プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥2,090¥2,090 税込
ポイント: 126pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥549

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
私たちは、原発を止めるには日本を変えなければならないと思って 単行本 – 2011/12/1
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ411ページ
- 言語日本語
- 出版社ロッキング・オン
- 発売日2011/12/1
- ISBN-104860521048
- ISBN-13978-4860521042
この著者の人気タイトル
登録情報
- 出版社 : ロッキング・オン (2011/12/1)
- 発売日 : 2011/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 411ページ
- ISBN-10 : 4860521048
- ISBN-13 : 978-4860521042
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,140,288位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
ジャーナリスト・経営者・僧侶
処女作『石原慎太郎「五人の参謀」』が17万5000部のベストセラーに。
次作の『田中眞紀子の恩讐』『田中眞紀子の正体』でもともに5万部を売り上げる。
第一次安倍内閣の内幕を描いた『官邸崩壊』は10万部を超えるベストセラーとなり、直後に政権崩壊で予言の書と言われる。
共著を合わせると約50冊。総売上約100万部。
2019年1月25日、50歳で京都・聖護院門跡にて得度。
1984年福島県生まれ。東京大学大学院情報学環准教授(2021-)。
他に、
福島県立医科大学非常勤講師(2021-)。
東日本大震災・原子力災害伝承館上級研究員(2020-)。
ふくしまFM番組審議会委員(2017-)。
東日本国際大学客員教授(2016-)。
経済産業省汚染水処理対策委員会多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会委員(2016-)。
楢葉町放射線健康管理委員会副委員長(2015-)。
これまでに、
立命館大学衣笠総合研究機構准教授(2016-2021)。
福島県アーカイブ拠点施設調査研究・研修検討委員会委員(2018-2020)。
京都女子大学非常勤講師(2018)。
福島大学客員研究員(2016-2018)。
Yahoo!基金審査委員(2017-2019)。
Yahoo!基金評議委員(2015-2017)。
経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会原子力小委員会委員(2014-2017)。
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員(2012-2016)。
早稲田大学文化構想学部非常勤講師(2014-2015)。
読売新聞読書委員(2013-2014)。
復興庁東日本大震災生活復興プロジェクト委員(2013-2014)。
福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)ワーキンググループメンバー(2011-2012)。
等を歴任。
東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。専攻は社会学。
著書に『日本の盲点』(PHP研究所)『社会が漂白され尽くす前に: 開沼博対談集』(徳間書店)『はじめての福島学』(イースト・プレス)『漂白される社会』(ダイヤモンド社)『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)『東電福島原発事故 自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10』(徳間書店、編著)『福島第一原発廃炉図鑑』(太田出版、編著)『常磐線中心主義』(河出書房新社、編著)『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(青土社、佐藤栄佐久氏との共著)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。学術誌の他、新聞・雑誌等にルポ・評論・書評などを執筆。
第65回毎日出版文化賞人文・社会部門。
第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。
