作者が作家の友人たちを元ネタに使っているライトノベルですが元ネタを知ってなくても充分に楽しめると思います。
私はイズナの基になったと思われる支倉氏しか知らないのですが、中々、笑わせていただきました。
却って、知らない方が楽しめると思います。
業界内部の、いや、締め切りに対する逃避や自堕落な生活をネタに一作書いた作者殿の器用さには恐れ入ります。
ネタライトノベルとして装いながらも最後の最後でひっくり返してくれたのも良かったです。
個人的には星3.5でしょうか。杉井ファンなら、買って損は無いと思います。
あと、内容と同様、軽い文章で構成されて、非常に読み易いのが良いですね。

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ばけらの! (GA文庫 す 2-1) 文庫 – 2008/9/16
とあるライトノベルレーベルからデビューした新人作家・杉井ヒカル。彼を取り巻く先輩や同期の作家たちは、驚くことにみんな美少女だった!
――人間じゃないけど!!
ヒカルが住むアパートでは、株やパチンコに熱中する不良管狼作家イヅナや、ちっちゃな少女の姿でエッチなラブコメ作品を世に送り出す座敷童作家ツバサが、今日も元気に玉稿を執筆中……執筆してるはず!
「――羊はいいよ。羊だけは俺を裏切らないんだ。クリックすると必ず羊毛がとれるんだから」
怖い編集に迫る締切。そんなときに限って起きるちょっとした事件!
刺激いっぱいのラノベ作家生活、キミも一緒にはじめてみない?
――人間じゃないけど!!
ヒカルが住むアパートでは、株やパチンコに熱中する不良管狼作家イヅナや、ちっちゃな少女の姿でエッチなラブコメ作品を世に送り出す座敷童作家ツバサが、今日も元気に玉稿を執筆中……執筆してるはず!
「――羊はいいよ。羊だけは俺を裏切らないんだ。クリックすると必ず羊毛がとれるんだから」
怖い編集に迫る締切。そんなときに限って起きるちょっとした事件!
刺激いっぱいのラノベ作家生活、キミも一緒にはじめてみない?
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2008/9/16
- ISBN-10479735061X
- ISBN-13978-4797350616
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登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2008/9/16)
- 発売日 : 2008/9/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 479735061X
- ISBN-13 : 978-4797350616
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,514,524位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,195位GA文庫
- - 121,441位ビジネス・経済 (本)
- - 270,801位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1978年東京生まれ。『火目の巫女』で第12回電撃大賞“銀賞”を受賞、デビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 剣の女王と烙印の仔 5 (ISBN-13: 978-4840134040 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
3グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月22日に日本でレビュー済み
ネタ作品に見える紹介文と表紙のギャップで
買うのを躊躇うか、買ってもしばらく積んでしまいそうですけれど
読んでみると、実に面白い作品でした。
GA文庫ということで手に入れずらいかもしれませんが
探して買ってみる価値のある作品です。
話のテンポも良く、杉井光作品で一番の出来じゃないか!?と思ったほど。
(他レーベルの作品も好きですよ)
杉井光ファンの方以外にも、某「化物語」や某「らくえん」好きにもオススメです。
内容のレビューをちゃんとしていないじゃないか!、と言われそうですが
読んでいただければわかりますが、禁則事項(ネタバレとも言う)で出来ません。
ぜひ買って、読んでみてください。
そして個人的に続刊求む!
買うのを躊躇うか、買ってもしばらく積んでしまいそうですけれど
読んでみると、実に面白い作品でした。
GA文庫ということで手に入れずらいかもしれませんが
探して買ってみる価値のある作品です。
話のテンポも良く、杉井光作品で一番の出来じゃないか!?と思ったほど。
(他レーベルの作品も好きですよ)
杉井光ファンの方以外にも、某「化物語」や某「らくえん」好きにもオススメです。
内容のレビューをちゃんとしていないじゃないか!、と言われそうですが
読んでいただければわかりますが、禁則事項(ネタバレとも言う)で出来ません。
ぜひ買って、読んでみてください。
そして個人的に続刊求む!
2008年12月3日に日本でレビュー済み
杉井光というライトノベル作家の視点で、周辺に生息するラノベ作家(ただしみんな人間じゃない)の生態を観察する物語。一話完結形式で、メインとなる作家を決めて、その人物にまつわるストーリーを展開する。第一話・葉隠イヅナ、第二話・神無月つばさ、第三話・風姫屍鬼、第四話・杉井光。
ストーリーはフィクションだと思うけれど、作家のモデルは実在するらしいので、準メタ小説といっても良いと思う。彼らの日常から仕事を引いた部分を、たらたら書いているだけなんだけれど、妙に実感がこもっている部分もあって、何か楽しい。モデルの存在は無視して、純粋に作品を楽しんだ方が良いように思います。
ストーリーはフィクションだと思うけれど、作家のモデルは実在するらしいので、準メタ小説といっても良いと思う。彼らの日常から仕事を引いた部分を、たらたら書いているだけなんだけれど、妙に実感がこもっている部分もあって、何か楽しい。モデルの存在は無視して、純粋に作品を楽しんだ方が良いように思います。