WBCの熱狂と桑田と古田という夢のバッテリーの帯に気を取られ手に取ってみた.
中身は、野球という国民的なエンターテイメントスポーツが、構造的に変化できないため
ビジネスとしての成長機会をみすみす逃しており、それがファン(顧客)への提供価値を下げていることが
デジタル施策とともに成功している米国MLBの事例を元に具体的に理解出来る良書.
後半に記載される野球界の要人へのインタビューからは、個々人はみな野球という業界を良くしたいという想いが伝わってくる.
「野球はたのしい、たのしさが顧客に伝わる、顧客が対価(お金)を払う」というシンプルなサイクルを実現したいという、
個々人の想いは強いのに、集団(組織)となるとその想いが実現されていない所に
スポーツ業界が日本産業界の縮図であるという筆者の主張が垣間みれる.
個人的には「ITで社員力を経営力に」というマイクロソフトの昔の広告を思い出した.
Lineやニコニコ動画, Twitterに代表されるように、人のエンタメ消費の仕方が変わっているのであれば
「楽しさの伝え方」も変化しないとそりゃーこっち向いてもらえないでしょ、と。ただそう言ってしまうのは簡単ですが
想いを持って何十年も業界と向き合ってきた年配の方々が 若者や技術革新のように"あっけらかん"と非連続に変化してしまうと、
それこそ色々大変な事態が色々と起こってしまうのだろうと思うので、釣り鐘型人口構造の日本に於いては難しい話なのかもです.
でも色々と考えさせられる良書なので、スポーツ好きのみならずビジネス好き にお勧めしたい一冊.
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日本プロ野球改造論 (ディスカヴァー携書) 新書 – 2013/3/16
並木 裕太
(著)
クーポン: 2024年3月20日水曜日(水) から 2024年3月31日日曜日(日)まで
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購入オプションとあわせ買い
観客動員数が減り、地上波テレビ中継の視聴率も低迷している日本プロ野球。
しかし、 1990年代半ばまで、日本のプロ野球と米メジャーリーグの売上規模はほぼ同じだった。
現在、メジャーは規模を拡大し、日本との差は4倍にも広がっている! その違いはどこにあったのか?
高度なビジネスマネジメントでリーグ全体の発展をとげたメジャーと、
選手の実力はありながらも各球団が個別に利益を追求してきた日本プロ野球------
これは、現在の閉塞する日本産業構造そのものといえるだろう。
ビジネスコンサルタントとして、プロ野球界にかかわってきた著者が、次世代の夢を創るスポーツ=プロ野球の徹底改造論を提案。
本書は、日本の産業が再浮上するための大きなヒントにもなるだろう。
〈帯コピー〉
プロ野球をビジネスとして学ぶ、私の教科書です------桑田真澄
プロ野球の改革から、産業再生の道も見えてくるんですね------古田敦也
しかし、 1990年代半ばまで、日本のプロ野球と米メジャーリーグの売上規模はほぼ同じだった。
現在、メジャーは規模を拡大し、日本との差は4倍にも広がっている! その違いはどこにあったのか?
高度なビジネスマネジメントでリーグ全体の発展をとげたメジャーと、
選手の実力はありながらも各球団が個別に利益を追求してきた日本プロ野球------
これは、現在の閉塞する日本産業構造そのものといえるだろう。
ビジネスコンサルタントとして、プロ野球界にかかわってきた著者が、次世代の夢を創るスポーツ=プロ野球の徹底改造論を提案。
本書は、日本の産業が再浮上するための大きなヒントにもなるだろう。
〈帯コピー〉
プロ野球をビジネスとして学ぶ、私の教科書です------桑田真澄
プロ野球の改革から、産業再生の道も見えてくるんですね------古田敦也
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2013/3/16
- ISBN-104799312987
- ISBN-13978-4799312988
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商品の説明
出版社からのコメント
総体として協業すればWBCを連覇する力をもちながら、経営面では、各球団もNPB自体も、米国に引き離され、
足下ではテレビ視聴率の低迷、新たなファン層の獲得に苦しみ、一方で優秀なプレーヤーが毎年のように海を渡り、
MLBへと流出している日本野球界──まさに、日本の産業界の縮図です。(中略)
日米の野球を比較すると、悲観的な事象ばかりが目についてしまうことになると思いますが、そこは暗い話ばかりではありません。
たとえば二〇〇四年のプロ野球再編、第三回WBCの出場にまつわる一連の動きに対して選手会が果たした役割。
これは、ビジネスの視点から見ると「ボトムアップからの改革」にたとえられないでしょうか。