第6回地域社会学会賞選考委員会特別賞。
第36回エネルギーフォーラム賞優秀賞。
第37回エネルギーフォーラム賞普及啓発賞。
2018Openbook年度好書奨(台湾の大手書評サイト「Openbook」の賞)。
尾崎行雄記念財団咢堂ブックオブザイヤー2021総合部門大賞。
(媒体プロフィール・イベント告知などで略歴が必要な場合は上のプロフィールを、近影が必要な場合は隣の写真をご利用下さい)
ご連絡はhiroshikainuma「アット」gmail.comまでお願い致します。
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
田中三彦、上杉隆、内田樹、高橋源一郎など、どの方も原発に対
して立場は明快で、反原発である。
坂本龍一は、NYを拠点にしていることをバッシングされたと言い、
保坂は、区長会の会長とのやり取りの苦労を言う、助教など冷遇
されていることにひがまない小出、命まで狙われたと言う田中三
彦、自由報道協会を徹底無視し続けると上杉は嘆く。日独伊で脱
原発だと笑う内田樹。
様々な分野で活躍する、これら文化人が、もっと大手メディアで
発言させてあげればいいのに、メディアは、最早死に体状態であ
る東電の機嫌をお伺いしているように、相手にしない。なんと情
けない日本のメディアか。そんなメディアが、よくぞ、まあ、菅
降ろしに奔走したものだ。東電のためにメディアが頑張ったのか
もしれないが。
この本を読むと、どう考えても、原発なんぞは日本に必要ないし、
電気不足なんぞは、あり得ない。
保坂展人
2007年7月に起こった新潟中越沖地震直後に柏崎刈羽原発で火災が発生。その3日目に現地に視察へ入ったら、原発敷地内に地割れや亀裂が入っており、東京電力はそれを瞬く間に砂で埋めていた。「なんで埋めるんですか」と聞いたら、「先生方が転ぶといけないから」という返事。建物の中に入ると、クレーンが折れていたり、燃料プールから汚染水が漏れていて、それを作業員が雑巾でふき取っていた。そして、その後、専門家も含めた視察後の質問書を出したら、東京電力からは「お答えしないことにしました」という回答。
高橋源一郎 & 内田樹
戦後、坂口安吾の『墜落論』のこれからは「肉体と金」だということで、ある時期まではプラスに働いたが、途中からその「金だ」というのが肉体ではなくイデオロギーになった。存在しない金を求めるようになった。坂口の言っていた金というのは肉体的なもので、米を買う金とかだった。そして、肉体の求める欲望には限度がある。例えば、1日3食が限界とか。だから身体の欲望の対象は所詮手の届く範囲のもの。それがうまいもの食って、ええべべ着て、ええ車乗って…くらいまではいいけど、ええ家住んで、ええ企業の社員になって、利回りのいい債権買って…となるとだんだん記号性が高まって抽象的になる。記号的な欲望にはリミッターがかからない。欲望が抽象的、記号的になるにつれて、破壊されるものが幾何級数的に増えてくる。「脳が記号を食ってる」
野田が首相になったとき、米国では報道官が野田の就任演説を紹介しながら「これ、同じ話、5回ぐらい聞いたんですけど」って、笑ってた。どの首相が何を言ったのか固体識別できないって。
官邸前のデモ、パブリックコメント等で、国民の多くが原発は日本の未来のエネルギーとしてふさわしくないと
判断しているのに、政治の世界は全く変わろうとしない。本当にイライラするし、うんざりする。
この本では、そんな私の気持ちを支えてくれる人の意見がいっぱいで、なんでこういった人々のまっとうな言葉が
政治家に届かないのだろうか、ともどかしくなる。
最後の高橋源一郎さんと内田樹さんの対談もぶっちゃけててとても良い。
内田さんが、「優先順位は 1国土の保全、2国民の健康、3通貨の安定とか」のはずなのに、
政治家の優先順位の1番は金」と言っている。
経済、経済と政治家は脅かすが、経済成長で日本人は幸せになれなかったことに3・11の後多くの人が気が付いているのに、政治家は変わっていない。政治家のOSを書き換えなければならないのに…
原発がなくなることに希望がもてなくなってしまった今日この頃だけど、がんばって声を上げてくれている人たちがいることを再確認し、ちょっと安心する、けどやっぱりもどかしいーーー。
政治家から官僚、原子力科学者から原発裁判を闘った弁護士などなど非常に多ジャンルの人が原発について語る。
この本は単純に原発の話に終始するのではなく、なぜ日本は原発の様なものを作り続けてきたのかという日本の在り方をテーマとしている。
読み始めた時ははたしてそこまで原子力ムラというものは強いものだろうか?と疑問も感じたが、ちょうど読んでいる時に野田総理の大飯原発再稼動表明があり、改めて今まで日本を動かしてきたシステムの根深さというものを実感した。
全くもって本のタイトルの通りだ。原発は日本を変えなければ止まらない。