文字が一切なく、ひたすら作品が続きます。
ページの中心までしっかり開いて見られる作りになっていて、すみからすみまで見やすかったです。
途中の数ページは物語として展開されていました。
これは他の作品とちがって黒を多く使われていて、ページを開いてしばらく見つめていると
本当に本に吸い込まれそう…
あるいは本から世界があふれてきそうな印象を受けました。
小林系さんがひたすらに、ひたむきに描き続けたその姿が目に浮かぶようでした。
ただ一つ残念だったのが
見開きでページを開いた際、
…例えば左ページの黒が 右ページの余白に若干ではあるんですが 色うつりしてしまってる事です。
小林系さんのような絵は、余白がただの余白でなく
本当に意味のある 白(あるいは空間、空気) だと感じるのですが
そこに汚れがあるのはもったいない…と素人ながらに思いました。
それにしても見ていて本当に飽きません…
一つ一つの作品を額に入れて部屋に飾りたいです。
そして一つ欲を言わせてもらえるのなら…
サイトに置かれてるような、カラー作品の画集もぜひ欲しいです!

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小林系作品集 notebook 単行本 – 2010/5/8
小林系
(著)
- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社飛鳥新社
- 発売日2010/5/8
- 寸法19.2 x 1.6 x 26.8 cm
- ISBN-104864100128
- ISBN-13978-4864100120
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登録情報
- 出版社 : 飛鳥新社 (2010/5/8)
- 発売日 : 2010/5/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 172ページ
- ISBN-10 : 4864100128
- ISBN-13 : 978-4864100120
- 寸法 : 19.2 x 1.6 x 26.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 371,929位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19,711位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年5月20日に日本でレビュー済み
心から魅了される画集です。
ページをめくる度に、ドラマがあります。
確かなものを刻むような美しく、繊細な筆跡に酔いしれます。
物語性のあるくだりに差し掛かると、一転
凄まじい程の濃密な線の数々が画面を覆いつくし、
見る者を激しく揺さぶる様な強い衝撃に、すっかり言葉を失ってしまいます。
一瞬にして全ての感覚を奪われる様な何かがあります。
純粋な制作の動機からも、真摯にノートに向かい続けた
制作者のひたむきな姿勢が伝わってきます。
絵の力ってこういう事なのかもしれません。
ページをめくる度に、ドラマがあります。
確かなものを刻むような美しく、繊細な筆跡に酔いしれます。
物語性のあるくだりに差し掛かると、一転
凄まじい程の濃密な線の数々が画面を覆いつくし、
見る者を激しく揺さぶる様な強い衝撃に、すっかり言葉を失ってしまいます。
一瞬にして全ての感覚を奪われる様な何かがあります。
純粋な制作の動機からも、真摯にノートに向かい続けた
制作者のひたむきな姿勢が伝わってきます。
絵の力ってこういう事なのかもしれません。
2010年5月21日に日本でレビュー済み
「ボールペンから産み落とされた夢のような宇宙のすべて」
――がコピーで、本当かよと本書を紐解いてみたら、納得。
内容を大きく分けるなら、下書きなしの素朴さを前面に出して日常を掬い取ったラフ画と、
緻密なハッチングを駆使して宇宙を描き切る大胆な絵画、のふたつに分かれる。
共通しているのは、描かれている世界がどちらも宇宙で、
しかも壮大な想像力を必要とする、というところ。
いい意味で肩に力が入っていず、子どもが夢中でノートに落書きをするような、
そんな無垢かつすさまじいまでの集中力を感じた。
いい意味で、この人は報酬のために絵を描いていず、
自分の描きたいままにペンを動かしているんだな、とそう感じた。
――がコピーで、本当かよと本書を紐解いてみたら、納得。
内容を大きく分けるなら、下書きなしの素朴さを前面に出して日常を掬い取ったラフ画と、
緻密なハッチングを駆使して宇宙を描き切る大胆な絵画、のふたつに分かれる。
共通しているのは、描かれている世界がどちらも宇宙で、
しかも壮大な想像力を必要とする、というところ。
いい意味で肩に力が入っていず、子どもが夢中でノートに落書きをするような、
そんな無垢かつすさまじいまでの集中力を感じた。
いい意味で、この人は報酬のために絵を描いていず、
自分の描きたいままにペンを動かしているんだな、とそう感じた。
2010年5月8日に日本でレビュー済み
ほぼボールペン一本で書いたというこの画集、前半は『イラスト上手だけど、普通だよなぁ』と思っていたけど、途中からストーリーが展開が始まり、どエライ事になっております。びっくりして呼吸も忘れる程です。どうやったら、ボールペンであんなイラストが描けるか不思議です。後半は再びストーリー性のない落書きのようなイラストに戻りますが、メッセージ性を感じるイラストが増えます。日本にもこんな人がいるんですね