脳の仕組みは思っていたよりも機械的で反射的。そこに自分の意志入れができるともっと脳を有効活用出来ると。
前々から幸せは脳内物質次第なのかなと思っていたがその通りだった。
心に残ったことは
起きた出来事をどう捉えるかで全く違った処理になる。
脳が処理してから行動に移すまでに0.5秒のラグがあるのでそこで行動を止める訓練をすると反射的な対応をやめられる。
英語の翻訳本だけど読みやすかった。
なんとなく脳の仕組みを知りたい人におすすめします。
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最高の脳で働く方法 Your Brain at Work 単行本(ソフトカバー) – 2019/5/25
デイビッド・ロック
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「何事も基本というものがある。本書はパフォーマンス高く働くために何が重要なのか、
科学と確かな実践に裏打ちされたノウハウが整理されている」
予防医学者・医学博士 石川善樹氏推薦
脳の仕組みを知れば、常に最高のパフォーマンスが発揮できる!
・気を散らさず、集中力を発揮する方法
・モチベーションを高め、感情を活かす方法
・チームメンバーとうまく協力する方法
・組織を成長させ、変化をもたらす方法
エミリーとポールというふたりのビジネスパーソンのBefore→Afterストーリを通し、
脳神経科学の知識を背景とした日常的課題への実践的対処法を身につけていく。
【目次】
はじめに
第1章:問題と解決
シーン1:朝、メール処理に忙殺される
シーン2:考えるのに苦労するプロジェクト
シーン3:5つのことを同時にこなす
シーン4:ディストラクション(注意散漫要因)にノーと言う
シーン5:最高のパフォーマンスが可能なゾーンを探す
シーン6:障害物をかわす
演出家に出会う
第2章:プレッシャー下でも冷静を保つ
シーン7:思わぬ展開に動揺する
シーン8:不確実な状況に混乱する
シーン9:期待をコントロールできない
第3章:他者と協力する
シーン10:敵を味方に変える
シーン11:何もかもが不公平に感じられる場合
シーン12:ステータスをめぐる争い
第4章:変化を促す
シーン13:相手が状況を見失ったときの対応
シーン14:変化が必要な文化
おわりに
謝辞
参考文献
科学と確かな実践に裏打ちされたノウハウが整理されている」
予防医学者・医学博士 石川善樹氏推薦
脳の仕組みを知れば、常に最高のパフォーマンスが発揮できる!
・気を散らさず、集中力を発揮する方法
・モチベーションを高め、感情を活かす方法
・チームメンバーとうまく協力する方法
・組織を成長させ、変化をもたらす方法
エミリーとポールというふたりのビジネスパーソンのBefore→Afterストーリを通し、
脳神経科学の知識を背景とした日常的課題への実践的対処法を身につけていく。
【目次】
はじめに
第1章:問題と解決
シーン1:朝、メール処理に忙殺される
シーン2:考えるのに苦労するプロジェクト
シーン3:5つのことを同時にこなす
シーン4:ディストラクション(注意散漫要因)にノーと言う
シーン5:最高のパフォーマンスが可能なゾーンを探す
シーン6:障害物をかわす
演出家に出会う
第2章:プレッシャー下でも冷静を保つ
シーン7:思わぬ展開に動揺する
シーン8:不確実な状況に混乱する
シーン9:期待をコントロールできない
第3章:他者と協力する
シーン10:敵を味方に変える
シーン11:何もかもが不公平に感じられる場合
シーン12:ステータスをめぐる争い
第4章:変化を促す
シーン13:相手が状況を見失ったときの対応
シーン14:変化が必要な文化
おわりに
謝辞
参考文献
- 本の長さ503ページ
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2019/5/25
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104799324705
- ISBN-13978-4799324707
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商品の説明
出版社からのコメント
「端的に言うと、この魅力的な本は、脳の機能、限界、能力に関する興味深い研究を紹介し、
自己実現と成功を達成するために脳の化学作用を「演出」する方法を教えてくれる。
これを読んで紹介されたスキルを身につける価値は大いにある」
――スティーブン・R・コヴィー、『7つの習慣』著者
「人の行動のしかた・理由・内容に脳が及ぼす影響について書かれた本は何冊も読んだが、本書はその中でも最高に有益で明晰な本だ。
最初の4シーン分を読んだだけで、自分の仕事やプライベートの効率が倍になったと感じた。
より規律正しく効率的に仕事や生活をしたい人にとって必読書だ」
