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アメリカを創ったベンチャー・キャピタリスト: 夢を支えた35人の軌跡 単行本 – 2002/2/1

4.3 5つ星のうち4.3 17個の評価

商品の説明

商品説明

アメリカの代表的なベンチャーキャピタリスト(VC)のインタビュー記録を束ねたものである。取り上げられているのは総勢35人。老若男女を含み、地域もシリコンバレーだけに偏っていない。

ベンチャーキャピタル業界の重鎮で、インテルを育てたアーサー・ロックや、アップル、シスコ、ヤフーを育てたセコイア・キャピタルのドン・バレンタイン、知名度ナンバーワンのVC会社であるクライナー・パーキンズの創業者、ユージーン・クライナーなど有名人も登場するが、日本ではほとんど知られていないVCも採り上げられている。

本書の特徴は、ベンチャー投資の業界人の生の声が紹介されている点だ。その肉声を読み進めると、年代により、地域により、また取り扱っている領域により、VCの世界がじつに多様であることがわかる。黒人などマイノリティーに立脚するマイノリティー・ファンド業界もある。資金源をみても、近年は独立系だけではなく、企業系VCや年金基金、財団、大学の基金など多様化している。アメリカのVC業界が時を経て、奥行きを加えたことをうかがわせる変化である。

そうした多様性の半面、昔は百貨店に似て何でもやるVCが多かったのが、その後競争の過程で専門特化するようになってきたり、皆一様に面倒見がよく、時間と労力を惜しまずに経営に関与しているなど興味深い共通点もある。

ここに登場する35人は皆、じつに勤勉だ。ベンチャー投資を担う人たちが「金!」「金!」と言っていないことも特筆に値する。「VCは金融取引をする会社ではない。ビジネスを創る仕事をしているのだ」という発言を、VCが少なからず共有している。アメリカのベンチャー投資や起業について、目を開かせられる思いがする本である。

35人の生の声には、健全な野心を感じる。これこそが、今の日本に一番必要なものではないだろうか。(榊原清則)

内容(「MARC」データベースより)

アメリカ経済の影の牽引役ともいえる、超一流のベンチャーキャピタリストたちの真の声を捉えた濃密なインタビュー集。蘇ったアメリカの強さの秘密がここにある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 翔泳社 (2002/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 569ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4798102059
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4798102054
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 17個の評価

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ウダヤン・グプタ
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カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
It looked like that the book does not contain any practical skills that I can apply in the venture capital business. However, I continued to read. Then, I realized that this book depicts the overall history of the venture capital business quite well and anyone in the venture capital business in Japan could benefit from it. If you do not know or understand what is written in the book, you would be considered inept.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月30日に日本でレビュー済み
ぶ厚い本だ。読むのにかけた時間と金額ほどには楽しめなかった。
ベンチャーキャピタル自身には特にあっと驚くような冒険創業話
は無いのかもしれない。ただ、金持ちがアメリカンドリームの
存在を信じる事で、また次世代の成功物語が現実となる、という
循環は読み取れる。皆が信じれば世界は本当に変わるのだ。
2006年6月10日に日本でレビュー済み
ベンチャー投資に対するスタンスは各人様々な点が興味深い。

