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幻影からの脱出―原発危機と東大話法を越えて― 単行本 – 2012/7/19
安冨 歩
(著)
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欺瞞に満ちた言葉の使い手たちをバッサリと切って話題を呼んだ前著『原発危機と「東大話法」』の姉妹編。東大話法の本質とは何かを明らかにするとともに、あれだけの事故があっても原発をやめようとしないのはなぜなのかを、著者ならではの視点で考察。その切れ味はさらに鋭く、目からウロコ、間違いなし。欺瞞に満ちた社会を生き延びていくために、どう思考し、行動すればよいのか、きっとヒントが見つかるはずです。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社明石書店
- 発売日2012/7/19
- 寸法13.2 x 2 x 19 cm
- ISBN-104750336408
- ISBN-13978-4750336404
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原発危機と「東大話法」 | 誰が星の王子さまを殺したのか | ジャパン・イズ・バック | 親鸞ルネサンス | |
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価格 | ¥1,760¥1,760 | ¥2,200¥2,200 | ¥1,760¥1,760 | ¥1,632¥1,632 |
安冨歩先生著書 | 原発を推進してきたのも、原発事故を引き起こしたのも、欺瞞的な言葉を使ってきたからだ! この最悪の事態を好転させるためにはまず、事実を正確に言葉にすること。だが、あのような大事故のあとも相変わらず、欺瞞的な言葉を手放さない人たちがいる。欺瞞的言語体系の中心に位置する「東大話法」の分析と批判を通じて、日本社会の再生を願う現役東大教授、渾身の作。 | 星の王子さまとバラとのこじれた恋愛関係に焦点をあて、ハラスメントの物語として読み直した、これまでにない視点の『星の王子さま』論。なぜ王子はバラの棘の話で怒りをあらわにしたのか、なぜキツネは王子に「飼いならして」と言ったのか。なぜ王子は蛇に自らを噛ませたのか。『星の王子さま』の謎が解き明かされる。 | 「立場」が主役の社会、日本。立場を失うことを極度におそれ、立場に与えられた役を必死に果たす「立場主義」は経済成長をもたらした一方で、戦争と原発事故を招いた。世界が変わった今、すでに立場主義は時代遅れの遺物となっているが、強固にこのシステムを守ろうとする人物がいる。それが安倍晋三である。立場主義という観点から、安倍政権の本質とそれを生み出した日本社会を分析。安倍政権を乗り越え、豊かで幸福な社会を創造するために一人ひとりが何ができるかを問う。 | 親鸞思想を通して、現代の学問、宗教、社会の抱える課題を明らかにし、人間とは何か、生きるとは何かを問う。迷妄の時代を、私たちはどう生きていけばよいのか。その手掛かりが見えてくる。 |
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原発は差別で動く 新装版 | 崩れた原発「経済神話」 | 福島第1原発事故7年 避難指示解除後を生きる | 福島原発事故 取り残される避難者 | |
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原発を考えて | 原発に内在する差別の連関構造を社会学的に読み解いた1989年刊行書の新装版。炉心下請労働者の被曝問題、核廃棄物処理施設の建設に関わる「辺地」の犠牲など、その視角は今も色褪せない。北陸住民の反原発の闘いを記録した『いろりばた』の諸論も貴重。 | 「安全神話」崩壊後、いまだ生き残る「経済神話」。原発が稼働すれば地元経済が潤う、と感じている人は少なくない。それが再稼働を容認する理由のひとつになっている。だが、原発は地域振興にほんとうに役に立つのか――。再稼働問題に揺れる柏崎刈羽原発。地元紙・新潟日報が原発と地域経済の問題を多面的に検証・追及した労作。 | 東日本大震災から6年後の2017年3月、福島第1原発事故によって避難を余儀なくされていた地域の避難指示解除が行われ、住民たちは古里に戻るか、戻らぬかの苦渋の選択を迫られた。除染の不徹底、コミュニティの崩壊、生業の喪失など、山積する課題に向き合ってきた人びとの苦悩と希望を追う。 | 福島第一原発事故から7年。政府は事故がなかったかのように帰還政策を打ち出し、避難生活者への支援を縮小してきた。しかし、避難者は未だ様々な問題に直面し、苦しんでいる。その現状と支援策の課題を明らかにするとともに、今後の支援策のあり方を問う。 |
編著者 | 八木正 | 新潟日報社原発問題特別取材班 | 寺島英弥 | 戸田典樹 |
商品の説明
著者について
