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となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book) 単行本 – 2010/7/1
宮崎 学
(著)
電気柵をやぶってマス池を襲い、防犯用のラジオがガンガン鳴る養蜂場に侵入し、大型トラックが行き交う高速道路脇で平然とクリを食い、眠る。さらには、わずか数キロメートルの範囲内に写し出された、おびただしい数のクマたち......。そんな野生グマの驚くべき実態が、いま明らかになる! ロボットカメラだからこそとらえた、衝撃写真満載の写真集。
- 本の長さ159ページ
- 言語日本語
- 出版社新樹社
- 発売日2010/7/1
- ISBN-10478758605X
- ISBN-13978-4787586056
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登録情報
- 出版社 : 新樹社 (2010/7/1)
- 発売日 : 2010/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 159ページ
- ISBN-10 : 478758605X
- ISBN-13 : 978-4787586056
- Amazon 売れ筋ランキング: - 766,031位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発刊から時間がたちますが、ツキノワグマの生態をこれだけ興味深くまとめた本はないのではないでしょうか。
2018年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キャンプが好きで、小学生の娘も連れて行きます。
当然、クマのことが気になっていましたので、米田一彦著「熊が人を襲うとき」と並行して拝読。
熊は怖いですが、それを超えて、人間としての自然、特に里山に対する責任を考えさせられました。
娘に、クマのことだけでなく、調べるという姿勢、実験、その先にある人間としての責務などを教えられる良い本だと思いました。
当然、クマのことが気になっていましたので、米田一彦著「熊が人を襲うとき」と並行して拝読。
熊は怖いですが、それを超えて、人間としての自然、特に里山に対する責任を考えさせられました。
娘に、クマのことだけでなく、調べるという姿勢、実験、その先にある人間としての責務などを教えられる良い本だと思いました。
2017年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よく山で出会うツキノワグマについて、その日常をよくとらえて書かれている。この一冊だけでかなりのクマ通になってしまう。
筆者はよく、実験的なものも含めて、クマを理解しようとしている。そんな努力が伝わってくる。素晴らしい本だ。写真の力が大きい。
筆者はよく、実験的なものも含めて、クマを理解しようとしている。そんな努力が伝わってくる。素晴らしい本だ。写真の力が大きい。
2016年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の写真に驚いて欲しい理由:
(1)かなり人里に近い場所で撮影されていること(撮影された位置を示す写真が中にあります)。
(2)耳に「奥山放獣」した証拠のタグが付いていること
(3)子グマを連れていること。
人間の怖さを植え付けて(唐辛子スプレーとか浴びせるらしい)山奥に放したから、もう人里には近寄らない?子供を連れて戻ってきてますよ!当然、子グマは、この辺まで出て来ても平気なんだと学習したでしょう。これ以外にも、民家のそばに「普通に」存在する熊棚の写真など、見どころ満載です。
特に、これから山登りを始めたいと思う人には、山ギアのカタログ誌や登山技術の解説本の前に、まず本書をお勧めします。私もこれを一読した後、山道や周囲の木々を改めてよく見るようになり、都市近郊のメジャーな登山道にクマの糞が「普通に」落ちているのに気付くこの頃です。
(1)かなり人里に近い場所で撮影されていること(撮影された位置を示す写真が中にあります)。
(2)耳に「奥山放獣」した証拠のタグが付いていること
(3)子グマを連れていること。
人間の怖さを植え付けて(唐辛子スプレーとか浴びせるらしい)山奥に放したから、もう人里には近寄らない?子供を連れて戻ってきてますよ!当然、子グマは、この辺まで出て来ても平気なんだと学習したでしょう。これ以外にも、民家のそばに「普通に」存在する熊棚の写真など、見どころ満載です。
特に、これから山登りを始めたいと思う人には、山ギアのカタログ誌や登山技術の解説本の前に、まず本書をお勧めします。私もこれを一読した後、山道や周囲の木々を改めてよく見るようになり、都市近郊のメジャーな登山道にクマの糞が「普通に」落ちているのに気付くこの頃です。
2013年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直、これだけ鮮明な映像で、私達の身近にツキノワグマが暮らしているということは、驚きです。
