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クリシュナムルティの日記 単行本 – 1983/7/1

4.2 5つ星のうち4.2 22個の評価

すべての思考が消え去り、観る者が観られるものであるとき、あなたはいない。そこにあるのは愛だ----いっさいの幻影をはげしくそぎ落とし、クリシュナムルティはひとすじの光のように直進する。かくも平易な言葉で究極のものが照し出されるのはそのためだ。孤高の自由人クリシュナムルティが、聴衆を前にして語るのではなく自己の内なるものと対峙して綴った、78歳の日記。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ めるくまーる (1983/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1983/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4839700192
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4839700195
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 22個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
22グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の瞑想の参考にと読み始めました。

日本語訳がすばらしかったので、クリシュナムルティが描写する自然が生き生きと伝わってきました。

自然と生に対する深い観察と尊敬の念の合間合間にクリシュナムルティ本人の瞑想経験から得られた考察がちりばめられ、大変味わいの深い文章になっています。

私個人の日々の瞑想でぶつかる壁に対する答えも多く、参考になりました。

できることならば、クリシュナムルティ存命の間に一度でも講和を聞けたらば良かったと思うのですが、彼の言葉を読むだけでも彼の魂に少し触れられた気がします。

このような貴重な本が安価で購入できるとは、幸せな時代に生きていると感じました。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝少し時間があるとき、手が少し空いたとき、移動の最中、夜に眠る前、常に持ち歩いて開いたページを読みたい。
詩的で美しく正しいわたしが持っている中で一番素敵な本です。

彼のその他の本も何冊か読みましたが、この本が一番トロけやすくて気持ちがいいです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「最後の日記」に続いてクリシュナムルティに関する本で私が選んだ一冊。文中、「私」が「あなた」になっていたり「彼」となっていたり、そもそも一言一言が様々な意味を含んで綴られているため、なかなか読み進めることができなかった。最終手段、本に線を引きながら読むことにする。 見つめるということ、言葉は所詮言葉でしかないということ、全体を捉えることの重要さ、過去にこだわるということが生じさせる葛藤をいかにして手放してゆくのか… クリシュナムルティが静かに見つめる世界を通して、我々に伝えようとすることは非常に奥深く、興味深い。特に、今のこの混乱した時代に必要な「目」なのではないかと思える。この、今の世界の混乱は私たち一人一人が関わっていることを、その責任を考えずにはいられない。そしてまた、気づいてしまった自分は今このときからどう立つべきなのか、決して押しつけがましくではなく、自ずから読み手に考えさせてくれる。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「すべての思考が消え去り、観る者が観られるものであるとき、あなたはいない。そこにあるのは愛だ。」そう帯にあり、分かるとおり、精神世界の方なようです。有名な方らしい。数年前読み、スピリチュアルな方々が好みそうな寝言、くらいにしか思えずにいましたが、久しぶりにさらさら頁を繰ってみて、意味がとれるようになっていたことは、かるい驚きでした。一言でいってしまえば、「空」をきままに語っているということで、禅だとか禅の元になった道教だとか、インドでは珍しくもない梵我一如、旧約聖書(キリスト教では)で言えばコヘレトの言葉の思想で、そうですかと流してしまってかまわないような内容ではありますね。そもそも説きふせるだとか、諭すという体裁ではありませんし、そうするのはここで述べられてあること、著者の姿勢と矛盾しますし。訳者が、宮内勝典先生で、先生は今も執筆なさっているのでしょうか。息子さん、宮内悠介先生は大活躍されていますね。
2003年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この日記が78歳のお爺ちゃんによって書かれていると思うと不思議な気持ちになります。自然描写や観察の内容がシンプルな言葉で力強く、クリアで、透明なエネルギーに満ち溢れていると思うからです。覚者と呼ばれる人も晩年になると枯れる人が多いと思うのですが、この人は枯れてないと思います。けれどあまり言葉に酔わず、彼を特別な人にしてしまわずに、「実際の観察」を通してまたフィードバックして味わうというかたちで読めたらと思います。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年1月3日に日本でレビュー済み
最初、頭で理解しようとしたら、難しくてよくわかりませんでした。

心で読んだ時に、はじめて良さがわかりました。

感動しました。

日常の些細なことも、感謝して味わおうと思うようになりました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年10月3日に日本でレビュー済み
彼の言うことは、一分の狂いもなく、真実であることを感じる。
しかし、わたしにとって、これを理解することと、これを生きることとの間には、深い断絶がある。
彼に言いたい。「あんたの言うことは、まったくそのとおりだが、そんなふうにできるのも、あんただけだよ」
グルやマスターたちの言葉は、ときに、わたしのような凡人をいらだたせる。
かれらは、「わたしがそうであるように、あなたもそうなのだ」とは言うが、じゃあ、どうしたらいいんだ!
クリシュナムルティは不親切だ。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年3月5日に日本でレビュー済み
私にとってはこの本がクリシュナムルティ初体験。
当方はスピリチュアルとか、精神世界とかに漬かっている人間ではありませんが、クリシュナムルティ氏のことは前から気になっておりましたので、手にしてみました。

本書は、前書きにもありますように、あくまで日記という体であります。
普段の何気ない生活の中の風景を、思うがままに書き留めた感じです。
そのなかにスピリチュアルなものを嗅ぎ取りたい人には示唆がいっぱいあるかもしれませんが、明確なハウツー(例えば瞑想の仕方とか)などが欲しい方にとっては、物足りないかもしれません。

スピリチュアルでも、精神世界でも、瞑想でもない私にとって、本書から感じられるのは、文章を読んでいて心が洗われるような、とても静かな落ち着きを感じます。特別な示唆や霊験がなくても、なんか静寂さを得られます。

情報が飛び交い、毎日あくせくしている現代人にとっては、このような静寂な時間を味わうのは大切なことかと思います。すごくおすすめというわけではないけれど、都会に生きるのがつらくなったときに読むと救われるかも、という感触であります。

何かのご参考になれば。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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