ずっとずっと待ちわびていて、７月に届いたその日にすぐ、家事を終えて一気に夜中に読みました。あまりにも夏目ちゃんがわたしに似ていて、何度も涙しながらラストではものすごい安心感に包まれたような感覚でした。
まず、読んだら翌日から速攻で娘たちがものすごく仲良しになりました。あまりの即効性に驚きました。
その後も何度も読んで、苦しくなるたびに部分的に読んだり、やみくもに開いたところから読んだりしています。
2ヶ月たった今では小学三年生の長女は宿題を集中してできるようになりました。宿題が大量に出題されても何時間でも一人でやり続けるなんて、今までだったらありえないことです。
ミラーニューロン、トラウマちゃん、他も全部熟読して私が母からストレス処理係としての役を抜け出し始めて3年、私と他の姉妹と長い間保たれていたバランスが崩れ母は体に悪いところはどこもないのに、3年間何度も救急車に乗ったり声が出なくなったりと、常に疲れて悲くて不安と言う原因不明の体調不良を起こしていました。それに対して優しい気持ちで心配もできませんでした。
私はどうしても許せずバランスも崩れたままでした。
催眠ガールを読んだあと、週末のたびに会い話をするたびに少しずつ何かがかわりはじめ、気がつけばついに許せていました。
それからは母の体調不良はもう起きていません！
一言で言うと、優しい本です。
優しさを許されると言うか。
今まで大嶋先生の本を何度も読んで、実践して変化も実感してきましたが、結局は、何よりまず自分のトラウマをまず何とかしなきゃと思っても、例えば、孤独の恐怖！と唱えると我が子が孤独になっているイメージが浮かんできてしまい、そこから子供の不幸の連想が止まらなくなってしまうのです。
そして誰かが幸せになったら、誰がまたバランスを取るために落ちていくなんて。。
人の気持ちを考えたらだめだ！と必死になるものの、我が子の場合はどうしたらいいの？そんなこと不可能だし。。そして家族の誰かが処理係なら、わたしがやめたらどうなるの？？と、そこがどうしてもわからなくて、苦しくて苦しくて、たくさん変わってこれたのに、結局引き戻されるような苦しみに落ちるのを繰り返し、なかなかクリアできた！という感覚になれずにいました。
あと一歩だと思えるとことでまたドーンと落ちたり…。
その、あと一歩のところが、催眠ガールを読んでから、あ！いいんだ！こういう感じで！と何かが分かったような感覚を得られました。
そして心の声がよく聞こえるようになりました。苦しい時に、あーそうか！ちがう遺伝子コードを探そう！と的確に探して淡々と唱えるよえになれました。
もしかしたら全部すっ飛ばして催眠ガールだけで、みんな幸せになれると言うことなの！？！催眠ガールからスタートする人はいいな〜笑
暗記するほど読みました。小さい頃から好きな本の好きなシーンを読みたくて、そこを読むのを楽しみに何十回も借りては読んでいたけれど、それを思い出します。
餃子のシーンと中華料理やの前を通る時の鍋とおたまがこすれる音のシーンがよく頭の中で上映されています。気持ちいいような感覚です。
なぜかわからないけど、わからなくていいんですよね。
以下催眠ガールのレビューじゃありませんが、心が書いていいといので書きます。
そもそも既に全体的に大嶋メソッドレビューになってしまっているけれど…
もう人の気持ちを考えないので笑
大嶋先生の本は入手可能なのものは全てなん度も読み返し、大嶋歴3年目です。
三年前の長女が一年生の時、あまりにも生きづらい性格であることに、もがき苦しんでおり、それは私のせいなのではないかと恐ろしいことに気がつき、愕然としながら啓発本などを読んでは、こうあるべきなのにできないという自己嫌悪にさらなる落ち込みを繰りし、今まで辛かった人生の中でも、その時がどん底だと思えるような鬱状態に陥ったその時、大嶋先生の本に出会いました。
私自身が信仰宗教にどっぷりの両親に四人姉妹の2番目として育てられ、母から嫌われ叩かれ、気持ち悪い！と目の敵にされながら育ちました。私だけ不思議なほど勉強ができず、何時間も机に向かっても、翌日のテストでは何一つ思い出せない事が常であり、毎日忘れ物をたくさんしては叱られ、先生からも叩かれることは日常茶飯事でした。そして明日は絶対忘れ物をしない！と泣きながら誓うけれど、翌日学校に着けばランドセルはなぜか空っぽでした。
