小学校の恩師が旧徳山村出身でよくダムからの離村について聞かされていたのを思い出し購入。
本書では一人の老人の生涯を追い、国策に翻弄されながら家族を守り生きた女性の話を中心に故郷が無くなるとはどういうことかを考えさせられました。
徳山村は故郷でもなんでもないですが、映画「ふるさと」と合わせて読むと当時の徳山村の様子が目に浮かんできて懐かしくもあり、自分の故郷が無くなることへ何とも言えない気持ちが湧き上がってきます。
老婆の残した「先祖が育てた土地を金に変えてしまった。この一代で潰してしまった」という後悔の言葉に、先祖を想い次に繋ぐことこそ古来日本人の姿であり、日本人が戻るべき姿だと感じました。
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ホハレ峠;ダムに沈んだ徳山村 百年の軌跡 単行本(ソフトカバー) – 2020/4/22
大西 暢夫
(著)
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日本最大のダムに沈んだ村、岐阜県徳山村の最奥の集落に、
最後の一人になっても暮らし続けた女性(ばば)がいた。
奉公、集団就職、北海道開拓、戦争、高度経済成長、開発……
時代を超えて大地に根を張り生きた理由とは。
足跡をたどり出会った人たちの話から見えてきた
胸をゆさぶられる民衆の100年の歴史――。
映画『水になった村』(第16回地球環境映像際最優秀賞受賞。
書籍、情報センター出版局刊)監督の最新刊!
最後の一人になっても暮らし続けた女性(ばば)がいた。
奉公、集団就職、北海道開拓、戦争、高度経済成長、開発……
時代を超えて大地に根を張り生きた理由とは。
足跡をたどり出会った人たちの話から見えてきた
胸をゆさぶられる民衆の100年の歴史――。
映画『水になった村』(第16回地球環境映像際最優秀賞受賞。
書籍、情報センター出版局刊)監督の最新刊!
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社彩流社
- 発売日2020/4/22
- 寸法18.8 x 12.8 x 1.6 cm
- ISBN-104779126436
- ISBN-13978-4779126437
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商品の説明
著者について
おおにし・のぶお
1968年、岐阜県揖斐郡池田町育ち。
東京綜合写真専門学校卒業後、本橋成一氏に師事。
1998年にフリーカメラマンとして独立。
ダムに沈む村、職人、精神科病棟、障がい者など
社会的なテーマに多く取り組む。
2010年より故郷の岐阜県に拠点を移す。
映画監督作品に、
『水になった村』、
『家族の軌跡 3.11の記憶から』、
『オキナワへいこう』などがあり
著書等に、
『僕の村の宝物 ダムに沈む徳山村山村生活記』
(大西暢夫 著、情報センター出版局、1998年)、
『分校の子供たち』
(大西暢夫 著、カタログハウス、2000年)、
『山里にダムがくる』
(菅聖子 文、大西暢夫 写真、山と溪谷社、2000年)、
『おばあちゃんは木になった シリーズ自然いのちひと4』
(大西暢夫 写真・文、ポプラ社、2002年、
第8回日本絵本賞)、<…
1968年、岐阜県揖斐郡池田町育ち。
東京綜合写真専門学校卒業後、本橋成一氏に師事。
1998年にフリーカメラマンとして独立。
ダムに沈む村、職人、精神科病棟、障がい者など
社会的なテーマに多く取り組む。
2010年より故郷の岐阜県に拠点を移す。
映画監督作品に、
『水になった村』、
『家族の軌跡 3.11の記憶から』、
『オキナワへいこう』などがあり
著書等に、
『僕の村の宝物 ダムに沈む徳山村山村生活記』
(大西暢夫 著、情報センター出版局、1998年)、
『分校の子供たち』
(大西暢夫 著、カタログハウス、2000年)、
『山里にダムがくる』
(菅聖子 文、大西暢夫 写真、山と溪谷社、2000年)、
『おばあちゃんは木になった シリーズ自然いのちひと4』
(大西暢夫 写真・文、ポプラ社、2002年、
第8回日本絵本賞)、<…
登録情報
- 出版社 : 彩流社 (2020/4/22)
- 発売日 : 2020/4/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 271ページ
- ISBN-10 : 4779126436
- ISBN-13 : 978-4779126437
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 227,579位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 64位人権問題
- - 38,446位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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2021年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビュータイトルで勝手にこの本の内容をまとめてみました。これらが「本当に」どういうものなのかを知る機会はなかなかないですが、この本では取材の対象となった女性「ゆきえさん」を通してそれらが詳細に書かれています。単に知識として知るだけでなく、その時代・その地域の実際の方の波乱の人生として深い印象が残りました。
これは作者の方の長年にわたる「ゆきえさん」への親密な取材とお付き合いによりはじめて可能となったに違いなく、素晴らしいお仕事だと思います。
これは作者の方の長年にわたる「ゆきえさん」への親密な取材とお付き合いによりはじめて可能となったに違いなく、素晴らしいお仕事だと思います。
2020年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時と共に生活環境は変わるが,自分の母親の世代の人である。愚痴も言わずすごい力強さで大変な中を生きてきたと感じる。その人達が高齢になって生まれ育ったとこに戻り,周りの自然を楽しみながら人に迷惑もかけず幸せを実感して生活するのだが,ダムの整備はその人たちを思いを簡単に打ち砕いていく。人にとって本当の幸せが何かと考える。
2021年2月24日に日本でレビュー済み
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大西監督の水になった村を観て依頼、強い衝撃を受けました。この本は徳山村に最後まで残ったゆきえさんの記憶から紡がれる徳山村の歴史です。豊かさを求めるばかり失ったもの。結構、人が老いたときに幸せとは何かというもの、地域、コミュニティとは何かを問いかける本です。
2020年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
公共事業の進め方、あらゆる開発事業の進め方に塾考を促す1冊。一部の人の生活を豊かにするため、もう一方の人たちに犠牲を強いるやりかた、たとえ多数決といえど、そんなの民主主義ではない。ということを教えてくれる1冊。
2020年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい!こんなにも継続的にフィールドワークを重ねて、しっかり懐に飛び込んでまとめあげた著作を寡聞にして知りません。他の方のレビューにもありましたが、ある意味宮本常一以上。カバー写真にインパクトがありすぎて、購入すべきか躊躇しましたが、この本は断然お薦めです。文体は軽いが、内容は濃い。
2020年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
徳山村は、揖斐郡の過去にあった山村ですが、私にとっては恩師の故郷であり揖斐川の水源地でもあり、日本一の規模の徳山ダムが出来た地でもあります。この村にまつわる多くの方々が私の今までの生き方に大きな役割を果たしてきました。主人公の広瀬ゆきえさんには何の繋がりもありません。しかしこの本でホハレ峠を通じて養蚕の歴史や経済的つながりを教わりました。また終戦前後の混乱期には、揖斐川上流の寒村だった徳山村が、鹿児島や北海道とも繋がっているなんて想像も出来ませんでした。終戦後の混乱期をようやく乗り越えた時、原生林の皆伐やダム建設の話が持ち上がり村民に大きな試練が襲い掛かりました。日本各地で今も続くダム建設問題の真相を暴く作品として、是非皆さんのご一読して頂きたい1冊です。
2020年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても感動しました。