きっとみなさんは(この本を読む以前の私も)、
この世の中のすべての動物より人間が優秀だと思われているでしょう。
冒頭からジャングルに、
人50人とサル50匹を解き放つと
どちらの生存率が高いだろうか?
(答えはみなさんの想像のとおりです)
こんなふうに問いかけ、様々なエビデンスを示しながら
人間って本当に優秀なの?
もし優秀なら何が優れているの?
どうしてこれほどまでに進化してきたの?
ということをわかりやすく解説してくれる内容です。
600ページ近くある本ですが、
実際は参考文献や注釈ページを除くと
約490ページほどの内容です。
私の場合はこれをほぼ1章ずつ毎日読み、
約20日間で読破できました。
でもこんなふうに読みすすめることができたのは、
人間として生きていく上で最も大切な力を解明したかったからです。
この本を読むと、きっと「学ぶ」という言葉を、
深く理解できるようになると思います。
私もこれまで以上に学ぶ意欲が増しました。
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文化がヒトを進化させた―人類の繁栄と〈文化-遺伝子革命〉 単行本 – 2019/7/13
ジョセフ・ヘンリック
(著),
今西康子
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
進化の定説をくつがえす衝撃の新視点
文化は人の心や行動を操ることで人類の進化を方向づけた。
タブー、儀式、料理、言語、道具作りなどが、体や心に刻んだ進化の痕跡をつなぎあわせ、斬新な理論を提唱する。
ヘンリックは進化の考え方に革命を起こした
ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』著者
:::::::生物学、人類学、心理学、社会学の世界的権威が絶賛:::::::
ヒトの進化と行動に関する主要な問題に、斬新かつ価値ある視座を提示する
アレックス・メスーディ『文化進化論』著者
生物学、人類学、経済学、心理学のはざまから、人類社会の繁栄を説明する新しいアプローチが登場した。……このパラダイムを俯瞰する出色の書
ジェイムズ・ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』著者
ヒトの集団脳はいかに誕生し進化したか? この問いに答える緻密な理論を物語を紡ぐように語る
マット・リドレー『進化は万能である』『繁栄』著者
革命が起きつつある社会科学で、ヘンリックは最前線を走る
ダロン・アセモグル『国家はなぜ衰退するのか』著者
ヒトを謎多き動物にした、遺伝子と文化の進化プロセスをめぐる魅力的な書
マイケル・トマセロ『ヒトはなぜ協力するのか』著者
人類の起源に関心のある人には必読の書
ロバート・ボイド『ヒトはどのように進化してきたか』著者
文化は長い年月をかけて人間をつくり変える進化的装置だ
ピーター・リチャーソン カリフォルニア大学デーヴィス校教授
:::::::目次:::::::
※弊社HPで第1章を試し読みいただけます
第1章 不可解な霊長類
第2章 それはヒトの知能にあらず
第3章 遭難したヨーロッパ人探検家たち
第4章 文化的な動物はいかにしてつくられたのか
第5章 大きな脳は何のために?――文化が奪った消化管
第6章 青い瞳の人がいるのはなぜか
第7章 信じて従う心の起源
第8章 プレスティージとドミナンス、生殖年齢を過ぎたあと
第9章 姻戚、近親相姦のタブー、儀式
第10章 文化進化を方向づけた集団間競争
第11章 自己家畜化
第12章 ヒトの集団脳
第13章 ルールを伴うコミュニケーションツール
第14章 脳の文化的適応と名誉ホルモン
第15章 人類がルビコン川を渡ったのはいつか
第16章 なぜ私たち人類なのか?
第17章 新しいタイプの動物
文化は人の心や行動を操ることで人類の進化を方向づけた。
タブー、儀式、料理、言語、道具作りなどが、体や心に刻んだ進化の痕跡をつなぎあわせ、斬新な理論を提唱する。
ヘンリックは進化の考え方に革命を起こした
ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』著者
:::::::生物学、人類学、心理学、社会学の世界的権威が絶賛:::::::
ヒトの進化と行動に関する主要な問題に、斬新かつ価値ある視座を提示する
アレックス・メスーディ『文化進化論』著者
生物学、人類学、経済学、心理学のはざまから、人類社会の繁栄を説明する新しいアプローチが登場した。……このパラダイムを俯瞰する出色の書
ジェイムズ・ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』著者
ヒトの集団脳はいかに誕生し進化したか? この問いに答える緻密な理論を物語を紡ぐように語る
マット・リドレー『進化は万能である』『繁栄』著者
革命が起きつつある社会科学で、ヘンリックは最前線を走る
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マイケル・トマセロ『ヒトはなぜ協力するのか』著者
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文化は長い年月をかけて人間をつくり変える進化的装置だ
ピーター・リチャーソン カリフォルニア大学デーヴィス校教授
:::::::目次:::::::
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第3章 遭難したヨーロッパ人探検家たち
第4章 文化的な動物はいかにしてつくられたのか
第5章 大きな脳は何のために?――文化が奪った消化管
第6章 青い瞳の人がいるのはなぜか
第7章 信じて従う心の起源
第8章 プレスティージとドミナンス、生殖年齢を過ぎたあと
第9章 姻戚、近親相姦のタブー、儀式
第10章 文化進化を方向づけた集団間競争
第11章 自己家畜化
第12章 ヒトの集団脳
第13章 ルールを伴うコミュニケーションツール
第14章 脳の文化的適応と名誉ホルモン
第15章 人類がルビコン川を渡ったのはいつか
第16章 なぜ私たち人類なのか?