夏目ちゃんと同じように一人遠くの私立高校に通い、親への申し訳なさはさらに増し、更にまじめに過ごすことが、親への忠誠心を明かす唯一のすべでした。宗教の活動にも私だけは親と一緒に真面目に参加し、常に親の顔色を伺い一度たりとも親にNOと言えずに、
唯一得意で、したい！と思えた仕事への夢を一蹴され、言われた通りに苦痛でしかない事務職につき、言いがかりをつけられいじめられ、直属の上司はパワハラと合わせてストーカーとなってしまい怖い事をたくさんされ、それでもノーと言えないで、過ごしてきました。
親の理想通りに適齢期内に結婚して家を建て子供を二人産みました。
いつか子供が産まれたら、私のような苦しい生活を絶対させない！とずっと子供の頃から思い描いてきた私は、とにかく気持ちを汲んであげなくては！と思いすぎたのです。
そして実際に子供が産まれたら、結局また私よりさらに苦しい人生を子供与えてしまったのです。親のように手をあげたこともないし、感情的に怒鳴りつけたことも、むしろ一度も叱ったことすらありませんでした。常に気持ちを考えて過ごしていました。今思えば、夫に気を遣い、自分の気持ちを一切言わず、夫婦喧嘩も一度もした事のない異常な状態の私に異常なほど気を遣われながら育てられた娘が健やかに健全に育つはずがないのです。
娘は私よりも酷いレベルで常に緊張が高く、人に怯え、勉強も宿題も何一つ集中出来ず、自己主張もできない、毎日が地獄のような日々に苦しんでいました。
今までの自分の苦しさなんて目じゃないほど、娘が苦しんでいることが可哀想で辛すぎて辛すぎて、さらに気を遣って接しては
なんでこんなにダメなのかと、一番やってはいけない、苦手なママ友や先生に相談をたくさんしました。さらに苦しみは増していきました。
悩みを抱えていることも、確実に自分が鬱であることすら、夫に言えず、ニコニコ完璧な妻を演じている私は
毎日幼稚園から帰ってくると、体がいたいと泣き叫びながら床を転げ回る娘に、ママがいるよ。大丈夫だよ。と力なく言うだけでした。翌朝真っ青な顔でお腹を抑えながら登園したあとは、全く眠らない緊張度の高い次女をだいて揺すりながら
長女が苦しみながら、仲間外れにされて絶望している悲しみを想像しては、一分一分すぎる時計を眺め泣いて過ごしていました。
小学校へ入ると娘は泣き叫びながらついに、死にたいと！叫ぶようになってしまい、でもそれに対して、そんな事を言ってはダメと、言う理由もわかりませんでした。
本当に一体、なぜ何のために生きていかなければいけないのか…
そんな私たちは、そのままだったら悲惨な事件となってニュースになるパターンも用意されていたのだと思います。
でも、大嶋先生のお陰で、そっちに行かずに済んだのです。
大嶋先生の本を何度も読んできて、まずトラウマちゃんでは衝撃すぎてワンワン泣きました。あれこそ始めの一歩の究極の一体感だったと思います。自分を理解してくれて説明してくれる人がいたなんて！！！
泣きながら姉にとりあえず40センチくらいのラインをしました笑。
謎が解けた！全ての謎が！と。
そしてまず時間が驚くほどゆっくり進むようになりました。
一番初めは愛される姿×7をひたすらひたすら唱えました。子供たちの個人懇談の前にも吐き気と腹痛と震えに悩まされなくなりました。
毎晩眠った後に突然頭だけが感電したようなバリバリ！！という衝撃で頭が痺れて目がさめることがなくなりました。
どんなに急いでもたどり着けずに、最後に母がでてきて、ほらね。という夢を何十年も見続けてきたけれど、ある日初めて、実家ではなく自分の家の玄関にたどり着き、そこをあけると娘たちが立っていて、時間がかかったね！と、長女がにっこり笑っている夢を見ました！
それから、たどり着かない夢は見なくなりました！
子供たちの顔つきがまるで変わりました。
夫が私を大切にするようになりました。
驚くほどの奇跡はたくさん起きたけれど、今では当たり前のよう思えていて、書き留めておかなかったことが悔しいけど、幸せです。それが証拠です。
本を読みはじめて1年経った頃、今まで苦しいだけだったはずの実家からの帰り道に、頭の中に、突然ブルーハーツの歌が流れてきました。
涙にけむる星影は、遠い空からのメッセージ。誰かがそこに置いたのか。初めにそこにあったのか。四月の花は桜色。未来の誰かにプレゼント。季節に萌える花言葉。
妖精たちの合言葉。ナビゲーターは魂だ！！
その瞬間生まれて初めて、桜の花が綺麗だ！思えた時、びっくりして泣きました。
桜が咲いていることにすら気にも留めたことがない私が、桜を綺麗だと思えるなんて。そんな日が来るとは思いませんでした。あの日の感動は忘れません。。
