デアデビルのストーリーは比較的簡単なので映画や、ドラマを観てから手に取った方が分かりやすいです。
そして辛酸をなめながら折れそうな心で頑張っているオッサン世代には、マードックがリアルヒーローに映ります。フランク・ミラーの持ち味とアメコミの、ある意味大味さのバランスが読み手に様々な感情を抱かせる。愛読書として何度も読み返せる名作だと思います
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デアデビル:ボーン・アゲイン 単行本 – 2011/2/28
恐れを知らぬ男とは、希望を失くした男なのか…
『ダークナイト・リターンズ』のフランク・ミラー、伝説のハードボイルド大作、ついに邦訳!
かつての恋人に裏切られ、宿敵キングピンに正体を知られてしまったデアデビルことマット・マードック。
仕事を、友を、コスチュームまで奪われた彼に残されたものとは…。
高貴なるヒーローの転落と再生を描く、男泣き必須の伝説的名作。
四半世紀の時を超え、ついに邦訳なる!
名作『バットマン:イヤーワン』のフランク・ミラー/デビッド・マツケリーコンビの原点であり、
アメリカンコミックスの歴史を塗り替えた、屈指の名作!
『ダークナイト・リターンズ』のフランク・ミラー、伝説のハードボイルド大作、ついに邦訳!
かつての恋人に裏切られ、宿敵キングピンに正体を知られてしまったデアデビルことマット・マードック。
仕事を、友を、コスチュームまで奪われた彼に残されたものとは…。
高貴なるヒーローの転落と再生を描く、男泣き必須の伝説的名作。
四半世紀の時を超え、ついに邦訳なる!
名作『バットマン:イヤーワン』のフランク・ミラー/デビッド・マツケリーコンビの原点であり、
アメリカンコミックスの歴史を塗り替えた、屈指の名作!
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社ヴィレッジブックス
- 発売日2011/2/28
- 寸法18.6 x 1.7 x 25.8 cm
- ISBN-104863323107
- ISBN-13978-4863323100
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登録情報
- 出版社 : ヴィレッジブックス (2011/2/28)
- 発売日 : 2011/2/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4863323107
- ISBN-13 : 978-4863323100
- 寸法 : 18.6 x 1.7 x 25.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 635,147位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 293,668位コミック
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある種のハードボイルドであると思いました。
デアデビル自体はよく知らなかったのですが、手に入らなくなる前に読んでおこうと思い購入しました。
買って正解でした。
デアデビルの顔を持つマット・マードックが人生を奪われ、そしてそこから復活するまでを描いた作品です。
すべてを失った男が、どうやって立ち直っていくのか。
キングピンとどう戦っていくのか。読んでいて、非常に興味深かった。
最後のページで描かれるマット・マードックの姿を見て、涙が出てしまいました。
オススメのアメコミです。
デアデビル自体はよく知らなかったのですが、手に入らなくなる前に読んでおこうと思い購入しました。
買って正解でした。
デアデビルの顔を持つマット・マードックが人生を奪われ、そしてそこから復活するまでを描いた作品です。
すべてを失った男が、どうやって立ち直っていくのか。
キングピンとどう戦っていくのか。読んでいて、非常に興味深かった。
最後のページで描かれるマット・マードックの姿を見て、涙が出てしまいました。
オススメのアメコミです。
2011年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宿敵キングピンによって全てを奪われたマット・マードックと彼を取り巻く仲間達が再び立ち上がる姿を描いた群像劇。
それぞれがそれぞれの挫折から一筋の光を見いだし、巨悪の打倒に邁進する様はまさにハードボイルド。
彼らはいかにして己を奮い立たせることができたのか。
