忘れかけていた日本
何か大切な事を思い出させてくれる写真の数々、写真だけでなく添えられたコピーの一言一言がじんわりと効いてくる。写真集と言うより歴史書?エッセイ集?何とも言えない暖かみの感じられる一冊と思えます。
足を運んだ事もなく、おそらく今後も行ける事の無いであろう吉田寮なのだが、懐かしさや郷愁を感じてしまう。
吉田寮の今後に様々な問題は在るのだろうが……失くしてはならない場所、失くしてはならない場所として認識出来た。
撮影者とコピーライターの思いも感じられる一冊。
一推しの一冊である。
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京大吉田寮 単行本 – 2019/12/4
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100年後もここに集う。
吉田寮の”今”を伝える、写真によるドキュメント。
1913年竣工、現存する日本最古の学生寮、京都大学吉田寮寄宿舎。
学生自治寮として長い歴史をもち、また建築物としても価値をもつ吉田寮と、
そこに生きる寮生たちの”今”、この時をとらえ、伝え記録する。
「吉田寮の魅力について寮生に尋ねると、てんでばらばらな答えが返ってくる。
家賃が安い こと、友達ができること、規則が緩いこと、上下関係がないこと、
猫がいること、貴重な 建築であること、歴史があること、趣味に没頭できること。
きっと人の数だけ住む理由が あるのだろう」 本文より
吉田寮の”今”を伝える、写真によるドキュメント。
1913年竣工、現存する日本最古の学生寮、京都大学吉田寮寄宿舎。
学生自治寮として長い歴史をもち、また建築物としても価値をもつ吉田寮と、
そこに生きる寮生たちの”今”、この時をとらえ、伝え記録する。
「吉田寮の魅力について寮生に尋ねると、てんでばらばらな答えが返ってくる。
家賃が安い こと、友達ができること、規則が緩いこと、上下関係がないこと、
猫がいること、貴重な 建築であること、歴史があること、趣味に没頭できること。
きっと人の数だけ住む理由が あるのだろう」 本文より
- 本の長さ80ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2019/12/4
- 寸法18.6 x 0.9 x 25.8 cm
- ISBN-104794224257
- ISBN-13978-4794224255
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商品の説明
著者について
平林 克己(ひらばやし・かつみ)
東京生まれ。ウィーンを拠点に東ヨーロッパで写真を始める。外資系商社勤務を経て、写真家として独立。世界8カ国、20都市以上で写真展を開催。「撮った写真に仕事をさせる」ことを第一に掲げ、写真を通じて世界を、そして人をつなぐことを理念としている。作品に、希望をテーマとし、東日本大震災後の東北を撮り続けた『陽』(河出書房新社)、僧侶たちとともに禅を発信する『禅』、などがある。
宮西 建礼(みやにし・けんれい)
1989年、大阪府生まれ。吉田寮の元寮生。2013年に「銀河風帆走」で第四回創元SF短編賞を受賞。
近作に「もしもぼくらが生まれていたら」(『宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー』(東京創元社)収録)がある。
岡田 裕子(おかだ・ひろこ)
2006年、京都精華大学芸術学部ストーリーマンガコースを卒業。07年、北海道アイヌ民族と生活を送る。08年、知床ナチュラリスト協会に勤務。16年、鍼灸師/柔道整復師の資格を取得。同年、京都大学人間・環境学研究科入学。
東京生まれ。ウィーンを拠点に東ヨーロッパで写真を始める。外資系商社勤務を経て、写真家として独立。世界8カ国、20都市以上で写真展を開催。「撮った写真に仕事をさせる」ことを第一に掲げ、写真を通じて世界を、そして人をつなぐことを理念としている。作品に、希望をテーマとし、東日本大震災後の東北を撮り続けた『陽』(河出書房新社)、僧侶たちとともに禅を発信する『禅』、などがある。
宮西 建礼(みやにし・けんれい)
1989年、大阪府生まれ。吉田寮の元寮生。2013年に「銀河風帆走」で第四回創元SF短編賞を受賞。
近作に「もしもぼくらが生まれていたら」(『宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー』(東京創元社)収録)がある。
岡田 裕子(おかだ・ひろこ)
2006年、京都精華大学芸術学部ストーリーマンガコースを卒業。07年、北海道アイヌ民族と生活を送る。08年、知床ナチュラリスト協会に勤務。16年、鍼灸師/柔道整復師の資格を取得。同年、京都大学人間・環境学研究科入学。
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2019/12/4)
- 発売日 : 2019/12/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 80ページ
- ISBN-10 : 4794224257
- ISBN-13 : 978-4794224255
- 寸法 : 18.6 x 0.9 x 25.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 64,074位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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イメージ付きのレビュー

5 星
歴史に残る一冊だと思う。
この写真家が好きで、本屋で2冊、Amazonで3冊買いました。既に一冊友人にあげましたが、これは写真集であって写真集ではないという感想を貰いました。私も残そうとか壊そうとかの議論から離れたところにある本だと思います。「今」と「事実」を素晴らしい写真で切り出していて、世界観がよく伝わって来ます。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
