日常生活の軸・考え方をどこに置くか..それを考えさせてくれる。それでいて決して押しつける訳ではない。
自分の生活を自身で考え、何を大切にしたいのか?..をこの本をかたわらに置いて、時々立ち返り・自分自身に問いかけながら、生活してゆきたい..そう思わせてくれる。
著者は長年大手企業の第一線で活躍してこられたかた。そのままその生活を続けることも可能だったが、地球規模で考える視点に変わり、それに基づいて御自分の能力を使う様に路線を変え、こつこつと実践し続けていらっしゃる。

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非電化思考のすすめ~マインドセットを打ち破る幸福な生き方 単行本(ソフトカバー) – 2012/8/27
藤村 靖之
(著)
こうでなくてはいけないというマインドセットでがんじがらめになっている生活を見直すには一見関係ないように思える電気がない暮らしを実践してみるといい。いろいろなしばりに気づき、愉しいことで仕事をつなげたい気持ちがわき上がってくるはず。みんなで愉しく生きていくことの大切さが見つかる生き方大ヒント本。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社WAVE出版
- 発売日2012/8/27
- 寸法18.8 x 2 x 12.8 cm
- ISBN-104872905636
- ISBN-13978-4872905632
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商品の説明
出版社からのコメント
すり切れない生き方がしたい。
消費にまみれた暮らしをしたくない。
電気をこうこうとつけていても幸せに感じない。
一度地球のことや未来のことを考えたらどうなるのだろうかと暗い気持ちになる人にぜひ知ってもらいたい方が著者の藤村靖之さんです。
愉しく賢く生きることを模索している人に自信を持っておすすめできる一冊です! d
消費にまみれた暮らしをしたくない。
電気をこうこうとつけていても幸せに感じない。
一度地球のことや未来のことを考えたらどうなるのだろうかと暗い気持ちになる人にぜひ知ってもらいたい方が著者の藤村靖之さんです。
愉しく賢く生きることを模索している人に自信を持っておすすめできる一冊です! d
著者について
1944年生まれ。大阪大学大学院基礎工学科卒。工学博士、発明家。(株)カンキョー元社長。
現在は、栃木県の那須町で非電化工房、発明工房、発明起業塾などを主宰。科学技術庁長官賞、発明功労賞を受賞。
著書に、『さぁ、発明家の出番です』(風媒社刊)、『愉しい非電化』(洋泉社刊)、『テクテクノロジー革命~非電化とスロービジネスが社会を変える』(大月書店刊)、『月3万円ビジネス~非電化・ローカル化・分かち合いで愉しく稼ぐ方法』(晶文社刊)などがある。
現在は、栃木県の那須町で非電化工房、発明工房、発明起業塾などを主宰。科学技術庁長官賞、発明功労賞を受賞。
著書に、『さぁ、発明家の出番です』(風媒社刊)、『愉しい非電化』(洋泉社刊)、『テクテクノロジー革命~非電化とスロービジネスが社会を変える』(大月書店刊)、『月3万円ビジネス~非電化・ローカル化・分かち合いで愉しく稼ぐ方法』(晶文社刊)などがある。
登録情報
- 出版社 : WAVE出版; 第1版 (2012/8/27)
- 発売日 : 2012/8/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 184ページ
- ISBN-10 : 4872905636
- ISBN-13 : 978-4872905632
- 寸法 : 18.8 x 2 x 12.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 594,084位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,797位人生論
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の過去作品『月3万円ビジネス』『愉しい非電化』などでは、それぞれ具体的なテーマの"表れ方"として実例が多く紹介されていましたが、本作ではそれらのバックボーンである"考え方そのもの”をまとめて伝えることに主眼がおかれています。著者の作品は本書が初めてという方にはこの一冊でまず文字通り“非電化思考”のベースが把握でき、私のように過去作品を知る読者にも改めて全体像の理解を深める助けになるでしょう。
文中の至る所で「問題が起こるマインドセット自体を変えなければ、何も解決できない」というメッセージが繰り返し発せられています。その背景には3.11があり、社会全体の価値観の崩壊とともに、著者が専門家として地元那須町で取り組んでいる放射能汚染対策という重い経験があると考えると、この時期に思想的なまとめともいえるこの本を識した著者の危機感と使命感が感じられます。(文体はあいかわらず平易でソフトですが)
特に強調されているのは、自由な選択を奪われていることへの警鐘です。
「選択肢が一つしかない場合は、だれかの罠にはまっている」(P23)
太陽光発電が是か非か、化石燃料か電気か。こんな二択も、自分の意見を闘わせ熱く議論しているようで実はその裏に「どちらかしかないのだ」というマインドセットの罠が仕掛けられている。
普通の人が「仕方ない」のひとことで諦めている、日常の一つ一つに実は、自由な発想や選択を奪うマインドセットの巧妙なワナが張り巡らされている。気がつけば“自分の幸福”すら、勝手に押しつけられた基準やかたちにすり替えられ、その線からそれることは絶望でしかない…
そこにいぶかしさを感じ始めた人は、そのカラクリの正体を「便利を捨てると何かが得られる」(P64)「経済成長という名の脅迫」(P121) などの明快な言葉で示されて、思わず膝を打つでしょう。