悲壮感と疾走感の併合するストーリー展開、ハードボイルド小説を彷彿とさせる硬質なモノローグ、人々の失墜と感傷、心の機微を明確に表現するマズッケリの画力が読者を魅了します。
マットが完膚なきまでに打ちのめされる無慈悲な序盤からデアデビル達が反撃の狼煙をあげる終盤のコントラストと構成には感嘆すると共に、フランク・ミラーとデビッド・マズッケリの才能を再認識しました。
なお、本書には「ボーン・アゲイン」本編以外にミラーとマズッケリが初のタッグを組んだ「デアデビル#226」と「カバーアート」「原画」も収録されています。
それぞれがそれぞれの挫折から一筋の光を見いだし、巨悪の打倒に邁進する様はまさにハードボイルド。
彼らはいかにして己を奮い立たせることができたのか。
悲壮感と疾走感の併合するストーリー展開、ハードボイルド小説を彷彿とさせる硬質なモノローグ、人々の失墜と感傷、心の機微を明確に表現するマズッケリの画力が読者を魅了します。
マットが完膚なきまでに打ちのめされる無慈悲な序盤からデアデビル達が反撃の狼煙をあげる終盤のコントラストと構成には感嘆すると共に、フランク・ミラーとデビッド・マズッケリの才能を再認識しました。
なお、本書には「ボーン・アゲイン」本編以外にミラーとマズッケリが初のタッグを組んだ「デアデビル#226」と「カバーアート」「原画」も収録されています。
2011年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思えば小学館から発行された「マーヴルクロス」に掲載されていたデアデビルは、主役はキングピンと言っても差支えない内容でしたから、純粋に「デアデビル」が主役の作品を初めて読みました。
1ページ目からバレる正体。振り切られるかと思うほどの速い展開で追い詰められ、文字通り崩壊していくデアデビル=マット・マードック。昔の恋人を売り、そして命を狙われだすと彼に縋ろうとするカレン・ペイジ。えげつない脅迫にペンを折るベン・ユーリック。そして、ほくそ笑むキングピン。凄まじいまでのクライム・サスペンスっぷりに、ラストにデアデビルの死が描かれても何の遜色もないほどでした。
ところが。
再びペンを取るユーリック。泥臭くとも輝くほどの愛を貫くカレン。そして、キングピンの刺客を前に炎の中で立ち上がるマット・マードック=デアデビルは、悲鳴の上がるようなかっこよさです。
これは「勝利」の物語。人間の魂の輝きはいかなる暴力や悪意にも屈しない! と全力で叫ぶ人間賛歌です。キリストの復活を思わせるマットの蘇生シーンや、ザッツ「抜け殻」と言えるくらいの打ちのめされた感が滲むユーリックの表情など、オーバーなくらいの描写っぷりが、この物語の中では何も嫌味にならない。これ、凄いです。
1ページ目からバレる正体。振り切られるかと思うほどの速い展開で追い詰められ、文字通り崩壊していくデアデビル=マット・マードック。昔の恋人を売り、そして命を狙われだすと彼に縋ろうとするカレン・ペイジ。えげつない脅迫にペンを折るベン・ユーリック。そして、ほくそ笑むキングピン。凄まじいまでのクライム・サスペンスっぷりに、ラストにデアデビルの死が描かれても何の遜色もないほどでした。
ところが。
再びペンを取るユーリック。泥臭くとも輝くほどの愛を貫くカレン。そして、キングピンの刺客を前に炎の中で立ち上がるマット・マードック=デアデビルは、悲鳴の上がるようなかっこよさです。
これは「勝利」の物語。人間の魂の輝きはいかなる暴力や悪意にも屈しない! と全力で叫ぶ人間賛歌です。キリストの復活を思わせるマットの蘇生シーンや、ザッツ「抜け殻」と言えるくらいの打ちのめされた感が滲むユーリックの表情など、オーバーなくらいの描写っぷりが、この物語の中では何も嫌味にならない。これ、凄いです。
2011年3月5日に日本でレビュー済み
デアデビルは、コミックを買うほど好きなわけじゃありませんでした。
しかし翻訳版が出るということで、「辞書を駆使しなくても読めるなら買ってみよう」と軽い気持ちの購入でした。
何で今まで読まなかったのだろう。
ただただ後悔です。
本当にかっこよかった。
彼がこんなにもかっこよく強いヒーローだとは気づかなかった。
物語はとある人物がデアデビルの本名を売り渡すシーンから始まる。
その情報があのキングピンに渡る。
注訳書を見ればわかるが、マットはただでさえ気持ちが不安定な状態にあったようだ。
しかしそんなのお構いなしにと、キングピンが彼を限界へと追い詰め、彼は狂ってしまう。
読んでる間は、分厚い小説を読んでる気分でした。
とにかく暗く、濃い内容で、退屈させない展開の早さにビックリしました。
ただ悪役を懲らしめるだけがヒーローではない。
本書は素材である人間をうまく使い、人間の内面を強く押し出しています。
