とても素敵なお話でした。
全体的に一点の綻びもない内容。
流麗な文体でイラスト少なめですが情景が浮かびます。
いつもの成瀬さんとはちょっと文体が違いこんなお話も書けるんだー!と尊敬です。
あとがきに、こんなお話は売れっ子さんしか書いてはいけないんじゃないか、とありましたが。
成瀬さんは立派に売れっ子さんじゃないですか?と一人で突っ込みました。
ヘンなとこに感心したんですが。
帝が山里の禰宜の家にいるとき直属の部下に帯刀を許さないんですよ、帝が。
そして鐵は太刀で向かって行くんですが、それでも自分の部下には鐵を生け捕りにしろ、と命令するんですよ帝が。
部下が切られようが死のうがまるでゲームみたいな、そのわざとらしい態度の異様さが帝自身をよく現しているシーンだと思いました。
鐵を押さえ付けてる武士、一人一人が何思っているか想像できちゃう文章だったと思います。凄い。
鐵が琥珀の為に奉納舞を踊るシーンが好きでした。
イラストも綺麗。
私はこのラストでいいです。
雷鳴が好き。
泣けます。
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琥珀色のなみだ~子狐の恋~ (DARIA BUNKO) 文庫 – 2013/4/13
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購入オプションとあわせ買い
都から逃れ、人を避けて暮していた鐵は、子狐を拾い琥珀と名付け育てる。
無邪気に懐いてくる琥珀に、忘れかけていた愛情を取り戻していく鐵。
だがある朝、琥珀は人の姿へと変化し、里人から狐神と奉られるようになる。
自分には神の力の片鱗もないと落ち込む琥珀を鐵は慈しみ、やがて琥珀も鐵の孤独と優しさに恋心を抱いていった。
そんな時、狐神の噂を聞きつけた帝が兵を放ち——…。
無邪気に懐いてくる琥珀に、忘れかけていた愛情を取り戻していく鐵。
だがある朝、琥珀は人の姿へと変化し、里人から狐神と奉られるようになる。
自分には神の力の片鱗もないと落ち込む琥珀を鐵は慈しみ、やがて琥珀も鐵の孤独と優しさに恋心を抱いていった。
そんな時、狐神の噂を聞きつけた帝が兵を放ち——…。
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社フロンティアワークス
- 発売日2013/4/13
- ISBN-104861346150
- ISBN-13978-4861346156
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登録情報
- 出版社 : フロンティアワークス (2013/4/13)
- 発売日 : 2013/4/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4861346150
- ISBN-13 : 978-4861346156
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,073,595位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,160位ボーイズラブノベルス (本)
- - 211,992位文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終わり方があまりしっくりきませんでした。
期待していた分、ちょっとショックでした笑
私の考えと少し違うので何度も「ん〜そうじゃないんだけどな〜」と思いながら見てました。
期待していた分、ちょっとショックでした笑
私の考えと少し違うので何度も「ん〜そうじゃないんだけどな〜」と思いながら見てました。
2015年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューを見て購入。悪くはないけどそれほど心に響かなかった、ごめんなさい。
2013年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ただただ買って良かった、読んで良かったと思えた1冊でした。
最後は切ないやらで胸に迫るものがありました。
だけどもどこまでも温かくて、鐵と琥珀の関係が良かったな。
文章も読みやすくて(ただたまにこの漢字の読み方なんだっけ…てなってしまった私の記憶力;;)、イラストも素敵。
表紙・口絵のカラーもいいですが、ともかくモノクロのイラストが世界観に合っていて大満足でした。
ちび琥珀も成長した琥珀もどちらもかわいいし、鐵は鐵でかっこいいやら。特にお祭りのときなんて…!
確かにこれできれいに完結していますが、その後があればなとどうしても思ってしまうのは無粋なのかな^^;
最後は切ないやらで胸に迫るものがありました。
だけどもどこまでも温かくて、鐵と琥珀の関係が良かったな。
文章も読みやすくて(ただたまにこの漢字の読み方なんだっけ…てなってしまった私の記憶力;;)、イラストも素敵。
表紙・口絵のカラーもいいですが、ともかくモノクロのイラストが世界観に合っていて大満足でした。
ちび琥珀も成長した琥珀もどちらもかわいいし、鐵は鐵でかっこいいやら。特にお祭りのときなんて…!