――ウォレン・ベニス、南カリフォルニア大学経営管理学特別教授、『リーダーになる』著者
「大半の人の最大の制約は、自分自身の脳の限界――
一部の認識や行動を快適に、それ以外を不快に感じる生来備わっているとみられる神経結合――である。
自分の脳の機械的な反応を受け入れて対処するには、
ワーキングメモリーの限界やホルモンの影響、再評価の効果など、直観に反する事実を理解しなければならない。
本書は10年前には書くことができなかっただろう。
本書の基盤となる研究のほとんどが当時はまだ存在していなかったからだ。
これから10年経てば、もっと語るべきことが出てくるのは間違いない。
だが当面、『最高の脳で働く方法』は限界を十分に押し上げて、世界中の個人や組織に変化をもたらすだろう」
――アート・クレイナー、『ストラテジー+ビジネス』誌編集者
「デイビッド・ロックは、脳をうまく働かせるための最適な案内役だ」
――ダニエル・J・シーゲル、医学博士、UCLA医科大学臨床教授
「デイビッドは、近年の神経科学研究の成果をビジネスの世界に的確に生かしている。
これらの研究成果は、脳に変化をもたらし、パフォーマンスを改善する方法に関する知見を提供している」
――イ・ユアン・タン、中国・大連理工大学教授、ニューロインフォマティクス研究所所長
「創造性と能力を発揮できる幸せな人生を送ることに興味がないなら、
『最高の脳で働く方法』を読む必要はない……だがそれ以外の人にとって、これは必読書だ! 」
――クリス・ウィンク、ブルーマン・グループ共同創立者
「肩の凝らない軽妙な文体によって、読んで楽しい本に仕上がっているが、
それでいて、本書には示唆に富んだ創造的な知見と、職場や家庭で日々生産性を高めるのに役立つきわめて実用的なヒントが散りばめられている」
――ゴルナーツ・タビブニア、カーネギーメロン大学助教授
「進化する脳科学と、家庭や職場での毎日の意思決定にそれが与える影響をまとめた説得力のある本だ。
私はこの本を大いに楽しんで読み、その内容をすぐに自分の状況に応用した」
――ゴードン・ワイス、在スリランカ国連広報官
自己実現と成功を達成するために脳の化学作用を「演出」する方法を教えてくれる。
これを読んで紹介されたスキルを身につける価値は大いにある」
――スティーブン・R・コヴィー、『7つの習慣』著者
「人の行動のしかた・理由・内容に脳が及ぼす影響について書かれた本は何冊も読んだが、本書はその中でも最高に有益で明晰な本だ。
最初の4シーン分を読んだだけで、自分の仕事やプライベートの効率が倍になったと感じた。
より規律正しく効率的に仕事や生活をしたい人にとって必読書だ」
――ウォレン・ベニス、南カリフォルニア大学経営管理学特別教授、『リーダーになる』著者
「大半の人の最大の制約は、自分自身の脳の限界――
一部の認識や行動を快適に、それ以外を不快に感じる生来備わっているとみられる神経結合――である。
自分の脳の機械的な反応を受け入れて対処するには、
ワーキングメモリーの限界やホルモンの影響、再評価の効果など、直観に反する事実を理解しなければならない。
本書は10年前には書くことができなかっただろう。
本書の基盤となる研究のほとんどが当時はまだ存在していなかったからだ。
これから10年経てば、もっと語るべきことが出てくるのは間違いない。
だが当面、『最高の脳で働く方法』は限界を十分に押し上げて、世界中の個人や組織に変化をもたらすだろう」
――アート・クレイナー、『ストラテジー+ビジネス』誌編集者
「デイビッド・ロックは、脳をうまく働かせるための最適な案内役だ」
――ダニエル・J・シーゲル、医学博士、UCLA医科大学臨床教授
「デイビッドは、近年の神経科学研究の成果をビジネスの世界に的確に生かしている。
これらの研究成果は、脳に変化をもたらし、パフォーマンスを改善する方法に関する知見を提供している」
――イ・ユアン・タン、中国・大連理工大学教授、ニューロインフォマティクス研究所所長
「創造性と能力を発揮できる幸せな人生を送ることに興味がないなら、
『最高の脳で働く方法』を読む必要はない……だがそれ以外の人にとって、これは必読書だ! 」
――クリス・ウィンク、ブルーマン・グループ共同創立者
「肩の凝らない軽妙な文体によって、読んで楽しい本に仕上がっているが、
それでいて、本書には示唆に富んだ創造的な知見と、職場や家庭で日々生産性を高めるのに役立つきわめて実用的なヒントが散りばめられている」
――ゴルナーツ・タビブニア、カーネギーメロン大学助教授
「進化する脳科学と、家庭や職場での毎日の意思決定にそれが与える影響をまとめた説得力のある本だ。
私はこの本を大いに楽しんで読み、その内容をすぐに自分の状況に応用した」
――ゴードン・ワイス、在スリランカ国連広報官
著者について
デイビッド・ロック