明確な目標を見据え、モチベーションを保持したときの現場力の強さ、改革への推進力は、私たち日本人が持つ強さです。
コンサルタントとして依頼を受け、最初のリサーチを終えた後、「現場には充分すぎるポテンシャルがある。
むしろリーダーの意識改革から始めるべきかもしれない」と感じる案件が実はかなりあります。プロ野球を題材に、そんな現場力を鍛えるヒントを綴ったつもりです。
本書に書かれているのは「たかが野球」の話です。しかし、「されど野球」。
ささやかながら本書が、日本野球の未来、日本の産業界、そして、各企業の未来に、何らかのヒントを提供するものになれれば幸いです。
「はじめに」より著者コメント
足下ではテレビ視聴率の低迷、新たなファン層の獲得に苦しみ、一方で優秀なプレーヤーが毎年のように海を渡り、
MLBへと流出している日本野球界──まさに、日本の産業界の縮図です。(中略)
日米の野球を比較すると、悲観的な事象ばかりが目についてしまうことになると思いますが、そこは暗い話ばかりではありません。
たとえば二〇〇四年のプロ野球再編、第三回WBCの出場にまつわる一連の動きに対して選手会が果たした役割。
これは、ビジネスの視点から見ると「ボトムアップからの改革」にたとえられないでしょうか。
明確な目標を見据え、モチベーションを保持したときの現場力の強さ、改革への推進力は、私たち日本人が持つ強さです。
コンサルタントとして依頼を受け、最初のリサーチを終えた後、「現場には充分すぎるポテンシャルがある。
むしろリーダーの意識改革から始めるべきかもしれない」と感じる案件が実はかなりあります。プロ野球を題材に、そんな現場力を鍛えるヒントを綴ったつもりです。
本書に書かれているのは「たかが野球」の話です。しかし、「されど野球」。
ささやかながら本書が、日本野球の未来、日本の産業界、そして、各企業の未来に、何らかのヒントを提供するものになれれば幸いです。
「はじめに」より著者コメント
著者について
並木 裕太(なみき ゆうた)
フィールドマネージメント代表取締役
1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。ペンシルバニア大学ウォートン校でMBAを取得。
2000年、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社後、最年少で役員に就任。2009年、フィールドマネージメントを設立。
エレクトロニクス、自動車、航空、インターネットなどの産業で日本を代表する企業の経営コンサルタントを務める。
プロ野球では、オーナー会議へ参加、パ・リーグのリーグ・ビジネス、ファイターズやイーグルスのチーム・ビジネスをキーマンとともにつくり上げている。
日本一の社会人野球クラブ・チーム「東京バンバータ」の球団社長兼GMでもある。著書に『ミッションからはじめよう! 』(ディスカヴァー)。
フィールドマネージメント代表取締役
1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。ペンシルバニア大学ウォートン校でMBAを取得。
2000年、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社後、最年少で役員に就任。2009年、フィールドマネージメントを設立。
エレクトロニクス、自動車、航空、インターネットなどの産業で日本を代表する企業の経営コンサルタントを務める。
プロ野球では、オーナー会議へ参加、パ・リーグのリーグ・ビジネス、ファイターズやイーグルスのチーム・ビジネスをキーマンとともにつくり上げている。
日本一の社会人野球クラブ・チーム「東京バンバータ」の球団社長兼GMでもある。著書に『ミッションからはじめよう! 』(ディスカヴァー)。
登録情報
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2013/3/16)
- 発売日 : 2013/3/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 248ページ
- ISBN-10 : 4799312987
- ISBN-13 : 978-4799312988
- Amazon 売れ筋ランキング: - 464,092位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
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2013年3月16日に日本でレビュー済み
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2013年12月26日に日本でレビュー済み
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MLBの経営について非常によく書かれており、
日本プロ野球についても考察がしっかりとあります