第17章 新しいタイプの動物
- 本の長さ605ページ
- 言語日本語
- 出版社白揚社
- 発売日2019/7/13
- 寸法14 x 3.5 x 19.4 cm
- ISBN-104826902115
- ISBN-13978-4826902113
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商品の説明
出版社からのコメント
文化が人間を進化させ、そうして進化した人が文化を高度化し、高度な文化がさらに人を進化させる――「初めに文化ありき」とする斬新な視点から、人類進化・人類史の長年の謎につぎつぎと答えを出していく本書は、『サピエンス全史』『銃、病原菌、鉄』の読者にオススメの人類本。大部な本ですが、興味を引く事例と読みやすい文体に引っぱられ、すいすい読み進められます。読み終えるころには、世界の見え方が変わってしまうこと請け合いの一冊です。
著者について
ハーバード大学人類進化生物学教授。ブリティッシュコロンビア大学心理学部教授および経済学部教授。
登録情報
- 出版社 : 白揚社 (2019/7/13)
- 発売日 : 2019/7/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 605ページ
- ISBN-10 : 4826902115
- ISBN-13 : 978-4826902113
- 寸法 : 14 x 3.5 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 60,401位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16位サル・人類学
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月25日に日本でレビュー済み
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2022年4月11日に日本でレビュー済み
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人類進化の謎を解き明かす本で、興奮し感心しながら読み進むことができました。著者の主張する点が斬新すぎて、証拠の是非は正直分かりませんが、説得力があると感じました。人間の進化に興味がある方に是非ともお勧めしたいです。
2021年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間は個々の能力は類人猿よりも劣り、共同体が受け継いだ文化がなければ、生きていけないことを決定的に示している。
航空エンジニアリングと人類学を専攻した著者の思考が冴えわたる。
航空エンジニアリングと人類学を専攻した著者の思考が冴えわたる。
2020年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はアマゾンでは人類学に分類されている。確かに著者のヘンリックは人類学者と紹介されている(ウィキペディア)。しかし本書は進化論の本である。それも二重継承理論(本書では文化-遺伝子共進化)の本である。“はじめに”で最初に感謝が述べられる人物は、ロバート・ボイドである。ボイドは二重継承理論(Dual Inheritance Model)の提唱者で、著者のヘンリックの師匠筋にあたる。ボイドの主著である『Culture and the Evolutionary Process』をヘンリックも歴史的名著として、「多数の数理モデルを駆使して、ヒトの文化的学習能力を、遺伝的に進化した心理的適応力として説明した(p.65)」と紹介している。これこそヘンリックが本書でいいたかったことと同じである。
ボイドの主著の内容紹介は以下のようになっている。
「生物的、心理的、社会的、そして文化的な要因が合わさった、長期的な社会への影響にはどのようなものがあるだろう。ボイドとリチャーソンは、進化の圧力の下で文化の多様性を生んだ、遺伝子と文化の相互作用を明らかにする。人口生物学で開発された方法を用いて、社会生物学で議論になっていることがらに、彼らは公平でオリジナリティのある代替案、つまり文化的進化の理論を提案している。」とある。この「人口生物学」を「人類学」に換えれば、本書の紹介文にしてもおかしくない。
師匠の本は人工生物学の方法、つまり多数の数理モデルを駆使しているが、本書は人類学やその他の分野から、二重継承理論(文化-遺伝子共進化)を擁護する多数の例が集められている。そのことが本書の最大の魅力となっている。
例えば、ニューギニア(p.260-)、オーストラリア(p.266-)、イヌイット(p.270-273)などの狩猟採集民の集団間競争(集団選択)の結果、特定の部族がその地域を支配する例が挙げられている。
