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この英語、訳せない! headは頭?顔?首? 単行本(ソフトカバー) – 2019/12/1
購入オプションとあわせ買い
『ダ・ヴィンチ・コード』(ダン・ブラウン著)、『大統領失踪』(ビル クリントン、ジェイムズ パタースン著)、『世界物語大事典』(ローラ・ミラー著)のベストセラー翻訳者が教える「訳せない英語」の訳し方
通訳者橋本美穂氏 推薦! (『CNN English Express』に「橋本美穂の英語にないなら作っちゃえ!」を連載中「情熱大陸」出演)
「味わい深い日本語訳の裏には翻訳家の苦労あり。名翻訳家の思考プロセスを知り、英語と日本語の間を行き来する楽しみを感じていただけるエッセイです。」
A=Bのように意味が1対1で対応するとはかぎらない、英語と日本語の表現。本書は、訳しにくい英語表現の代表的なものを数多く取り上げています。ビシッと決まる訳語をひねり出すために名翻訳家が辿った思考のプロセスを追体験できる、珠玉の翻訳エッセイです。
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社ジャパンタイムズ出版
- 発売日2019/12/1
- 寸法13.1 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104789017478
- ISBN-13978-4789017473
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出版社より

訳しにくい理由その1:一つの単語がいくつもの意味をもっている
・brother, sister 姉か妹か、それが問題だ
・young, old 若いのにold man?
・khaki 幅の広い「カーキ色」
・dark, fair 美男の条件、darkとは
・mop hair ジャスティンもトランプもモップヘア?
・sorry いつも悩ましいsorry問題
・enjoy 「楽しむ」ではピンとこない
・possibility 複数形になったら要注意 ほか全35フレーズ

訳しにくい理由その2:文化のちがい
・日本の高1は10年生
・ 7色じゃない虹もある
・ ローマ教皇は森に住んでいるか?
・いつの間にか2階が3階に?
・目を細めるのはどんなとき?
・ vice presidentはえらい人?
・「お茶」じゃないtea
・ 12歳はteenagerではない? ほか全27トピック

訳しにくい理由その3:言語構造のちがい
・英語の何倍もある一人称
・ orの奥深さ
・どっちが先?
・縦横無尽
・日本人の苦手な否定疑問文
・目立ちすぎる符号たち
・イタリック体が使われる理由
・頭韻を見ると血が騒ぐ!? ほか全19トピック
登録情報
- 出版社 : ジャパンタイムズ出版 (2019/12/1)
- 発売日 : 2019/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 173ページ
- ISBN-10 : 4789017478
- ISBN-13 : 978-4789017473
- 寸法 : 13.1 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 356,692位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 724位英文読解
- カスタマーレビュー:
著者について

