作者の食べ物や食事に対する感覚が
とても好きです
まるで自分が口に入れた様な気持ちになれたり、
小さいころ確かにそう感じたと思える
作者のことばの選び方がすばらしいと思います。

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わるい食べもの 単行本 – 2018/12/5
千早 茜
(著)
「いい食べもの」はもうたくさん!
気高き毒気が冴えわたる、異色の食エッセイ
WEB連載中からじわじわファンを増やし続けた話題作が、ついに書籍化!
幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界のフロントを駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の中への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。
「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。
【内容紹介】
●アフリカ時代に経験した、米とアイデンティティの関係性…「おかかごはん」
●お洒落カフェで体にいいメニューを選んだら「鳥の餌」になった話…「『いい』食べもの」
●映画『グラディエーター』における衝撃の食シーン…「パンを投げる」
●食い尽くすはずが「食われた」、尾道の思い出…「ひとり旅」 etc.
【各氏絶賛!!】
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
チハヤは、見た目こそお洒落さんだが、中身は偏屈なジジイだ。
彼女が自分を基準に普通だと思っていることは、たいがいおかしい。
そんなチハヤがあるとき真顔で、
「エッセイってどう書くのかわからなくて……」と言った。
何を言ってるんだ、こんな凄いものを書いておいて。
千早茜はやっぱりおかしい。―― 作家・村山由佳
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ユーモラスな毒と愛を持って綴られた食べ物たちは、
驚くほど魅惑的だ。
千早茜さんのエッセイは、日常的な食事さえも、
特別な一口に変えてしまう。―― 作家・島本理生
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
【著者プロフィール】
千早 茜(ちはや・あかね)
1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。
2008年「魚神」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。
2013年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞、直木賞候補。2014年『男ともだち』が直木賞候補、吉川英治文学新人賞候補となる。
近著に『人形たちの白昼夢』『クローゼット』『正しい女たち』など、共著に『犬も食わない』がある。本書が初のエッセイ集となる。
気高き毒気が冴えわたる、異色の食エッセイ
WEB連載中からじわじわファンを増やし続けた話題作が、ついに書籍化!
幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界のフロントを駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の中への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。
「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。
【内容紹介】
●アフリカ時代に経験した、米とアイデンティティの関係性…「おかかごはん」
●お洒落カフェで体にいいメニューを選んだら「鳥の餌」になった話…「『いい』食べもの」
●映画『グラディエーター』における衝撃の食シーン…「パンを投げる」
●食い尽くすはずが「食われた」、尾道の思い出…「ひとり旅」 etc.
【各氏絶賛!!】
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
チハヤは、見た目こそお洒落さんだが、中身は偏屈なジジイだ。
彼女が自分を基準に普通だと思っていることは、たいがいおかしい。
そんなチハヤがあるとき真顔で、
「エッセイってどう書くのかわからなくて……」と言った。
何を言ってるんだ、こんな凄いものを書いておいて。
千早茜はやっぱりおかしい。―― 作家・村山由佳
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ユーモラスな毒と愛を持って綴られた食べ物たちは、
驚くほど魅惑的だ。
千早茜さんのエッセイは、日常的な食事さえも、
特別な一口に変えてしまう。―― 作家・島本理生
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【著者プロフィール】
千早 茜(ちはや・あかね)
1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。
2008年「魚神」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。
2013年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞、直木賞候補。2014年『男ともだち』が直木賞候補、吉川英治文学新人賞候補となる。
近著に『人形たちの白昼夢』『クローゼット』『正しい女たち』など、共著に『犬も食わない』がある。本書が初のエッセイ集となる。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社ホーム社
- 発売日2018/12/5
- 寸法12.4 x 2 x 19.4 cm
- ISBN-104834253252
- ISBN-13978-4834253252
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商品の説明