逆に文化が後退するケースが、タスマニア(p.325-330)と、ネアンデルタール人(p.335-338)で考察されている。「大きな集団脳(集団的知性)が生まれるのは、社会集団の規模が大きく、成員同士の結びつきが強い場合、そして、個々人の成人後の平均寿命が長い場合である(p.336)」と分析される。
また、言語が重要であることは明らかだが、言語を重視しすぎることも問題がある(p.381)。問題点の一つは、簡単に嘘をついて相手を騙すことができることだ。まだ研究途上であるそうだが、言葉と本心が食い違っているときには現れるはずのない行動(信憑性ディスプレイ)があるそうだ(p.384)。
以上、興味深い記述の連続という点を評価すれば、他のレヴューのように5点満点となるが、事例集としては師匠を超えているものの、進化の理論書としての意識が希薄で、繰り返しも多く、まとまりに欠ける。一人ぐらい4点があることの方が、評価の信憑性を増すだろうと、あえて4点とさせていただいた。
ボイドの主著の内容紹介は以下のようになっている。
「生物的、心理的、社会的、そして文化的な要因が合わさった、長期的な社会への影響にはどのようなものがあるだろう。ボイドとリチャーソンは、進化の圧力の下で文化の多様性を生んだ、遺伝子と文化の相互作用を明らかにする。人口生物学で開発された方法を用いて、社会生物学で議論になっていることがらに、彼らは公平でオリジナリティのある代替案、つまり文化的進化の理論を提案している。」とある。この「人口生物学」を「人類学」に換えれば、本書の紹介文にしてもおかしくない。
師匠の本は人工生物学の方法、つまり多数の数理モデルを駆使しているが、本書は人類学やその他の分野から、二重継承理論(文化-遺伝子共進化)を擁護する多数の例が集められている。そのことが本書の最大の魅力となっている。
例えば、ニューギニア(p.260-)、オーストラリア(p.266-)、イヌイット(p.270-273)などの狩猟採集民の集団間競争(集団選択)の結果、特定の部族がその地域を支配する例が挙げられている。
逆に文化が後退するケースが、タスマニア(p.325-330)と、ネアンデルタール人(p.335-338)で考察されている。「大きな集団脳(集団的知性)が生まれるのは、社会集団の規模が大きく、成員同士の結びつきが強い場合、そして、個々人の成人後の平均寿命が長い場合である(p.336)」と分析される。
また、言語が重要であることは明らかだが、言語を重視しすぎることも問題がある(p.381)。問題点の一つは、簡単に嘘をついて相手を騙すことができることだ。まだ研究途上であるそうだが、言葉と本心が食い違っているときには現れるはずのない行動(信憑性ディスプレイ)があるそうだ(p.384)。
以上、興味深い記述の連続という点を評価すれば、他のレヴューのように5点満点となるが、事例集としては師匠を超えているものの、進化の理論書としての意識が希薄で、繰り返しも多く、まとまりに欠ける。一人ぐらい4点があることの方が、評価の信憑性を増すだろうと、あえて4点とさせていただいた。
2020年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、日頃から次のことを考えていて、行動につなげるために、地に足がついた答えを見つけたいと願っていた人には、非常に役立つと思います。
1. 教育や躾けとはなにか。学校は何のためにあり、何を学ぶ所なのか。
親は子供に何を伝える役割を担っているのか。
2. 人間と、社会・文化の関係について、どう捉え、どう関わるべきなのか。
そもそも社会とは何なのか。
3. 自然淘汰ではなく、人為的淘汰圧が発生するメカニズムについて。
なぜあいつだけが異性にもてるのか、他人から慕われるのか。
上手な翻訳のせいか表現が平易で、著者の説明が何の抵抗もなく頭に入ってきます。
私見ですが、第17章で人間本性についての信念が、「啓蒙思想家の無責任な空想」と著者がいう部分について疑問を持たれた方は、中川八洋氏の「正統の哲学 異端の思想―「人権」「平等」「民主」の禍毒」にあるルソー批判を読まれることをお勧めします。
1. 教育や躾けとはなにか。学校は何のためにあり、何を学ぶ所なのか。
親は子供に何を伝える役割を担っているのか。
2. 人間と、社会・文化の関係について、どう捉え、どう関わるべきなのか。
そもそも社会とは何なのか。
3. 自然淘汰ではなく、人為的淘汰圧が発生するメカニズムについて。
なぜあいつだけが異性にもてるのか、他人から慕われるのか。
上手な翻訳のせいか表現が平易で、著者の説明が何の抵抗もなく頭に入ってきます。
