すごいです。こんな荒唐無稽でユルユルなのに、コアなところで登場人物の人間味のリアルさ、愛情の深さ、業の深さに泣かされます。
皆言うように、しりあがり天才なんやなーと思いましたが、他の作品はぜんぜんだった(笑)本気のクリエイターが一生に一度だけ吐き出せる一作、っていうのがしりあがりのコレなのかも。
inDEEPより、こっちのが要素が凝縮されてて好きです。

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合本 真夜中の弥次さん喜多さん 単行本 – 2005/3/17
しりあがり 寿
(著)
クドカンこと宮藤官九郎初監督で話題沸騰の映画「真夜中の弥次さん喜多さん」(4月初旬公開)。そこで原作コミックの1、2巻を一冊にまとめ、カラー12頁+おもしろ漫画3篇の書き下ろしを加えたファン垂涎の映画公開記念版が登場。装丁も凝っています!
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日2005/3/17
- ISBN-104838715749
- ISBN-13978-4838715749
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登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (2005/3/17)
- 発売日 : 2005/3/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 432ページ
- ISBN-10 : 4838715749
- ISBN-13 : 978-4838715749
- Amazon 売れ筋ランキング: - 413,040位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 218,393位コミック
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先に映画版の真夜中をみて、原作はどんなもんかとみてみた。
いや~別モンですわ。映画は長瀬の妙なべらんめい的明るさで、救われてた気がします・・いろいろシュールに遊ばせてもらいましたが、愛よ、愛!ってかんじでした、
コミックの方は、更にシュール。冥界怖すぎ。この人の死生観ってどういうの?と思った。でも、人間を見る目線は優しそうなので、悪いひとではないかと
ちなみに、超重要キャラである空の守が映画ではしょられてた・・あまりに人格者風にえがかれてたので端折られてたか?重要なキャラだよねえ。しりあがりさんはここに自己投影したのかな?
いや~別モンですわ。映画は長瀬の妙なべらんめい的明るさで、救われてた気がします・・いろいろシュールに遊ばせてもらいましたが、愛よ、愛!ってかんじでした、
コミックの方は、更にシュール。冥界怖すぎ。この人の死生観ってどういうの?と思った。でも、人間を見る目線は優しそうなので、悪いひとではないかと
ちなみに、超重要キャラである空の守が映画ではしょられてた・・あまりに人格者風にえがかれてたので端折られてたか?重要なキャラだよねえ。しりあがりさんはここに自己投影したのかな?
2015年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんでこんなに泣けるんだろう・・・・弥次喜多 in Deep を先に読んだが、やっぱりこちらが原点なのだなということがよくわかる。これでもまだシンプルというか、弥次喜多 in Deep ほどの狂おしさは、ここにはまだない。だからこそ、こんなに何度も読み返してしまうのだろう・・・・それに、この合本は表紙もいいぜ!
2016年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初のカラーページで、感動的に宣言する。それに持っていかれた。愛について、すごく純粋な描き方だと思った。
けど、最初のカラーページの宣言に感動しない人は最後まで気色悪いホモ漫画で終わるでしょう。
けど、最初のカラーページの宣言に感動しない人は最後まで気色悪いホモ漫画で終わるでしょう。
2014年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
北斎つながりで、you tubeで、北斎の絵におじさんが出て来るものがあって、これが、とっても楽しくて、その絵から、友人が、この本を思い出したとの事。試しに購入して、読んでみました。シュールで良い!!
2017年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューに騙されました。
著者がしりあがり寿さんという時点で嫌な予感がしてたけど、要はBLです。
弥次さん喜多さんがそーいう関係で旅するのを、あの独特の、(私には)読みにくい絵と字で表現した本です。
好みが別れる本だとは思いますが、私としては☆をひとつもつけたくないほどキライです。
著者がしりあがり寿さんという時点で嫌な予感がしてたけど、要はBLです。
弥次さん喜多さんがそーいう関係で旅するのを、あの独特の、(私には)読みにくい絵と字で表現した本です。
好みが別れる本だとは思いますが、私としては☆をひとつもつけたくないほどキライです。
2008年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「この世の夢が際限もなく紡ぎだされている」この作品は、
眩暈(めまい)がしそうな程である。
まるで、フェリーニの「8 1/2」か寺山修二の映画を観ているようだ。
しりあがり寿は、この作品で死と愛の限界まで近づく試みを行っており、
その試みから、このような幻惑的な表現形態が生まれてきたのだろう。
「魔術師フェリーニ」ならぬ「魔術師しりあがり」がここに誕生した。
眩暈(めまい)がしそうな程である。
まるで、フェリーニの「8 1/2」か寺山修二の映画を観ているようだ。
しりあがり寿は、この作品で死と愛の限界まで近づく試みを行っており、
その試みから、このような幻惑的な表現形態が生まれてきたのだろう。
「魔術師フェリーニ」ならぬ「魔術師しりあがり」がここに誕生した。
2014年12月16日に日本でレビュー済み
もう何度読んだかわかりませんが、きっと何度読んでも全体をきれいには理解できないような気がします。ただ、その一方で、「おそらく『知っている』なにかについて描かれた作品だ。」という不安な気持ちになることも確かで、その不安を解消するために、これからもまた折に触れ読み返す自分を容易に想像させられる作品です。