文芸翻訳者。1961年生まれ。東京大学文学部国文科卒(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『Six-Words たった6語の物語』(ISBN-10:4887598599)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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(最後のほうは翻訳の話なので飛ばしています)
その越前氏の最新刊は、氏自身が約20年の翻訳稼業で出くわした、英語独特の表現をいくつか拾い上げて解説したエッセイ集といった趣の一冊です。
◆ヒチコック監督の映画によくある、「観客は知っている事実を主人公が知らない状況」を「dramatic irony」というが、「劇的な皮肉」と訳すのではなく、「劇的アイロニー」とするのが通例。
◆日本語のプラスチックは個体のイメージが強いが、英語のplasticは「自由な形に変えられる」ものを指す。だからビニール袋はplastic bagという。
◆philosophical(ly) は「哲学的に(な)」ではなく、「達観したように」「冷静に」「悟りっきって」「動じないで」とするほうがしっくりくる場合がある。
◆「当たり前のことを訊くな」を意味する「Is the Pope a Catholic?」「Does the bear shit in the woods?」という表現がある。
◆「like turkeys voting for Chrstmas」は「自らの行為が自身の破滅を招く」ということ。
◆「Charlie’s dead.」は「スリップが見えていますよ」の意。女性好きの英国王チャールズ2世の葬儀で、女たちがペチコートをひらひらさせた伝説に由来する。
◆最近「kombucha」をよく耳にするが、これは日本の「昆布茶」ではなく「紅茶キノコ」のこと。なぜkombuchaというのかは謎。
◆英語の複数形を和訳する際に「たち」とか「いくつかの」と訳すのでは工夫がたりない。「~が並んでいる」「~だらけだ」「騒々しく~している」と複数であることを間接的に伝えることは可能。
◆英語のlength と widthは、常に長いほうがlengthで短いほうがwidth。縦・横の向きは無関係。
英語の興味深い知識も身につく大変楽しい一冊でした。
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気になった点をいくつか補足しておきます。
*60頁:「初期の<刑事コロンボ>(1970年代前半)で、コロンボがファクシミリの機器をはじめてみて驚くというシーンがあり」、著者の越前氏はそれがどの放送回のことか「ずっと前のことなのでうろ覚え」だと記しています。
これは「完全犯罪の誤算」という回の中でのことです。しかも放送は1995年。つまり「初期の<刑事コロンボ>(1970年代前半)」ではなく、「後期の<刑事コロンボ>(1990年代前半)」です。
越前氏は「ファクシミリが日常的に用いられるようになったのは1970年代から1980年代から」だと記していますが、私の記憶では少し異なります。大手企業は業務用に80年代からファクシミリを使用開始したかもしれませんが、一般家庭でも広く使用するようになったのは1990年代に入ってからだと思います。ですからコロンボ刑事が1995年の放送で、ファクシミリを珍しく感じる場面が出てくるのは、当時のアメリカの一般視聴者のファックスに関する知見にあわせた無理のないことだと思います。
*94頁:「地下1階」を表す英語表現を「fist basement」と誤記しています。正しくは「first basement」です。
*154頁:「重要なの(2)と(3)です」とありますが、正しくは「重要なのは(2)と(3)です」。助詞「は」が抜けています。
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ところで、048ページに収録されている次の英文に対する049ページに与えられている著者の訳文は適訳とは言えないだろう。
英文:Story values are binaries of positive / negative charge such as life / death, courage / cowardice,
truth / lie,(後略)
著者訳:ストーリーを動かす価値要素はプラスとマイナスの両面から成る。たとえば、「生/死」「勇敢/臆病」「真実/嘘」(後略)
著者は、マーケティング用語として「ストーリー価値」の訳語が確立しているstory valuesに「ストーリーを動かす価値要素」の訳語を充ててしまった。時代とともに、技術やデザインの差異から生まれる競争優位性は、コピーという攻撃を受けた際にポジションを守ることが困難になっているが、ストーリー性だけは、コピーされてもオリジナル価値が揺るがない最後の価値であり、そのストーリーとひもづけることで、デザインと機能の価値を拡大することができるとするのが「ストーリー価値」とされている。すなわちストーリーが価値を牽引・増強しているのだ。これを「ストーリーを動かす価値要素」と訳しては主客転倒である。
修正訳:ストーリー価値は、正電荷/負電荷の二元から成る。たとえば、「生/死」「勇敢/臆病」「真実/虚偽」(後略)
ひとつのテーマが見開きで、簡潔に解説されているため、記憶に残る。
第1章「いくつもの意味をもつ言葉」
辞書をひくまでもなく、誰でも知っているような簡単な単語ほど、
日本語にする際に気をつけなければならないという例がいくつも紹介されていて、とても興味深かった。
第2章「文化のちがいによる訳しにくさ」
翻訳学習者にとても役立つ内容だと思う。
その文章が書かれた国、文化、時代などの背景もしっかりと調べて、訳さないと、意味が通じなくなって、おかしなことになってしまうとは。
読んでいる側としては、そこまで深く考えたことがなかったが、参考になった。
とくに面白いと思ったのが、このふたつ。
(15. ドアの開閉にご注意を)
ドアが内開きか、外開きかなんて、あまり気にしたことはなかったが、言われてみると確かに違うのかもしれない。
(19.「プリン」の仲間たち)
食に関する名称の違い、日本基準で考えてしまいがちだが、海外旅行に行った時、イメージしていたのとは違うものが出てくることがあるのは、このせいだったのか、と納得。
第3章「言語構造のちがいによる訳しにくさ」
単に英語の知識が豊富なだけでは、英語を的確な日本語にするという作業はこなせない、翻訳家の苦労と努力が伝わってきた。翻訳次第で、何倍も面白くなったりするもので、日本語のセンスが問われるということがわかった。
(19.奔放なる「離れ業」)で紹介されていた鈴木恵作品をぜひ読んでみたくなった。
全体を通してエッセイ・スタイルなので、勉強という感じがせず、読みやすい。
続編を期待したい一冊。
1.内容文体ともしっかりした、英語の名文を直接読んでみる。
2.役に立たない、間違っている、日本人の書いた半ちく英語教本など、すっかり忘れる。
これが最も大切である。
3.本物の英語の名文の中から、英語の文章の法則を、自分で自力で構築して行く。
それ以外に、英語を読めるようになる方法はない。
4.英語の文章の法則は、極めて単純明快。1ページで説明できる。
半ちくな学者どもの、半ちくな説明は、唯、難解で混乱あるのみ。
時間と金の無駄。
5.greyhoundに出てくる。アメリカ海軍の隠語であろうか?
知らなくて、宜しい。小説を読んでいると分かってくる。