こんなにも自然に人間の怖さ、愚かさを感じるとは・・・。
このハードボイルドの傑作、是非とも読んでいただきたい。
・・・帯に「THIS SUMMER... WAR!」の文字が。
なかなかチャレンジャーですね。ヴィレッジブックスさん。
しかし翻訳版が出るということで、「辞書を駆使しなくても読めるなら買ってみよう」と軽い気持ちの購入でした。
何で今まで読まなかったのだろう。
ただただ後悔です。
本当にかっこよかった。
彼がこんなにもかっこよく強いヒーローだとは気づかなかった。
物語はとある人物がデアデビルの本名を売り渡すシーンから始まる。
その情報があのキングピンに渡る。
注訳書を見ればわかるが、マットはただでさえ気持ちが不安定な状態にあったようだ。
しかしそんなのお構いなしにと、キングピンが彼を限界へと追い詰め、彼は狂ってしまう。
読んでる間は、分厚い小説を読んでる気分でした。
とにかく暗く、濃い内容で、退屈させない展開の早さにビックリしました。
ただ悪役を懲らしめるだけがヒーローではない。
本書は素材である人間をうまく使い、人間の内面を強く押し出しています。
こんなにも自然に人間の怖さ、愚かさを感じるとは・・・。
このハードボイルドの傑作、是非とも読んでいただきたい。
・・・帯に「THIS SUMMER... WAR!」の文字が。
なかなかチャレンジャーですね。ヴィレッジブックスさん。
2011年3月30日に日本でレビュー済み
これはデアデビルの、というよりマット・マードックの物語である。
宿敵デアデビルの正体を知ったニューヨーク犯罪界の大物キングピンは、狡猾な手段でマードックの地位、財産、家、人間関係、そして精神までも壊してゆく。
復讐に燃える男は単身キングピンに戦いを挑むが……
先に書いたようにこれはマット・マードックの物語である。
全てを奪われてなお犯罪に立ち向かう男の姿はひたすら泥臭くも格好良い。
そして男をじわじわと追い詰めてゆくキングピンは素晴らしい大物悪役振り。
ヒーローの精神とその背景を渋く描き上げた名作である。
宿敵デアデビルの正体を知ったニューヨーク犯罪界の大物キングピンは、狡猾な手段でマードックの地位、財産、家、人間関係、そして精神までも壊してゆく。
復讐に燃える男は単身キングピンに戦いを挑むが……
先に書いたようにこれはマット・マードックの物語である。
全てを奪われてなお犯罪に立ち向かう男の姿はひたすら泥臭くも格好良い。
そして男をじわじわと追い詰めてゆくキングピンは素晴らしい大物悪役振り。
ヒーローの精神とその背景を渋く描き上げた名作である。
2015年8月1日に日本でレビュー済み
通販限定で再販するらしいんで今すぐ欲しいという人以外は待ったほうが吉
2012年5月6日に日本でレビュー済み
雰囲気はかっこいいし、絵も話も、何よりアメコミ特有の演出もまずまず良い。
小説のようなモノローグはかっこいいし、盛り上がる場面も有る。
ただ実際には連載作品の一部として展開されたシリーズを、纏めたものに過ぎないから、
抑圧からの解放のカタルシスとか、一冊の話としてのまとまりとかは期待程感じられない。
最後はめでたしめでたし、という所までいかないので、どうにも尻切れトンボに思えてしまうかもしれない。
又、事態が収拾つかなくなるとマーベルの他のキャラが出てきて、そいつが活躍してしまう。
デアデビルが真に強敵と戦うシーンは限られている。
マーベルシリーズやアベンジャーズのキャラに背景からの理解や愛着が無いと、訳が分からなくてつまらないと感じてしまうかもと思う。
作家の名前に期待しすぎるとちょっと損をしてしまうのでは、と思う。
つまり同じフランク・ミラーのDKR(ダークナイト・リターンズ)等ほどには、アメコミ初心者に薦められる本ではない。
小説のようなモノローグはかっこいいし、盛り上がる場面も有る。
ただ実際には連載作品の一部として展開されたシリーズを、纏めたものに過ぎないから、
抑圧からの解放のカタルシスとか、一冊の話としてのまとまりとかは期待程感じられない。
最後はめでたしめでたし、という所までいかないので、どうにも尻切れトンボに思えてしまうかもしれない。
又、事態が収拾つかなくなるとマーベルの他のキャラが出てきて、そいつが活躍してしまう。
デアデビルが真に強敵と戦うシーンは限られている。
マーベルシリーズやアベンジャーズのキャラに背景からの理解や愛着が無いと、訳が分からなくてつまらないと感じてしまうかもと思う。
作家の名前に期待しすぎるとちょっと損をしてしまうのでは、と思う。
つまり同じフランク・ミラーのDKR(ダークナイト・リターンズ)等ほどには、アメコミ初心者に薦められる本ではない。