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田中角栄の遺言―官僚栄えて国滅ぶ 単行本 – 1994/6/1
小室 直樹
(著)
- 本の長さ297ページ
- 言語日本語
- 出版社クレスト新社
- 発売日1994/6/1
- ISBN-104877120157
- ISBN-13978-4877120153
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「最良の官僚は最悪の政治家である」日本人はデモクラシーの本質に無知で角栄を葬り去ったがために、今、日本の三権は全て役人が独占するところとなった。今こそ角栄が鑽仰される。政治家角栄の真面目ここにあり。
登録情報
- 出版社 : クレスト新社 (1994/6/1)
- 発売日 : 1994/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 297ページ
- ISBN-10 : 4877120157
- ISBN-13 : 978-4877120153
- Amazon 売れ筋ランキング: - 440,588位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 297位政治史・比較政治
- - 2,468位政治入門
- - 41,195位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが小室直樹先生という視点で書かれており、すごく楽しく読めた。
2010年9月21日に日本でレビュー済み
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小室氏が本書でいいたいことは明快だ。「日本の三権分立はすでに死んだ。役人が立法権、司法権、行政権の三権を簒奪(さんだつ)した。田中角栄のように国会議員が自分の独立した意志で自由に発言して国策を決める。これが議会政治の要諦である」。
田中角栄はこれを実行した。まいにち猛勉強し、議員立法をいくつも手がけて国会でも堂々と議論した。役人も心服させて使いこなした。それがいまではどうだ。役人が法律をつくり、国会議員に根回しして成立させる。法務官僚や本当に独立しているとは思えない裁判官、検察が司法の現場でのさばり、国会は死んでしまった。
はなしは田中角栄ではおわらない。さいきんの例でいえば村木厚子氏や鈴木宗男氏、小沢一郎氏の話題に関心のあるひとは必読だと思う。1994年出版なのに内容がまったく古びていないのがわかる。強引な検察の取り調べで自白を強要された例はおおい。「司法は本来、行政権力から国民を守るためにあるべきなのに、行政権と司法権が野合してデモクラシーを死の淵においやっている」。目からうろこである。
田中角栄はこれを実行した。まいにち猛勉強し、議員立法をいくつも手がけて国会でも堂々と議論した。役人も心服させて使いこなした。それがいまではどうだ。役人が法律をつくり、国会議員に根回しして成立させる。法務官僚や本当に独立しているとは思えない裁判官、検察が司法の現場でのさばり、国会は死んでしまった。
はなしは田中角栄ではおわらない。さいきんの例でいえば村木厚子氏や鈴木宗男氏、小沢一郎氏の話題に関心のあるひとは必読だと思う。1994年出版なのに内容がまったく古びていないのがわかる。強引な検察の取り調べで自白を強要された例はおおい。「司法は本来、行政権力から国民を守るためにあるべきなのに、行政権と司法権が野合してデモクラシーを死の淵においやっている」。目からうろこである。
2013年9月12日に日本でレビュー済み
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民主主義と自由主義などの解説もわかりやすくためになった。
田中角栄が100年に一度の大政治家であったこと、その彼が無実であったことがよくわかった。
田中角栄が100年に一度の大政治家であったこと、その彼が無実であったことがよくわかった。
2013年12月9日に日本でレビュー済み
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田中角栄は大嫌いでしたが、見直しました。もしかしたら、まともな政治家は田中角栄のみで、アメリカによって、失脚させられた?
2003年3月18日に日本でレビュー済み
小室節健在也!というところでしょうか。
なんか安心して読める、といっては失礼でしょうが、なんだか、必要以上に引き込まれて読んでいる自分に気づく感じがします。
テーマは巨悪の象徴官僚制、小室節でこのテーマを読みたい方にはお勧めです。
なんか安心して読める、といっては失礼でしょうが、なんだか、必要以上に引き込まれて読んでいる自分に気づく感じがします。
テーマは巨悪の象徴官僚制、小室節でこのテーマを読みたい方にはお勧めです。
2006年10月11日に日本でレビュー済み
日中共同声明の時の、田中角栄―周恩来会談がいかに難しかったか、そしてそれを命をかけてまでとり行った田中角栄と言う人の何とすごかったことか・・・・著者小室氏は彼が太平洋戦争時に外交官をやっていたら、日米戦もなく、日中講和もずっとうまくいっていただろうと言い切っている。
官僚をうまく動かしたこの角栄という人は、数ある高学歴首相の中で唯一小学校出の彼のすごさとは、一体何だったのだろうか? 必見の書である。
官僚をうまく動かしたこの角栄という人は、数ある高学歴首相の中で唯一小学校出の彼のすごさとは、一体何だったのだろうか? 必見の書である。
2012年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に面白い本でした。田中角栄さんが贈収賄で騒がれていた時、私はまだ子供だったので何となく「有能な政治家だけど、ダーティーな政治家」というイメージを持っていました。持っていたというより、扇情的な報道でそういうイメージを持たされたというのが正しいのかもしれません。よく目白の豪邸の池で鯉にエサをあげてるVTRを見たなぁ。
私が本書を「今こそ読むべき本」だとしたのは、この田中角栄さんの追放劇と同じような構図で小沢一郎さんの追い落としが今現在行われていると思ったからです。こっちの話も本当にひどいですね。検察はあそこまでデタラメな捜査をしておいて、無傷で済ませて良いのか??
本書を読んで、つくづくくだらない世論操作で惜しい政治家を失くしたなぁと思いました。我々日本人は、他国に比べ天然の要塞たる海に囲まれた島国で暮らしてきたため、異民族に征服され国を滅ぼされた経験がありません。それだけに、政治というものにあまり多くを期待しなくても暮らしていけたのでしょうが、これから先もそれで良いとは思えませんね。
私が本書を「今こそ読むべき本」だとしたのは、この田中角栄さんの追放劇と同じような構図で小沢一郎さんの追い落としが今現在行われていると思ったからです。こっちの話も本当にひどいですね。検察はあそこまでデタラメな捜査をしておいて、無傷で済ませて良いのか??
本書を読んで、つくづくくだらない世論操作で惜しい政治家を失くしたなぁと思いました。我々日本人は、他国に比べ天然の要塞たる海に囲まれた島国で暮らしてきたため、異民族に征服され国を滅ぼされた経験がありません。それだけに、政治というものにあまり多くを期待しなくても暮らしていけたのでしょうが、これから先もそれで良いとは思えませんね。
2012年5月5日に日本でレビュー済み