この本の定義は「いままでのやり方ではもうダメなのはわかってる。でもどのようにマインドセットを変えたらいいのかわからない」という人に、副題の『マインドセットを打ち破る幸福な生き方』が示すとおり、著者の実践に基づく具体例となぜそう考えるかを投げることで読者の硬直したマインドセットを壊し、その人なりの幸福の定義、選択の自由へと目を開くためのアクションだと思います。とすれば、文中に登場する事例、ビジネスモデルや発明品個々に対してのツッコミ云々に時間を取ってもあまり意味がなく、読んだ人が“自分にとっての幸福”とは何か?を真剣に考え始め、自分の選択で小さい一歩を踏み出すときに初めて価値が生まれるもの。読んだだけでは、本書は宝の持ちぐされになってしまうでしょう。
本の最終章には『一人ひとりに求められること』『勝算がなくても、とにかくやってみる』『「正しいこと」より「愉しいこと」を』などの小タイトルがずらりと連なって、それを後押ししています。
文中の至る所で「問題が起こるマインドセット自体を変えなければ、何も解決できない」というメッセージが繰り返し発せられています。その背景には3.11があり、社会全体の価値観の崩壊とともに、著者が専門家として地元那須町で取り組んでいる放射能汚染対策という重い経験があると考えると、この時期に思想的なまとめともいえるこの本を識した著者の危機感と使命感が感じられます。(文体はあいかわらず平易でソフトですが)
特に強調されているのは、自由な選択を奪われていることへの警鐘です。
「選択肢が一つしかない場合は、だれかの罠にはまっている」(P23)
太陽光発電が是か非か、化石燃料か電気か。こんな二択も、自分の意見を闘わせ熱く議論しているようで実はその裏に「どちらかしかないのだ」というマインドセットの罠が仕掛けられている。
普通の人が「仕方ない」のひとことで諦めている、日常の一つ一つに実は、自由な発想や選択を奪うマインドセットの巧妙なワナが張り巡らされている。気がつけば“自分の幸福”すら、勝手に押しつけられた基準やかたちにすり替えられ、その線からそれることは絶望でしかない…
そこにいぶかしさを感じ始めた人は、そのカラクリの正体を「便利を捨てると何かが得られる」(P64)「経済成長という名の脅迫」(P121) などの明快な言葉で示されて、思わず膝を打つでしょう。
この本の定義は「いままでのやり方ではもうダメなのはわかってる。でもどのようにマインドセットを変えたらいいのかわからない」という人に、副題の『マインドセットを打ち破る幸福な生き方』が示すとおり、著者の実践に基づく具体例となぜそう考えるかを投げることで読者の硬直したマインドセットを壊し、その人なりの幸福の定義、選択の自由へと目を開くためのアクションだと思います。とすれば、文中に登場する事例、ビジネスモデルや発明品個々に対してのツッコミ云々に時間を取ってもあまり意味がなく、読んだ人が“自分にとっての幸福”とは何か?を真剣に考え始め、自分の選択で小さい一歩を踏み出すときに初めて価値が生まれるもの。読んだだけでは、本書は宝の持ちぐされになってしまうでしょう。
本の最終章には『一人ひとりに求められること』『勝算がなくても、とにかくやってみる』『「正しいこと」より「愉しいこと」を』などの小タイトルがずらりと連なって、それを後押ししています。
2012年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「いいことを、みんなで、愉しく」したくなる本です。
藤村先生の考えている、「豊かさ」「愉しさ」「幸福」などについて、整理して書かれています。
これらを得るためには、マインドセット(思考の枠組み)を変えなくてはならないのですが、マインドセットを変えて実際に行動に移すことはとても難しいことだと思います。この本には、行動までシフトできる可能性、説得力を感じます。
「毎日朝から夜遅くまで会社へ勤めてはいるんだけど、このままでいいのだろうか?」「いい評価をもらわないと生き残れないと思っている自分に疲れている」「ウチの会社だけまたは自分だけが売上が上がって利益が上がれば、幸せなんだろうか?」などとお考えの方におすすめの本です。
私にとっては、「自分の時間をもっと自分が思うように使いたい。家族が愉しく、周りの人が心豊かに暮らすために使いたい。」と決意できた一冊でした。
藤村先生の考えている、「豊かさ」「愉しさ」「幸福」などについて、整理して書かれています。
これらを得るためには、マインドセット(思考の枠組み)を変えなくてはならないのですが、マインドセットを変えて実際に行動に移すことはとても難しいことだと思います。この本には、行動までシフトできる可能性、説得力を感じます。
「毎日朝から夜遅くまで会社へ勤めてはいるんだけど、このままでいいのだろうか?」「いい評価をもらわないと生き残れないと思っている自分に疲れている」「ウチの会社だけまたは自分だけが売上が上がって利益が上がれば、幸せなんだろうか?」などとお考えの方におすすめの本です。
私にとっては、「自分の時間をもっと自分が思うように使いたい。家族が愉しく、周りの人が心豊かに暮らすために使いたい。」と決意できた一冊でした。
2022年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あっという間に読了。素晴らしい内容だった。同じような価値観を持つ人が先にいたということは安心感に繋がる。しかし、この本が書かれたのは震災直後の2012年。この後の日本は長い長い安倍政権時代に入り、震災や原発事故の経験を十分に活かすことなく、悪戯にときを失ってしまった。SDGsや脱炭素が叫ばれる社会に出てなったというのに、日本は世界から大きく立ち遅れ、まさにガラパゴス状態になってしまった。しかしそれも含めて、社会が根幹から変化するには時間がかかるのだろう。諦めずに小さな一歩一歩を積み重ねるしかないのだろう。