色々な読み方が出来ると思います。
・研究計画の組み立てからその実行の困難さ(さらっと流しているが、データを取るのに年単位でかなりの労力がいる研究をいくつもしている)、何より研究の面白さが伝わってきます。
・食欲によって栄養バランスが保たれていること、タンパク質と摂取カロリーの関連など、トリビアで終わらない明日から実践したくなるような知見に溢れています。
・後半は現在の食環境の問題について考察しており、前半と大分トーンが変わってきます。安価で高カロリーな超加工食品が健康問題を引き起こしている面は確かにありますが、一方で飢饉に対する食糧援助などにはプラスに働く面もあると思いました。

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科学者たちが語る食欲 単行本(ソフトカバー) – 2021/1/18
■『New Scientist Best Book of 2020』選出!
世界中の識者が絶賛する、大注目の食指南!
■衝撃の事実……あらゆる生物はただ、
「タンパク質欲」を満たすために食べていた。
■「糖質制限」で短命になる/ラベルの色で「健康食」だと判断している etc.
明かされる摂食の仕組みと認知の歪み。
■30年の共同研究で175の論文を発表した
シドニー大学・世界的生物学者がタッグを組んで解明!
人類の狂ってしまった食欲を正し、
肥満・病気・予防を防ぐ食べ方を科学者が探究。
人間には「5つ」の食欲があり、
最も強力なのは「タンパク質欲」だった――。
タンパク質欲を満たすために、
パンやライス、スナック、そして加工食品に手を伸ばす現代人。
そして、偶然か否か、世界中の食品メーカーは
タンパク質を希釈した「超加工食品」を食品市場に送り込む。
過食をやめられない人類。
進化、そして文明の発展で狂ってしまった私たちの食欲。
どうすれば、正しい食欲を取り戻し、食べ過ぎをなくせるのか――
混迷する食世界で、私たちの体を守る叡智が詰まった食指南!
【目次より】
序章 科学者が「食欲」について調べた全記録
1章 バッタ――タンパク質のためなら「共食い」もいとわない
2章 栄養――動物は計算なしで「ベスト・バランス」を食べる
3章 栄養幾何学――「グラフ」にしたらとんでもないことがわかった
4章 食欲――これは「底なし」の欲望か?
5章 例外――人間は「動物」と違う生物か?
6章 仮説――人間もバッタも「タンパク質」ファースト
7章 タンパク質――「個体の長寿」か「次世代の繁殖」かの分かれ目
8章 人間に近い種――長寿の仕組みは「イースト細胞」も「ヒト」も同じ
9章 食環境――科学者が、命を賭して現実世界を観た結果
10章 食環境2――それはもう、「あるべき世界」とあまりに異なる
11章 現代――「人間」にとって破滅的な食環境
12章 金銭欲――人間に特有の欲
13章 肥満――「胎児」のときに運命が決まっている可能性
14章 教訓――「正しい知識」で食べる
世界中の識者が絶賛する、大注目の食指南!
■衝撃の事実……あらゆる生物はただ、
「タンパク質欲」を満たすために食べていた。
■「糖質制限」で短命になる/ラベルの色で「健康食」だと判断している etc.
明かされる摂食の仕組みと認知の歪み。
■30年の共同研究で175の論文を発表した
シドニー大学・世界的生物学者がタッグを組んで解明!
人類の狂ってしまった食欲を正し、
肥満・病気・予防を防ぐ食べ方を科学者が探究。
人間には「5つ」の食欲があり、
最も強力なのは「タンパク質欲」だった――。
タンパク質欲を満たすために、
パンやライス、スナック、そして加工食品に手を伸ばす現代人。
そして、偶然か否か、世界中の食品メーカーは
タンパク質を希釈した「超加工食品」を食品市場に送り込む。
過食をやめられない人類。
進化、そして文明の発展で狂ってしまった私たちの食欲。
どうすれば、正しい食欲を取り戻し、食べ過ぎをなくせるのか――
混迷する食世界で、私たちの体を守る叡智が詰まった食指南!
【目次より】
序章 科学者が「食欲」について調べた全記録
1章 バッタ――タンパク質のためなら「共食い」もいとわない
2章 栄養――動物は計算なしで「ベスト・バランス」を食べる
3章 栄養幾何学――「グラフ」にしたらとんでもないことがわかった
4章 食欲――これは「底なし」の欲望か?
5章 例外――人間は「動物」と違う生物か?
6章 仮説――人間もバッタも「タンパク質」ファースト
7章 タンパク質――「個体の長寿」か「次世代の繁殖」かの分かれ目
8章 人間に近い種――長寿の仕組みは「イースト細胞」も「ヒト」も同じ
9章 食環境――科学者が、命を賭して現実世界を観た結果
10章 食環境2――それはもう、「あるべき世界」とあまりに異なる
11章 現代――「人間」にとって破滅的な食環境
12章 金銭欲――人間に特有の欲
13章 肥満――「胎児」のときに運命が決まっている可能性
14章 教訓――「正しい知識」で食べる
- 本の長さ367ページ
- 言語日本語
- 出版社サンマーク出版
- 発売日2021/1/18
- 寸法12.8 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104763137921
- ISBN-13978-4763137920
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出版社より
世界・衝撃の話題書!『New Scientis』誌が選ぶベストブック!