NeuroLeadership InstituteのDirector。2006年、ニューロリーダーシップという言葉をつくり、脳科学研究を用いて個人や組織のパフォーマンス向上を図ることに情熱を傾けている。 24カ国で事業を展開し、アクセンチュア、アメリカン・エキスプレス、シティバンク、EDS、エリクソン、ヒューレッド・パッカード、HSBC、IAG、IBM、マスターカード、マクロソフト、NASA、米国連邦準備銀行などの組織に、脳に関する知見を提供している。米国誌『ビジネスウィーク』、カナダ紙『グローブ・アンド・メール』、英国紙『ガーディアン』、オーストラリア紙『サンデー・モーニング・ヘラルド』ほか、リーダーシップや人材に関する世界中の出版物に紹介されている。 2007年には、神経科学者とビジネスリーダーを一堂に集めた世界的イニシアチブである「ニューロリーダーシップ・サミット」を創設した。彼は、『ニューロリーダーシップ・ジャーナル』誌の共同編集者であり、複数の優れた神経科学者と研究協力を行っている。現在、リーダーシップ神経科学の専門博士号を取得。 オックスフォード大学、サイード・ビジネス・スクールの客員講師も務める。
NeuroLeadership InstituteのDirector。2006年、ニューロリーダーシップという言葉をつくり、脳科学研究を用いて個人や組織のパフォーマンス向上を図ることに情熱を傾けている。 24カ国で事業を展開し、アクセンチュア、アメリカン・エキスプレス、シティバンク、EDS、エリクソン、ヒューレッド・パッカード、HSBC、IAG、IBM、マスターカード、マクロソフト、NASA、米国連邦準備銀行などの組織に、脳に関する知見を提供している。米国誌『ビジネスウィーク』、カナダ紙『グローブ・アンド・メール』、英国紙『ガーディアン』、オーストラリア紙『サンデー・モーニング・ヘラルド』ほか、リーダーシップや人材に関する世界中の出版物に紹介されている。 2007年には、神経科学者とビジネスリーダーを一堂に集めた世界的イニシアチブである「ニューロリーダーシップ・サミット」を創設した。彼は、『ニューロリーダーシップ・ジャーナル』誌の共同編集者であり、複数の優れた神経科学者と研究協力を行っている。現在、リーダーシップ神経科学の専門博士号を取得。 オックスフォード大学、サイード・ビジネス・スクールの客員講師も務める。
登録情報
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019/5/25)
- 発売日 : 2019/5/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 503ページ
- ISBN-10 : 4799324705
- ISBN-13 : 978-4799324707
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 20,638位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 160位ビジネスライフ (本)
- - 192位仕事術・整理法
- - 195位ロジカル・シンキング
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月16日に日本でレビュー済み
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2024年1月17日に日本でレビュー済み
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組織で働く上で、人を知る必要があると思います。
心理学や哲学など、人はどういう生き物で、どう接するべきなのか学べる本でした。
心理学や哲学など、人はどういう生き物で、どう接するべきなのか学べる本でした。
2020年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主に前半しか読んでいないが、この本の一番重要な脳の部位に関する知見は以下だと思う。
これは誰もが知っておいた方がいい。
大脳基底核 ... 長期記憶に染みついたルーティンや反復的な身体の動き・思考など、集中力を必要としなくてもできる行動の場面で稼働する脳の部位。エネルギー消費量が少なく、長時間、稼働できる。
前頭前皮質 ... じっくりした思考力・集中力・注意力を要する場面で稼働する脳の部位。エネルギー消費量は大きく、疲れやすく、1日に使用できるリソースは限られており、メモリは小さい。 人間のキャパの限界があり、鍛えられるものではない。
名著ファスト&スローという本を読んだことのある人であれば、この本でより理解が深まると思う。あの本でいうシステム1は本書の大脳基底核、システム2は前頭前皮質で置き換えることができる。
単純な例として、トラック運転手が1日10時間も運転できるのは、大脳基底核で運転の仕事を覚えているからである。運転したことのない人であれば、前頭前皮質を使うことになるので、2時間も運転すればヘトヘトになるだろう。
