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まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか (SB新書) 新書 – 2021/3/6
購入オプションとあわせ買い
地域を蝕む「バカの壁」を乗り越えよ!
お金や人をいくら投入しても地域再生がうまくいかない理由を
地域分野のトップランナーが初めて明かす!
地方再生はますます混迷の度を深めている。
地方交付税交付金(約16兆円)が毎年、地方に配られ、さらに2014年からは「地方創生政策」がスタート。
年間1兆円を超える予算が投じられたものの、2019年には人口の東京一極集中は過去最高になりました
さらに2020年、「新型コロナウイルス感染拡大」による「地方の時代」をメディアは報じましたが、統計を見ると、
東京からの流出は結局、郊外(埼玉、千葉、神奈川)に集中し、結果として東京都人口は増加を維持し、東京圏の総じて減少が続く地方圏に対する相対的優位が崩れることはありませんでした。
なぜ、戦後一貫して莫大な財源が投入され続け、さらに近年も支援は追加されているにも関わらず、地方はますます衰退してしまうのか。
地元をどうにかしたくて、地域の人を巻き込んだ事業に取り組んだ人たちが大勢いるのに、結果が出ないのはなぜなのか。
そこには、地域の多くの人たちが囚われている「まちづくり幻想」がある。
「まちづくり幻想」とは、皆が常識だと思いこんでいるものが、実は現実とは異なり、それを信じ、共有してプロジェクトを進めてしまうが故に地域の衰退を加速させる、本質的な問題だ。
失敗する地域再生事業の多くは、取り組み内容以前として、関係者の思考の土台そのものに間違った思い込みがあるのだ。
「あの成功事例みたいなものを地元にほしい! 」「予算を取ることこそ仕事だ」と信じ切って進めてしまう自治体の意思決定者。
「よそ者・バカ者・若者」がいないと活性化できないとつぶやき、自分で挑戦しない言い訳をする民間事業者。
成功者を妬み、足を引っ張り合う集団心理に侵された、内向き思考のネクラな地元の人たち。
あくまで仕事だと割り切って、頼まれたことしかせず、自らリスクを負わない外の人。
最新の統計と400を超える全国の実践事例から導いた、
幻想の詳細とそれを打ち破るアクションとは?
コロナ以降の地方を立ち直らせるために、地域起こし分野にかかわる官民全ての人必読の1冊!
第 1 章 「コロナ禍で訪れる地方の時代」という幻想
第 2 章 えらい人が気づけない、大いなる勘違い
第 3 章 「地域の人間関係」という泥沼
第 4 章 幻想が招く「よそ者」頼みの失敗
第 5 章 まちづくり幻想を振り払え!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2021/3/6
- 寸法11.4 x 1.5 x 17.4 cm
- ISBN-104815609128
- ISBN-13978-4815609122
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出版社より

商品の説明
著者について
1982年生まれ。高校在学時からまちづくり事業に取り組み、00年に全国商店街による共同出資会社を設立、同年「IT革命」で新語流行語大賞を受賞。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。08年に設立した熊本城東マネジメント株式会社をはじめ全国各地のまちづくり会社役員を兼務し、09年には全国各地の事業型まちづくり組織の連携と政策提言を行うために一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンスを設立。15年から都市経営プロフェッショナルスクールを東北芸術工科大学、公民連携事業機構等と設立し、既に350名を超える卒業生を輩出。20年には北海道の新時代に向けた「えぞ財団」を仲間と共に発足している。また内閣府地域活性化伝道師等の政府アドバイザーも務める。著書『稼ぐまちが地方を変える』『凡人のための地域再生入門』『地方創生大全』等多数。
著者について

一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス 代表理事、内閣官房 地域活性化伝道師、熊本城東マネジメント株式会社代表取締役、一般社団法人公民連携事業機構 理事。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、経営学修士。専門は経営を軸に置いた中心市街地活性化、社会起業等。
2000年、高校時代に全国商店街の共同出資会社である商店街ネットワークを設立社長に就任し、地域活性化に繋がる各種事業開発、関連省庁・企業と連携した各種研究事業を立ち上げる。この時期よりブログ「経営からの地域再生・都市再生」を開始。その後、大学に進学し、経済産業研究所リサーチ・アシスタントや東京財団のリサーチ・アソシエイト等を兼務。2008年より熊本市を皮切りに地方都市中心部における地区経営プログラムの全国展開を開始。事業による地域活性化を目指す全国各地のまちづくり会社、商店街と共に2009年に一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス設立、地権者を中心とした各地でのまちづくり会社の設立支援や投資を行っている。2010年には内閣府政策調査員を務めるなど、政策立案にも取り組み、2012年からエリア・イノベーション・レビュー( http://air.areaia.jp/ )を発行し、必要な政策提言や失敗事例集などの発表を行っている。さらに2013年からは公民連携事業機構を発足、2015年から公民連携プロフェッショナルスクールを開校し、2018年からは都市経営プロフェッショナルスクールへと発展させている。
