正直、中古で安いお値段だったので、古びた感じ満載でも仕方ないとの覚悟で購入したのですが、綺麗ない商品で驚きました。
嬉しい買い物でした◝(⁰▿⁰)◜
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ユメミザクラの木の下で: こそあどの森の物語4 (こそあどの森の物語 4) 単行本 – 1998/12/1
岡田 淳
(著)
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第33回(1995年) 野間児童文芸賞 受賞
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社理論社
- 発売日1998/12/1
- ISBN-104652006144
- ISBN-13978-4652006146
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内容(「MARC」データベースより)
旅に出ることが多い博物学者のバーバさんと住んでいるスキッパーは、かくれんぼをしたことがありませんでした。ところが、ある日、散歩に出かけたスキッパーは、ふしぎな子供たちに出会って、かくれんぼをすることに…。
登録情報
- 出版社 : 理論社 (1998/12/1)
- 発売日 : 1998/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4652006144
- ISBN-13 : 978-4652006146
- Amazon 売れ筋ランキング: - 23,916位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,546位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月21日に日本でレビュー済み
子どものころの心情を描写したものとしては、かなり読み応えあり。大人でも十分楽しめます。
また日本語の教材としても役立つと思って、使ってます。
また日本語の教材としても役立つと思って、使ってます。
2014年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとなあく、せつない、子供時代のノスタルジー。
美術科で学んだ岡田さん自身の挿絵がとてもすてきです・
美術科で学んだ岡田さん自身の挿絵がとてもすてきです・
2003年9月25日に日本でレビュー済み
こそあどシリーズ作品中、私が個人的に一番好きなお話です。
春の野原で出会った女の子を筆頭に、次々と現れては消えてゆく不思議な子供たち。
設定が春だからかいつもの作品に比べより幻想的なタッチで描かれており、伏線の張り方が見事です。
謎に包まれたスキッパーのお話が終わると、謎解きのためのお話がありますが、それをすべて読み終えたときに感じる切なさに、私は思わず涙を流しました。
楽しくも儚くてもの悲しい夢の中の物語。
心の中に残る余韻は、夢から覚めた切なさと似たものかもしれません。
春の野原で出会った女の子を筆頭に、次々と現れては消えてゆく不思議な子供たち。
設定が春だからかいつもの作品に比べより幻想的なタッチで描かれており、伏線の張り方が見事です。
謎に包まれたスキッパーのお話が終わると、謎解きのためのお話がありますが、それをすべて読み終えたときに感じる切なさに、私は思わず涙を流しました。
楽しくも儚くてもの悲しい夢の中の物語。
心の中に残る余韻は、夢から覚めた切なさと似たものかもしれません。
2005年3月23日に日本でレビュー済み
「こそあどの森」らしい、繊細さに溢れた一冊。「サクラ」の咲く様を「序破急」のリズムに喩える人がいる。咲くまでがとても長く待ち遠しく、そして咲いたと思ったらあっという間に散ってしまう。だからサクラの季節はどこか物狂おしく感じられるのだろうか。そんな情景がこの巻にも広がっている。寒さの中にひとひらの暖かさが感じられる早春の宵に、戻らない時を思いながら読みたい一冊。
2002年5月2日に日本でレビュー済み
現在6冊まで出ているシリーズ中でも、もっとも詩情が豊かという印象です。もともとこのシリーズ自体が一人っ子の世界、はやくから孤独を知っている少年の世界というふうに読めるのですが(そうしてバーバさんはいつも不在です)、かくれんぼ、うたた寝の夢というシチュエーションによってよりいっそうきわだつことになりました。
誰かから本当の名前を呼んでもらわなければ目ざめない夢。消えては現れ、現れては消える遊び仲間とのかくれんぼ。不在に不在を掛けて孤独はいっそう深まるばかりです。
すべてが終ったあとのスキッパーの落胆ぶりは直接描かれていません。それは子供にとっても大人にとっても、あまりに残酷で、つらすぎる出来事だからにちがいありません。
誰かから本当の名前を呼んでもらわなければ目ざめない夢。消えては現れ、現れては消える遊び仲間とのかくれんぼ。不在に不在を掛けて孤独はいっそう深まるばかりです。
すべてが終ったあとのスキッパーの落胆ぶりは直接描かれていません。それは子供にとっても大人にとっても、あまりに残酷で、つらすぎる出来事だからにちがいありません。