絵柄が美しいだけ、と、思っていた。
正直画集だと思って買おうとしていた私が愚かでした。
スーパーマン、バットマンのストーリーは秀逸。
子供の頃からこういう漫画を読んでいればまともな倫理観が育つのだと納得。
戦う相手が貧困の日本の漫画などあるのだろうか?
DCのヒーローは基本的に絶対と言って良い程人を殺さないし(犯罪者は何度となく脱獄する)、それでも殺さず何度でも捕まえて司法の手に渡す。
この本をきっかけに私はアメコミ派です。
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DCスーパーヒーローズ (ShoPro Books) 単行本 – 2011/12/17
ペイントアートの達人アレックス・ロスによる美麗アートとともにDCキャラクターのオリジンストーリーが味わえるファン垂涎の作品。 現在では入手困難な作品のほか、日本未発表作品も収録!巻末にはアレックス・ロスの制作舞台裏が垣間見れるアート集と解説も同時収録!
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館集英社プロダクション
- 発売日2011/12/17
- ISBN-104796871020
- ISBN-13978-4796871020
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商品の説明
出版社からのコメント
『DCキャラクター大事典』の次はこれだ! DCコミックスの超入門編!幻のコミック『バットマン:ウォー・オン・クライム』他を収録。 各キャラクターのオリジンストーリーがいま蘇る、アレックス・ロスが描く懇親の一作!!
登録情報
- 出版社 : 小学館集英社プロダクション (2011/12/17)
- 発売日 : 2011/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 400ページ
- ISBN-10 : 4796871020
- ISBN-13 : 978-4796871020
- Amazon 売れ筋ランキング: - 901,318位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 365,031位コミック
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バットマンなどメイン所の単品話に、ヒーロー勢揃いのJLAのエピソード、
マイナー所も含める各ヒーローの2ページ誕生譚(これが非常に良く出来ている)まで付いて、
価格の割りに盛り沢山な内容。
因縁あるヴィランや複雑な過去との繋がり等が無く、大まかな基本設定のみで十二分に楽しめるので、
DCキャラの入門編としてもお勧め出来る。
各ヒーローが現実の社会問題に果敢に立ち向かうのだが、単に人々から協力・歓迎されるだけではなく、
国の情勢や文化の違いで拒絶されたり、その華々しいヒロイックさが逆に仇となり、
裏切られ・非難されるのが実に生々しい。
ヒーローといえども限界がある、解決出来ない事も多い。
だが我々一人一人がヒーローになれば、解決出来ない事など無いのだ。
超人的な能力は必要ない、崇高な理想と強い意志さえあれば誰でもヒーローになれる…
そういう力強いメッセージを感じた。
ディニの重厚な文章とロスの圧倒的な描画には、それだけの説得力がある。
現実の普遍的なテーマへの興味を喚起する意味でも優れている、本物の傑作。
マイナー所も含める各ヒーローの2ページ誕生譚(これが非常に良く出来ている)まで付いて、
価格の割りに盛り沢山な内容。
因縁あるヴィランや複雑な過去との繋がり等が無く、大まかな基本設定のみで十二分に楽しめるので、
DCキャラの入門編としてもお勧め出来る。
各ヒーローが現実の社会問題に果敢に立ち向かうのだが、単に人々から協力・歓迎されるだけではなく、
国の情勢や文化の違いで拒絶されたり、その華々しいヒロイックさが逆に仇となり、
裏切られ・非難されるのが実に生々しい。
ヒーローといえども限界がある、解決出来ない事も多い。
だが我々一人一人がヒーローになれば、解決出来ない事など無いのだ。
超人的な能力は必要ない、崇高な理想と強い意志さえあれば誰でもヒーローになれる…
そういう力強いメッセージを感じた。
ディニの重厚な文章とロスの圧倒的な描画には、それだけの説得力がある。
現実の普遍的なテーマへの興味を喚起する意味でも優れている、本物の傑作。
2011年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2000年から2003年に発表されたDCコミックスのスーパーヒーロー(スーパーマン・バットマン・ワンダーウーマン他)の短編を集めた総集編。
しかし、ここから読み取れるのは過去の栄光に満ちたスーパーヒーロー像ではなくリアルな世界に内在している飢餓や差別に戦いを挑んで挫折し、屈折し、