ベンチャー社長にとっては、どのようなスタンスのキャピタリスト

と付き合いたいかを具体的にイメージする上で役に立つと思う。

同様にキャピタリストにとっては、自分はどのタイプを

目指したいのか、具体的に考える上で意味があるだろう。

この分量のインタビュー収集、編集、翻訳に敬意を表し

また、感謝します!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月15日に日本でレビュー済み
本書は、今、米国で活躍するベンチャー・キャピタリスト達へのインタビュー等を編纂した、叙伝的な書です。
 日本のベンチャー・キャピタルに対しては、インキュベーション機能への猜疑、リスクマネー供給を行うだけの資本変換機能への不信等が言われますが、同様に、米国のベンチャー・キャピタルにも多くの批判があるようです。
 しかし、そうした中でも、投資家サイド、起業家サイド双方から有難がられたキャピタリストがおり、その特性を導こうとする向きには大変参考になります。また、こうしたキャピタリスト達の声が編纂された書は現在の日本では稀有であることからも、本書には希少性があります。
 本書を通じて私が特に興味を感じるのは以下の点です。
1.ファイナンス畑のキャピタリストは少ない。多くはビジネスオペレーション等の経験を有する。
2.ファイナンサーであるが、それ以上に起業家の懸かりつけ心理医師でありコーチである(ように思われる)ケースが多い。
3.投資エリアは自分が良く知る業界(もしくはマイノリティ)に限っているケースが多い。
4.おそらく上記2によって、多忙さ自体と、多忙さからくる過ちを未然に防いでいる。グレシャムの法則に対して中立であろうとする。
5.仕事に対してエンスーである。
6.確かに、多くはMBAホルダーである。
 以上の特質を考えると、ベンチャー・キャピタリスト(≒ファイナンサー)であることも大事ながら、起業家にとってのビジネスの指南役としてのメンター・キャピタリスト(≒精神的、技術的、対外的な指南役)であろうとするスタンスが、今、キャピタリストに求められるものなのかも知れません。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年5月13日に日本でレビュー済み
ベンチャーキャピタル業界における時代の変化とそこで一時代を築いた者たちの意見と感想を汲み取れる本である。本に登場するベンチャーキャピタリスト達に多くの人間が引きつけられると思う。もちろん私もその一人だ。彼らは、「人に投資」し、「産業を創出する」という大きな野心を抱いて行動しており、そのことに感動を覚える。一方で、そういった古きよき時代のベンチャーキャピタリストの活躍の場が終焉を迎えつつあることを感じるだろう。一方で、そういった古きよき時代のベンチャーキャピタリストの活躍の場が終焉を迎えつつあることを感じるだろう。この本の行間からは、黎明期に多かった大きな野心をもつベンチャーキャピタリストは少数派となり、「ファンドマネージャー」的に利益のみを追求し、経営指導業や産業創出業的な色合いが薄まってきていることを感じさせる。ベンチャーキャピタルの現場にいる人間から多くの示唆を感じ取れる貴重な本である。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年2月22日に日本でレビュー済み
今までベンチャー・キャピタリストについては日本ではあまり深く語られることは少なかった。本書の解説にもあるように、日本では会社の仕事として変形的に発展してきたが、アメリカでは個人の仕事として発展してきた。そのことが面白いエピソードを交えながら、実に鮮明に描き出されている。ベンチャー・キャピタリストを目指す方、そして起業家を目指す方にとっても、大変有益な書籍となるだろう。ベンチャー論では総論から各論ではなく、各論から総論というアプローチの方が真実に近いものを追求できる。その確信をまた一段と強く持った。最後に、僕もこの本の日本版が出版されることを切望する。それに名を残せれば、最高。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年6月7日に日本でレビュー済み
米国においては一つのビジネスとして発展してきたベンチャー・キャピタル。本書から得たことは、彼らが投資してきた特徴は
・投資する/しないの判断は最終的には人である
・会社として運営していく場合、広くあまねくではなく、ある特定分野を集中的に
→そしてその分野の開拓者、一人者的な存在になる
であるかと思われます。
日本においてはアメリカと比べて同じベンチャーキャピタリストでも企業と二人三脚となって起業、成長させるケースがあまりにも少ないと言われています。人間得意・不得意というところが必ずあって不得意なところをいかにして補うか?というところが自分が発展していくカギでもあるのかな?と思います。
これから起業を考える人、投資を受けたい人、投資ビジネスを考えたい人にとっては必読の一冊ではないでしょうか?
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年10月29日に日本でレビュー済み
VCの実際の気持ちがわかるのはわかるのだが、いかんせん浅いインタビュー形式で、分析がされていないので分析を期待している人にはお勧めできない。
ただし、ドン・バレンタインなどの著名VCの話を聞きたい方にはお勧め。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Kallol Das
5つ星のうち4.0 Four Stars
2016年9月19日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
Very interesting book.