無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
リーダーシップでいちばん大切なこと 単行本 – 2011/3/16
世界最強のコンサル・マッキンゼーの社員が、焦りながらも模索するエンジンとは何なのか?
パラダイムは大きく転換しています。グローバル化の進行により、日本も低賃金諸国の労働者との競争に巻き込まれつつあります。
今までのように、既存の常識に迎合して仕事を進め天寿を全うすることが、果たして私たち人間にとって、幸せなことなのでしょうか?
こんな定説もあります。
『リーダーはフォロワーがいる』
では、生前に絵が一枚しか売れなかったゴッホに、死後多くのフォロワーが存在することをどう説明すればよいのでしょうか?
『強い組織にはリーダーがいる』
では、イチローが「リーダー不在」といったWBC日本チームが2連覇を果たした理由はどこにあるのでしょうか?
ベストセラー『はじめての課長の教科書』の著者が、ノウハウでもスキルでもない、人間が幸せに生きるために本当に必要な「リーダーシップの本質」を語ります。
部長、課長をはじめ、すべての悩めるリーダー、ビジネスパーソンを勇気付け、励まし、その人間としての成長を促す一冊です!
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日2011/3/16
- 寸法13.6 x 2.3 x 19.5 cm
- ISBN-104820718150
- ISBN-13978-4820718154
この著者の人気タイトル
商品の説明
著者について
酒井穣(さかい じょう)
フリービット株式会社・戦略人事部ジェネラルマネージャー
1972年、東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。Tilburg大学 TiasNimbasビジネス・スクール経営学修士号(MBA)を首席(The Best Student Award)で取得。
商社にて新事業開発、台湾向け精密機械の輸出営業などに従事。後、オランダの精密機械メーカーにエンジニアとして転職し、2000年にオランダに移住する。
2006年末に各種ウェブ・アプリケーションを開発するベンチャー企業である J3 Trust B.V.をオランダで創業し、最高財務責任者(CFO)としての活動を開始。2008年には、母校TiasNimbasビジネス・スクールのMBAプログラムにて臨時講義を受け持つ。
2009年春、8年8カ月間暮らしたオランダを離れ、現職に。帰国後も、東京大学 Learning Bar、慶應義塾大学 MCC、中央大学 MBAなどでゲスト講師を務める。
主な著書は、ベストセラーとなった『はじめての課長の教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)や『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』(光文社)など。印税寄付プログラム Chabo!参加著者。
登録情報
- 出版社 : 日本能率協会マネジメントセンター (2011/3/16)
- 発売日 : 2011/3/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4820718150
- ISBN-13 : 978-4820718154
- 寸法 : 13.6 x 2.3 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 296,052位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,464位実践経営・リーダーシップ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
株式会社チェンジウェーブグループ(旧リクシス) / 創業者・取締役
医療AI推進機構 / 社外取締役
特定非営利活動法人NPOカタリバ / 理事
プロ野球選手会 / 顧問
過去に、事業構想大学院大学・特任教授や、新潟薬科大学・客員教授などを歴任している。
1972年、東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。Tilburg 大学 TIAS School for Business and Society 経営学修士号(MBA)首席(The Best Student Award)取得。同 TIAS School for Business and Society の25周年記念においては、スクールの発展に寄与した25人の VIP の中の1人に選出されている。
商社にて新事業開発、台湾向け精密機械の輸出営業などに従事。後、オランダの精密機械メーカーにエンジニアとして転職し、2000年にオランダに移住する。オランダにて、2006年末に各種ウェブ・アプリケーションを開発するベンチャー企業を創業し、最高財務責任者(CFO)としての活動を開始。南米スリナム共和国におけるアウトバウンド・コールセンターのアウトソース、開発リソースの中国とルーマニアからの調達や、オランダ、ドイツ、スイスにてマーケティング戦略を構築。さらに人事制度の構築、採用、人材育成などを担当。2008年には、母校 TIAS School for Business and Society のMBAプログラムにて臨時講義を受け持つ。2009年4月、8年8ヶ月間暮らしたオランダを離れ帰国。フリービット株式会社(東証一部)の取締役を経て、2016年9月に株式会社チェンジウェーブグループ(旧リクシス)を創業する。