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動物学者・食のスペシャリスト、驚嘆

商品の説明
著者について
デイヴィッド・ローベンハイマー(DAVID RAUBENHEIMER, PhD)
シドニー大学生命環境科学部栄養生態学教授およびチャールズ・パーキンス・センター栄養研究リーダー。オックスフォード大学で研究員および専任講師を10年間務めていた。世界中の大学や会議で講演を行っている。スティーヴン・J・シンプソンとの共著に『The Nature of Nutrition: A Unifying Framework from Animal Adaptation to Human Obesity』(未邦訳)がある。シドニー在住。
スティーヴン・J・シンプソン(STEPHEN J. SIMPSON, PhD)
シドニー大学生命環境科学部教授およびチャールズ・パーキンス・センター学術リーダー。主な受賞歴に王立昆虫学会ウィグルスワースメダル、オーストラリア博物館ユーリカ賞、ロンドン王立協会賞、オーストラリア勲章第二位など。イギリスやオーストラリアのメディアやテレビにたびたび取り上げられている。
櫻井祐子(さくらい・ゆうこ)
翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒、大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得。訳書に『CRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見』(文藝春秋)、『1兆ドルコーチ』(ダイヤモンド社)、『NETFLIXの最強人事戦略』(光文社)、『OPTION B 逆境、レジリエンス、そして喜び』(日本経済新聞出版社)などがある。
シドニー大学生命環境科学部栄養生態学教授およびチャールズ・パーキンス・センター栄養研究リーダー。オックスフォード大学で研究員および専任講師を10年間務めていた。世界中の大学や会議で講演を行っている。スティーヴン・J・シンプソンとの共著に『The Nature of Nutrition: A Unifying Framework from Animal Adaptation to Human Obesity』(未邦訳)がある。シドニー在住。
スティーヴン・J・シンプソン(STEPHEN J. SIMPSON, PhD)
シドニー大学生命環境科学部教授およびチャールズ・パーキンス・センター学術リーダー。主な受賞歴に王立昆虫学会ウィグルスワースメダル、オーストラリア博物館ユーリカ賞、ロンドン王立協会賞、オーストラリア勲章第二位など。イギリスやオーストラリアのメディアやテレビにたびたび取り上げられている。
櫻井祐子(さくらい・ゆうこ)
翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒、大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得。訳書に『CRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見』(文藝春秋)、『1兆ドルコーチ』(ダイヤモンド社)、『NETFLIXの最強人事戦略』(光文社)、『OPTION B 逆境、レジリエンス、そして喜び』(日本経済新聞出版社)などがある。
登録情報
- 出版社 : サンマーク出版 (2021/1/18)
- 発売日 : 2021/1/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 367ページ
- ISBN-10 : 4763137921
- ISBN-13 : 978-4763137920
- 寸法 : 12.8 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 15,384位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,171位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
食べ過ぎは良くない。ってのはほぼ全員知ってるのにそれがやめられない。。
本書はその理由を科学的な事実(仮説・実験・検証 ※判らないことはハッキリ書く)と文章の構成力で示してきます。
ただ、、その事実が辛い、、笑
私は、最近言われている、低炭水化物・低糖質ダイエットが量を減らすことだと間違った理解をしていたのだが、本質はタンパク質割合を増やすことだということ。
理由はぜひバッタの研究からはじまる本書を読んでほしい。
本書はその理由を科学的な事実(仮説・実験・検証 ※判らないことはハッキリ書く)と文章の構成力で示してきます。
ただ、、その事実が辛い、、笑
私は、最近言われている、低炭水化物・低糖質ダイエットが量を減らすことだと間違った理解をしていたのだが、本質はタンパク質割合を増やすことだということ。
理由はぜひバッタの研究からはじまる本書を読んでほしい。
2022年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くの人が必要以上に食べてしまうのは、加工食品ばかり出回っている現代の食環境のため。
足りない栄養素を摂りたい!というカラダの欲求に駆られて食べる食品に栄養が無く、さらに食べ続けてしまうという負のループ。
動物は本来なら考えずともバランスの良い食事ができる能力を持っている。行き過ぎた加工食品をやめ、ホールフードを摂るように努め、健やかな味覚、ひいては健康的な体を取り戻そう!
足りない栄養素を摂りたい!というカラダの欲求に駆られて食べる食品に栄養が無く、さらに食べ続けてしまうという負のループ。
動物は本来なら考えずともバランスの良い食事ができる能力を持っている。行き過ぎた加工食品をやめ、ホールフードを摂るように努め、健やかな味覚、ひいては健康的な体を取り戻そう!
2021年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味深く最後まで飽きずに読みました。実行できるか否かは自分次第です。
2021年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
食欲をコントロールするのは「たんぱく質」か「食物繊維」。前者を多くとればセクシーに太く短く生きられる。後者は長寿者向き。どちらを選ぶかはあなた次第。私は後者を選んだ。
2022年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詳しいメカニズムに関してはあまり深い説明はないのは仕方がないが、種を超えて保存された「食べる」ことに関する事例が分かりやすく纏まっており物語口調で読みやすい。
2021年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タンパク質を食べすぎると炭水化物が欲しくなる!化学的なカクテル調味料が味覚を刺激する。わからなかった仕組みがここに記されています。
2021年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年齢により摂取すべきPFC バランスが異なるとの節は興味深かった。