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ブロッケンの悪魔: 南アルプス山岳救助隊K-9 (ハルキ文庫 ひ 5-7) 文庫 – 2017/7/1

4.2 5つ星のうち4.2 41個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川春樹事務所 (2017/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 544ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4758441057
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4758441056
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 41個の評価

著者について

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樋口明雄
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1960年山口県岩国市生まれ。

明治学院大学法学部卒。雑誌記者、フリーライターなどを経て作家に。

山梨県北杜市在住。

97年『頭弾』(講談社)にて、本格冒険小説の書き手として注目される。さらに『狼は瞑らない』『光の山脈』『クライム(男たちの十字架)』(角川春樹事務所)など、山岳冒険小説のジャンルでも活躍。

野生鳥獣保全管理官とベアドッグの活躍を描いた『約束の地』(光文社)で、第27回日本冒険小説協会大賞および第12回大藪春彦賞をダブル受賞。2013年、文庫版『ミッドナイト・ラン!』が、第2回エキナカ書店大賞を受賞。

南アルプス山系を舞台に、山岳救助犬とそのハンドラーである若い女性警察官の活躍を描いた『天空の犬』『ハルカの空』(徳間書店)に始まる『南アルプス山岳救助隊K-9』シリーズが代表作。

小説執筆の傍ら、八ヶ岳、南アルプスのエリアにて、野生鳥獣保全管理活動にも参加。有害鳥獣対策犬のハンドラーとしての資格を持ち、愛犬とともに地域活動に従事。

趣味はトレッキング、渓流釣り、焚火。

山梨県自然監視員。空手初段。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
41グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
樋口明雄の冒険小説にはハズレも停滞もない。期待感で開けば、冒頭から静かな覚悟を秘めた人物の魅力に引き込まれる。山に暮らす気のいい青年がいきなりテロ事件に巻き込まれるけれど、知恵と工夫と体力で脱出しても、仲間のために恐怖と涙を振り払って、また危地に戻る場面が、
脳内映画館で盛大に拍手を送りたくなる。人物一人一人が雨に濡れたウエアを着て装備を背負いながら動いている重さや冷たさが行間から味わえる。事態に苦慮する政府の中で、一人精彩を放つ高官もとても魅力的だ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月13日に日本でレビュー済み
青山透子さんの日航機墜落事故に関する書籍を思い出しました。人の命を守るために訓練を重ねてきた人が、指揮する側の不条理な都合で、良心と反する行動を取ることの切なさも感じました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月27日に日本でレビュー済み
最初、登場人物が多くて、感情移入できる作品か不安でしたが、読み進めると迫力と臨場感がすごく夢中になりました。
登場人物、一人一人の人間性も奥が深く、人間の優しさ、強さ、また、ずるさなどを改めて感じ、心打たれる作品となりました。
最後は感動し、素晴らしい映画を見た後のような余韻に浸りました。ぜひ、一読おすすめします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月24日に日本でレビュー済み
山岳救助隊シリーズ3作目。前2作ともに星5個です。続く作品にも期待大です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 突込みどころ満載の作品。物語全般、さらに、細かい点も荒すぎる設定。何故自衛隊がイングラムM10?VXガス盗めるのに最新式の巡航ミサイル手に入るのに何故?MV22のローター小さいって何?3000m級の山に行くのにAH-64Dアッパチじゃなくって、3000mの山岳にに対応できないAH-1コブラ?第一、飛行できない気象条件なのに。邀撃に上がった戦闘機はどこに行った?。自衛隊なら、山小屋を占拠する前にまず、脅威になる山岳警備隊と交番を制圧するでしょう。クライミングのシーンと登山シーンもまったく?クライマックスの戦闘も???まったく意味がわからない。格闘技も、イマイチ。もう少し、リアルさが欲しい作品。むしろ、山岳レスキューに特化して作品を制作して欲しい。前作のK-9シリーズを気に入っていた分、今回は駄作に感じた。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月24日に日本でレビュー済み
炎の岳よりは面白かった。最後まで読めたし。
現実の地理がお話に盛り込まれてるのは読んでて楽しい。
軍事関連の記述は良く知らないし自衛隊員はプロレスラーみたいな体じゃないと思うけど、それにしても空手の女の子は強すぎてちょっとありえないよね。
あと、テロリストのリーダーの動機がイマイチ弱い。
たぶん著者は政治的な主張を込めてるんだろうけど、そのおかげでテロリストが本当はいい奴的な設定になってるのよ。
そんな本当はいい奴が大量殺害企てるかね?すげー違和感。
そして、山岳救助隊が山荘目指して「救助」に行くんだが、その流れがまったく理解できん。
武装した軍人相手に丸腰でノコノコ「救助」に行くかね?
意味わからん。
せめて潜入してた山荘従業員の決死の報告でミサイルの位置が政府に伝わって指令が下った、ならわからんでもないが、これは救助です、ってなんだそりゃ。
正直、作りこみが足りない部分をご都合主義で無理やり辻褄合わせた作品って感じ。
B級映画好きなら楽しめるかも。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年2月17日に日本でレビュー済み
救助犬の話が好きで
このシリーズを読んでましたが
突然テイストが違う話でびっくり。
作者の思想でおなかいっぱい。
今までの気持ちではもうシリーズ読めないな。
登場人物も多く薄っぺらい。
伊庭がキーマンとしてシンゴジラの
長谷川なんとかみたいになるんだろうと
勝手に思ってたけどブレブレの小者で期待外れでした。
キャリア女性も唐突に結婚するの、ていわれても、で?です。
んなアホな、ていう竜巻の動き。
命令無視の自衛隊パイロット。
んなアホな、の連続でした。
作者はファンタジーオチに頼りすぎるきらいがあると思います。
2018年5月18日に日本でレビュー済み
天空の犬」「ハルカの空」が面白かったので楽しみに読み始めましたが、途中であからさまな現政権批判に飽き飽きして投げ出しました。
作者はよほど安倍首相が嫌いなのでしょうが、安保法制や原発再稼働反対の思想までを作品に反映させるのは如何なものか。
久しぶりに最後まで読めない作品に出会いました。
バリバリ左翼の方にはオススメですが・・・。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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