■情報発信
note
https://note.com/shoutengai/membership
Voicy
https://voicy.jp/channel/2028
■主な役職
一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス 代表理事
一般社団法人公民連携事業機構 理事
熊本城東マネジメント株式会社 代表取締役
勝川エリア・アセット・マネジメント株式会社 取締役
サッポロ・ピン・ポイント株式会社 代表取締役
慶應義塾大学SFC研究所 上席研究員 など
■アドバイザー/委員等
内閣官房 ふるさとづくり有識者会議
内閣府 地域活性化伝道師
総務省 地域人材ネットメンバー
財団法人地域活性化センター 地域づくり人材データバンク
独立行政法人都市再生機構 まちづくり支援専門家
一般財団法人民間都市開発推進機構 住民参加型まちづくりファンド選定委員会委員
など
■受 賞
2000年 新語流行語大賞「IT革命」
2002年 日本初の社会起業家コンペティション・STYLE 優秀賞
2003年 論文「日本型まちづくりの終焉」 毎日新聞社・フジタ未来経営賞
論文「変化に適応する組織化」 商工総合研究所・中小企業活動本賞
2004年 早稲田大学 学生文化賞
2005年 論文「地方経済復活の鍵」 商工総合研究所・中小企業懸賞論文準賞
2016年 東洋経済オンライン「いいね!大賞」
2018年 書籍「凡人のための地域再生入門」尾崎行雄記念財団・咢堂ブックオブザイヤー2018 地方部門大賞
2021年 書籍「まちづくり幻想」尾崎行雄記念財団・咢堂ブックオブザイヤー2021 地方部門大賞
■連絡先
木下斉 Hitoshi Kinoshita ( twitter : shoutengai )
一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス (AIA)
〒141-0032 東京都品川区大崎2-4-6
公式サイト http://www.areaia.jp/
【お問い合わせフォーム】 http://ws.formzu.net/fgen/S96971793/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
少しでも地域の役に立ちたいと、日常で使うコーヒー豆やパンなどは地元のお店を利用するようしています。
私は脱サラに向けて動いていますが、この本に書かれている事業の原則を知らなければ大失敗するところでした!
著者の本をたくさん読んで、独立を成功させます。
どのようなレイヤーで考えようと、地域で実践に移すためには必須の視点だと思います。地方創生を考えられる方には、先ず一読をお勧めします。
刺激的な内容でしたが、
最後のページ(P237)の最後の一行が「真理」ではと?
➡「最後は、自分がどうしたいのか、覚悟を固め、行動できるかが問われています」
これに尽きますね。
評論したりするのは、なんのリスクもないし、誰にでもできること。
でも覚悟を決め、行動することは、リスクもあり、恐怖もあります。
でも、そこで覚悟を決めれるか…ですね。
以下、気になるキーワードを備忘録として羅列します。
前後の文脈がないので意味が伝わらない部分もあると思いますので
このキーワードの本質は、著書内でご確認ください。
どれか気になるキーワードの番号はありますか?(笑)
1「ここまで考える必要がある」という領域を広げることの重要性を共有
2 面倒なことこそ大切だと思うこと
3 大事なことはだいたい面倒くさい
4「あー面倒だな」と思うことがあれば、それは「大切なこと」
5 その先に行くには仲間を増やすこと
6 まちを変えるのは常に「百人の合意より、一人の覚悟」
7 一人の覚悟を互いに尊重する
8「思考の土台」が必要
9 一歩引いて客観的に見る必要がある
10 事実関係を調べないスタンスに原因がある
11 本店が移動しなければ法人登記上はこれまで通り。つまり納税する自治体は東京都
12 コロナ禍で一気に地方への人の流れが進むということは起きませんでした。
13 東京から大量の人口が地方に移転するという幻想
14 都市部でどんなことが起きようと、自分たちのまちを継続的な積み上げで普段から外の人を受け入れ、自分たちの産業を盛り上げていっている地域にしかチャンスは訪れない
15 人口さえ増加すれば地域が活性化するという考え方が幻想
16 都市による消費と、集落による生産とで相互にリンクし、扶助の関係にある
17 訪日外国人旅行客は17.3%にすぎない
18 地元客、国内客という巨大市場が近くにある
19 値段を高くすると地元重鎮から叩かれる
20 フラグシップショップ
21 よい素材を組み合わせ、ストーリーを描き、商品をつくり、インターネットを通じて販売できる体制
22 稼ぐことが地域を変える、自治体も自ら稼ぎ、社会に必要なサポートを行うべき
23 企業誘致を雇用の数を競うのではなく、地元企業の経営改革を促進する手段と位置付けるとその価値も変わる
24 普段から夢やビジョンを考えていないと急には言えない
25 何からやっていいか分からないのであれば、そこで大いに議論すべき
26 チームとして問題に向き合い、小さく解決していけば、事業を成長させていく