印税寄付プログラムChabo!参加著者
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
更にもう一言、「自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう」
この一文が全てです。
一生忘れない、最も重要な、考えさせられる一文です。
リーダーシップをフォロワーの存在や「他者への影響力」と定義する立ち位置からすると
「リーダーシップ」という言葉の定義からして読み手の評価の分かれるところかもしれない。
しかし、特に前半部分において徹底して自分自身の価値観を示すことに力点をおいて
いるとことには強い共感を覚える。
なぜなら、私自身が現在この「自分自身の価値観を示す」ことのできるリーダー層を
増やしたい、その連鎖が若手にもつながれば、骨太のリーダーが育っていくはず、
なんとかそれを実現したい、という意志を抱いているからである。
そして「自分の価値観で生きること」が人生充実度を増していくことにつながると信じている。
実際にやろうとすれば恐ろしいほどに勇気のいることであるが、「リーダーというのは
他人がなんと言おうと「孤独」を受け入れ、常に自分の価値観通りに行動しようとする
人々」という定義には雄々しさを感じる。
「千万人と言えどもわれいかん」「かくすればかくなることと知りながらやむにやまれぬ
大和魂」といった日本の先達のDNAにも通じるところを感じた。
基本的情動と2次的情動との関係もわかりやすい。
基本的情動と2次的情動との間の幸せな結婚、という表現も言い得て妙である。
それを実現することは相当に修練のいることであり、安易に「思うがまま」「自分勝手」
に生きる、という主張ではないところも共感を得た。
本書で書いてある内容を実行するには、真っ向から自分と向き合う姿勢が
必要であり、逃げていては決して自分の本心は見つからないであろう。
また、マインドフルネスを実行するには意識的にじっくりと自分と向き合う
時間を設けることも必要である。それは決して楽なことではない。
自分自身との終わりのない切磋琢磨を挑む覚悟が必要であり、それを
楽しむこともまた必要である。
自分本来の価値観を自分自身で見いだすことができれば、それがすなわちリーダーシップ
ということなんですね。
著者の主張がわかりやすくて読んだ後すがすがしい気持ちになりました。
推薦できる一冊です。
本書では、個人における2次的情動を機械的に認識した上で基本的情動を観察し、自分自身の心の声に耳を傾ける(「マインドフルネスの状態」)ことが人生を送る上で最も
前向きで積極的な生き方であり、さらには外部環境の変化から生き残る為の手段であると説く。
自分自身の価値観とは先に触れた基本的情動の集合であり、それが「価値観のピラミッド」における上位であればあるほど個人はリーダーシップを発揮した状態となる。
さすれば自分自身の価値観をより上位にある様に、悩み考え行動すべきであるという点は、やはり最も大切な事であろう。
繰り返しになるが、驚くべき事にこれが現代を生きる上での生き残る為の手段であるのだ。
恐らく、我が人生の進むべき道に悩んだ事がある多くの人間が、これらを内包した混沌とした悩みの中で、よくわからないが苦渋の決断を行い今に至りながらも、さらに悩める状態にあることは
日本国がそのGDPの割りに幸福度調査における芳しくない順位(24位/57;World Values Survey HP(2011.1))をキープし続ける理由と関係がないとは言えないのかもしれない。
本書を読み終えて感じる事は、まず混沌とした自分や人生に関する悩みが一つの大きな明確化された大きな悩みとして整理されることである。
しかしながら、Amazon等の本書に関する書評を見ている限りは、残念ながら「価値観のピラミッド」がレイヤーとして存在している事からもわかる様に、読者の「何か」がある程度の水準に至らぬ限りは本書の真の恩恵を得る事は難しいのかもしれない。
この「何か」というのは、今はうまく説明できない。
最後にただ一つ、欲張りな希望を述べるのであれば、「リーダー探訪」に登場する超人達の事だ。この登場人物達が超人すぎて距離感を覚えるということだ。
松浦貴昌氏くらいだろうか、どうしようもない(どうしようもないと言いながらも、かなりのものだが)ところからの飛躍をとげたのは。
重い!
熱い!
ところどころ共感できるのですが、肝心のリーダーシップに違和感を覚えました。
セルフ・リーダーシップというニュアンスであれば、しっくりくるのですが…。
ゴッホを例に挙げられていますが、ゴッホがリーダーシップがあったと思えません。(考え方の一部は理解できるのですが)
これまでの専門家と違う切り口ですが、「ではどうしたら」というアドバイスも簡易で、少しガッカリしました。
わたしが欲張りなのかもしれませんが(^_^;)
他の著書は非常に良かったのでとても残念です。
アカデミックなことを書きたいという欲求を満たしただけという
著者の自己満足のような感じを受けました。
リーダーシップの前提から考えさせられ、非常に目の開かれる思いがした。
誰もが一般的な「リーダーシップ」の固定概念を一度崩すことになるのではないだろうか。
いろいろな意見があるかもしれないが、本書は単なるノウハウ本などではない。
リーダーシップの本来あるべき姿に迫っている。
今、一人一人の人間力が問われる時代において、リーダーシップのあり方、考え方について
本質をずばり捉えたメッセージがたくさん詰まっていると思う。
一人一人の生き方(価値観)が、真のリーダーシップを形成していくという考え方は
心から共感できた。
自らのリーダーシップとれずして、ほかの誰のリーダーとなりうるか。
本当に奥が深い。