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クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育 (リアリティ・プラス) 単行本 – 2019/2/23
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▼クリエイティブ・ラーニング(創造的な学び)は、「つくることで学ぶ」という新しい学びのスタイルである。「自ら知識を構成する」学習観は、「アクティブ・ラーニング」や「プロジェクト型学習」「探究学習」のように、学び手自身による活動がベースとなるが、クリエイティブ・ラーニングは、何かを「つくる」ことをより一層重視する。そして、これからの学校は、創造的に学ぶための「つくる」経験を積む場となり、教師は、生徒が「つくる」ことを支援するだけでなく、一緒に問題に挑戦し、一緒につくることに取り組む仲間、「ジェネレーター」となる。
▼本書では、子どもたちの創造力を育む、クリエイティブ・ラーニングの可能性について、気鋭の研究者・井庭崇が、鈴木寛、岩瀬直樹、今井むつみ、市川力という教育界のフロントランナーを迎え、徹底討論。読者のリアリティに新たな知をプラスする!
▼「リアリティ・プラス」(Reality+)
「プラス」は何かを加えるという意味であるが、「リアリティ」には二重の意味を込めてある。第一に、読者がもっている物事の見方のレパートリーに、新しい要素――アカデミックな分野での最先端の知と方法――を加えることで、それまで抱いていたものとは異なる現実感(リアリティ)を得られるようになることを支援したい。第二に、本書で提示される知と方法を踏まえた仕組みや道具、制度、組織をつくることで、現実(リアリティ)を変える力をもつことを支援したい。このような思いが、「リアリティ・プラス」という名称に込められている。
【目次】
プロローグ
序 章 構成主義の学びと創造――クリエイティブ・ラーニング入門(井庭 崇)
付録 クリエイティブ・ラーニングを支援するパターン・ランゲージ
第1章 これからの時代に求められる教育(鈴木 寛 × 井庭 崇)
第2章 自ら学ぶ学級をつくる(岩瀬直樹 × 井庭 崇)
第3章 認知科学から見た学びと創造性(今井むつみ × 井庭 崇)
第4章 創造的な学びをつくる(市川 力 × 井庭 崇)
エピローグ
文献案内
索引
- 本の長さ672ページ
- 言語日本語
- 出版社慶應義塾大学出版会
- 発売日2019/2/23
- 寸法13.3 x 3.2 x 18.2 cm
- ISBN-104766425723
- ISBN-13978-4766425727
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商品の説明
著者について
井庭 崇(Iba Takashi)
慶應義塾大学総合政策学部教授。
1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学、パターン・ランゲージ、システム理論。株式会社クリエイティブシフト代表、および、パターン・ランゲージの国際学術機関 The Hillside Group 理事も兼務。2009 年にはマサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 Center for Collective Intelligence 客員研究員、2018年にはオレゴン大学カレッジ・オブ・デザイン Portland Urban Architecture Research Laboratory (PUARL) 客員研究員として研究に従事。著書に、『複雑系入門』(NTT 出版、1998 年)、『社会システム理論』(慶應義塾大学出版会、2011 年)、『パターン・ランゲージ』(慶應義塾大学出版会、2013 年)、『プレゼンテーション・ パターン』(慶應義塾大学出版会、2013 年:グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば』(丸善出版、2015 年:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード大賞、グッドデザイン賞受賞)、『プロジェクト・デザイン・パターン』(翔泳社、2016 年)、『対話のことば』(丸善出版、2018 年)、『おもてなしデザイン・パターン』(翔泳社、2019 年)等。
【著者】
鈴木 寛(すずき かん)
1964年生まれ。東京大学法学部卒業。日本でいち早く、アクティブ・ラーニングの導入を推進。現在、OECD教育スキル局Education2030ビューローメンバー、Teach for ALL グローバルボードメンバー、日本サッカー協会理事なども務める。
岩瀬 直樹(いわせ なおき)
1970年、北海道生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、一般社団法人軽井沢風越学園設立準備財団副理事長。2020年4月に幼小中混在校の軽井沢風越学園の開校を目指している。教師教育学会所属。
今井 むつみ(いまい むつみ)