あるいは7×9の問題を解くのは、多くの人にとって大脳基底核の仕事である。これは小学校で九九を暗記しているからだ。一方、14×13を解くのは、多くの日本人にとっては前頭前皮質の仕事だ。前者は100問解いても疲れないが、後者は100問解いたらちょっと疲れるだろう。
ここから得られる仕事に活かせる教訓とは、「仕事をルーティン化して身体で覚えることの重要性」である。
昨今、ビジネス書や啓発本に刺激され、ルーティンワークは「思考停止」であるかのように言われる風潮が強い。同じことを繰り返していても成長しない、常に脳みそを使って考えなければ、仕事をしてることにならない、という風潮である。
もちろんこれも一理あるが、同時に言えることは、「常に前頭前皮質(システム2)を使ってなければいけないような仕事」は著しく効率が悪く、生産性が低いということ。仕事はどんどん身体に覚えさせて、大脳基底核(システム1)に仕事を「引継ぐ」ことで、システム2の容量を空けることができる。
すでに頭で「理解」していて「できる」とわかっている仕事を、繰り返して身体(システム1)に覚えさせること。これはスポーツや土木などの職人の世界では当たり前のことだ。スポーツの世界では、考えないとできないような運動は実践で使えない。だから考える前に身体が動くまで、身体に覚えさせる。
これは身体を使う職人仕事(広義ではイラストの仕事やプログラミングの仕事)でも同じだと思う。
「身体で覚えること」は、長時間、効率的に脳を稼働させるスタミナの獲得や、重要な場面でシステム2の容量を十分に確保するために必須のことだけど、最近のデスクワークなどのビジネスの世界では、「身体で覚える」ことの重要さは忘れられつつある。
例えば、プログラミングの仕事でも、あるいはイラストの仕事でも、前頭前皮質を酷使してヘトヘトになりながら仕事をする新人と、ほとんど大脳基底核だけで(スタミナを消費せずに)同じ仕事ができるベテランでは、同じ仕事をしていてもパフォーマンスは歴然と違う。
反復して身体で仕事を覚えることの重要さをあらためて考えさせられた本だった。
これは誰もが知っておいた方がいい。
大脳基底核 ... 長期記憶に染みついたルーティンや反復的な身体の動き・思考など、集中力を必要としなくてもできる行動の場面で稼働する脳の部位。エネルギー消費量が少なく、長時間、稼働できる。
前頭前皮質 ... じっくりした思考力・集中力・注意力を要する場面で稼働する脳の部位。エネルギー消費量は大きく、疲れやすく、1日に使用できるリソースは限られており、メモリは小さい。 人間のキャパの限界があり、鍛えられるものではない。
名著ファスト&スローという本を読んだことのある人であれば、この本でより理解が深まると思う。あの本でいうシステム1は本書の大脳基底核、システム2は前頭前皮質で置き換えることができる。
単純な例として、トラック運転手が1日10時間も運転できるのは、大脳基底核で運転の仕事を覚えているからである。運転したことのない人であれば、前頭前皮質を使うことになるので、2時間も運転すればヘトヘトになるだろう。
あるいは7×9の問題を解くのは、多くの人にとって大脳基底核の仕事である。これは小学校で九九を暗記しているからだ。一方、14×13を解くのは、多くの日本人にとっては前頭前皮質の仕事だ。前者は100問解いても疲れないが、後者は100問解いたらちょっと疲れるだろう。
ここから得られる仕事に活かせる教訓とは、「仕事をルーティン化して身体で覚えることの重要性」である。
昨今、ビジネス書や啓発本に刺激され、ルーティンワークは「思考停止」であるかのように言われる風潮が強い。同じことを繰り返していても成長しない、常に脳みそを使って考えなければ、仕事をしてることにならない、という風潮である。
もちろんこれも一理あるが、同時に言えることは、「常に前頭前皮質(システム2)を使ってなければいけないような仕事」は著しく効率が悪く、生産性が低いということ。仕事はどんどん身体に覚えさせて、大脳基底核(システム1)に仕事を「引継ぐ」ことで、システム2の容量を空けることができる。
すでに頭で「理解」していて「できる」とわかっている仕事を、繰り返して身体(システム1)に覚えさせること。これはスポーツや土木などの職人の世界では当たり前のことだ。スポーツの世界では、考えないとできないような運動は実践で使えない。だから考える前に身体が動くまで、身体に覚えさせる。
これは身体を使う職人仕事(広義ではイラストの仕事やプログラミングの仕事)でも同じだと思う。
「身体で覚えること」は、長時間、効率的に脳を稼働させるスタミナの獲得や、重要な場面でシステム2の容量を十分に確保するために必須のことだけど、最近のデスクワークなどのビジネスの世界では、「身体で覚える」ことの重要さは忘れられつつある。