快適さを求めれば周囲にいくらでもあろう住まいを敢えて選ばず、この「吉田寮」を選んだ学生たちは心の豊かさが満ちていくことを実感しているだろう。
そんな学生たちの笑い声、建物の軋む音が今にも聞こえてきそうだ。
壊すのは簡単、でも二度と同じものは作れない。
数少ない現存の大正建築物を大学当局も知恵を絞って残していってほしい。
各撮影場所がわかるような配置図が欲しかった。
そんな学生たちの笑い声、建物の軋む音が今にも聞こえてきそうだ。
壊すのは簡単、でも二度と同じものは作れない。
数少ない現存の大正建築物を大学当局も知恵を絞って残していってほしい。
各撮影場所がわかるような配置図が欲しかった。
2023年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今後、取り壊される可能性のある京大吉田寮の内部を撮影、取材されている貴重な本だと思います。
なぜか人の目を惹きつける吉田寮の写真は一見の価値あり。
なぜか人の目を惹きつける吉田寮の写真は一見の価値あり。
2019年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ページをめくるたびに漂ってくる、古びた木造建築の香り。古本や、畳の匂い。
きしむ廊下の音。学生たちの笑い声。中庭からはホロホロ鳥の声も聞こえてくる。
薄いガラス越しに見える、四季の移ろい。薄暗い部屋に差し込む夕日はどこか優しい。
百年以上にわたって、吉田寮は学生とともに生き続けた。
時に笑い、時にぶつかり合い、学生らはこの寮で人生を学んだ。
この掛けがえのない居場所を、学生らは自治で守りながら、次の寮生へと受け継いでいった。
百年の記憶が、この吉田寮の隅々まで染みついている。
現地を訪れたことがなくても、吉田寮の呼吸が五感を通して感じられる。そんな写真集だ。
2019年、京都大学は学生らに吉田寮の明け渡しを求めて訴訟を起こした。
百年の記憶とともに、吉田寮の呼吸も止まるのだろうか。
きしむ廊下の音。学生たちの笑い声。中庭からはホロホロ鳥の声も聞こえてくる。
薄いガラス越しに見える、四季の移ろい。薄暗い部屋に差し込む夕日はどこか優しい。
百年以上にわたって、吉田寮は学生とともに生き続けた。
時に笑い、時にぶつかり合い、学生らはこの寮で人生を学んだ。
この掛けがえのない居場所を、学生らは自治で守りながら、次の寮生へと受け継いでいった。
百年の記憶が、この吉田寮の隅々まで染みついている。
現地を訪れたことがなくても、吉田寮の呼吸が五感を通して感じられる。そんな写真集だ。
2019年、京都大学は学生らに吉田寮の明け渡しを求めて訴訟を起こした。
百年の記憶とともに、吉田寮の呼吸も止まるのだろうか。
2019年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「自由の学風」が京大の最も美しいところだと思っているのだけれど
それが今、どんどんなくなってきている。自由と真摯にものを考える、そういう、一番大切なことが
京大の中で一番残っているのがここ、吉田寮。床の木の100年の艶に、たまり部屋のだまって一緒にいる寮生に
その美しさが光っている。
それが今、どんどんなくなってきている。自由と真摯にものを考える、そういう、一番大切なことが
京大の中で一番残っているのがここ、吉田寮。床の木の100年の艶に、たまり部屋のだまって一緒にいる寮生に
その美しさが光っている。
2020年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
京大のドイツ語の先生に紹介されて買いました。
まるで恐竜時代かと思うような中庭、ミシミシと音を立てていた階段にそんな由緒があったとは…、毎日目にしたトイレの落書き、様々なにおいが漂う流し台、一部屋ごとにそれぞれ塗られたり張られたりした壁、男女混住寮ならではのまったりしたこたつ、歴史ある張り紙、歴史あるマンガ所蔵、成功への道と堕落への道(笑)、今も聞こえていたピアノ、失われた自由…どれもどれも、貴重なものでした。
まるで恐竜時代かと思うような中庭、ミシミシと音を立てていた階段にそんな由緒があったとは…、毎日目にしたトイレの落書き、様々なにおいが漂う流し台、一部屋ごとにそれぞれ塗られたり張られたりした壁、男女混住寮ならではのまったりしたこたつ、歴史ある張り紙、歴史あるマンガ所蔵、成功への道と堕落への道(笑)、今も聞こえていたピアノ、失われた自由…どれもどれも、貴重なものでした。
2020年3月1日に日本でレビュー済み
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見入ってしまう写真集ですねー。古いものが好きな方は買って損無し。
カメラマンさんの感情が入った写真集かと思いますよ。
カメラマンさんの感情が入った写真集かと思いますよ。
2019年12月16日に日本でレビュー済み
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フォトグラファー平林氏は撮影に入る前に暫くカメラを持たずに被写体と時間を過ごすという。時間が限られた旅行先では数十分、状況が許せば数十日。
そうやって相手を知り、自分を知ってもらい、そこから撮影という行為を意識させない記録作業に移るという。結果、自然に近い姿を捉える事に成功していると思う。
彼の信条は被写体に寄り添う事。
そこには氏の押し付けの主張はほぼ存在しない。被写体の今をありのままに切り取る。そしてその作品は実はとても饒舌なのだ。
そうやって相手を知り、自分を知ってもらい、そこから撮影という行為を意識させない記録作業に移るという。結果、自然に近い姿を捉える事に成功していると思う。
彼の信条は被写体に寄り添う事。
そこには氏の押し付けの主張はほぼ存在しない。被写体の今をありのままに切り取る。そしてその作品は実はとても饒舌なのだ。