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日本を殺すのは、誰よ! 単行本(ソフトカバー) – 2018/12/7
購入オプションとあわせ買い
学校教育、人口減少の加速から
地域再生・地方創生策まで、現代の日本が抱える闇に光を見出す、
ニッポンが“生きる"ための、その衝撃の内容とは!?
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社東邦出版
- 発売日2018/12/7
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104809416151
- ISBN-13978-4809416156
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商品の説明
出版社からのコメント
『AI vs.教科書が読めない子どもたち』に続く、待望の最新刊!! 今回は、東洋経済オンラインアワード2018『ロングランヒット賞』受賞! の 金融・経済評論家、ぐっちーさんとの共著で話題沸騰!!
登録情報
- 出版社 : 東邦出版 (2018/12/7)
- 発売日 : 2018/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 312ページ
- ISBN-10 : 4809416151
- ISBN-13 : 978-4809416156
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 423,417位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 39,697位ビジネス・経済 (本)
- - 62,843位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学等だが、人工知能や地方創生等、文理融合分野で幅広く活動をしている。具体的な研究成果としては、教育機関向けのコンテンツマネージメントシステム NetCommonsや、研究者情報システム researchmapの研究開発、リーディングスキルテストの開発、edumapの開発、米原駅東口再開発プロジェクトへの助言等がある。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。
科学技術分野の文部科学大臣表彰、日本エッセイストクラブ賞、石橋湛山賞、山本七平賞、大川出版賞、エイボン女性教育賞、ビジネス書大賞などを受賞。
2017年にTEDで行った講演は、23カ国語に翻訳され150万人以上が視聴した。2018年にはマクロン大統領の招待により世界のトップAI研究者とともにフランスのAI政策について進言。また、同年、国連において持続可能な開発目標(SDGs)と科学技術との関係を討議する第3回 STIフォーラムで基調講演を行った。
主著に「生き抜くための数学入門」(イーストプレス)、「数学は言葉」(東京図書)、「AI vs 教科書が読めない子どもたち」「AIに負けない子どもを育てる」(東洋経済新報社)など。
一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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構成は次のとおり。
第1章 日本を軟着陸させるために
・「自分事」として考えて行動する
・子どもに「多様性」を体験させる など
第2章 女性が活躍できる基盤をつくろう
・0歳児から保育園に入園できるように
・子どもは資産、みんなのもの など
第3章 日本を支える若者たちに投資を
・リベラルアーツが必要 など
第4章 地元に住んで小さなビジネスを起こす
・福岡が元気な理由
・来てくれる人のリアルな感情を想像する など
第5章 50歳以上のオジサンが生きる道
・使えるオジサン8カ条 など
第6章 これからの日本はトラスト
・アメリカはフレンズ、トラスト、コミュニティ
・他人と一緒に飯を食う意味 など
いくつか抜粋すると。
「なぜ、自ら動かずに、口を開けて、天から解決策が降ってくるのを待っているんでしょう」
「目の前に問題があるのに、ぼんやりとした不安を抱えるだけで直視しない。直視しても批判するばかりでソリューションを考えなかった」
「教科書が読めないまま中学校を卒業している生徒が半分以上いるのに、英語四技能とプログラミングをしろ、などという非論理的なことをおっしゃる」
「教育改革に口を出す前に、高等教育は無償家して、子どもを産むことへの不安を減らすのが、まず取り組むべきこと」
「人口が減るという現実を見つめて、減るという現実にどう対処するか、つまり縮小しても生きていける術を考えねばならないのに、いまだに拡大志向しかない」
「女性は環境に求められて自分を使い切ることが自然なんですよね。男性は自己実現と競争に勝つことが重要というように見える。でも、いまのように負け戦のときには、そういう妙なプライドや自己実現って役に立たないんないでしょうか」
まず驚いたのが、所謂“縁故地方債”で、地方自治体が発行する負債を証券化したものである。この“縁故地方債”の多くは、その地域に存する地方銀行によってほとんど監査されることなく購入されているという。ところがその発行体である地方自治体は、山口によれば実質的に破綻しているところが多いらしい。それでも多くの地銀は、破綻しても政府が保証してくれると思っているのか、せっせと購入し、また借り換えにも応じているようだ。そのうえ信じられないのが、通常負債に計上すべきこの“縁故地方債”は、地方自治体自身の貸借対照表では資産に計上されているというのだ。また債券ならば価格が下落すれば評価減を計上しなくてはならないのだが、証書形態で発行されるケースも増えており、損失が隠蔽されている可能性があるという。更に驚かされるのが、この“縁故地方債”の最大の保有者は世界最大の金融機関のひとつでもある「ゆうちょ銀行」だというのだから厭きれる。公営時代から集めた資金の運用については大蔵省(現:財務省)の言い成りだったらしいが、今でも変わりないらしい。ペイ・オフを守れる力が、この金融機関にはあるのだろうか………。おまけに“すき焼き”とも言われる正体不明の特別会計を考えると、厭きれるどころか、頭が痛くなってくる。
