学のない私には少し難しい言葉が使われていますが、文脈の理解は問題なくできます。
本著は第三世界のフェミニズムに主な焦点が当たっていますが、先日のAV新法を含む日本のフェミニズム、破壊活動が連続したBLM運動、動物の権利を謳った強行的なヴィーガン活動への問題提起にもなると思います。勝手に他者の痛みを語ることの加害性が一冊を通じて力強く書かれています。
これらの活動に疑問を持つ方はもちろんですが、特に活動に共感、参加したい方にこそ読んで頂きたい名著です。
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彼女の「正しい」名前とは何か ―第三世界フェミニズムの思想― 新装版 単行本(ソフトカバー) – 2019/8/24
岡真理
(著)
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西洋フェミニズムの「普遍的正義」の裏に、異なる文化への差別意識がひそんではいないか。
女性であり、かつ植民地主義の加害者の側に位置することを引き受け、
「他者」を一方的に語ることの暴力性を凝視しながら、
ことばと名前を奪われた人びとに応答する道をさぐる文化の政治学。
〔目次〕
序章 彼女の「正しい」名前とは何か
序章付記 他者の「名」を呼ぶ、ということ
I 「第三世界フェミニズム」とは何か
「第三世界」と「西洋フェミニズム」
カヴァリング・ウーマン、あるいは女性報道
「女性割札」という陥穽、あるいはフライデイの口
第1部付記 文化という抵抗、あるいは抵抗という文化
II 発話の位置の政治学
「文化」をどこから語るか
「グローバル・フェミニズム」の無知
置き換えられた女たち
第II部付記 ポジショナリティ
III 責任=応答可能性(レスポンシビリティ)
蟹の虚ろなまなざし、あるいはフライデイの旋回
Becoming a Witness
転がるカボチャ、あるいは応答するということ
第III部付記 〈出来事〉の共振
終章 「他者」の存在を想い出すこと
女性であり、かつ植民地主義の加害者の側に位置することを引き受け、
「他者」を一方的に語ることの暴力性を凝視しながら、
ことばと名前を奪われた人びとに応答する道をさぐる文化の政治学。
〔目次〕
序章 彼女の「正しい」名前とは何か
序章付記 他者の「名」を呼ぶ、ということ
I 「第三世界フェミニズム」とは何か
「第三世界」と「西洋フェミニズム」
カヴァリング・ウーマン、あるいは女性報道
「女性割札」という陥穽、あるいはフライデイの口
第1部付記 文化という抵抗、あるいは抵抗という文化
II 発話の位置の政治学
「文化」をどこから語るか
「グローバル・フェミニズム」の無知
置き換えられた女たち
第II部付記 ポジショナリティ
III 責任=応答可能性(レスポンシビリティ)
蟹の虚ろなまなざし、あるいはフライデイの旋回
Becoming a Witness
転がるカボチャ、あるいは応答するということ
第III部付記 〈出来事〉の共振
終章 「他者」の存在を想い出すこと
- 本の長さ325ページ
- 言語日本語
- 出版社青土社
- 発売日2019/8/24
- 寸法13.2 x 2.4 x 19.1 cm
- ISBN-104791772105
- ISBN-13978-4791772100
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商品の説明
著者について
岡真理(おか・まり) 1960年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題、第三世界フェミニズム思想。
著者に『記憶/物語』(岩波書店)、『棗椰子の木陰で』(青土社)、『アラブ、祈りとしての文学』、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房)ほか。
訳書にエドワード・サイード『イスラム報道 増補版』(共訳、みすず書房)、サラ・ホイ『ホロコーストからガザへ』、
サイード・アブデルワーヘド『ガザ通信』(共訳、青土社)、ターハル・ベン=ジェルーン『火によって』(以文社)、
アーデイラ・ライディ『シャヒード、100の命』(インパクト出版会)ほか。
2009年から平和を目指す朗読集団「国境なき朗読者たち」を主宰し、ガザをテーマとする朗読劇の上演活動を続ける。
著者に『記憶/物語』(岩波書店)、『棗椰子の木陰で』(青土社)、『アラブ、祈りとしての文学』、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房)ほか。
訳書にエドワード・サイード『イスラム報道 増補版』(共訳、みすず書房)、サラ・ホイ『ホロコーストからガザへ』、
サイード・アブデルワーヘド『ガザ通信』(共訳、青土社)、ターハル・ベン=ジェルーン『火によって』(以文社)、
アーデイラ・ライディ『シャヒード、100の命』(インパクト出版会)ほか。
2009年から平和を目指す朗読集団「国境なき朗読者たち」を主宰し、ガザをテーマとする朗読劇の上演活動を続ける。
登録情報
- 出版社 : 青土社; 新装版 (2019/8/24)
- 発売日 : 2019/8/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 325ページ
- ISBN-10 : 4791772105
- ISBN-13 : 978-4791772100
- 寸法 : 13.2 x 2.4 x 19.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,491位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23位フェミニズム
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2002年8月5日に日本でレビュー済み
「第三世界の女」と出会うということは何なのか?