1963年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所准教授、2009年より同教授。博士(経済学)。著書に、『生きるための論語』(ちくま新書)、『原発危機と「東大話法」』(明石書店)、『生きる技法』(青灯社)、『今を生きる親鸞』(本多雅人と共著、樹心社)、『経済学の船出』(NTT出版)、『「満洲」の成立』(共編著、名古屋大学出版会)、『生きるための経済学』(NHKブックス)、『ハラスメントは連鎖する』(共著、光文社新書)、『複雑さを生きる』(岩波書店)、『「満洲国」の金融』『貨幣の複雑性』(以上、創文社)ほか。
登録情報
- 出版社 : 明石書店 (2012/7/19)
- 発売日 : 2012/7/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4750336408
- ISBN-13 : 978-4750336404
- 寸法 : 13.2 x 2 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 412,919位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61,816位ノンフィクション (本)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、副題に「原発機器と東大話法を超えて」とありますように、『原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語』の続編的な位置づけをすることも可能だと思います。
しかし、原発問題に止まらず、広く日本社会が抱えている問題についての分析と処方箋を提示しています。
たとえば、昨今メディアを賑わせたいじめ問題。なかなか、いじめと自殺の因果関係を認めず、アンケート結果を隠蔽した大津市の教育委員会と、原子力の安全性ばかりを強調した原子力関係者とに共通点を感じた人は多いのではないでしょうか?
つまり、今回の原発問題は、単なる原子力事故ではなく、日本の様々な組織が同様に所持している、組織的な体質がもたらしたものといえるのかもしれません。
そんな問題意識をもつ方にとっては、本書は他書では類のない示唆を与えてくれます。本書では直接いじめ隠蔽問題には言及されていませんが、この問題に関心がある人は是非ともご一読いただきたいと私は思います。教育委員会の隠蔽体質だけではなく、加害者とその家族の氏名や勤務先がネットにて公表されるようなことについても、その背景について理解が深まると思います。
ところで、このような問題が起こった場合、例えば、しっかりとした第三者委員会をつくって調査すべき、なんて意見は多く聞かれますが、このような対応では、根本から問題が解決されうるとは限らないことは、今回の原発事故で明らかですし、いじめ自殺の隠蔽のような教育組織がもつ根源的な組織的欠陥も同様なのではないでしょうか。
その意味で、本書は、このような隠蔽体質をもつ組織や社会に対して、極めて有効な導きの糸となると思います。著者によれば、これらの問題はすべて「認識の枠組み」に起因するとのことです。
著者はガンジーやマイケル・ジャクソンについて本書で言及されてますが、それはこの「認識の枠組み」に関わりますし、著者が近年研究されている「魂の植民地化」そのものです。数量的な社会科学を専攻されている方からすれば、一見衒学的にも思えるこの「魂の植民地化」という概念。これについて極めて説得力のある説明がなされています。批判理論等が好きな方だけではなく、一般の方、理系の方にとっても、論理的な社会論であります。
同時に、本書第3章「田中角栄と原子力主義」にあるように、現代日本社会論としても斬新な見解(55年体制は40年続いたのではなく、72年一端終焉した等)もあり、この意味でも示唆的です。
最後に、附論に「放射能の何が嫌なのか」は、放射能について科学的な知見を一般向けにわかりやすくまとめてくれてます。「医学や核物理学の専門家のチェックを受けた」とのことで、放射能についての科学的な入門文献としても有効な本です。
『貨幣の複雑性』のような極めて数理的な研究をされつつ(物理学の一流英文誌に掲載論文もあり)、『満州国の金融』にて超精緻な歴史分析もこなし(日経経済図書文化賞も受賞され)、中国農村でのフールドもこなす(阪大深尾先生と共に)著者の幅広さは、決して関心が分散しているのではなく、極めて一致していることがわかる一冊でもあります。それを一言で言えば、「人は何故、狂気に至るのか?」ということとも表現できるかと個人的に思いますが、このような問題については、文系だの理系だの、つまらないセグメントでみていたら、何ら解決しないと思います。双方を縦横無尽に飛び回る力量が大事なのではないでしょうか?文理の壁を取り払うことの出来る研究者は現在、著者しかいないのではないか?と感じます。
しかし、原発問題に止まらず、広く日本社会が抱えている問題についての分析と処方箋を提示しています。
たとえば、昨今メディアを賑わせたいじめ問題。なかなか、いじめと自殺の因果関係を認めず、アンケート結果を隠蔽した大津市の教育委員会と、原子力の安全性ばかりを強調した原子力関係者とに共通点を感じた人は多いのではないでしょうか?
