難解で一般人には手の届かないものとされてきた“さとり”を、これほどまでにシンプルに
ストレートに解説した本はこれまでなかったと思います。
さとりとは自己想起の定着であるとし、集中すれば3ヶ月で可能であると言い切った功績は大です。
自分に気づき続ける作業は多くの人がトライし、断念してきたと思います。
私もそのひとり。今生では無理だろうとあきらめていました。
そんな私にもう一度、本気で目覚めようという意欲を与えてくださったのがこの本であり、
やまがみてるおという方です。
再チャレンジを始めて1ヵ月ほどが過ぎました。
未だあやうい状態ですが、フラフラしながらもなんとか想起にしがみついています。
まさに闘いの真っ只中です。
著書もすばらしいですが、私はブログにそれ以上の力をもらいました。
特に、やまがみさんも目覚めの過程で続けたという、自分への呼びかけの話は参考になりました。
実際、現在それを使わせていただいています。
気づき、気づき、気づき
意識、意識、意識
思い出す、思い出す、思い出す
と、日常の中で連呼しています。
これでなんとかつながっています。
ブログの中の、自分に対する気づきの関連記事はどれもすばらしいので、
ぜひこれを中心として、「どうしたら気づいた状態を保てるのか?」
に特化した本をまた出していただきたいです。
気づきをキープするハウツー本です。
わたしの場合、まず一定量の気づきがないと、思考を観察することもできないのです。
ですから、手始めの気づきを得て、それをキープするコツなどがあれば教えていただきたいです。
..........................................................................
2016.5.14 追記
前回のレビューから約3年が過ぎました。
当時の覚醒度が20%とするなら、現在は60%といったところでしょうか。
まだまだ気づきの定着には程遠いものの、
任意で自己に気づいた状態を保てるようになりました。
おそらく気づきには累積効果があり、
訓練を積むほどに比較的気づくのが楽になるようです。
これは一般的な習い事とまったく変わらないと思います。
気づきをキープした状態で散歩すると、
何でもない道すがらの雑草さえ光輝いて見えたり、
理由のない安心感につつまれることがあります。
今まで数十年生きて来て、味わったことのない感覚です。
かと言って、何かを考え始めればすぐにまた、
いつものやや陰鬱な感覚に戻ってしまうのですが・・・。
この本の75Pから150Pと、「アジズとの対話」のアジズの言葉の部分を、
ひたすら日々読み返しています。
すると、気づきへのとてもよい刺激になります。
周囲に起こるできごとや人の言葉、また自分の脳をかけめぐる不安や想念、
そして肉体の痛み、かゆみといった現象にいちいち振り回されなくなりました。
かつての私はそれらにことごと同一化し、いいように振り回されていました。
でも今はそれらすべての内側に、揺るがぬ砦ができつつあります。
ここが唯一の安全地帯であり、自己が自己であれるスペースです。
また泥沼の世界から抜け出す出口でもあります。
148Pの挿絵を見てください。
いまだかつてこれほど明確に主体の存在が示されたことがあったでしょうか?
目に映る周囲のできごとはもちろん、自分の肉体反応、そして頭を駆け巡る思考でさえ、
実は"自己"の外部世界のできごとに過ぎなかったのです。
"本当の自己"はそれらすべての内側にあって、
静かにじっと奥の院から見ています。
これこそが真実の希望です。
ありがとうございます。
*3年前の自分に教えてあげたい。
気づきをキープするコツなどないことを。
必要なのはただ、気づきを保とうとする決意、意志、実行だけなのだと。

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「いまここ」にさとりを選択する生きかた―21世紀のさとり読本 (覚醒ブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2013/1/9
やまがみ てるお
(著)
「さとり」の状態を生きるための方法をわかりやすく解説!
本書をとおして、実際に「さとり体験」が起こりえます!
