レビューが高評価に偏りすぎていたので、各評者のほかの書評を確認して
ステマでないことを確認して購入しました。
思っていたより良い本でした。なるほど、高評価が多いわけだ。
内容は契約法、不法行為法、司法制度、憲法と多岐にわたりますが、各項目で
印象的な事例を軸にして説明を展開しているため、非常に分かり易いです。
最低限の用語の説明がありますが、基本的にはアメリカ流の考え方の枠組みを
読者に考えさせるようにできています。
各項目のトピックスも興味深く、一気に読み進めることができました。
アメリカ法をネタにした啓蒙書としても面白く読めると思います。
巻末に読書紹介、判例索引、日本語・英語の用語索引があります。
索引を見て意外と多く事例と用語が出てきたんだなあと思いましたが、
読んでいるときには、気になりませんでした。
著者の力量を感じました。
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はじめてのアメリカ法 単行本(ソフトカバー) – 2010/2/13
樋口 範雄
(著)
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購入オプションとあわせ買い
アメリカ法っておもしろい!
具体的ケースや特徴的なトピックを素材にアメリカ法を平易な語り口でわかりやすく解説。アメリカ法と日本法を様々な視点から比較することで,アメリカ法を学びながらも日本法に対する興味や理解につながる欲張りな1冊。法学の入門書としても好適。
具体的ケースや特徴的なトピックを素材にアメリカ法を平易な語り口でわかりやすく解説。アメリカ法と日本法を様々な視点から比較することで,アメリカ法を学びながらも日本法に対する興味や理解につながる欲張りな1冊。法学の入門書としても好適。
- ISBN-104641048045
- ISBN-13978-4641048041
- 出版社有斐閣
- 発売日2010/2/13
- 言語日本語
- 本の長さ290ページ
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登録情報
- 出版社 : 有斐閣 (2010/2/13)
- 発売日 : 2010/2/13
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 290ページ
- ISBN-10 : 4641048045
- ISBN-13 : 978-4641048041
- Amazon 売れ筋ランキング: - 969,298位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は同氏の著作であるアメリカ法ベーシックシリーズの「アメリカ契約法」「アメリカ代理法」「アメリカ不法行為法」を読んだ後に本書を中古で入手して読んだ。
本書を手にしたのは著者がアメリカ法をどのようにときほぐして解説しているかを期待してのことであったが、この期待は裏切られたといわざるを得ない。
本書は決して易しくない。
いくつか判決文が英語の原文のまま引用されているが日本語訳はない。
本書を読みこなすには英語の判決文を自力で読めるだけの英語力が必要となる。
アメリカ法の入門書として、コンパクトにまとめられており内容は申し分ないのだが、アメリカ法の初学者に対する配慮は感じられなかった。
タイトルにつられて買ったものの最後まで読めなかった方も多いのではないだろうか?
本書を手にしたのは著者がアメリカ法をどのようにときほぐして解説しているかを期待してのことであったが、この期待は裏切られたといわざるを得ない。
本書は決して易しくない。
いくつか判決文が英語の原文のまま引用されているが日本語訳はない。
本書を読みこなすには英語の判決文を自力で読めるだけの英語力が必要となる。
アメリカ法の入門書として、コンパクトにまとめられており内容は申し分ないのだが、アメリカ法の初学者に対する配慮は感じられなかった。
タイトルにつられて買ったものの最後まで読めなかった方も多いのではないだろうか?
2013年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年1月2日読了。
「アメリカ契約法」に感動して以来、樋口範雄氏の著作は欠かさずチェックしているつもりであったが、書店にて本書を発見。その場では、「これまで読んだ本を初学者向けに書いたもので、新味はなかろう」と自分を納得させてガマンしたが、帰宅直後にamazonにて購入(笑)。
冒頭、犬養孝氏の「万葉の人びと」を引用しつつ、犬養氏の万葉への愛情に劣らぬ、英米法への愛情をもって本書を紡いだというエピソードから、一気に惹き付けられ、一気呵成に読了した。(ついでに、犬養氏の「万葉の人びと」も購入してしまった。)
本書は、筆者言うところの、アメリカ法の何たるかを学ぶのに最も適した科目である契約法から始まり、同じく特徴的な不法行為法、イギリス法の継受に始まるアメリカ法の歴史やコモンローとエクイティ、裁判制度等を概説したアメリカの司法制度、そしてアメリカ憲法について、4部構成で概説している。それぞれについて、その特徴を理解するのに最適なケースを冒頭に紹介し、読者とともに考えながら、日本法や日本人の常識と比較しつつ、一歩一歩、アメリカ法の真の姿に迫って行く手法は、筆者の「アメリカ契約法」等と共通するが、これらにも増して、初学者や素人にも分かりやすく書かれている。