しかし、その内容に関してはそこまで目新しいものは少なく、
かなりの部分知っている方もいると思われます
この本の最大の評価ポイントは
現場の方のインタビューが載っている点にあります
DeNA、日ハム、楽天と最近奮闘している三球団の球団内部にいた方達のインタビューがあり、
その点が非常に参考になると思います
日本プロ野球についても考察がしっかりとあります
しかし、その内容に関してはそこまで目新しいものは少なく、
かなりの部分知っている方もいると思われます
この本の最大の評価ポイントは
現場の方のインタビューが載っている点にあります
DeNA、日ハム、楽天と最近奮闘している三球団の球団内部にいた方達のインタビューがあり、
その点が非常に参考になると思います
2013年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
桑田さんの解説の評判の良さやtwitterの内容は用感を持てると聞いたことがあり、
ふと書店で目を奪われ、流行りのショールーミング化でAmazonにて購入。便利な世の中になったものです(笑)
業界の構造や、日本野球界の立ち位置が分かり、野球の捉え方の幅が広がった。
自分が小学生の頃の憧れはプロ野球選手だった。Jリーグの発足による影響もあると思うが、
ゲーム機の普及やスポーツをする広場の消滅、大型スーパーの影響による町のスポーツ商品店の閉鎖・・・
自分が無邪気にボールを追いかけて行った時代とは違い、そもそも野球に触れ合う機会が減少している
時代背景も大きく関係していると感じた。
昔に自分が感じていたようなスタープレイヤーやインパクトのある選手が減っているように感じるが、
野球をする人(子供たち)を増やすためには、「環境を用意する」ことも必要だと思うし、
iphoneはじめタブレットが発達することで、いつでもどこでもより多くの情報を得られることは間違いないが、
同時にインターネットやゲームの利用が増えることにより、野球をする子供たちの減少にも繋がるのかと心配にもなった。
日の目を浴びる浴びないは別として、1年に1500人もの選手がプロになるメジャーのように、
夢を持つ子供たちの可能性が広がるような日本プロ野球界になることを期待したい。
ふと書店で目を奪われ、流行りのショールーミング化でAmazonにて購入。便利な世の中になったものです(笑)
業界の構造や、日本野球界の立ち位置が分かり、野球の捉え方の幅が広がった。
自分が小学生の頃の憧れはプロ野球選手だった。Jリーグの発足による影響もあると思うが、
ゲーム機の普及やスポーツをする広場の消滅、大型スーパーの影響による町のスポーツ商品店の閉鎖・・・
自分が無邪気にボールを追いかけて行った時代とは違い、そもそも野球に触れ合う機会が減少している
時代背景も大きく関係していると感じた。
昔に自分が感じていたようなスタープレイヤーやインパクトのある選手が減っているように感じるが、
野球をする人(子供たち)を増やすためには、「環境を用意する」ことも必要だと思うし、
iphoneはじめタブレットが発達することで、いつでもどこでもより多くの情報を得られることは間違いないが、
同時にインターネットやゲームの利用が増えることにより、野球をする子供たちの減少にも繋がるのかと心配にもなった。
日の目を浴びる浴びないは別として、1年に1500人もの選手がプロになるメジャーのように、
夢を持つ子供たちの可能性が広がるような日本プロ野球界になることを期待したい。
2013年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メンズファッション誌のGQが(なぜか)ビジネスについて語っているコーナーがあり、その連載を書籍化したもののようです。
個人的には、スポーツビジネスに関心があるので、参考になる内容でした。スポーツビジネスに興味がある方向けの入門書としての位置づけでしょうか。
内容は濃すぎもせず薄すぎもせず、手軽に読める感じです。
次回はもう少し、ハードコアなスポーツビジネスに携わる方向けの書籍も期待したいです。
ちょっと辛めのコメントになっているかもしれませんが、一般向けには良書だと思います。
個人的には、スポーツビジネスに関心があるので、参考になる内容でした。スポーツビジネスに興味がある方向けの入門書としての位置づけでしょうか。
内容は濃すぎもせず薄すぎもせず、手軽に読める感じです。
次回はもう少し、ハードコアなスポーツビジネスに携わる方向けの書籍も期待したいです。
ちょっと辛めのコメントになっているかもしれませんが、一般向けには良書だと思います。
2013年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本のプロスポーツに不足している、ビジネスサイドからの戦略的な視点を与えてくれる。
主にNPBとMLを比較し、取組みの違いとそれによる成長力の違いを示してくれる。
野球に焦点を当てているが、筆者は野球だけでなく日本の産業界で散見されるジレンマ解決への糸口を提示しようとしている。