「さとり」とは、思考からはなれた自分を発見し、そこから人生を生きている状態。
さとりの状態こそが、人間にとって自然な状態なのです。
新しい習慣の獲得ですので、さとりは誰にでも習得することができます。
無意識に思考と同一化する習慣が私たちに、
「ほんとうの自分」―「体験の主体」を見失わせます。
思考が起こったときにそれに気づき、それに気づいている存在に
意識を集中することをくりかえし習慣化することで
「ほんとうの自分」はとりもどされます。
「体験の主体」がとりもどされると、過去に身につけた、
思考に同一化する習慣から自由をとりもどし、
あるがままへのゆだねが、人生をよりよく展開させていくことを目撃するようになるのです。
本書では、思考(自我)の構造を丁寧に解き明し、 解放するためのエクササイズも掲載しています。
さとりにより、人の持つ全能力を解放することで、豊かな人生が展開していきます。
目次
第1章 さとりの時代のはじまり
1 私たちには「宇宙生命」の能力がある
2 人類は「人間ごっこ」の幻想におちいっている
3 さとりとは人間という幻想からの目覚め
4 さとりの時代の訪れ
5 さとりこそが「第一義的な目的」
第2章 「偽りの自分」と「ほんとうの自分」
1 私たちは偽りの自己イメージの奴隷
2 ことばがつくる概念の世界
3 人生とは自己イメージを形成する過程
4 意識のたどる「人生のサイクル」
5 「いまここ」には思考は存在しない
第4章 さとりの進展
1 思考からはなれた意識の体験
2 思考に気づいている意識の定着
3 「思考をとおして生きている自分」と「思考に気づいている存在」
4 「宇宙生命」こそが私たちの本質
5 無限の可能性が世界へと流入する
第5章 自我との新しい関係
1 さとりとは新しい習慣の選択
2 思考を意識する習慣を身につける
3 自我の偽りが見破られるとき
4 目覚めに抵抗する自我の策略
5 自我こそは「宇宙そのもの」の使者
第5章 さとり体験
1 さとりへの三つのアプローチ
・思考を観察する
・あるがままにゆだねる
・感情を解放する
2 「体験の主体」に目覚めるエクササイズ
・ 内側の存在に気づくエクササイズ その1
・内側の存在に気づくエクササイズ その2
・鏡を見つめる視点に気づくエクササイズ
・「体験の主体」と体の関係に気づくエクササイズ
3 感情を解放するワーク
・感情を感じるワーク
・感情を表現するワーク
・そのほかの感情を解放するワーク
4 イメージワーク瞑想法
・名前のない世界を意識する瞑想法
・ミクロの世界を意識する瞑想法
・マクロの世界を意識する瞑想法
・自分の感覚を「いまここ」に解放する瞑想法
第6章 ポジティブワールド
1 「現状維持力」と「自己改革力」
2 すべては自己イメージが決定する
3 私たちは自分の世界観を投影した世界を生きる
4 「意図の力」と「無意識の意図」
5 ポジティブワールドへの転換
第7章 宇宙能力を生きる
1 二一世紀のさとりのありかた
2 私たちは世界に豊かさをもたらすために生まれてきた
3 豊かさ獲得のための三つのステップ
4 自分の才能を豊かさに転換する方法
5 あなたの能力が世界へと創造されるとき
本書をとおして、実際に「さとり体験」が起こりえます!
「さとり」とは、思考からはなれた自分を発見し、そこから人生を生きている状態。
さとりの状態こそが、人間にとって自然な状態なのです。
新しい習慣の獲得ですので、さとりは誰にでも習得することができます。
無意識に思考と同一化する習慣が私たちに、
「ほんとうの自分」―「体験の主体」を見失わせます。
思考が起こったときにそれに気づき、それに気づいている存在に
意識を集中することをくりかえし習慣化することで
「ほんとうの自分」はとりもどされます。
「体験の主体」がとりもどされると、過去に身につけた、
思考に同一化する習慣から自由をとりもどし、
あるがままへのゆだねが、人生をよりよく展開させていくことを目撃するようになるのです。
本書では、思考(自我)の構造を丁寧に解き明し、 解放するためのエクササイズも掲載しています。
さとりにより、人の持つ全能力を解放することで、豊かな人生が展開していきます。
目次
第1章 さとりの時代のはじまり
1 私たちには「宇宙生命」の能力がある
2 人類は「人間ごっこ」の幻想におちいっている
3 さとりとは人間という幻想からの目覚め
4 さとりの時代の訪れ
5 さとりこそが「第一義的な目的」
第2章 「偽りの自分」と「ほんとうの自分」
1 私たちは偽りの自己イメージの奴隷
2 ことばがつくる概念の世界
3 人生とは自己イメージを形成する過程
4 意識のたどる「人生のサイクル」
5 「いまここ」には思考は存在しない
第4章 さとりの進展
1 思考からはなれた意識の体験
2 思考に気づいている意識の定着