評者も、英米法については、一通りの知識を持っているつもりであったが、アメリカにおける契約(contractというべきか)と日本における契約の意味・機能の違い、アメリカの不法行為法が目指しているものなど、これまで考えたことのないような視点を提供してくれて、目から鱗の連続であった。
もちろん、紙幅の制限もあり、憲法や司法制度、特に、刑事司法制度について触れた部分などは、物足りないところもあるが、この本にそこまで求めるべきではないし(筆者には、大著「アメリカ憲法」もある!)、初学者やアメリカ法に初めて触れる人に対して、アメリカ法の魅力を分かりやすく解説する、という本書の目的は完全に達成されている。
樋口本には、学ぶことの純粋な喜びを再確認させてくれるという類まれな魅力がある。そして、読み終わるや否や、他の人にも無性に勧めたくなるという不思議な感染力がある。私も、法律の全くの素人である母に、さっそく本書を送りつけて読むことを強要してしまった。母は、難しいなどと文句を言いながらも、楽しんで読んでいる様子だ。
「アメリカ契約法」に感動して以来、樋口範雄氏の著作は欠かさずチェックしているつもりであったが、書店にて本書を発見。その場では、「これまで読んだ本を初学者向けに書いたもので、新味はなかろう」と自分を納得させてガマンしたが、帰宅直後にamazonにて購入(笑)。
冒頭、犬養孝氏の「万葉の人びと」を引用しつつ、犬養氏の万葉への愛情に劣らぬ、英米法への愛情をもって本書を紡いだというエピソードから、一気に惹き付けられ、一気呵成に読了した。(ついでに、犬養氏の「万葉の人びと」も購入してしまった。)
本書は、筆者言うところの、アメリカ法の何たるかを学ぶのに最も適した科目である契約法から始まり、同じく特徴的な不法行為法、イギリス法の継受に始まるアメリカ法の歴史やコモンローとエクイティ、裁判制度等を概説したアメリカの司法制度、そしてアメリカ憲法について、4部構成で概説している。それぞれについて、その特徴を理解するのに最適なケースを冒頭に紹介し、読者とともに考えながら、日本法や日本人の常識と比較しつつ、一歩一歩、アメリカ法の真の姿に迫って行く手法は、筆者の「アメリカ契約法」等と共通するが、これらにも増して、初学者や素人にも分かりやすく書かれている。
評者も、英米法については、一通りの知識を持っているつもりであったが、アメリカにおける契約(contractというべきか)と日本における契約の意味・機能の違い、アメリカの不法行為法が目指しているものなど、これまで考えたことのないような視点を提供してくれて、目から鱗の連続であった。
もちろん、紙幅の制限もあり、憲法や司法制度、特に、刑事司法制度について触れた部分などは、物足りないところもあるが、この本にそこまで求めるべきではないし(筆者には、大著「アメリカ憲法」もある!)、初学者やアメリカ法に初めて触れる人に対して、アメリカ法の魅力を分かりやすく解説する、という本書の目的は完全に達成されている。
樋口本には、学ぶことの純粋な喜びを再確認させてくれるという類まれな魅力がある。そして、読み終わるや否や、他の人にも無性に勧めたくなるという不思議な感染力がある。私も、法律の全くの素人である母に、さっそく本書を送りつけて読むことを強要してしまった。母は、難しいなどと文句を言いながらも、楽しんで読んでいる様子だ。
2011年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。
「私が行っている授業をできるだけそのまま伝える形で、
英米法、とりわけアメリカ法入門書としたものです。」
とあるように、授業を受けているようでした。
アメリカの歴史、時代時代の具体的な判例を紹介しつつ、
その根本の精神、核となるものが描かれています。
米国のロースクールで学ぶより、この本をさくっと読んだ方が
数時間は得をするのではないでしょうか。
「アメリカでは法を語ることが自由を語ること」
まさに、この言葉が、契約、不法行為、刑事法、憲法の
具体例をとおして描かれています。
うーん。10年前に読みたかった。
もっとアメリカ法に興味が湧いて、すぐに留学を志していたはず。
「私が行っている授業をできるだけそのまま伝える形で、
英米法、とりわけアメリカ法入門書としたものです。」
とあるように、授業を受けているようでした。
アメリカの歴史、時代時代の具体的な判例を紹介しつつ、
その根本の精神、核となるものが描かれています。
米国のロースクールで学ぶより、この本をさくっと読んだ方が
数時間は得をするのではないでしょうか。
「アメリカでは法を語ることが自由を語ること」
まさに、この言葉が、契約、不法行為、刑事法、憲法の
具体例をとおして描かれています。
うーん。10年前に読みたかった。
もっとアメリカ法に興味が湧いて、すぐに留学を志していたはず。
2013年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変分かり易いアメリカ法入門だと思います。これを読んだ後に、他の書籍でアメリカ法の理解を深めていくのも良いでしょう。日本法という狭い世界にいると、それが「絶対的」なもののように思いがちですが、法はあくまで「相対的」なものだということを知るにも、手に取りやすい良書と言えると思います。