母に会いたく無いのに毎週末実家に行き、会うたびに私をけなし、帰り道の車の中で死にたくなって、その度に長女が突然、いなくなりたいー。と泣き叫んでいた頃が懐かしく思えるほど、今会えば母は私を褒め、私も母を優しいきもちで本音を言えるようになりました。
帰りの車では娘たちが仲良く歌を歌っています✧︎*。
本を読むたびに、変化を感じるたびにレビューを書きたくて書きたくて、たまらなかったけれど、まだバチっときたとは言えない。。
なんか嘘っぽいような喜ばせたいような事を書いてしまいそうで、レビューをかけずにいました。
そのあとも沢山読み、DVDも何度もみて、好きなところは録音して聞き流し、本はキンドル版で自動読み上げ、動画も流しながら家事、仕事をして二年、三年経っても、悩むたびにまた本を読み返し、遺伝子コードを検索し、辛すぎて遺伝子コードのことも心に聞くことすら思い出せない日々もあり、インサイトカウンセリングに電話をかけようかと、泣きながら電話のコールボタンを押しかけて勇気がなくてやめるを繰り返し、
何度もまた闇に引きずり込まれそうになった日を繰り返してきて
孤独の本で、あー！！！なんてこった！なるほど！！というズドーンという深い納得ができました。しかしその衝撃で、今まで夏目ちゃんの妹的立ち回りできてのいた次女がひどい状態に落ち込んだのです。ほらきた、ポジション交代。これだとダメなんだってば。。。と、不安と孤立に恐怖して泣き叫ぶ次女のことで、今度は頭がいっぱいになりました。
しかしついに夏休みスタート初日に催眠ガールを読むことができました。そして安心してこれまでとちがう判断力が使えるような感覚になり、長い休みのうちに新たにぴたりとくる遺伝子コードを見直して、いろんなことを整えて、新学期をスタートさせることができました。
長女は一週間に数回突然偏頭痛で激痛が始まると歩けないほどで、授業中でも遊んでいる時でも、突然吐くほどの痛みに苦しんできたのですが、オパームワンの還元で、びっくりするほどピタリ止まりました！ものすごい回数毎日唱えさせました。もしかして、この世に薬はいらないのかもしれない！！と感動しています。
学校で全然友達もできず、放課もただ机に座っているだけだった娘は、学校なんてつまらない、と毎晩泣いていましたが
仕組みと方法を図解にしてひらがなでかいて、説明して、遺伝子コードを時間をかけて2人で探して紙に書きだして壁に貼りました。
学校でもオパームワンとリーキーガットとスリットアールケーワン、脳幹、他にもいくつかと、本音モード浮き輪モードを暇さえあれば何百回も唱えていたら、図書室！とふと思うようになり、本が嫌いだけれど図書室に放課のたびに無感情で通うようになり、読みもしないけれど図書カードをいっぱいにする目的で淡々と通っていたら知らないうちに一緒に行こう！と言われるようになり、その輪が拡大して、もう図書館はあきた！と、そとで毎日外で鬼ごっこをするのが楽しいと言うようになりました。
解放されはじめ、なかりいい感じに調子に乗ってきた頃、
クラスで張り切りすぎて、四面楚歌になりました。長女は、はいはい、どうせ嫉妬でしょ、って感じ。と言って気にしてないいと言うのです。すげー！！ほんとに子供の方がすごいんです！これがいじめなのか、変化による嫉妬の発作で抜け出せば次のステージにいける洗礼なのか。もう理解していれば何も怖くないのです。（とは言っても知ってしまうとめちゃくちゃ沼のようにドロドロ心配してしまします。。ミナイキカナイハンセイシナイ…。）
宗教にどっぷりで育った私にとって、信じていないとはいえ、宗教をはなれた後に、すがるものがないで生きると言うことが漠然と不安で不可能のように思えていました。
でもそんなことは無いと今は分かります。
全て心が教えてくれるから、大丈夫です。
心は優しいです。どんなことにも答えてくれます。心よ！どうしても不安だから、大丈夫って言われたって具体的言ってくれないと、結局私は子供のこと心配しちゃうから！頼む！具体的に、いつ！？と聞くと、
はいはい、しょうがないな。来月は大逆転だから！と、教えてくれます。
一体どういこと？あと一週間後？！
でも何度聞いても来月は大逆転！と言う。
新刊を読む、目からウロコがバラバラ落ちる。なるほど！！と今陥ってる苦しみの仕組みを知る。