3 「思考をとおして生きている自分」と「思考に気づいている存在」
4 「宇宙生命」こそが私たちの本質
5 無限の可能性が世界へと流入する
第5章 自我との新しい関係
1 さとりとは新しい習慣の選択
2 思考を意識する習慣を身につける
3 自我の偽りが見破られるとき
4 目覚めに抵抗する自我の策略
5 自我こそは「宇宙そのもの」の使者
第5章 さとり体験
1 さとりへの三つのアプローチ
・思考を観察する
・あるがままにゆだねる
・感情を解放する
2 「体験の主体」に目覚めるエクササイズ
・ 内側の存在に気づくエクササイズ その1
・内側の存在に気づくエクササイズ その2
・鏡を見つめる視点に気づくエクササイズ
・「体験の主体」と体の関係に気づくエクササイズ
3 感情を解放するワーク
・感情を感じるワーク
・感情を表現するワーク
・そのほかの感情を解放するワーク
4 イメージワーク瞑想法
・名前のない世界を意識する瞑想法
・ミクロの世界を意識する瞑想法
・マクロの世界を意識する瞑想法
・自分の感覚を「いまここ」に解放する瞑想法
第6章 ポジティブワールド
1 「現状維持力」と「自己改革力」
2 すべては自己イメージが決定する
3 私たちは自分の世界観を投影した世界を生きる
4 「意図の力」と「無意識の意図」
5 ポジティブワールドへの転換
第7章 宇宙能力を生きる
1 二一世紀のさとりのありかた
2 私たちは世界に豊かさをもたらすために生まれてきた
3 豊かさ獲得のための三つのステップ
4 自分の才能を豊かさに転換する方法
5 あなたの能力が世界へと創造されるとき
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社ナチュラルスピリット
- 発売日2013/1/9
- 寸法13 x 1.7 x 19 cm
- ISBN-104864510717
- ISBN-13978-4864510714
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商品の説明
著者について
やまがみてるお
1966年生まれ。大阪府出身。25歳の時に自律神経失調症を、
その後うつ病を発症する。長い苦しみのあと、思考から離
れた意識の定着した状態が悟りであることを体験的に理解し、
悟りとは、思考が起こったときにそれに気づくという新しい
習慣の習得であると感じるようになり、2011年よりこの習慣
の習得方法を伝え始める。
ブログ:誰でも「悟り」プロジェクト
http://oyamagamiteru.blog.fc2.com/
1966年生まれ。大阪府出身。25歳の時に自律神経失調症を、
その後うつ病を発症する。長い苦しみのあと、思考から離
れた意識の定着した状態が悟りであることを体験的に理解し、
悟りとは、思考が起こったときにそれに気づくという新しい
習慣の習得であると感じるようになり、2011年よりこの習慣
の習得方法を伝え始める。
ブログ:誰でも「悟り」プロジェクト
http://oyamagamiteru.blog.fc2.com/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初はKindle Unlimitedで読んでいたのですが、とても良かったので本も購入しました。
自分のネガティブな思考癖に気付いていて、本を読み漁り、もがきながらも、どうにか抜け出す方法を試行錯誤して、実際に実践している人には、とても役立つ本だと思います。
地道な日々の実践は、時に虚しく、自分は馬鹿なのではないかと思ったりします。
この本はそれでも大丈夫、そんな日々の小さな選択の積み重ねでも大きな違いをもたらすと言ってくれます。
小さな選択が広がっていく編み目の図解が、とてもよかったです。
いろんな人がいろんな言い方で伝えている、この世界の大事なことを、何度も丁寧に、図を交えて、説いてくれます。
繰り返し読もうと思います。
自分のネガティブな思考癖に気付いていて、本を読み漁り、もがきながらも、どうにか抜け出す方法を試行錯誤して、実際に実践している人には、とても役立つ本だと思います。
地道な日々の実践は、時に虚しく、自分は馬鹿なのではないかと思ったりします。
この本はそれでも大丈夫、そんな日々の小さな選択の積み重ねでも大きな違いをもたらすと言ってくれます。
小さな選択が広がっていく編み目の図解が、とてもよかったです。
いろんな人がいろんな言い方で伝えている、この世界の大事なことを、何度も丁寧に、図を交えて、説いてくれます。
繰り返し読もうと思います。
2024年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たまたま宇宙エネルギーや、自分を神の視点で観察する話にいくつか触れたこともあって、興味を持って読み始めました。