つまり、今回の原発問題は、単なる原子力事故ではなく、日本の様々な組織が同様に所持している、組織的な体質がもたらしたものといえるのかもしれません。
そんな問題意識をもつ方にとっては、本書は他書では類のない示唆を与えてくれます。本書では直接いじめ隠蔽問題には言及されていませんが、この問題に関心がある人は是非ともご一読いただきたいと私は思います。教育委員会の隠蔽体質だけではなく、加害者とその家族の氏名や勤務先がネットにて公表されるようなことについても、その背景について理解が深まると思います。
ところで、このような問題が起こった場合、例えば、しっかりとした第三者委員会をつくって調査すべき、なんて意見は多く聞かれますが、このような対応では、根本から問題が解決されうるとは限らないことは、今回の原発事故で明らかですし、いじめ自殺の隠蔽のような教育組織がもつ根源的な組織的欠陥も同様なのではないでしょうか。
その意味で、本書は、このような隠蔽体質をもつ組織や社会に対して、極めて有効な導きの糸となると思います。著者によれば、これらの問題はすべて「認識の枠組み」に起因するとのことです。
著者はガンジーやマイケル・ジャクソンについて本書で言及されてますが、それはこの「認識の枠組み」に関わりますし、著者が近年研究されている「魂の植民地化」そのものです。数量的な社会科学を専攻されている方からすれば、一見衒学的にも思えるこの「魂の植民地化」という概念。これについて極めて説得力のある説明がなされています。批判理論等が好きな方だけではなく、一般の方、理系の方にとっても、論理的な社会論であります。
同時に、本書第3章「田中角栄と原子力主義」にあるように、現代日本社会論としても斬新な見解(55年体制は40年続いたのではなく、72年一端終焉した等)もあり、この意味でも示唆的です。
最後に、附論に「放射能の何が嫌なのか」は、放射能について科学的な知見を一般向けにわかりやすくまとめてくれてます。「医学や核物理学の専門家のチェックを受けた」とのことで、放射能についての科学的な入門文献としても有効な本です。
『貨幣の複雑性』のような極めて数理的な研究をされつつ(物理学の一流英文誌に掲載論文もあり)、『満州国の金融』にて超精緻な歴史分析もこなし(日経経済図書文化賞も受賞され)、中国農村でのフールドもこなす(阪大深尾先生と共に)著者の幅広さは、決して関心が分散しているのではなく、極めて一致していることがわかる一冊でもあります。それを一言で言えば、「人は何故、狂気に至るのか?」ということとも表現できるかと個人的に思いますが、このような問題については、文系だの理系だの、つまらないセグメントでみていたら、何ら解決しないと思います。双方を縦横無尽に飛び回る力量が大事なのではないでしょうか?文理の壁を取り払うことの出来る研究者は現在、著者しかいないのではないか?と感じます。
2018年11月6日に日本でレビュー済み
図書館本
いつまでも発狂した世界に生きてはいけない、自分で考え、自分で歩けという本。
前著から続いて東大話法の話も出ています、東大の御用研究者の皆さん(大橋教授、関村教授ら)はさぞかし怒り心頭かと思いますが、安冨さん的にはおそらく彼らは自分達がなぜ批判非難されているのか理解できないし理解しようともしないという立場でしょうか。
さて備忘録的メモ
日本社会は表向きは選択で、本音は立場というダブルスタンダード。
遊星からの物体Xとザイリブ(They Live)を見れば前著と本書は書かなくてもよかった。
言葉の言い換えの妙;原子力安全保安院は本来は原子力危険性監督院で、実際には原子力危険・隠滅院になっている。
東大生「箱」システム論:自分の考えを持たない。色んな箱をかき集め、箱を増設することで箱に名前をつけておいて対応する。芋づる方式思考とは異なる。