筆者だけでなく、日本の球団の中にも危機感を持つ人物が多く存在している。
その人たちが思い通りに動けないのは、良かった時代の感覚に凝り固まり、短期的な利益だけを追求する経営陣が多いためである。
彼らのアキレス腱はファンの声という世論である。
多くの人がこの本を手に取り、日本プロ野球のファンとして適切な世論が形成されることを願う。
日本のプロ野球に大相撲の二の舞を舞わせないために。
主にNPBとMLを比較し、取組みの違いとそれによる成長力の違いを示してくれる。
野球に焦点を当てているが、筆者は野球だけでなく日本の産業界で散見されるジレンマ解決への糸口を提示しようとしている。
筆者だけでなく、日本の球団の中にも危機感を持つ人物が多く存在している。
その人たちが思い通りに動けないのは、良かった時代の感覚に凝り固まり、短期的な利益だけを追求する経営陣が多いためである。
彼らのアキレス腱はファンの声という世論である。
多くの人がこの本を手に取り、日本プロ野球のファンとして適切な世論が形成されることを願う。
日本のプロ野球に大相撲の二の舞を舞わせないために。
2013年3月16日に日本でレビュー済み
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タイトル通り、野球ビジネスの話ではあるが、経営コンサルタントである著者の分析や提言は、
他業界や個別の企業の変革にも応用できる内容。
ミッション設定、トップマネジメントのリーダーシップ、環境変化への対応、世界の成功事例をベンチマーク、
ファン(顧客)の実態をマーケティングする、需要にマッチしたプライシング等、
経営者やビジネスパーソンにとっても参考となる考え方や具体的な施策が散りばめられている。
実際に球団経営にかかわる方の登場が印象的であり、
日本の野球界への熱い思いを持ち、最新の経営手法を取り入れ緻密な戦略を実行する、
こういう方がいれば、日本のプロ野球界の未来も決して暗くないと思える。
他業界や個別の企業の変革にも応用できる内容。
ミッション設定、トップマネジメントのリーダーシップ、環境変化への対応、世界の成功事例をベンチマーク、
ファン(顧客)の実態をマーケティングする、需要にマッチしたプライシング等、
経営者やビジネスパーソンにとっても参考となる考え方や具体的な施策が散りばめられている。
実際に球団経営にかかわる方の登場が印象的であり、
日本の野球界への熱い思いを持ち、最新の経営手法を取り入れ緻密な戦略を実行する、
こういう方がいれば、日本のプロ野球界の未来も決して暗くないと思える。
2013年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「マネーボール」というメジャーリーグに経営の視点を持ち込んで成功した本がありましたよね。あれは、旧体制のメジャーリーグに新しい風を吹き込んだ、遠い昔の話ですが、これは、そこからどれくらいメジャーリーグが進化したか、一方、日本のプロ野球界はどれくらい停滞していたかがよくわかりましす。いつも、経営、数字の話となるとアメリカが先だなと痛感します。この著者のようなことを考えている人が、日本プロ野球界にもいれば、今とは違っていたのかも。この帯にも登場している古田、桑田のような人が、これからの日本プロ野球を変えていくことに期待します。
2013年3月19日に日本でレビュー済み
別の著書を読んだこともあったため、注目していた元マッキンゼーの方の新作。
(だからというよりは、書店で本の帯を見て気になったからという理由が主で手にとってしまったわけだが)
雑誌GQの連載をもとにした著作とのことですが、球界の現場リーダークラス?の方との対談も交えながら、
古い慣習が強く残る「球界」の課題を鋭く切り裂いた本。
他の方のレビューにもありますが、日米比較が凄い。。こんなにも差がついてしまったとは。。
メジャーリーグの戦略は、マーケティングに従事する身としては、「なるほど」と思うことも多く、
きっと日本でも検討はされたのだろうが、実際にこの改革をやれてしまうところが、日米の大きな差なんだと感じる。
トップダウンが強い日本企業もあるため一概には言えないが、その点では球界=日本の縮図というのも頷けなくはない。
(だからというよりは、書店で本の帯を見て気になったからという理由が主で手にとってしまったわけだが)
雑誌GQの連載をもとにした著作とのことですが、球界の現場リーダークラス?の方との対談も交えながら、
古い慣習が強く残る「球界」の課題を鋭く切り裂いた本。
他の方のレビューにもありますが、日米比較が凄い。。こんなにも差がついてしまったとは。。
メジャーリーグの戦略は、マーケティングに従事する身としては、「なるほど」と思うことも多く、
きっと日本でも検討はされたのだろうが、実際にこの改革をやれてしまうところが、日米の大きな差なんだと感じる。
トップダウンが強い日本企業もあるため一概には言えないが、その点では球界=日本の縮図というのも頷けなくはない。