この他にも、「……人がやらないことはだれもやろうとしない“日本人の特性……」などと言う山口の鋭利な指摘が登場する。米国、イタリア、ブラジル等にあるバレーボール専用の体育館を建設しようとするときに、いろいろな意見を述べる輩が登場したという。①悪口を言う人は、相手にしない。②やったことがないのに偉そうなことを言う人には、金を出させる、出さないだろうから、黙れ、という。③スポーツならば、スポーツを熟知した人を起用することが肝要である。④コンサルタントの数字は当てにならないので、使わない。⑤スタジアムやホテルを建築するならば、有名な建築家は排除する。⑥資金調達は、身の丈に合った範囲に留める。地方にいくら派手な建物を造っても、人は集まらないという例は枚挙に暇がない。建物の維持費は、建設費の5倍の費用が掛かるという。この国にできあがった、あるいは造られようとしている所謂“はこもの”に、これからどれだけの費用が必要なのだろう。
だがこれだけ鋭い指摘を繰り広げてくれた山口も、鬼籍に入ってしまっているのである。
例題として「白玉3つと黒玉3つが交互に横一列に並んでいます」という文章が提示され、正確に図に表したり、一意となるように文章を修正したりする課題を通して授業は進んでいきます。
交互とは、一つおき、互い違いのことだと意味は補足されています。
けれど、白玉3つと黒玉3つをまとめて主語と認識することで、3つずつ交互に並ぶと受け取られかねない表現です。
誤解されない文章、実用性のある文章を書くならば、
「白玉が3つと黒玉が3つあります。白玉と黒玉が交互に横一列に並んでいます」
もしくは
「白玉3つと黒玉3つが一つずつ交互に横一列に並んでいます」
といった指導してほしいものです。
ですが、その点は問題にせず、正解は
「白玉3つと黒玉3つが交互に横一列に並んでいます。左端は白玉です」だそうです。
情景の浮かびにくい、実用性の低い表現です。
算数の教科書ってこういう無駄な理解力を強要する表現多かったなぁと思い出しました。論理的な表現に対してこじらせてる気がします。
「左端は白玉で、白玉3つと黒玉3つが交互に横一列に並んでいます」
少なくともこうしておけば、はじめからスムーズに情景を浮かべられます。
だから、本書をどんなに読んでも、実用性のある読解力は手に入らず、良くてAIを動かすプログラミング表現が出来るようになるくらいかなぁと感じました。
日本社会にとって大切な活動をされていると思いますし期待を寄せてはいますが、読んでがっかりもしそうです。
紹介記事で切り捨てるのは損なのかな?と悩む次第です。
やっと今日10日 昼過ぎ到着 3時間で 一気に読破。。。
大変 スムーズに読めました
いつもの 厳しい現実重視のぐっちー節が
良い意味で新井先生にも影響。。。。
しかし 今回は厳しい意見にも 具体的な解決方法提示
地方の学生や事業後継者に 夢を与える出来栄えです
銀行 マスコミ 事業経営者に 配ります
一つのアプローチは、稼ぐ地方ビジネスを一歩一歩作り上げて、それをまた一歩一歩周囲へ広げていくことであり、著者たちが尽力している紫波町と米原市を例に挙げながら、様々な議論を繰り広げていく。
とはいえ、地方でビジネスを立ち上げる事など、バイタリティ溢れる著者たちにとっては日常世界かもしれないが、殆どの日本人(会社員)にとっては非日常世界である筈。
私なりに、それが身近な現実として感じるためのキーワードと感じたのが、本書内に登場するフレンズ、トラスト、コミュニティの3語。少しだけ意識して、個々人がこれらとの関わりを深めて広げて繋げていけば、やがては非日常であった筈の世界が、身近な隣人の日常に過ぎなくなる。一緒に飯を食うことから始めて行けば良いのですね。
そして後半部分にはこの日本を生きていくためのヒントがちりばめられています。老若男女を問わず、10年後20年後自分はどう生きていくべきか、またどう生きていけるのか・・悩める人々に是非読んでほしい一冊。地域再生にしても国力向上にしても、必要な第一歩はひとりひとりの意識改革です。その手助けとなってくれるであろう本書が、ひとりでも多くの人の手に届くことを祈ります。
「自分の言うとおりに出来ないのが無能だ」
「自分はこういうふうに成功してきた」
「好きなら仕事を頑張れるはずだ」
実は「現代の天才たち」が言っていることは、ひと昔前の封建主義やパターナリズムの「無能な上司」達と全く変わりません。育児もしてない、女性の考え方も分からない、そして小さな世界でしか生きられない。彼らは既存の枠組みの外から、既存の枠組みに干渉できません。「敗けを認めない負け犬の遠吠え」を繰り返しているだけです。そんな自分の状況さえ分かってない人達から得られるものなど、実は何もないのです。
一方で、この本の著者二人。
新井紀子は、AIと読解力ということを研究するうち、実は多くの子供たちにも読解力が備わっていないことに気づき、教育改革を進めている人物。
ぐっちーさんこと山口正洋は、外資系金融機関で高額年収だったにも関わらずサブプライムローンの様な商品を売るのに反対してクビになり、リーマンショックの危機をおそらく日本で唯一配信し続け、その後岩手で地方再生の手本となるような場所を作り上げた人物。
二人とも、熱い。無能な既存権力に厳しかったり、大企業に期待しないことは「現代の天才」たちと同じ。でも、温かい。二人とも濃密に社会に関わり、既に実績を残しています。そして自分らの言っていること、やっていることに責任を持ち、子供、若者、女性の選択肢を増やすために働き続けています。既存の枠組みの悪い所を政府、企業、自治体レベルで改善しているのです。そういう彼らが提示する現代の生き方働き方こそ、耳を傾ける価値があります。
本当は全ての方に読んで頂きたい本ですが、特に、自己啓発本に疲れた若者たちにお勧めしたい本です。
(もっとお二人の話が聞きたいので続編に期待して★4つ)