無力感に満ち、それでも希望を胸に戦い続けるヒーロー。まるでアメリカそのものを具現化したような姿である。
しかし、ここから読み取れるのは過去の栄光に満ちたスーパーヒーロー像ではなくリアルな世界に内在している飢餓や差別に戦いを挑んで挫折し、屈折し、
無力感に満ち、それでも希望を胸に戦い続けるヒーロー。まるでアメリカそのものを具現化したような姿である。
2013年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アレックスの絵を見るだけでも価格だけの価値はある
就中スーパーマンのエピソードが秀逸
『飢えた人に魚を与えれば一日生きられる。魚釣りを教えれば一生生きられる。』
『全ての種が芽を出すわけではない。でもどの種にもチャンスをあげよう』
安西先生以来の名言でした
就中スーパーマンのエピソードが秀逸
『飢えた人に魚を与えれば一日生きられる。魚釣りを教えれば一生生きられる。』
『全ての種が芽を出すわけではない。でもどの種にもチャンスをあげよう』
安西先生以来の名言でした
2012年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マーベルヒーローが共感を持てる「親愛なる隣人」であることに比べると、DCは「地上を闊歩する神々」という堅苦しいイメージがあってあまり手を出していなかったのですが、そんな自分からすると、この本はDCヒーローズの指南書のようです。見開き1ページでほぼ完璧に紹介される各キャラのオリジン。それぞれのヒーローが持つ理想と戦う動機に沿ったストーリー展開。いわゆるスーパービランはほとんど全く出てこないのですが、それでいてこれほどエンタメ性を保てるとは、と思わず唸ってしまうクライマックス。「地上を闊歩する神々」の限界と、それでも前へ進んで行こうとする彼らの志を高らかに謳い上げるこの名作に、拍手。
2011年12月18日に日本でレビュー済み
アホみたいなプレ値が付いていた
「バットマン:ウォー・オン・クライム/スーパーマン:ピース・オン・アース」
に加えて未邦訳だったキャプテン・マーベル編とワンダーウーマン編が収録。
更に他社から出版されていたJLAリバティ&ジャスティス、
シークレットオリジンも収録されてこの値段という
凄まじくコストパフォーマンスの高い本です。
これ1冊でアレックス・ロスの美麗なアートが充分に堪能できます。
逆に前述の邦訳本を持っている人にとって多少コスパは落ちますね。
個人的にはシークレットオリジンの構成はジャイブ版の方が良かったかな。
「バットマン:ウォー・オン・クライム/スーパーマン:ピース・オン・アース」
に加えて未邦訳だったキャプテン・マーベル編とワンダーウーマン編が収録。
更に他社から出版されていたJLAリバティ&ジャスティス、
シークレットオリジンも収録されてこの値段という
凄まじくコストパフォーマンスの高い本です。
これ1冊でアレックス・ロスの美麗なアートが充分に堪能できます。
逆に前述の邦訳本を持っている人にとって多少コスパは落ちますね。
個人的にはシークレットオリジンの構成はジャイブ版の方が良かったかな。
2012年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、ライトなアメコミだと思って買うと 大きく印象の違う書物であるということを注意した方が良いかもしれません。 DCコミックの主要キャラクター達の派手な活躍を描いた「マンガ」ではなく 重く険しい内面をシリアスに描いた「書物」という方が適切かもしれません。 しかし、なかなか日本語訳される機会も少ないですし DCコミックの1冊として手元にドッシリと置いておくのも良いのではないでしょうか?
2011年12月23日に日本でレビュー済み
アメコミの日本語版は数が絶対的に少なくて一冊一冊が宝物のような存在なので、
そんな中ハードカバーで出版されたこの一刷はまさしく至高の一冊になりました。本当に嬉しいです。
でも収録作のほとんどが既出のものだとは思いませんでしたが。
書いてあるのはウオーオンクライム「他」ってだけで、小プロかつて出版したものに
ワンダーウーマン、キャプテンマーベルの2編を加えただけの作品とはどこにも表記されていないのは、
それらの作品を持っている者としてはちょっとズルいかなと思いました。
持っていなければ間違いなく買いの一冊です。・・・もちろん持っていても2冊はほしいくらいの内容ですけど(苦笑)。
そんな中ハードカバーで出版されたこの一刷はまさしく至高の一冊になりました。本当に嬉しいです。
でも収録作のほとんどが既出のものだとは思いませんでしたが。
書いてあるのはウオーオンクライム「他」ってだけで、小プロかつて出版したものに
ワンダーウーマン、キャプテンマーベルの2編を加えただけの作品とはどこにも表記されていないのは、
それらの作品を持っている者としてはちょっとズルいかなと思いました。
持っていなければ間違いなく買いの一冊です。・・・もちろん持っていても2冊はほしいくらいの内容ですけど(苦笑)。