そして子供が輝く笑顔で帰宅して学校で起きた奇跡を話してくれる。あ！今日から月初めだ！本当に大逆転が起きた！という感じです。あんなに何もできなかった長女は、百点をたくさんとって、帰ってきては宿題をすごいスピードで済ませては、バビューンと友達のところへ遊びに行きます。
次女は仲間はずれが恐怖で、行きたいのに！いけないよー！と朝大泣きして震えていたけれど、車で行かずに歩いていけば？と心が言うので、しーしーけーのかーんげん！あいじーえふえすのかーんげん！と歩くスピードに合わせながら二人で唱えながら毎日行くようにしました。大泣きで先生に引き剥がされていた娘が、今では、もうここでいい！と園の前で私の手を振り払い、振り返りもせずに走って幼稚園に飛び込んでいきます。帰ってきても、毎日いろんなお友達と楽しく遊んだことを、当たり前すぎて嬉しそうに報告なんてことさえしません。
私も、三年まえから心配するたびに心に言われ続けた事。
もうあんたは子供の心配するのやめてあげて！本当にやめてあげて！！心配するのをやめたら、子供たちは幸せになるんだから！あんたはとにかく作品を作ればいい！とにかく作っていればいい！ばか！といわれていたので 笑、今はしっかりと得意な事を仕事にして、家にいながら毎日好きなことだけしてそれでお金を稼いでいます。こんな未来が待っていたなんて！！でもなんだか知っていたような気もするのです。
何年も前に、子供を産み社会を離れ、孤独で夫の会社の愚痴以外だれとも会話の全くない毎日の中、授乳中の朦朧としかけている時
何？！という映像がはっきりパッ！と浮かんだことが数回あったのですが、その時は自分には無関係のものすぎて、なんだ？！とだけ思っていたのですが、それは今まさに自分が仕事としている作品たちなのです！
完成してからそれを思い出したのです。
未来のわたしはちゃんと教えてくれていたことを私は知っていたのです。なみだにけむる星影の遠い空からのメッセージだったのです✧︎*。
繁忙期には間に合わずオーダーストップをかけるほど、充実しています！！
そしてまだすごいことが起きるというのも感じています！！
どうか一人でも同じ悩みの人に読んでほしくて、本当に苦しみから抜け出せるという事を伝えたくて、長く書いてしまいました。本当はもっと書きたいけれど、我慢したくらいです。笑
本屋の嘘ばかりの育児書の棚と自己啓発本を全部取っ払って、ドーンと大嶋先生の本だけおいたら、犯罪も悲しい事件もこの世からなくなります。
この世に起きている全ての事件もそれを起こした人たちや、過去に起こった大きな悲しい歴史も独裁者たちの過去を辿れば仕組みがはっきりとわかります。これから起こり得る悲しい出来事を食い止める方法がもうわかっているのに。あとはみんなが知るだけなのに、と本当に悔しくなります。
自殺したくなったら読む本、とか、いじめられたら読む本、とか
そんなタイトルでドーンとばらまいてほしいです。
小さい子供も読めるスクリプト絵本も是非作ってほしいです。いじめをとめる本なんてタイトルだったら、絶対にみんな読みます。児童館や保護施設に誰でも読めるようにおいて欲しいです。
一気に日本が、世界が救われます。
前に先生が、子供用の本を書かせてください！とブログに書いていらっしゃいましたよね。どうか実現してほしいです！
シンドラーのリストに一人でも多く書けば生きられるのと同じように、一人でも多く一度でも読んだらそれだけで生きる列車に乗れる！ってことなんですもん。
今日夢だった大嶋先生の講演会に参加することができて、もう魔法を手に入れたような気分です！！！本当に楽しくて沢山笑って、よく理解出来て、途中で涙が何度も出ました。
夫に子供を預けて出かけたのは、人生初でした！！
もう本は読まなくてもいいんじゃない？！と、毎日先生の動画を子守唄がわりに寝落ている姉と興奮しながら帰りました。
でも新刊が出ることをさっき知って、2人でめちゃくちゃ楽しみにしています笑
握手もしてもらって感激です！大きくて暖かくて優しい手はいったいどれだけの人の命をすくったのでしょう。今日の思い出は宝物です✧︎*。
先生が最後に断捨離の本を執筆中で、全部捨てていい！というお話をされたので
家の中からいらないものをゼロにせよ！と７月に突然心に言われて、断捨離していることの理由がわかって、それを伝えられました笑
私もまだまだ、子供の学校や幼稚園行事の後やママ会の後などは２日間動けないほど体がだるくなるし、ちょっとしたことで心配はしてしまいます。でももう、仕組みがわかるし、これからどうしていけばいいのかも、子供が悩んでいる時に、どんなアドバイスをしたらいいのかも悩みません。