私見ですが、第17章で人間本性についての信念が、「啓蒙思想家の無責任な空想」と著者がいう部分について疑問を持たれた方は、中川八洋氏の「正統の哲学 異端の思想―「人権」「平等」「民主」の禍毒」にあるルソー批判を読まれることをお勧めします。
2019年12月9日に日本でレビュー済み
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人類が他の動物と比べて広範囲に暮らし、繁栄を極めているのは文化のお陰なんだそうです。北極付近やオーストラリアで遭難した探検家たちの哀れな結末を見ると、人類がどれほど文化に依存しているか、文化なしでは生き延びられないかがよく分かります。しかもそういった過酷な地域でも、イヌイットやアボリジニなど何世代にも渡って生活している集団がいますから驚きです。
現代社会にあてはめて考えてみると、確かに文化に依存しっぱなしです。例えばネットやスマホなしでは自分の生活がままなりません。うちの職場ではネットが繋がらなくなったら何も出来なくなります。災害が起きて水道、電気などのインフラが止まったら、生命の危機です。
そして社会規範(法律、憲法など)も文化ですから、そういったものにも支えられて生活をしているわけで、政治というものももっと真剣に考えなきゃな、と思いました。
トピックは人間の脳や体の構造、遺伝子、心理、社会規範、コミュニケーションなどなど広範囲に渡ります。新たな発見がたくさんあり、非常に勉強になりました。
現代社会にあてはめて考えてみると、確かに文化に依存しっぱなしです。例えばネットやスマホなしでは自分の生活がままなりません。うちの職場ではネットが繋がらなくなったら何も出来なくなります。災害が起きて水道、電気などのインフラが止まったら、生命の危機です。
そして社会規範(法律、憲法など)も文化ですから、そういったものにも支えられて生活をしているわけで、政治というものももっと真剣に考えなきゃな、と思いました。
トピックは人間の脳や体の構造、遺伝子、心理、社会規範、コミュニケーションなどなど広範囲に渡ります。新たな発見がたくさんあり、非常に勉強になりました。
2019年7月24日に日本でレビュー済み
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文化と遺伝子の共進化というテーマで、説得力があり、面白く読めました。あと、東大とかでも研究されてる(されてた?)話だと思いますので、日本人の研究も引用されてて、良かったです。日本ではあまり人類学が学べないと思いますが、もっと日本でもこのような分野が注目されると良いと思いました。適応という概念は、適用範囲が大きく、なんでもこれで説明できてしまうというコトも言えますが、仮説を立てる道具としては重要であると思います。
私なりの理解では、ヒトが得意な学ぶという事は、真似るという事であり、真似るためには手本が必要で、それを完璧ではないが認知できるように適応した。それが文化につながり、さらに、集団での繁殖や生存に関して、したほうが良いことは、しなければならない規則として規範化された、つまり皆で真似る、守るようになった。そして、皆が規範に従うことは自己を飼い慣らすことに繋がり、自己家畜化の結果として集団脳が進化した。あとは大きな集団で情報伝達が十分可能であれば、正のフィードバックで文化、規範、制度が飛躍する。きちんと筋も通っていると思いますが、これからもっとゲノムなどの研究と結びついて遺伝子レベルの適応と矛盾がないかわかるのかなと思います。文理の融合分野、学際的な分野だと思いますが、本当に賢いヒト達が、医学部以外でも活躍して発展させてほしいと思います。
私なりの理解では、ヒトが得意な学ぶという事は、真似るという事であり、真似るためには手本が必要で、それを完璧ではないが認知できるように適応した。それが文化につながり、さらに、集団での繁殖や生存に関して、したほうが良いことは、しなければならない規則として規範化された、つまり皆で真似る、守るようになった。そして、皆が規範に従うことは自己を飼い慣らすことに繋がり、自己家畜化の結果として集団脳が進化した。あとは大きな集団で情報伝達が十分可能であれば、正のフィードバックで文化、規範、制度が飛躍する。きちんと筋も通っていると思いますが、これからもっとゲノムなどの研究と結びついて遺伝子レベルの適応と矛盾がないかわかるのかなと思います。文理の融合分野、学際的な分野だと思いますが、本当に賢いヒト達が、医学部以外でも活躍して発展させてほしいと思います。
2023年3月24日に日本でレビュー済み
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びっくりするほどの事は書いてありません
この手の本が好きなら何処かで読んだ事のあるような内容。そのまとめという印象
この手の本が好きなら何処かで読んだ事のあるような内容。そのまとめという印象