内容がとてもつかみづらいので、理解するのに何度も読み返す必要があったので星3つにしました。
自分と他のものが同一なので、何から見た何が側面や中心や背後なのかわからなくなる。
理解し信じられれば、自分の人生を改めて考えるのに良い本です。
内容がとてもつかみづらいので、理解するのに何度も読み返す必要があったので星3つにしました。
自分と他のものが同一なので、何から見た何が側面や中心や背後なのかわからなくなる。
理解し信じられれば、自分の人生を改めて考えるのに良い本です。
2023年9月17日に日本でレビュー済み
正直、読むのが簡単な本ではありません。難しいです。ですがそれは、その理解から遠く離れたところで私たちが日々を過ごしているからだと思いました。
まずは、目の前の出来事に一喜一憂し、まるで火鍋の中に入って巻き込まれないように、自分や全ての事象を一歩引いて見る、感じることを意識したいと思います。
「ああいうふうになりなくないな」と反面教師に思っている自分は、そう思っている時点でそうはなることがないのと同じ状況でしょうか。
気づいているということ、客観視することの大切を感じました。
「今ここ」について理解を深められたことに感謝致します。
読んでいて難しいところもあります。
ですが同じような説明を何度か繰り返して本が展開されていくので、腑に落ちるようになり、だんだんと読み進めることがラクになっていきます。
この本に、本来あるべき姿が詰まっているので、わからなければ何度も繰り返して読むことをお勧めします。
私もまだ突貫工事状態なので、意識改革を行うべく繰り返し読んで染み込ませたいと思います。
まずは、目の前の出来事に一喜一憂し、まるで火鍋の中に入って巻き込まれないように、自分や全ての事象を一歩引いて見る、感じることを意識したいと思います。
「ああいうふうになりなくないな」と反面教師に思っている自分は、そう思っている時点でそうはなることがないのと同じ状況でしょうか。
気づいているということ、客観視することの大切を感じました。
「今ここ」について理解を深められたことに感謝致します。
読んでいて難しいところもあります。
ですが同じような説明を何度か繰り返して本が展開されていくので、腑に落ちるようになり、だんだんと読み進めることがラクになっていきます。
この本に、本来あるべき姿が詰まっているので、わからなければ何度も繰り返して読むことをお勧めします。
私もまだ突貫工事状態なので、意識改革を行うべく繰り返し読んで染み込ませたいと思います。
2023年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前にレビューを書いたハズなのに、何故書いてない事になっているんだろう?
あまりよくないレビューだったんで、却下されたんだろうか?
あまりよくないレビューだったんで、却下されたんだろうか?
2023年7月30日に日本でレビュー済み
やまがみてるおさんのことは、
どなたかのブログ経由で知った。
ずっと気になっていて頭の片隅にあったけれど、
しばらく忘れていた。
が、ある日突然、アマゾンでおススメに出てきて、
「あ、タイミングなのかな?」と思い、
手に取ってみた。
悟り・覚醒というものについての誤解が
この本を読んでみて落ちたように感じる。
本書の最後の最後は
「それであなたは何をするのですか?」
という言葉でしめくくられていた。
「『宇宙そのもの』の体現者として、
宇宙能力の体現者として」生きるということらしい、
決して何もしないでボーっとして
夢うつつに生きるのが
悟った人の生き方ということではないらしい。
単なる悟りごっこ、言葉遊びではないらしい。
この最後の言葉を読んだ時に、
おなかの底からあたたかいエネルギーが湧いてくるのを感じた。
どなたかのブログ経由で知った。
ずっと気になっていて頭の片隅にあったけれど、
しばらく忘れていた。
が、ある日突然、アマゾンでおススメに出てきて、
「あ、タイミングなのかな?」と思い、
手に取ってみた。
悟り・覚醒というものについての誤解が
この本を読んでみて落ちたように感じる。
本書の最後の最後は
「それであなたは何をするのですか?」
という言葉でしめくくられていた。
「『宇宙そのもの』の体現者として、
宇宙能力の体現者として」生きるということらしい、
決して何もしないでボーっとして
夢うつつに生きるのが
悟った人の生き方ということではないらしい。
単なる悟りごっこ、言葉遊びではないらしい。
この最後の言葉を読んだ時に、
おなかの底からあたたかいエネルギーが湧いてくるのを感じた。
2020年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さとりについてとてもわかりやすく書かれていると思います。
今
今