個性は生きるものであって生かすものでない。個性は伸びるものであって伸ばすものではない。
東大話法のような屁理屈を容認してしまうなら、言葉が無力化してしまう。それゆえ、屁理屈は、屁理屈である段階で、容認してはならない。そうしてはじめて、議論は可能になる。
違った感受性=弱者 そこから発せられるメッセージ そのフィードバックが民主主義
原子力技術はインサイダーのコミュニティーに独占(ラートカウ、自然と権力 みすず書房 2012)
安全偽装工作を達成するための歯車となるとお金や名誉がじゃぶじゃぶ流れ込む。そうでないのが小出さんであり高木仁三郎さんであった。
田中角栄主義と原子力:親中、田舎中心の田中と保守本流(都会の官僚、エリート層)、小泉主義は実のところ田中主義の破壊にすぎなかった。小沢、鳩山が足をとられた背景。
田中主義とは、体制が都会で稼ぐ、田舎の非体制に公共事業・補助金で金を渡して議席を確保、公共事業・補助金で官僚の天下り先を確保、中国とアメリカとのバランスをとる。
軍国主義復活のために使う金はない、これが中国を安心させ、腹を割った誠実な態度として中国は捉えた。
月面妄想(月面着陸、宇宙開発)から現実へ。私達は月の探検に行って、実のところ、地球を発見したのです(ユージン・セルナン アポロ17号、月面最後の人類)。
戦前のに米関係がこじれたのは日本がアメリカを排除して満州を独占しようとしたから。
子供に聞くこと、子供の利益を最大限に考える、こども中心が最も大切。
四川地震における日本救助隊の評価:新華社通信に取り上げられた母子の遺体に黙祷をささげる救援隊。2008年洞爺湖サミットで胡 錦濤主席の医療隊代表全員との握手。
なでしこジャパンの中国ワールドカップ(2007)ドイツに敗れた後のARIGATO,謝謝CHINAの横断幕 (中国メディアの中国人観戦マナーの非難へ)
このようなソフトウエア防衛の重要性。核武装・核の傘などにすがる臆病者には自らを守ることなど、決して出来ない。
日本―スイスの同盟 紅白旗国家連合(日本、スイス、オーストリア、デンマーク、カナダ)で仲良くしては。Peace,Rich and Beautiful Countries PRBCs構想(2010年後半に考えていたが3.11)
いつまでも発狂した世界に生きてはいけない、自分で考え、自分で歩けという本。
前著から続いて東大話法の話も出ています、東大の御用研究者の皆さん(大橋教授、関村教授ら)はさぞかし怒り心頭かと思いますが、安冨さん的にはおそらく彼らは自分達がなぜ批判非難されているのか理解できないし理解しようともしないという立場でしょうか。
さて備忘録的メモ
日本社会は表向きは選択で、本音は立場というダブルスタンダード。
遊星からの物体Xとザイリブ(They Live)を見れば前著と本書は書かなくてもよかった。
言葉の言い換えの妙;原子力安全保安院は本来は原子力危険性監督院で、実際には原子力危険・隠滅院になっている。
東大生「箱」システム論:自分の考えを持たない。色んな箱をかき集め、箱を増設することで箱に名前をつけておいて対応する。芋づる方式思考とは異なる。
個性は生きるものであって生かすものでない。個性は伸びるものであって伸ばすものではない。
東大話法のような屁理屈を容認してしまうなら、言葉が無力化してしまう。それゆえ、屁理屈は、屁理屈である段階で、容認してはならない。そうしてはじめて、議論は可能になる。
違った感受性=弱者 そこから発せられるメッセージ そのフィードバックが民主主義
原子力技術はインサイダーのコミュニティーに独占(ラートカウ、自然と権力 みすず書房 2012)