確かにこれできれいに完結していますが、その後があればなとどうしても思ってしまうのは無粋なのかな^^;
2014年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
偏っているし、まだまだBL読書歴が浅いからかもしれないけど、もっとこういうBLがあってもいいと思う。
お伽話だけれど、人としての生き方に触れているお話。
神様と人との距離が身近なようで、そうじゃない切なさと優しさがありました。
人の世には楽しさもあれば辛さもあって、だからこそ平凡な日々が幸福なんだな、って思える読後感。
ほんのちょっぴり痛いけれど、でもじわっと胸があたたかくなりました。
お伽話だけれど、人としての生き方に触れているお話。
神様と人との距離が身近なようで、そうじゃない切なさと優しさがありました。
人の世には楽しさもあれば辛さもあって、だからこそ平凡な日々が幸福なんだな、って思える読後感。
ほんのちょっぴり痛いけれど、でもじわっと胸があたたかくなりました。
2013年4月22日に日本でレビュー済み
過去に傷をもち、人との関わりを避ける鐵とそんな鐵に拾われた狐神様琥珀の話。
話は大きくざっくり分けて二部構成。
一部では鐵と琥珀の出会い、そして琥珀の子育てをするパパ鐵。笑
二部は一転してシリアスに。
あらすじにもある琥珀を狙う帝の魔の手が二人を襲います。
前半で鐵がいないと駄々をこねる琥珀がかわいくてかわいくて。
鐵も過去にあった事件で凍ってしまった心が琥珀との交流で徐々に溶かされます。
祭りのシーンは圧巻。
文字の中で舞う鐵が目に浮かぶようでした。
そして後半。
帝のやり方に震え、息つく暇のない怒涛の展開が二人を襲います。
鐵は琥珀を、琥珀は鐵を想い互いが互いの為に自分を犠牲にしようとするシーンに
涙があふれて止まりませんでした。
直向きに、一途に鐵を想う琥珀の思いが切なくてたまりません。
神様と人間、越えられない壁。
でも神様だからこそできる選択をした琥珀は、挿絵に描かれている美しい神様、そのものでした。
ラストは溢れる涙を拭う手が追い付かず、
本当にこの作品に出逢えてよかったと思う気持ちで心が満たされます。
小説全体として文章が時代小説らしい言い回しをしています。
でも硬すぎない文体で、この話の雰囲気にピッタリです。
鐵も琥珀も、そして脇を添える月白はじめ里人たちも生き生きとしています。
あとがきでかのさんも仰っていましたが、この話に濡れ場はありません。
でもだからこそ二人の心の交流が丁寧に描かれ、胸をきゅっと締め付けます。
挿絵はyocoさん。
表紙もさることながら口絵やモノクロが本当に素晴らしいです。
ちょっと無骨な鐵や、人型になった琥珀が愛らしくて。
挿絵も相俟って本当に素晴らしい作品でした。
この終わり方で話は完結しているし、
これ以上ない綺麗な終わり方だと思います。
ただ、もしこの後の話がどこかで読めるのなら、
すごく嬉しく思います。
話は大きくざっくり分けて二部構成。
一部では鐵と琥珀の出会い、そして琥珀の子育てをするパパ鐵。笑
二部は一転してシリアスに。
あらすじにもある琥珀を狙う帝の魔の手が二人を襲います。
前半で鐵がいないと駄々をこねる琥珀がかわいくてかわいくて。
鐵も過去にあった事件で凍ってしまった心が琥珀との交流で徐々に溶かされます。
祭りのシーンは圧巻。
文字の中で舞う鐵が目に浮かぶようでした。
そして後半。
帝のやり方に震え、息つく暇のない怒涛の展開が二人を襲います。
鐵は琥珀を、琥珀は鐵を想い互いが互いの為に自分を犠牲にしようとするシーンに
涙があふれて止まりませんでした。
直向きに、一途に鐵を想う琥珀の思いが切なくてたまりません。
神様と人間、越えられない壁。
でも神様だからこそできる選択をした琥珀は、挿絵に描かれている美しい神様、そのものでした。
ラストは溢れる涙を拭う手が追い付かず、
本当にこの作品に出逢えてよかったと思う気持ちで心が満たされます。
小説全体として文章が時代小説らしい言い回しをしています。
でも硬すぎない文体で、この話の雰囲気にピッタリです。
鐵も琥珀も、そして脇を添える月白はじめ里人たちも生き生きとしています。
あとがきでかのさんも仰っていましたが、この話に濡れ場はありません。
でもだからこそ二人の心の交流が丁寧に描かれ、胸をきゅっと締め付けます。
挿絵はyocoさん。
表紙もさることながら口絵やモノクロが本当に素晴らしいです。
ちょっと無骨な鐵や、人型になった琥珀が愛らしくて。
挿絵も相俟って本当に素晴らしい作品でした。
この終わり方で話は完結しているし、
これ以上ない綺麗な終わり方だと思います。
ただ、もしこの後の話がどこかで読めるのなら、
すごく嬉しく思います。
2013年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
BLとかジャンルわけしないで・・・・最後はめでたしめでたしではないけど 希望がもてます。よかった!ごちゃごちゃ書くより一読あれ!
2017年11月19日に日本でレビュー済み
表紙と中の挿絵がとっても綺麗で素敵。
お話も文体も素敵だとは思う。でもこれはBLだと思って読むとうーん。種族を超えた親子愛とか人間愛かなあ。
せめてあらすじのところに「プラトニック」か「エロなし」を匂わす注意書き入れてほしかった。
星4つにしたいところですが一読した時は終盤からラストが「そうじゃないだろう」という展開になったので本を壁に投げ付けたくなりました。
また出会えるかもしれないという救いのある終わり方してるけど、それはそれで攻めがショタコンみたいで微妙。
帝が出しゃばりすぎというか村の描写もだけど話の比重が「創作・日本昔話」っぽくなってしまってる。
お話も文体も素敵だとは思う。でもこれはBLだと思って読むとうーん。種族を超えた親子愛とか人間愛かなあ。
せめてあらすじのところに「プラトニック」か「エロなし」を匂わす注意書き入れてほしかった。
星4つにしたいところですが一読した時は終盤からラストが「そうじゃないだろう」という展開になったので本を壁に投げ付けたくなりました。
また出会えるかもしれないという救いのある終わり方してるけど、それはそれで攻めがショタコンみたいで微妙。
帝が出しゃばりすぎというか村の描写もだけど話の比重が「創作・日本昔話」っぽくなってしまってる。