この先、何をしていいのか、自分は何をしたいのか、ビジョンが見えなかった高校生が「みつばち」に出会って成長していく。
自ら「養蜂部」という部を作り、農業甲子園で最優秀賞を取るまで盛り上げた高校生たちの情熱がフレッシュで清々しい希望を感じる。
実話を取材した著者がその場にいたかのように綴っているのだが、淡々とした表現は、今の高校生が読んでもすっと入ってくるような読みやすさがあると思う。
ただ、みつばちが日本の自然界にどれほど大切な存在か、今その危機に瀕していることがもっと読者に切実に伝わるように表現して欲しかった。そこが惜しい。

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みつばち高校生 富士見高校養蜂部物語 単行本(ソフトカバー) – 2016/1/15
森山あみ
(著)
- 本の長さ241ページ
- 言語日本語
- 出版社サンクチュアリ出版
- 発売日2016/1/15
- 寸法13.3 x 1.9 x 18.8 cm
- ISBN-104861133912
- ISBN-13978-4861133916
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登録情報
- 出版社 : サンクチュアリ出版 (2016/1/15)
- 発売日 : 2016/1/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 241ページ
- ISBN-10 : 4861133912
- ISBN-13 : 978-4861133916
- 寸法 : 13.3 x 1.9 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 682,303位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高の高校生,そしてその高校生を育てた最高の高校教員のつむぎだした最高の高校生活が,じっくり時間をかけた取材と著者の筆力により,よく描かれています。そして何よりも,自然界の主役である日本蜜蜂の素晴らしさが行間からも伝わってくる。蜜蜂の存在は「恵み」としか言いようがない。大都市圏で学んでいる生徒や教員にも,人が自然によって「生かされている」ことがいかに大きいのかを学びなおすきっかけともなる良書。
2017年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
蜂の生態をまず知りたい という初心者の方にはいいと思います。この1冊から日本ミツバチへの理解が進むといいなと思います。「あっ!ハチ!」となった時に叩いて殺す、という選択は私からは消えました。生かしたまま外に逃がします。これだけでも進歩だと思います
2016年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
都会で忙しなく生きていると、ああ、田舎に行きたいなとつくづく思いますが、そういう癒しを求める人にお勧めしたいです。
2017年10月29日に日本でレビュー済み
一人の女子高校生の興味から仲間と先生を巻き込んで起した養蜂部。それは、セイヨウミツバチではなく、日本ミツバチの養蜂。
自然豊かな富士見町の高校生ならではの好奇心と行動力が、失敗をしながらも見事に前進していく。町を巻き込んで結果的に町起こしにもなっているのでは、と思えるような高校生の活動。
ハチの種類や、日本ミツバチの特徴など読み進めていく中で色々知ることも出来て、とてもワクワク楽しくなる本でした。
自然豊かな富士見町の高校生ならではの好奇心と行動力が、失敗をしながらも見事に前進していく。町を巻き込んで結果的に町起こしにもなっているのでは、と思えるような高校生の活動。
ハチの種類や、日本ミツバチの特徴など読み進めていく中で色々知ることも出来て、とてもワクワク楽しくなる本でした。
2016年3月29日に日本でレビュー済み
と、いう興味で読みました。
前半位まではその興味の部分で面白く読めましたが、後半から「目的が養蜂ではなく、目的はイベント」になってきた感じで、肝心の「地道な日々の世話」が消えてしまった。…で、オチが「肝心のミツバチが全滅寸前」…少々白けた感じがしました。
ついでに、「ミツバチ『さん』」という言葉が出てくる度「小学生じゃないんだからさあ」とも思いました。
ノンフィクションとして書いてるなら、活動費等にも触れて欲しかった感じ。
青春モノとして素直に読める人向きだと思います。
前半位まではその興味の部分で面白く読めましたが、後半から「目的が養蜂ではなく、目的はイベント」になってきた感じで、肝心の「地道な日々の世話」が消えてしまった。…で、オチが「肝心のミツバチが全滅寸前」…少々白けた感じがしました。
ついでに、「ミツバチ『さん』」という言葉が出てくる度「小学生じゃないんだからさあ」とも思いました。
ノンフィクションとして書いてるなら、活動費等にも触れて欲しかった感じ。
青春モノとして素直に読める人向きだと思います。
2016年1月23日に日本でレビュー済み
ウォーターボーイズとかスイングガールズとか面白い部活動の話が好きで、偶然本屋で見つけました。
まさしく俺も「ヨーホーってなに?」状態から始まったけど、読み始めたら一気に読み終えちゃった。
まず、ミツバチの儚さに感動。そして、都会じゃ絶対にできない田舎の高校生の自然の中での活動が羨ましい。。。
机に座って一日中勉強してるより絶対楽しいじゃん。
同じ高校生に読んでもらいたい一冊でした。
まさしく俺も「ヨーホーってなに?」状態から始まったけど、読み始めたら一気に読み終えちゃった。
まず、ミツバチの儚さに感動。そして、都会じゃ絶対にできない田舎の高校生の自然の中での活動が羨ましい。。。
机に座って一日中勉強してるより絶対楽しいじゃん。
同じ高校生に読んでもらいたい一冊でした。
2016年1月21日に日本でレビュー済み
なんでミツバチ?と思ったけど結構興味津々であっという間に読み終わりました!高校ならではの青春が詰まっててこんな部に入りたいなぁと思いました。
すごく心温まる物語でした。
すごく心温まる物語でした。