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チャーちゃん (福音館の単行本) 単行本 – 2015/10/15

4.7 5つ星のうち4.7 47個の評価

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「ぼく、チャーちゃん。はっきり言って、いま死んでます」「死ぬと生きるの、違い?よくわかんないな。死んでも生きても、ぼくはぼくだからね」人は死んだらいなくなるというのがこの社会の常識だが、果たしてそれはほんとうなのだろうか。そして、ぼくたちの実感にもそれはそぐわないのではないか。現代文学の旗手、保坂和志が、一匹の死んだ猫を語り手に紡いだ「死」を巡る言葉は、奔放かつ繊細な小沢さかえの油彩画とともに、思いがけない死の姿を照らし出します。
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商品の説明

著者について

作者
保坂和志(ほさかかずし)
1956年、山梨県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。93年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、95年『この人の閾』で芥川賞、97年『季節の記憶』で谷崎潤一郎賞、平林たい子賞、2013年『未明の闘争』で野間文芸賞を受賞。その他、主な著書に『プレーンソング』『猫に時間の流れる』『もうひとつの季節』『生きる歓び』『明け方の猫』『カンバセイション・ピース』『朝露通信』『世界を肯定する哲学』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』『小説、世界の奏でる音楽』『猫の散歩道』など。

画家
小沢さかえ(おざわさかえ)
1980年生まれ。京都造形芸術大学芸術学部洋画コース卒業。2004年から2008年まで、ウィーン造形美術大学に留学。主にMORI YU GALLERY で展示発表を行うほか、国立国際美術館でのグループ展に参加。台湾、香港でも個展を開催している。絵本作品に『ほしをもったひめ―セルビアのむかしばなし』(八百板洋子・文/福音館書店)、挿絵を担当した作品に『岸辺のヤービ』(梨木香歩・作/福音館書店)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 福音館書店 (2015/10/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/10/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 40ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4834082032
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4834082036
  • 寸法 ‏ : ‎ 29 x 2 x 22 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 47個の評価

著者について

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保坂 和志
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1956年、山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞を受賞。その他の著書に『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』ほか。

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月18日に日本でレビュー済み
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愛猫が亡くなって悲しんでばかりいましたが、この絵本を読んで、天国で飛び跳ねて踊ってくれてるんだなーと心が少し楽になりました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年10月13日に日本でレビュー済み
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自由で元気なところがいい
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年11月20日に日本でレビュー済み
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本好きのサイトで、たまたま紹介されてた「チャーちゃん」
一目でビビビと感じるものがあり、即Amazonでポチッと。
不思議な世界観があるので、好き嫌いはハッキリ分かれるかもしれませんが、"死"を前向きに捉えている方や輪廻転生を肯定されている方にはすんなり受け入れられると思います。何よりカラフルでポップで、チャーちゃん達が愛おしいです。内容は理解できなくても、絵だけでも充分に楽しめます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年5月22日に日本でレビュー済み
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胸を打たれました。
少ない文章に対して
こんなにイマジネーション豊富な絵にもびっくりしたし、内容にも、ぼくは子猫を飼い始めたばかりなのでとても胸に沁みました。
2016年7月31日に日本でレビュー済み
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猫のかわいい素振りがよく表現されていると思います。
最後はちょっとジンとしてしまいます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年3月23日に日本でレビュー済み
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私が一緒に過ごした猫たちも、
踊ってると良いなあ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年4月17日に日本でレビュー済み
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保坂和志さんの「猫がこなくなった」という本の中にこの絵本についてあり、挿画の小坂さかえさんは3年もこの絵本を書きあげるのに時間をかけたそうで、手に取ってみたくなりました。大事な家族である猫、犬でも小鳥や、それぞれ思いは同じです。大事なものを失った時、これも読んで癒されるのではないかと思いました。私もそんな一人。「チャーちゃん」は部屋の見えるところに置いて、時々眺めています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
17年間一緒に過ごした飼い猫が昨年、虹の橋を渡りました。
茶トラだったので名前は、ちゃーちゃんでした。
ちゃーちゃんを思い出しながら、この本を読みました。
ちゃーちゃんを亡くし、たくさんの後悔もありましたが・・
楽しかった事嬉しかった事もたくさんあった事を思い出させてくれました
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート