お互いを信じてバラバラに逃げる必要性が描かれている。一見自分にも出来そうだが、確かに難しいことだと感じた。大切な教訓として活かしていきたい。
2019年末に東広島医療センターの入院中に購入したが「てんでんこ」という言葉と共に印象に残った。「てんでんこ」という言葉は初めてだったが、それがある意味で生死を分ける内容の気がした。生きる大切さが感じられ、何かしらその厳かさに共感した。
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釜石の奇跡 どんな防災教育が子どもの“いのち"を救えるのか? 単行本(ソフトカバー) – 2015/1/17
NHKスペシャル取材班
(著)
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大津波に襲われながらも、釜石小学校の子どもたち全員が生き延びた事実は、「釜石の奇跡」として知られる。その「奇跡」を生み出した背景には、ある大学教授が震災前から取り組み続けた防災教育があった。どんな防災教育なら、子どもの“いのち"を救えるのか? NHKスペシャル「釜石の“奇跡" いのちを守る特別授業」(2012年9月1日)は大きな反響を呼び、国内外で様々な賞を受賞。今回は危機管理術として学ぶ企業の姿も追いかけるなど、番組内容に追加取材を加えて書籍化。
目次 【第一部】ぼくらは大津波を生きた
第一章 あの日、子どもたちは
第二章 あの日、先生たちは
【第二部】釜石に学べ
第三章 立て役者・片田敏孝教授の防災教育
第四章 釜石小が育んだ「生きる力」
第五章 反面教師としての「大川の悲劇」
第六章 全国の教育現場に広がる釜石の知恵
第七章 企業の危機管理にいかす
目次 【第一部】ぼくらは大津波を生きた
第一章 あの日、子どもたちは
第二章 あの日、先生たちは
【第二部】釜石に学べ
第三章 立て役者・片田敏孝教授の防災教育
第四章 釜石小が育んだ「生きる力」
第五章 反面教師としての「大川の悲劇」
第六章 全国の教育現場に広がる釜石の知恵
第七章 企業の危機管理にいかす
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2015/1/17
- 寸法18.8 x 2 x 12.8 cm
- ISBN-104781612814
- ISBN-13978-4781612812
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商品の説明
著者について
NHKスペシャル取材班/執筆・福田和代(ふくだ・かずよ)…報道局報道番組センター社会番組部チーフプロデューサー。兵庫県神戸市出身。東京外国語大学大学院卒業後、平成7年NHK入局。NHKスペシャル『“生命"の未来を変えた男~山中伸弥・iPS細胞革命』、『横綱 白鵬~“最強"への挑戦~』、『自動車革命 第1回トヨタ新時代への苦闘』、『あなたの笑顔を覚えていたい』(第34回放送文化基金賞番組賞、第45回ギャラクシー賞奨励賞)など数多くのドキュメンタリーを手掛け、東日本大震災後は、クローズアップ現代『“命の情報"がつかめない』、『巨大津波が小学校を襲った~石巻・大川小学校の6か月~』やNHKスペシャル『復興はなぜ進まないのか~被災地からの報告~』、『釜石の“奇跡" いのちを守る特別授業』など、被災地の現状やそこで生きる人々の姿を取り上げる番組を多数制作している。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2015/1/17)
- 発売日 : 2015/1/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 264ページ
- ISBN-10 : 4781612814
- ISBN-13 : 978-4781612812
- 寸法 : 18.8 x 2 x 12.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 142,251位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26,100位ノンフィクション (本)
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2021年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供たちの体験談が非常にリアルで興味深い。
まるで震災を予測してたかのような訓練、本当に凄い!
まるで震災を予測してたかのような訓練、本当に凄い!
2019年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここには二つのタイプの管理者が出てくる。危機管理能力がある管理者と欠けている管理者である。例として児童一人も津波の犠牲者を出さなかった釜石小学校と74名の犠牲者を出した大川小学校である。
二つの学校の当時の状況は当然違っていることを前提としなければならない。釜石の場合は、津波発生は放課後であり、学校管理下から子供たちは離れていた。一方、大川の場合は78名の子供たちが完全に学校管理下にいた。
学校管理下にいなかった子供たちが助かり、管理下にいた子供たちのほとんどが死んだのである。
また、学校の立地条件も違う。釜石は高台、大川は海岸からは3キロ以上離れてはいたが北上川のすぐ側である。
「釜石の奇跡」と呼ばれているのは、学校管理下にいなかった子供たちが自主的に避難し、自らの命を守ったからである。その背景には、群馬大学の防災の専門家、片田教授の指導の下、加藤校長、釜石市教育長など危機意識が高い指導者がいたからである。子ども達は、常日頃から「自分の命は自分で守れ」と教えられ、主体的に考える人づくりをなされていたからである。これは本当にすごいことである。「子供は大人に守られなければならない」という常識を真っ向から覆したといってよい。事実、反対に子供が避難を促し大人の命を守った例も多数ある。