安全偽装工作を達成するための歯車となるとお金や名誉がじゃぶじゃぶ流れ込む。そうでないのが小出さんであり高木仁三郎さんであった。
田中角栄主義と原子力:親中、田舎中心の田中と保守本流(都会の官僚、エリート層)、小泉主義は実のところ田中主義の破壊にすぎなかった。小沢、鳩山が足をとられた背景。
田中主義とは、体制が都会で稼ぐ、田舎の非体制に公共事業・補助金で金を渡して議席を確保、公共事業・補助金で官僚の天下り先を確保、中国とアメリカとのバランスをとる。
軍国主義復活のために使う金はない、これが中国を安心させ、腹を割った誠実な態度として中国は捉えた。
月面妄想(月面着陸、宇宙開発)から現実へ。私達は月の探検に行って、実のところ、地球を発見したのです(ユージン・セルナン アポロ17号、月面最後の人類)。
戦前のに米関係がこじれたのは日本がアメリカを排除して満州を独占しようとしたから。
子供に聞くこと、子供の利益を最大限に考える、こども中心が最も大切。
四川地震における日本救助隊の評価:新華社通信に取り上げられた母子の遺体に黙祷をささげる救援隊。2008年洞爺湖サミットで胡 錦濤主席の医療隊代表全員との握手。
なでしこジャパンの中国ワールドカップ(2007)ドイツに敗れた後のARIGATO,謝謝CHINAの横断幕 (中国メディアの中国人観戦マナーの非難へ)
このようなソフトウエア防衛の重要性。核武装・核の傘などにすがる臆病者には自らを守ることなど、決して出来ない。
日本―スイスの同盟 紅白旗国家連合(日本、スイス、オーストリア、デンマーク、カナダ)で仲良くしては。Peace,Rich and Beautiful Countries PRBCs構想(2010年後半に考えていたが3.11)
2012年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安富先生の私にとっての第二作です。
前著「東大話法」より、さらに思索が深められており、日本の問題点が浮かび上がっています。
常に「普通の言葉で話せ」と理解しました。
3月11日の枝野前官房長官の会見、何がおかしいか鋭い指摘です。
大変為になりました。
前著「東大話法」より、さらに思索が深められており、日本の問題点が浮かび上がっています。
常に「普通の言葉で話せ」と理解しました。
3月11日の枝野前官房長官の会見、何がおかしいか鋭い指摘です。
大変為になりました。
2012年10月30日に日本でレビュー済み
本書は、先に出版された『原発危機と「東大話法」』を補完し、「東大話法」の意味をより掘り下げて分析し、それからの脱出法を模索したものである。「東大話法」とは、戦後日本の支配体制を継続させようとするための欺瞞と隠蔽の手段であるが、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、その本質が暴露された。しかし、事故がやや収まるに従い、放射能被害の隠蔽のために、権力は、マスコミ(大手新聞やテレビ)を通じて「東大話法」を引き続き「活用」している。ただし、まだ大多数とはいえないまでも、覚醒した人々はインターネットや国会前デモなどを通じて、真の情報を学びあるいは発信しているので、権力もこれまでのような勝手な真似はできないだろう。
本書の特徴は、戦後日本の社会と政治の分析を通じて、原発と「東大話法」の関係を考察していることである。「東大話法」は、戦後社会における人間性抑圧が言語として顕われたものであり、日本社会の危機と深く関係している。事例として、「プルトニウムは飲んでも安全」と発言して非難を浴びた東大教授の「弁明」や、元原子力安全委員会・委員長が出版した『原子力安全の論理』という本を「東大話法」の典型例として分析していて、その内容の滑稽さに思わず笑ってしまった。「原子力安全」なるものが欺瞞のデパートであることが実によく理解できる。
