タイトルの通り、何でも書けるようになるエッセンスが詰まった良書です。
エッセンスですので、噛めば噛むほどダシが出るというか
一見、あっさりと書かれていることの、実は奥が深いといった内容になっています。
筆者の室井さんは、この本に対応した解説Youtubeを無料で公開してくださっていますので
そちらと一緒に学ぶのをかなりおススメします。
本の内容で書ききれなかった部分を解説してくれていて、目からうろこの情報がいっぱいです。
絵を描く人には必携、参考書としてそばに置いておくのをおススメする本です。
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出版社より
顔の描き方超基本
顔を描くうえで大事なのは、各パーツの「位置と比率」を守ることです。目や髪の毛など細部ばかり意識しがちですが、「位置と比率」を守って描くだけでちゃんと人の顔に見えるようになります。ここで紹介する描き方はごく初歩的なものですが、とても汎用性があります。初心者はもちろん、自信がある人までぜひ実践してみてください。
比率を守って描こう
自分の好きな絵を模写していると、目や髪の毛など特定の部分が膨らんでバランスが悪くなってしまうことがよくあります。これは、その絵やキャラクターに対して思い入れの強い部分に意識が集中してしまい、そこだけを一生懸命に描きすぎてしまうためです。そうならないためには、各部の「比率」「位置関係」を守って描くことが大切です。
手足の描き方
手足など体の末端部分は、魅力的なキャラクターを描くための大切な要素です。たとえば手をぎゅっと握れば不安な感情を、力を抜くと落ち着きの感情を表現できます。また足元をきちんと描くことで、地面にしっかりと人が立つ、説得力のある表現になります。ここでは手足を描くためのポイントをいくつか紹介しますが、うまく描けないときは実物の手足を観察するよう心掛けましょう。
キャラクターに「躍動感」を持たせるポーズの描き方
「絵に躍動感が出ない」という悩みを持つ人は多いことでしょう。この悩みを解決するには、まず「人間の体は重い」ということを意識しなければなりません。人が動くということはその重さが移動するということ、つまり、止まっていた状態から重心が傾き、バランスが崩れることを意味します。躍動感を出すためにはこの考え方がとても重要です。それに加えて、肩や腰などがどのように動くか、また動きによって角度がついたときに各所がどう見えるのかを理解することも大切です。
給水塔と人で学ぶ「レイアウト」と「目線誘導」
ここでは、レイアウトと目線誘導について学んでいきましょう。レイアウトとは、フレーム内に描く対象を配置することです。これは同時に、目線の誘導をつくることでもあります。本項では例として、給水塔と人のように大きさの違うものを、フレームに対してどのように配置すればより見やすくなるのかを考えていきます。
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イメージ付きのレビュー
本誌の重要補足は有料動画・DVDは中身スカスカ
完全初心者や、論理的に体の構造を知った上でイラストを描きたい人には全くもって向かない本です。イラストの描き方は浅いし、そのイラスト自体が荒い。そして説明が圧倒的に下手。分からない人の気持ちが分かっていない講師です。そして内容をしっかり読んで分かったのは、ワクワクしてくるような魅力がない本という事です。本誌を買って驚いたのは、補足部分は有料動画で別料金払えという点。無料部分と有料部分があるらしく、補足を全部見たかったら、別料金払えと、暗黙の了解を押し付けてきます。そしてその補足があるという説明も本誌で語られていない。たまたまYouTubeの著者のチャンネルを見ていたら気づきました。DVDの内容が本誌の補足なのかと思うと、DVDはまた別の事で、本誌とは関係ない映像です。内容は以下。テーマが曖昧な中、著者が何となく共演者のアイドルの写真を模写しつつ、「私でも撮影した写真に引っ張られる」と言いながらミスを誤魔化し、自由変形ツールや、歪み調整ツールで修正しているのは笑いました。（これはお絵かきソフト機能紹介か？？？）キャラ作画の技術を謳ってるんだから、無料のYouTube配信ならともかく、収録DVDで失敗してるところをカットしないで出すのはヤバいと思う。（この時点で、台本がしっかりしていないのが丸わかり）アイドルも気を使って場繋ぎ的に相槌打ってくれる中、模写しながら「何か聞きたいことありますか？」はふわっとし過ぎ。アイドルも少し困惑してる感がありました。この内容なら顔パーツなどに絞って書き方紹介をした方がいいと思う。DVDでは全身を描いているが、骨組みの工程も論理的な説明ではなく、「下書きの骨組みで決まります！」と言われて進まれても全く理解が出来ないです。内帯に「NARUTO」「EVA」「電脳コイル」を担当したと書かれておりましたが、それは末端のアニメーターでも参加できることであって、ハッタリも大概にしろという感じです。新海誠のコメントも帯にはありますが、書かされた感満載です。この書籍を買って分かったことは、この人が携わった書籍には二度と手を出さないことと、アイドルが根本凪という方ということだけでした。