一方、大川の場合、11人の教員の管理下にいた子供たちは、当然ながらまったく自主性、主体性は無い。そして、大人である教員の指揮命令のもと、かけがえのない命を落としたのである。私は強い憤りを感じ、子供たちの無念さを考えるとやりきれなくなる。
当日学校にいなかった柏葉校長や、石巻市教育委員会、直接の最高管理者であった教頭など危機管理能力に完全に欠けていたと言わざるを得ない。一次避難場所は校庭として、二次避難場所が具体的に決められていなかったというなんともお粗末な避難計画である。大川小は、市の作成の津波到達予想マップから外れており、小学校が避難場所に指定されていたり、過去津波の被害がないという事実などがこの悲劇の背景にある。
しかし、なによりも問題なのは、子供の命を救わなければならない義務を持つ教員に、危機管理能力や強いリーダーシップが欠けていたことである。避難してきた地区住民から裏山への避難を否定され、マニュアルを見れば、近くの広場としか書いてない。情報入手としてラジオを聞いていたのかも分からない。川へ様子を見に行くこともない。
地区住民との不毛な議論の末、50分以上も貴重な時間を費やし、学校の校庭で地域住民、教員11名、保護者、78名の子供たちが黒い津波に飲み込まれてしまったのである。
危機管理能力とは、最悪の事態を想定し、命を守ることを最大の目的とし、でき得る最善の手段を勇気をもって選択することである。
大川のケースでは、マニュアルに従って行動すれば自分の責任は問われない、という教員の姑息な自己保全欲が働いたとしか思えない。「想定外」とは、端に想像力不足や怠慢のことであるし、責任逃れの自己保身に過ぎない。
二つの学校の当時の状況は当然違っていることを前提としなければならない。釜石の場合は、津波発生は放課後であり、学校管理下から子供たちは離れていた。一方、大川の場合は78名の子供たちが完全に学校管理下にいた。
学校管理下にいなかった子供たちが助かり、管理下にいた子供たちのほとんどが死んだのである。
また、学校の立地条件も違う。釜石は高台、大川は海岸からは3キロ以上離れてはいたが北上川のすぐ側である。
「釜石の奇跡」と呼ばれているのは、学校管理下にいなかった子供たちが自主的に避難し、自らの命を守ったからである。その背景には、群馬大学の防災の専門家、片田教授の指導の下、加藤校長、釜石市教育長など危機意識が高い指導者がいたからである。子ども達は、常日頃から「自分の命は自分で守れ」と教えられ、主体的に考える人づくりをなされていたからである。これは本当にすごいことである。「子供は大人に守られなければならない」という常識を真っ向から覆したといってよい。事実、反対に子供が避難を促し大人の命を守った例も多数ある。
一方、大川の場合、11人の教員の管理下にいた子供たちは、当然ながらまったく自主性、主体性は無い。そして、大人である教員の指揮命令のもと、かけがえのない命を落としたのである。私は強い憤りを感じ、子供たちの無念さを考えるとやりきれなくなる。
当日学校にいなかった柏葉校長や、石巻市教育委員会、直接の最高管理者であった教頭など危機管理能力に完全に欠けていたと言わざるを得ない。一次避難場所は校庭として、二次避難場所が具体的に決められていなかったというなんともお粗末な避難計画である。大川小は、市の作成の津波到達予想マップから外れており、小学校が避難場所に指定されていたり、過去津波の被害がないという事実などがこの悲劇の背景にある。
しかし、なによりも問題なのは、子供の命を救わなければならない義務を持つ教員に、危機管理能力や強いリーダーシップが欠けていたことである。避難してきた地区住民から裏山への避難を否定され、マニュアルを見れば、近くの広場としか書いてない。情報入手としてラジオを聞いていたのかも分からない。川へ様子を見に行くこともない。
地区住民との不毛な議論の末、50分以上も貴重な時間を費やし、学校の校庭で地域住民、教員11名、保護者、78名の子供たちが黒い津波に飲み込まれてしまったのである。
危機管理能力とは、最悪の事態を想定し、命を守ることを最大の目的とし、でき得る最善の手段を勇気をもって選択することである。
大川のケースでは、マニュアルに従って行動すれば自分の責任は問われない、という教員の姑息な自己保全欲が働いたとしか思えない。「想定外」とは、端に想像力不足や怠慢のことであるし、責任逃れの自己保身に過ぎない。
2018年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行政が推し進めている防災対策は、画一的でトップダウン・訓練出席者は自治会関連のいつも同じ人達・・・守るべきものを持った人は「一人でも生き抜ける覚悟を持たせる」事に力を入れてください。
地域によってやり方は違うはず、底に住む住民がイニシアチブを取る、ボトムアップで女性達が頑張らなくてはと肝に銘じられる本です。
本当は教育委員会のお偉方がいちばん読むべきです!
地域によってやり方は違うはず、底に住む住民がイニシアチブを取る、ボトムアップで女性達が頑張らなくてはと肝に銘じられる本です。
本当は教育委員会のお偉方がいちばん読むべきです!
2018年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あの東北大震災で、なぜたくさんの命を守ることができたのか。奇跡などではなく、常日頃、非常時に向けてしっかり準備していたことが、多くの命を守ることにつながったことがよく分かります。教育関係者だけでなく、地域防災に携わる方は必読の一冊です。ぜひたくさんの方に読んでいただき、防災意識を高め、自分の命を守ってほしいと願います。それが結局は多くの命を守ることに繋がると思いますので。
2017年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の命は自分で守る。当たり前のようでいて、現代の日本ではでき難いようです。現代の日本は、ある意味幸せになって、人任せになって、思考停止になっている、そんな感じがします。自然淘汰の現場では、思考停止の生き物から命を失っていくのですね。悲しくも冷徹な真理が、残酷な表現ではなく示されていると思います。災害教育の最も良いテキストになると思います。