2011年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学の講義で英米法を学習する際に使用しました。
全15回の講義形式で、アメリカの法制度を具体的に紹介しながら、日本の諸制度との違いをわかりやすく説明してくれています。
また、学術書に比べてはるかに読みやすい文体なので、通学途中の電車の中や休み時間中にスラスラと読むことができました。
ただ、内容的にはやはり初学者のための物であるので、専門的なことは抜けている部分も多いです。
「英米法ってどういった学問なんだろう?」と疑問に思った方が真っ先に読むべき書籍だと思います。
全15回の講義形式で、アメリカの法制度を具体的に紹介しながら、日本の諸制度との違いをわかりやすく説明してくれています。
また、学術書に比べてはるかに読みやすい文体なので、通学途中の電車の中や休み時間中にスラスラと読むことができました。
ただ、内容的にはやはり初学者のための物であるので、専門的なことは抜けている部分も多いです。
「英米法ってどういった学問なんだろう?」と疑問に思った方が真っ先に読むべき書籍だと思います。
2010年5月28日に日本でレビュー済み
楽しく、やさしく読めて、かつ、幅広いアメリカ法の要所要所の
ポイントを理解させてくれるすばらしい入門書です。
ボストン茶会事件から、オバマ大統領のスピーチまで
英国法に関しては、ノルマンディー公による征服から
ロス疑惑やハロウィーンでの日本人留学生射殺事件も
取り上げて、アメリカの司法制度や、契約法、不法行為法、憲法
に至る内容に関して、歴史を自由に飛び回りながら、
また、日本とアメリカ、欧州という地理的な対比も
織り交ぜて、解説されています。
体系的にまとまっているというスタイルではなくて、
ダイナミックに、アメリカ法を捉えている、と言って良いでしょう。
英米法の詳細に入る前に、まず、この本で、全体図を鳥瞰するには
最適な本だと思います。法律を学ぶ人だけでなくて、アメリカについて
学びたい人に、是非、お薦めします。
ポイントを理解させてくれるすばらしい入門書です。
ボストン茶会事件から、オバマ大統領のスピーチまで
英国法に関しては、ノルマンディー公による征服から
ロス疑惑やハロウィーンでの日本人留学生射殺事件も
取り上げて、アメリカの司法制度や、契約法、不法行為法、憲法
に至る内容に関して、歴史を自由に飛び回りながら、
また、日本とアメリカ、欧州という地理的な対比も
織り交ぜて、解説されています。
体系的にまとまっているというスタイルではなくて、
ダイナミックに、アメリカ法を捉えている、と言って良いでしょう。
英米法の詳細に入る前に、まず、この本で、全体図を鳥瞰するには
最適な本だと思います。法律を学ぶ人だけでなくて、アメリカについて
学びたい人に、是非、お薦めします。
2010年2月16日に日本でレビュー済み
学部学生時代、英米法、フランス法、ドイツ法のうちから必ず1科目は履修しなければ卒業できないことになっていたので英米法を受講していましたが、講義内容にもあまり興味も持てないまま、なぜ外国法を選択必修にしてまで学ばせる必要があるのかも今ひとつ理解できないまま、教科書に指定されていた田中英夫「
英米法総論 上
」、「
英米法総論 下
」(これら自体は学術書としては良い本だと思いますが)を漫然と読むだけに終わりました。
本書は、著者が既に公刊している「 アメリカ契約法 」や「 アメリカ不法行為法 」等からエッセンスを抽出し、最近のトピックス等にも言及しながら、読者の興味を惹き付けつつ極めて平易に英米法の基礎を幅広く説いており、軽妙な筆致もあたかも著者の講義を聴講しているかのような錯覚すら覚える臨場感を醸し出しています(ちなみに著者の(講義ではなく単発の)講演を聞いたことがありますが、聴講者を飽きさせない巧みな話術も著書に匹敵するほど素晴らしいものでした)。学生時代に本書が存在していれば、私にも英米法を学ぶ意味について多少は理解できていたかもしれません。
法学部等の学生として初めて英米法を学ぼうとする人はもちろん、ビジネスにおいてアメリカ法の素養を身につけておく必要のある人など幅広く薦められます。更に体系的な知識が必要な人には本書に引き続き前述の「アメリカ契約法」等の各論に入っていけばスムーズな理解が得られるでしょう。
本書は、著者が既に公刊している「 アメリカ契約法 」や「 アメリカ不法行為法 」等からエッセンスを抽出し、最近のトピックス等にも言及しながら、読者の興味を惹き付けつつ極めて平易に英米法の基礎を幅広く説いており、軽妙な筆致もあたかも著者の講義を聴講しているかのような錯覚すら覚える臨場感を醸し出しています(ちなみに著者の(講義ではなく単発の)講演を聞いたことがありますが、聴講者を飽きさせない巧みな話術も著書に匹敵するほど素晴らしいものでした)。学生時代に本書が存在していれば、私にも英米法を学ぶ意味について多少は理解できていたかもしれません。
法学部等の学生として初めて英米法を学ぼうとする人はもちろん、ビジネスにおいてアメリカ法の素養を身につけておく必要のある人など幅広く薦められます。更に体系的な知識が必要な人には本書に引き続き前述の「アメリカ契約法」等の各論に入っていけばスムーズな理解が得られるでしょう。