「東大話法」が蔓延している日本に救いはあるのか? 著者は、一人一人が柔軟な思考を心がけることが、そのきっかけになると考えている。その一例が、「ソフトウェア中心の国防」であり、高まっている近隣諸国との緊張を緩和するきっかけになりうるとし、なでしこジャパンの活躍や、四川地震における日本の救助隊が真摯な礼で中国の人々に感動を与えたこと、を例示している。現在の日本の危機は、蔓延している「東大話法」を見抜き、柔軟な思考でそれを笑い飛ばすことから脱出の第一歩が始まるのかもしれない。
本書の特徴は、戦後日本の社会と政治の分析を通じて、原発と「東大話法」の関係を考察していることである。「東大話法」は、戦後社会における人間性抑圧が言語として顕われたものであり、日本社会の危機と深く関係している。事例として、「プルトニウムは飲んでも安全」と発言して非難を浴びた東大教授の「弁明」や、元原子力安全委員会・委員長が出版した『原子力安全の論理』という本を「東大話法」の典型例として分析していて、その内容の滑稽さに思わず笑ってしまった。「原子力安全」なるものが欺瞞のデパートであることが実によく理解できる。
「東大話法」が蔓延している日本に救いはあるのか? 著者は、一人一人が柔軟な思考を心がけることが、そのきっかけになると考えている。その一例が、「ソフトウェア中心の国防」であり、高まっている近隣諸国との緊張を緩和するきっかけになりうるとし、なでしこジャパンの活躍や、四川地震における日本の救助隊が真摯な礼で中国の人々に感動を与えたこと、を例示している。現在の日本の危機は、蔓延している「東大話法」を見抜き、柔軟な思考でそれを笑い飛ばすことから脱出の第一歩が始まるのかもしれない。
2014年2月13日に日本でレビュー済み
タイトルと内容の関係性がよくわかりませんが、「東大話法」の批判を、「東大話法」で行っています。東大話法の有用性を確認できる内容です。
2012年8月16日に日本でレビュー済み
喫緊の課題である原発危機を通じて、日本(もっといえば日本人)の抱える構造上の問題を鋭くえぐり出す。"東大話法”を詳細な具体例で説明されており納得感が高かった。東大話法を使っての原発神話等、「幻影」が成立してきた歴史的、構造的原因を解き明かし、そこからいかに「脱出」するかを考察していく。その一つとして著者が引用する森本通夫氏「ソフトウェア防衛論」は非常に興味深い。そこで紹介されている「なでしこJAPAN」と「日本の救助隊」の実例は精神の力を物語る感動の秘話である。いまこそ、本来日本人がもともと持っているすばらしさを再認識し、実行に移すことを真剣に考えるべきことを示唆する。日本社会をあきらめないためにも、多くの人に一読してもらいたい。
2015年10月9日に日本でレビュー済み
納得できるような話もあったものの、なんだかファナティックな感じを受ける本。
第一次大戦のヴェルサイユ条約以降の世界はずっと狂っているとか、
そうなのかもしれないけど、行間からにじみでてくる何かが怖い。
この当時の原発関連の言説は、いま見ると双方ともに冷静さを欠いているような気がする。
前著『原発危機と「東大話法」』は良い本だったのに残念。
10年後に読めばまた違った感想があるかもしれない。
第一次大戦のヴェルサイユ条約以降の世界はずっと狂っているとか、
そうなのかもしれないけど、行間からにじみでてくる何かが怖い。
この当時の原発関連の言説は、いま見ると双方ともに冷静さを欠いているような気がする。
前著『原発危機と「東大話法」』は良い本だったのに残念。
10年後に読めばまた違った感想があるかもしれない。