例えば、プログラミングの仕事でも、あるいはイラストの仕事でも、前頭前皮質を酷使してヘトヘトになりながら仕事をする新人と、ほとんど大脳基底核だけで(スタミナを消費せずに)同じ仕事ができるベテランでは、同じ仕事をしていてもパフォーマンスは歴然と違う。
反復して身体で仕事を覚えることの重要さをあらためて考えさせられた本だった。
2021年12月31日に日本でレビュー済み
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ケースごとの脳の動きがわかるので、自分の境遇に当てはめやすい。
2021年8月14日に日本でレビュー済み
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様々なビジネス書で大切だと書かれている内容(例えば、創造的な仕事は朝した方が良いだとか、説明する際は図解などして視覚に訴えた方が良いだとか、マルチタスクより一つの物事だけに集中した方がいい等)が大切たる所以を脳科学の知見に基づいて非常に納得性高く説明してくれている。
大切なことはこの一冊に凝縮されている。私は、多くのビジネス書を読んだ後に、この本を読んだため「あぁ、だからこうすることが大切だと言われているのか」と再認識できたし、腹落ちして自身の行動に落とし込めるようになった。物事を根本から理解したい人におすすめする。
様々な知見が網羅的に記載されているため熟読する必要はある。そしてその価値は十二分にある本だと思う。この本の対象となる年代も幅広い。実際に仕事をしたことのない学生にはイメージし辛いかもしれないが、1年目からマネージャークラスまで対象としている。部下のマネジメントに対するノウハウも学べる。
大切なことはこの一冊に凝縮されている。私は、多くのビジネス書を読んだ後に、この本を読んだため「あぁ、だからこうすることが大切だと言われているのか」と再認識できたし、腹落ちして自身の行動に落とし込めるようになった。物事を根本から理解したい人におすすめする。
様々な知見が網羅的に記載されているため熟読する必要はある。そしてその価値は十二分にある本だと思う。この本の対象となる年代も幅広い。実際に仕事をしたことのない学生にはイメージし辛いかもしれないが、1年目からマネージャークラスまで対象としている。部下のマネジメントに対するノウハウも学べる。
2020年8月28日に日本でレビュー済み
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タイトルにそそられ購入致しました。
私の購入目的は「脳科学を持って効率的な脳の使い方を学び、普段の生活や仕事に活かしたかったから」です。
結論から申し上げますと、目的は達成されたと感じています。
しかし「ノウハウ」の部分だけを手早く拾い読みするのは難しく、ハウツー本のようなものを期待されている方は注意してください。
また約450ページあるので、人によって向き不向きがあるのではないかと思います。
構成としては、2人のビジネスマンの行動を脳科学的な視点から見るとどのように改善できるだろうか?というビフォーアフター形式ですので、非常に分かりやすいと思います。
また全体を通してストーリー性があるので、話としても面白く読めるのではないでしょうか。
ただ「演出家」などの独特な表現が引っ掛かって、飲み込みづらく感じた箇所もいくつかありました。
タイトルにつられ「ノウハウ本」として捉えるか、一つの読み物として読書を楽しめるか、評価が大きく分かれるとしたらそこではないかと思います。
私は内容が面白かったので読み物としても楽しめました。
私の購入目的は「脳科学を持って効率的な脳の使い方を学び、普段の生活や仕事に活かしたかったから」です。
結論から申し上げますと、目的は達成されたと感じています。
しかし「ノウハウ」の部分だけを手早く拾い読みするのは難しく、ハウツー本のようなものを期待されている方は注意してください。
また約450ページあるので、人によって向き不向きがあるのではないかと思います。
構成としては、2人のビジネスマンの行動を脳科学的な視点から見るとどのように改善できるだろうか?というビフォーアフター形式ですので、非常に分かりやすいと思います。
また全体を通してストーリー性があるので、話としても面白く読めるのではないでしょうか。
ただ「演出家」などの独特な表現が引っ掛かって、飲み込みづらく感じた箇所もいくつかありました。
タイトルにつられ「ノウハウ本」として捉えるか、一つの読み物として読書を楽しめるか、評価が大きく分かれるとしたらそこではないかと思います。
私は内容が面白かったので読み物としても楽しめました。
2021年5月29日に日本でレビュー済み
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非常に有益でした。
脳のくせが分かれば対処できることは多いのですね。
脳のくせが分かれば対処できることは多いのですね。