著者について
1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年「魚神」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で泉鏡花文学賞受賞。2013年『あとかた』で島清恋愛文学賞受賞、直木賞候補。2014年『男ともだち』が直木賞候補、吉川英治文学新人賞候補となる。近著たちの白昼夢』『クローゼット』『正しい女たち』など、共著に『犬も食わない』がある。本書が初のエッセイ集となる。
登録情報
- 出版社 : ホーム社 (2018/12/5)
- 発売日 : 2018/12/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4834253252
- ISBN-13 : 978-4834253252
- 寸法 : 12.4 x 2 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 391,759位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,477位近現代日本のエッセー・随筆
- - 59,326位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
食べ物一つでこんなに面白い文章を書ける(描けるといったほうが良いかも)著者の感性にびっくりです。
2019年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オビには、「気高き毒気が冴えわたる」とあります。
確かに、毒気のあるというか、ちょっとひねくれた(?)皮肉の利いた文章です。
でも、決して下品な表現であったり不快な気持ちにさせられる文章ではありません。
毒気の間に、小さい頃の思い出や周囲の人たちとの関係性、季節の移り変わりが食を通じて丁寧に描かれています。
著者の繊細な心と表現に触れ、私自身の食を巡る記憶が思い出され、切ない気持ちになりました(著者の意図するところとは異なるかもしれませんが)。
エッセイを読んでこういった読後感を得るのは初めてです。
他の方の感想もぜひ聞いてみたい。
確かに、毒気のあるというか、ちょっとひねくれた(?)皮肉の利いた文章です。
でも、決して下品な表現であったり不快な気持ちにさせられる文章ではありません。
毒気の間に、小さい頃の思い出や周囲の人たちとの関係性、季節の移り変わりが食を通じて丁寧に描かれています。
著者の繊細な心と表現に触れ、私自身の食を巡る記憶が思い出され、切ない気持ちになりました(著者の意図するところとは異なるかもしれませんが)。
エッセイを読んでこういった読後感を得るのは初めてです。
他の方の感想もぜひ聞いてみたい。
2021年4月17日に日本でレビュー済み
初っ端の、我を忘れウニを食う様を「我が子を食らうサトゥルヌス」に例えるところで笑った
シリアスとしか感じてなかった絵が、途端にギャグマンガに思えて来た
あー、今アレ鑑賞したら自分はどう観るんだろう…
鍋ドン方式いいな。ぶっかけものを加減して食うのは面白くない。子供の頃、カレーの時にカレーばかり食べて、残ったご飯にカレーを継ぎ足して貰おうとすると「カレーばっかり食べないの!」と窘められた事を思い出した
ターキッシュ・デライトはロクムの事だったのか!…無念。長年夢想はしてなかったが、折角ならそうと知りながら食したかった。10年位前までは現地に行かなきゃ食えなかった買えなかったものがどんどん入って来てるけど、あれ、まだ日本上陸してないんだよねー…その内入ってくるかなー…
食制限+そもそも量が入れられなくなった身として、食モノには「食べる代わりに読んで美味しい」を求める質。本書は「食べる楽しさ」の代替になる方向でした
シリアスとしか感じてなかった絵が、途端にギャグマンガに思えて来た
あー、今アレ鑑賞したら自分はどう観るんだろう…
鍋ドン方式いいな。ぶっかけものを加減して食うのは面白くない。子供の頃、カレーの時にカレーばかり食べて、残ったご飯にカレーを継ぎ足して貰おうとすると「カレーばっかり食べないの!」と窘められた事を思い出した
ターキッシュ・デライトはロクムの事だったのか!…無念。長年夢想はしてなかったが、折角ならそうと知りながら食したかった。10年位前までは現地に行かなきゃ食えなかった買えなかったものがどんどん入って来てるけど、あれ、まだ日本上陸してないんだよねー…その内入ってくるかなー…
食制限+そもそも量が入れられなくなった身として、食モノには「食べる代わりに読んで美味しい」を求める質。本書は「食べる楽しさ」の代替になる方向でした
2019年3月1日に日本でレビュー済み
「食」にまつわるエッセイなどが好きで購入してみました。
ただ、読んでみると”小説家であるところの私”が書くエッセイ、ということになっており
これがファーストコンタクトである者からするとやや拍子抜け。
加えて、わりと無防備かつ唐突なワードチョイスも散見されるなど、
”言葉のプロ”という面でもそれほどの精度を感じることもなく。
若手の食エッセイということなら
平野紗季子さんとかのほうが上手かなあ。
もちろん平松洋子さんのような研ぎ澄まされた感もなく。
すでに著者の小説ファンであれば
こういうものも「彼女の意外な側面」として読めるのでしょうか。
演技しているところを観たことのない女優さんが歌手デビューした曲を聴いたときのような
不思議な遠さを感じました。
ただ、読んでみると”小説家であるところの私”が書くエッセイ、ということになっており
これがファーストコンタクトである者からするとやや拍子抜け。
加えて、わりと無防備かつ唐突なワードチョイスも散見されるなど、
”言葉のプロ”という面でもそれほどの精度を感じることもなく。
若手の食エッセイということなら
平野紗季子さんとかのほうが上手かなあ。
もちろん平松洋子さんのような研ぎ澄まされた感もなく。
すでに著者の小説ファンであれば
こういうものも「彼女の意外な側面」として読めるのでしょうか。
演技しているところを観たことのない女優さんが歌手デビューした曲を聴いたときのような
不思議な遠さを感じました。