慶應義塾大学環境情報学部教授。専門は認知心理学、発達心理学、言語心理学。1994年ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。認知科学のもっとも大きな国際学会であるCognitive Societyにおいて、アジアではじめてFellowに選出され、運営委員も務める。
市川 力(いちかわ ちから)
1963年生まれ。探研移動小学校主宰。探究ジェネレーター。学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士前期課程修了。現在は、学校外で大人と子どもがともに探究して学ぶ場づくりに取り組んでいる。NHK for School メタモル探偵団、NHK E テレ高校講座「総合的な探究の時間」に出演及び監修。
登録情報
- 出版社 : 慶應義塾大学出版会 (2019/2/23)
- 発売日 : 2019/2/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 672ページ
- ISBN-10 : 4766425723
- ISBN-13 : 978-4766425727
- 寸法 : 13.3 x 3.2 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,550位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,542位人文・思想の教育学
- カスタマーレビュー:
著者について

井庭 崇(いば たかし)
慶應義塾大学総合政策学部 教授。
1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2003年同大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。株式会社クリエイティブシフト代表取締役社長、および、The HillsideGroup 理事も兼務。
著書に、『複雑系入門:知のフロンティアへの冒険』(NTT出版、1998年)、『(リアリティ・プラス)社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(編著、慶應義塾大学出版会、2011年)、『(リアリティ・プラス)パターン・ランゲージ』(編著、慶應義塾大学出版会、2013年)、『プレゼンテーション・ パターン』(慶應義塾大学出版会、2013年:2013 年度グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(編著、丸善出版、2015年:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード2015大賞、2015年グッドデザイン賞を受賞、2016 年度かわさき基準認証)、『プロジェクト・デザイン・パターン』(翔泳社、2016年)、『対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(丸善出版、2018年)、『おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』(翔泳社、2019年)、『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』(編著、慶應義塾大学出版会、2019年)など。
2012年、NHK Eテレ「スーパープレゼンテーション」で解説を務める。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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事実、例として挙げられているSandro Del Prete作のMessage of Love To Dolphinsは男女が絡み合っているようにしか見えず、どれだけ見てもイルカに見えることは無かった。
我々はすでに有する知識フィルターを通して、あるものを見て、経験して、記憶して、それを抽象化してまた知識にするという。
「断片的な事実としての知識」ではない「知識」がらこれからは大事なんだという。
読み始めるまでに躊躇したが、その世界観に引き込まれて、意外とすぐに読みきれてしまった。個人的には第1章(鈴木寛氏)がおすすめ。
構成も非常に秀逸。序章にて理論的で抽象的なことを記しているが、その後の4名の方々との対話を通した章を読み通したあとにまた序章に戻ると…あー、これが学びの効果か!!と実体験できる。
全体を通して、異なる視点から「創造性」をテーマに教育を見つめ直していく。読みすすめていくことで最初はやや漠然としていた「クリエイティブラーニング」を少なくともセンスとしてとらえることが可能となる。その後は実際の読者同士で対話と挑戦を繰り返ながら、新たなまなびを「つくる」ことを期待している。そんな書です。
とくに序章はすばらしい。デューイだけでなく、発達心理学で大きな功績を残したピアジェ、社会構成主義のヴィゴツキー、構築主義のパパート、教育用プログラミング言語スクラッチの開発者レズニアック、経験学習モデルをまとめたコルブなどを一連の流れにまとめた序章は読み応え十分である。
序章と対談で、著者の主張や実践の内容が重複する部分が多いのはマイナスであるが、理解を深めるためにはかえって都合がよい。文脈が変わると、「わかる」体験も変わるのだから。