同著は、とても優しく平易な文章で綴られています。
文章は平易な言葉で書かれていても、内容は必要な事を疎かにはしていません。
「沈黙の春」が世にもたらした影響が正負何れかは、立場に依って議論が分かれるところですが、レイチェル・カーソンという偉大で尊敬すべき人物を中高生に知ってもらう事、それによって中高生読者の受ける影響は正でしか無いでしょう。これは断言出来ます。
そんな示唆はこの本の中に実に多く取り入れられていたと思います。
私が雑誌で読んだ「沈黙の春」の話しは企業側の倫理観で書かれていると考えるべきでしょう。
今、私の手元にはレイチェル・カーソンの書いた「沈黙の春」があります。
この後、私はこの「沈黙の春」をこれから読み、私なりの答えを見つけたいと思います。

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科学者レイチェル・カーソン (こんな生き方がしたい) 単行本 – 1997/11/1
小手鞠 るい
(著)
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社理論社
- 発売日1997/11/1
- ISBN-104652049323
- ISBN-13978-4652049327
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
一冊の本「沈黙の春」が世界を変えた。自然を愛する心と、冷静な科学者の眼で、はじめて地球環境の危機を訴える本を書いたレイチェル・カーソンの一生。自分の目標に向かい一心に進んでいく彼女の生き方を明かす。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年1月16日に日本でレビュー済み
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「沈黙の春」で環境を守ることがいかに大切かを広く知らしめた功績を残すレイチェル・カーソンについて要領よく、まとめてあると思います。彼女の生い立ちや仕事に対するまじめさが伝わってきます。
子どもだけでなく、大人にも興味深く大変読みやすい文章運びで、面白かったです。
昨年の原発事故の後、環境問題につよく関心を持つようになりました。
環境を守ると言うことがいかに命を守ることであり、地球を守ることであるか痛感しています。
大きな力に負けない正しい主張をしていく態度は学ぶ点が多いと思います。
「こんな生き方がしたい」というシリーズなのはうなずけました。
子どもだけでなく、大人にも興味深く大変読みやすい文章運びで、面白かったです。
昨年の原発事故の後、環境問題につよく関心を持つようになりました。
環境を守ると言うことがいかに命を守ることであり、地球を守ることであるか痛感しています。
大きな力に負けない正しい主張をしていく態度は学ぶ点が多いと思います。
「こんな生き方がしたい」というシリーズなのはうなずけました。
2017年5月13日に日本でレビュー済み
私の中学生の娘は作家に興味を持っており、どちらかと言えば理系です。
その娘に何らかのヒントを与えてくれる本ではないかと思いながら拝読しました。
四つ星か五つ星か迷いましたが、平易な文章で読みやすい点を考慮して五つ星評価とさせて頂きます。
娘にも一読を薦めるつもりです。1~2日で読めると思われます。
【レイチェルの人生の簡単なご紹介】
レイチェルは決して裕福な家庭に生まれた訳ではありませんが、
元教師の母親マリアの影響もあり、自然を愛し、読書が好きな心豊かな少女だったようです。
マリアはレイチェルに対して職業を持った自立した女性になることを期待しており、
レイチェルは早くから作家として身を立てることを志し勉学に励みます。
しかしながら、大学時代に色々と悩んだ末に文学から動物学へと専攻を変更します。
以後、海洋生物学に携わり、海洋生物学が彼女の生活の糧となっていきます。
当初は、漁業局で働き家族を養ったりしていますが、彼女の文才が放っておかれるはずはなく、
本を執筆するチャンスを得て、「潮風の下で」「われらをめぐる海」「海辺」「沈黙の春」を世に出します。
これらの書はいずれもベストセラーとなります。
レイチェル・カーソンと言うと私たちには「沈黙の春」の印象が強いですが、
本書からは、レイチェル・カーソンという一人の女性の生き方について示唆をもらえばいいのかなと思っています。
その娘に何らかのヒントを与えてくれる本ではないかと思いながら拝読しました。
四つ星か五つ星か迷いましたが、平易な文章で読みやすい点を考慮して五つ星評価とさせて頂きます。
娘にも一読を薦めるつもりです。1~2日で読めると思われます。
【レイチェルの人生の簡単なご紹介】
レイチェルは決して裕福な家庭に生まれた訳ではありませんが、
元教師の母親マリアの影響もあり、自然を愛し、読書が好きな心豊かな少女だったようです。
マリアはレイチェルに対して職業を持った自立した女性になることを期待しており、
レイチェルは早くから作家として身を立てることを志し勉学に励みます。
しかしながら、大学時代に色々と悩んだ末に文学から動物学へと専攻を変更します。
以後、海洋生物学に携わり、海洋生物学が彼女の生活の糧となっていきます。
当初は、漁業局で働き家族を養ったりしていますが、彼女の文才が放っておかれるはずはなく、
本を執筆するチャンスを得て、「潮風の下で」「われらをめぐる海」「海辺」「沈黙の春」を世に出します。
これらの書はいずれもベストセラーとなります。
レイチェル・カーソンと言うと私たちには「沈黙の春」の印象が強いですが、
本書からは、レイチェル・カーソンという一人の女性の生き方について示唆をもらえばいいのかなと思っています。