードカバーの「聖書」をただでもらった。
インクの匂いのする薄い紙に小さな文字で、昔の人々や神のことが書かれていたが、日本人の少年には
フーンという程度。
大学はミッション系で、キリスト教関連の授業もいくつか受けたし、卒業してからの結婚式は母校の教会であげた。
歳末になると、夜の盛り場では「悔い改めなさい、神の国は近づいています!」などといわれても、ピンとこない。
そして、70歳近くなって、ふとしたきっかけで本書を読むことになった。
著者の田川健三さんは、もちろん全く知らない方でした。
しかし、まえがきからいきなり、私の心は鷲づかみにされた。
そこには、大上段にかまえたキリスト教の教義ではなく、イエスが生きた土地と時代の中で、人間イエスを
、さまざまの文献や諸資料をベースに一からあぶりだす、という気の遠くなるようなことが行われていたのである。
イエスがなくなってから二千年の間に、諸人が積み重ねてきたさまざまの言説や教えを一枚づつはがしてゆく
なんてことは並大抵のことではない。
本書を書き上げるのに8年かかったとあるが、ところどころに、今を生きる著者の独自の見解、たとえば
田中角栄や現代日本の政治社会状況なども出てきて、読むものをあきさせない。
既存の権威や虚飾とは一切妥協しないという姿勢が、潔く貫かれていて、読んでいて誠に気持ちがよい。
本書で、イエスというひとりの稀有な人間の存在が、日本人でおまけにクリスチャンではない自分にとって
はじめて身近に感じることが出来た。
まことに痛快な書である。
2019年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
革命者としての人間イエス。
歴史には作為が入る。
事実か、それとも創作か、時が過ぎれば何も分からない。
色々考えさせられました。
歴史は過ぎ去った事実ではなく、創られるものなのでしょうね。
そして、今この瞬間も同様なのだと思います。
歴史には作為が入る。
事実か、それとも創作か、時が過ぎれば何も分からない。
色々考えさせられました。
歴史は過ぎ去った事実ではなく、創られるものなのでしょうね。
そして、今この瞬間も同様なのだと思います。
2011年11月16日に日本でレビュー済み
田川さんを評価する人は一体どういう人なのでしょう。
彼はこの書の中で沢山の聖書学者たちや歴史神学者たちを断罪しますが、田川さん自身、はっきり言って勉強不足。
イエスの時代の歴史を非常に簡素に捉えているので内容がほとんど彼の空想によるものにしか見えません。おそらく田川さんに反する全うな神学者たちはいちいち反論するのが馬鹿らしいからしないのだと思います。言葉遣いが田川ぶししられるように、べらんべえ調ですから一見読みやすく支持者もいるのかもしれません。しかしちゃんと釈義もでき、近年の著しい聖書学の発展の成果を知っている人たちなら、この書に書かれていることがいかなるものかは理解されましょう。
もっともこれを書かれた田川さんは当時40歳前くらいでしょうから、こういうものの言い方をして世間に名前を売りたかった野心は分からないでもないですが。
彼はこの書の中で沢山の聖書学者たちや歴史神学者たちを断罪しますが、田川さん自身、はっきり言って勉強不足。
イエスの時代の歴史を非常に簡素に捉えているので内容がほとんど彼の空想によるものにしか見えません。おそらく田川さんに反する全うな神学者たちはいちいち反論するのが馬鹿らしいからしないのだと思います。言葉遣いが田川ぶししられるように、べらんべえ調ですから一見読みやすく支持者もいるのかもしれません。しかしちゃんと釈義もでき、近年の著しい聖書学の発展の成果を知っている人たちなら、この書に書かれていることがいかなるものかは理解されましょう。
もっともこれを書かれた田川さんは当時40歳前くらいでしょうから、こういうものの言い方をして世間に名前を売りたかった野心は分からないでもないですが。
2020年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最上品