決して、絶滅寸前の可愛そうな生き物というのではなく、野生の生き物の息吹が感じられます。人間の生活にうまく適応している姿が、そこにはあり、人間とクマの関係を考えるのであれば、必読の書であると言えます。
決して、絶滅寸前の可愛そうな生き物というのではなく、野生の生き物の息吹が感じられます。人間の生活にうまく適応している姿が、そこにはあり、人間とクマの関係を考えるのであれば、必読の書であると言えます。
2019年2月12日に日本でレビュー済み
再掲
図書館本
動物写真家というよりは動物行動学者に近いのかもしれない宮崎さんである。
無人ロボットカメラで動物を撮影する。
特にツキノワグマなどは分からないことだらけなのである。
果たして本当に頭数は減っているのか?という単純な疑問に対して正しい答えを誰も持っていないというのが現状のようだ。
そして、夜毎、里に来ているクマを沢山撮影しているのである。我々人間は気づいていないのだ。
山の荒廃で熊の餌が減っていると主張するグループもいる。だが、少なくとも宮崎さんが観察している長野の地域では、十分な栄養があると映像は示している。
ただ殺すのはケシカランと主張するのであれば、その根拠(本当に絶滅危惧なのか等)を提示せねばならないだろうし、クマ出没地域の人々に対して説得力のあるデータが必要であろう。
宮崎さんが考案した、熊の雌雄を鑑別する撮影装置マタミールは凄いんですよ。
図書館本
動物写真家というよりは動物行動学者に近いのかもしれない宮崎さんである。
無人ロボットカメラで動物を撮影する。
特にツキノワグマなどは分からないことだらけなのである。
果たして本当に頭数は減っているのか?という単純な疑問に対して正しい答えを誰も持っていないというのが現状のようだ。
そして、夜毎、里に来ているクマを沢山撮影しているのである。我々人間は気づいていないのだ。
山の荒廃で熊の餌が減っていると主張するグループもいる。だが、少なくとも宮崎さんが観察している長野の地域では、十分な栄養があると映像は示している。
ただ殺すのはケシカランと主張するのであれば、その根拠(本当に絶滅危惧なのか等)を提示せねばならないだろうし、クマ出没地域の人々に対して説得力のあるデータが必要であろう。
宮崎さんが考案した、熊の雌雄を鑑別する撮影装置マタミールは凄いんですよ。
2011年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い本だ。写真集でもあるけれど、読み物として最高に面白い。
従来の公共工事の手法に批判が高まる中で、この十数年、情報公開だの環境アセスだの市民参加が進んできたけれど、各種のワークショップ等々でそもそもの基本データが不十分、自然相手に絶対なんてない!みたいに話をしているのだろうか??専門家、学者が参加・説明するとそれだけでなんか分かった気になっているような気がしている。「100年先を考えると・・・しなければならない」みたいな言葉が飛び交うと、「お前は天才か!?」なんてツッコミを入れたくなるし、なんだかとてもむなしいときもある。
分からないけど、頑張ってる!現場で頑張ろう。そんな本書はとても良い。この視点が一人でも多くの若者に届いて欲しいなと思いました。
従来の公共工事の手法に批判が高まる中で、この十数年、情報公開だの環境アセスだの市民参加が進んできたけれど、各種のワークショップ等々でそもそもの基本データが不十分、自然相手に絶対なんてない!みたいに話をしているのだろうか??専門家、学者が参加・説明するとそれだけでなんか分かった気になっているような気がしている。「100年先を考えると・・・しなければならない」みたいな言葉が飛び交うと、「お前は天才か!?」なんてツッコミを入れたくなるし、なんだかとてもむなしいときもある。
分からないけど、頑張ってる!現場で頑張ろう。そんな本書はとても良い。この視点が一人でも多くの若者に届いて欲しいなと思いました。
2014年8月9日に日本でレビュー済み
興味深い話が二つあった。
以下クマはツキノワグマのこと。
一つはクマ棚の話。
クマは木に登って実を食べるとき、枝を折って敷き詰める、それがクマ棚。
木が葉を落とした後にそれは現れる。
クリが大好きで、クリの木にクマ棚がある。
そのクマ棚が人家の庭先のクリの木にある。
ということは、クマが来てるということになる。
人間のほうはクマ棚を知らないから、クマが来ていることをしらない。
もうひとつは、冬眠穴作り。
冬眠穴に使うために、木の皮をはぎ、一か所だけ、牙で深く傷つける。
そして100年以上たつと、冬眠穴ができあがる。
クマは本能的に、未来の子孫のために冬眠穴作りをやっているという。
知らない話ばかりだった。
写真が多く、面白く読めた。
以下クマはツキノワグマのこと。
一つはクマ棚の話。
クマは木に登って実を食べるとき、枝を折って敷き詰める、それがクマ棚。
木が葉を落とした後にそれは現れる。
クリが大好きで、クリの木にクマ棚がある。
そのクマ棚が人家の庭先のクリの木にある。
ということは、クマが来てるということになる。
人間のほうはクマ棚を知らないから、クマが来ていることをしらない。
もうひとつは、冬眠穴作り。
冬眠穴に使うために、木の皮をはぎ、一か所だけ、牙で深く傷つける。
そして100年以上たつと、冬眠穴ができあがる。
クマは本能的に、未来の子孫のために冬眠穴作りをやっているという。
知らない話ばかりだった。
写真が多く、面白く読めた。