27 事業に必要な3つの軸、信用、経験、投資
28 空き店舗の対策になるために店を出す人なんていません
29 地域全体の経済循環を構造的に頭に入れ、地域全体としてプラスになるものでなければいけない
30 地域振興で基本となるのは平均所得(労働所得、資本所得)の改善
31 地元のファンが増えれば地域が良くなるという幻想
32 より具体的なアクションがセットである必要
33 関係人口も繋がりなど人徳の世界も大切だが経済も大切である
34 新たな消費への貢献
35 地元に不足する付加価値の高い労働力
36 上場企業の副業解禁などの流れもあり、パラレルワークスタイルでの成果
37 消費力、労働力という2軸をもとに地域に必要な関係人口をターゲッティング
38 地元の子どもたちの教育への波及(先端的なプログラミング教育など)
39 人材投資をして自力で考える力を形成
40 在庫を持つような特産品開発も、はっきりいってナンセンス
41 初めての事業の4つの原則
・負債を伴う設備投資がないこと
・在庫がないこと
・粗利率が高いこと(8割程度)
・営業ルートが明確なこと
42「未来の話」をする
43 国内不動産のうち民間保有が470兆円、公的不動産(国・自治体)は570兆円
44 そのうち地方公共団体が持つ公的不動産は420兆円
45 この膨大な不動産を税金で維持するだけで終わっていた。
46 稼ぐ資産に投資していく
47 稼いだ資金で地域に必要な公的教育支出や、低所得者世帯支援といった公共で下支えしていく政策予算にする
48 公園内を活用してカフェやショップで、公園維持管理費を捻出
49 チェーン店の本社に地域の消費を送金するだけにならないように
50 成果をあげる公務員とそうでない人とは、「外部に持つリソースの差」
51 仕事においては「何をやるか」よりも「誰とやるか」が極めて大切
52 重要なのは「役所にしかできないこと」を通じた地域への貢献
ただ、この本に出てくる個別の話は、コロナ禍の昨今では、あまり現実味が無いので星3つにしておきます。
著者は地域再生の現場で長いキャリアを持つ方で、この本の読者としても地域再生にかかわる人を想定していると思われます。内容は地域再生にかかわる人すべての人が意識すべき基本的な考え方について。なぜ地域再生に失敗するのか、成功に導くにはどうするべきか? それは具体的ノウハウ以前に、係わる人たちの目的意識だったり自分自身で考える心構えだったり努力を惜しまない姿勢だったり、そういうベースになるところに問題の根本があるという訳です。評者が思うに、人が集まって何かのプロジェクトを推進するときの抑えるべきポイントって、結局はなんでも一緒なのですね。著者は地域にかかわらず失敗する再生プロジェクトはどこも同じような理由で失敗していると述べますが、地域再生プロジェクトにかかわらず失敗するプロジェクトって同じような理由で失敗するんだろうなというのが評者の感想。
著者は述べます「結局のところ、幻想に囚われたまま、問題の指摘と文句しか言わない地域にはヒト・モノ・カネは集まらず、幻想をさっさと捨てて、現実と向き合い、未来に向けたアクションをしていく地域にヒト・モノ・カネが集まっていくのです。」 この文章の「地域」をベンチャーなりサッカークラブなりに置き換えても全く同じことが言えるのではないでしょうか?
地域再生だけでなくなんらかのプロジェクトを推進し成果を出したいと考えている人におススメ。
起業を考えられている方にオススメです。
タイトルの「まちづくり幻想」とは何か。それは、地域の皆が「これは正しい」と信じていることが、実は地域の衰退につながっているという「考え方」を意味しています。例えば、以下のようなものです。
■人口減少、少子高齢化を食い止めるのが最重要課題だ
■関係人口を増やせば地域は活性化する
■事業を始めるためには自治体の補助金制度が必要だ
■事業を行うためには地域のキーマンたちの同意が必要だ
■地方創生計画をつくるためにはコンサルの協力が不可欠
これらの考えはすべて幻想であり、課題解決の本質とは異なっていると、本書は主張しています。
しかし、多くの地域ではこれらの幻想が「正しい」と考えられ、当たり前のこととして常識化しているのが現状です。
常識化しているが故に、「実は間違っているのでは?」と疑うこともできず、それが地域衰退につながっていることに気づけていません。
本書を読むことで、地域再生に必要な「疑う力」を養うことができます。
疑う力とは、まちづくり幻想から距離を置き、問題を俯瞰して見る力のことです。
俯瞰して見る力は、より本質的な課題の発見へ、自分自身を導いてくれるでしょう。
本書で特に印象に残った内容は、次の3つです。
■まちづくり幻想を振り払うのに必要なのは、「100人の合意より1人の覚悟」。人の顔色をうかがって、全体での合意を優先するがために誰一人として主体性を持たない事業を始めてしまう現象が、多くの地域で発生している。これは「みんなで決めれば良い幻想」が原因で起こっている。
■仕事を始めるときには、10人のうち2、3人が賛成するときに始めなければいけない。1人も賛成がないというのでは早すぎるが、10人のうち5人も賛成するようなときには、着手してももう手遅れだ。7、8人も賛成するようならば、もはややらないほうがいい
■地域を変えるとは、まず自分の考え方を変え、日々の生活を変えることから始まる。むしろ自分の考えすら変えられないのに、地域を変えることはできない
本書は、「地域のために力を発揮したい」という熱意をもつ方に、ぜひ読んでほしいと思います。
本書により「疑う力」を養うことで、地域に変化を起こすプレイヤーの一人として成長できるでしょう。