本当にありがとうございます！
先生のおかげで生きています！
たくさん悲しいニュースは毎日溢れているけれど、日本中でトラウマちゃんを読んでニュースにならずに食い止められたことが必ずたくさんあるはずです。夏休みに催眠ガールを読んで、新学期前に屋上から飛び降りるのをやめることができた高校生、知らないだけでたくさんいるはずです。
もっともっと食い止められるよう、沢山拡散できるように、みんなが元気なれるように、私も頑張ります！
万能感じゃなくて自己効力感です！！
最後に、可能でしたら声が出やすくなる遺伝子コードを教えていただけたら嬉しいです。
ここ数年喉が苦しく、調べても病気でないのですが年々声がこもって小さな声しか出なくなってしまいました。人と同じトーンで話した後は、大声で叫び続けた後のようにのどが疲弊してしまいます。ずいぶん探したのですが遺伝子コードはどうしても見つけられなかったので。。お忙しい中恐縮ですが、もしご覧になっていらしゃいましたら、お願い致します！！
先生これからも、楽しみにしています！
本当にありがとうございます！
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著者について
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イメージ付きのレビュー
悩みの国の王様へ
大嶋先生の本は何冊か読みました。そのたびに不思議な体験をしています。「無意識さんの力で無敵に生きる」では、橋の袂で一人の詩人から一輪の薔薇を手渡されました。「支配されちゃう人たち」では、誰もいない夜、真っ白な息を吐きながら冷たく冷えたチョコレートをバリバリと齧って、温かい涙が静かに頬を流れるのを感じました。そして、この「催眠ガール」では、どんな不思議なことが起きるのだろうとワクワクしながらページをめくりました。これを読んだら、私にも催眠スクリプトが書けるようになるのかな？そして周りのみんなを催眠にいれちゃったりできるようになるのかな？他の人のレビューを読んでみると、すっごい体験をした人がたくさんいたので、「あ！私も光の体験をしちゃったりして？」とドキドキしていました。本の中では、自分には何もない醜い夏目ちゃんが、冴えない風貌のお師匠さんと偶然出会い、お師匠さんの語る言葉を壁越しに聞いていくうちに、いつのまにか力を取り戻していきます。いつも人の目を気にして友人に気をつかい、頭の中でダメ出しばかりして生きていた夏目ちゃん。大人の人が怖くて、両親からも理解してもらえず、いつも泣いてばかりいた夏目ちゃん。そんな夏目ちゃんが、いつのまにか真っ白なノートにバンバンスクリプトを書いて、友人を始め、学校に集まった大人たちをも「スコン！スコン！」と催眠に入れちゃって、驚きの大変革を起こしていきます。痛快です。夏目ちゃんは、最後に同級生から差し出された「あるもの」を受け取り、物語は幕を閉じます。そして、私は催眠スクリプトを書けるようになったのかならなかったのか、光の体験は、あったのかなかったのか、それはよくわかりません。ただ、この本を読み終えてしばらく経った頃、アンデルセンが無性に読みたくなったので、図書館で借りて読みました。やっと字が読めるようになった幼い頃、薄暗い和室の隅で、冷んやりとした畳の感触を感じながら、まるで誰かから隠れるようにして、一つ一つの文字を指で押さえつつ読んだ本です。でもそんなこともつい最近まで、すっかり私の記憶から抜け落ちていました。借りた本は、昭和59年新装第1刷発行の「アンデルセン童話全集Ⅰ」。美しく色褪せた表紙をそっと開いて、数十年ぶりに「おやゆび姫」を読みました。そこには、こう書いてありました。いま、ぼくは、遠くのあたたかい国へとんでいくところです。ぼくといっしょに行きませんか。さあ、ぼくのせなかにお乗りなさい。そうして、その細いリボンの帯で、からだをしっかりとゆわえつけておいてください。小さな女の子は、その一つ一つの文字が紡ぎだす言葉の意味を理解したのか、しなかったのか、わからぬままに、気がつくと風を切って爽やかな風を胸いっぱいに吸い込んでいました。そして、森をこえ、海をこえ、一年じゅう雪のふりつもっている、高い山々さえもこえて、高く高くとんでいきました。そして、その旅は今も続いています。誰の眠りでもない眠りの中で。なに一つ失うことができない星空とともに。