マイノリティーの女性の問題と向き合うこととは何なのか?
あるいはそのような人種、階級、(女)性・・・様々なカテゴライズをする「私」とは何者なのか?そのカテゴリーとは何なのか?
問題の当事者でない「私」がマイノリティの問題に関わろうとする時に考えねばならないことを本書は警告する。
「あなたは一体何様でどこから誰に向かって様々なことば(シスターフッドの名の元に、女性の権利という名の元に・・・)の名の元にそんな暴力を行使するのか」と。
「他者」とどのように出会うべきか、その一つの答えとして
本書は全くスマートでないやり方を提示するが、
そのある意味どんくさく、厳しい“方法”は私には非常に
かっこよく映るのである。岡真理、やってくれるぜ
マイノリティーの女性の問題と向き合うこととは何なのか?
あるいはそのような人種、階級、(女)性・・・様々なカテゴライズをする「私」とは何者なのか?そのカテゴリーとは何なのか?
問題の当事者でない「私」がマイノリティの問題に関わろうとする時に考えねばならないことを本書は警告する。
「あなたは一体何様でどこから誰に向かって様々なことば(シスターフッドの名の元に、女性の権利という名の元に・・・)の名の元にそんな暴力を行使するのか」と。
「他者」とどのように出会うべきか、その一つの答えとして
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そのある意味どんくさく、厳しい“方法”は私には非常に
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2024年2月10日に日本でレビュー済み
フェミニズムの考え方、ダイバーシティの考え方には同意しますが、一方で著者が支援しているイスラーム原理主義においては、女性はただの所有物であり、財産であり、モノでしかありません。
イランやアフガニスタンの女性知識人たちがどんな扱い受けているかを見てもわかるように、その権利や主張を制約、否、否定しています。
都合のいいところばかりつまみ食いして、テロリズムを煽るようなオポチュニスト的態度をとるのは日テレの三上チーフプロデューサーと同類なのではないでしょうか。
イランやアフガニスタンの女性知識人たちがどんな扱い受けているかを見てもわかるように、その権利や主張を制約、否、否定しています。
都合のいいところばかりつまみ食いして、テロリズムを煽るようなオポチュニスト的態度をとるのは日テレの三上チーフプロデューサーと同類なのではないでしょうか。
2019年12月16日に日本でレビュー済み
「第三世界に固有の女性の抑圧」を取り上げる時、それは「私たちとは違う貴女たち」を規定する。
女性の抑圧に問題を限定する時(私たちと同じ抑圧される女性である貴女たち)、それは新植民地主義の問題からの逃避である。
「彼女たち」を子供扱いする時、それは家父長によるパターナリズムである。
フェミニズムが同化政策の道具に。
「勝手につけた名前で呼ぶな」「同情で立場を盗むな」
解放されるべきは「私たち」の方なのだ。
女性の抑圧に問題を限定する時(私たちと同じ抑圧される女性である貴女たち)、それは新植民地主義の問題からの逃避である。
「彼女たち」を子供扱いする時、それは家父長によるパターナリズムである。
フェミニズムが同化政策の道具に。
「勝手につけた名前で呼ぶな」「同情で立場を盗むな」
解放されるべきは「私たち」の方なのだ。