波瀾万丈!
華やか歌手でありながら、男も逃げ出すような過酷な冒険。
今まで読んだ冒険記で、最後です。

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冒険歌手 珍・世界最悪の旅 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/18
峠 恵子
(著)
幻の名著、待望の復刊!
復刊にあたり、書き下ろし原稿「探検のその後」を追加、
加えて、探険家・角幡唯介氏との対談も新たに収録!
「人生がひっくり返るような苦労をしてみるのだ! 」
不具合だらけのヨットで太平洋を45日間かけて横断し、地図なき大河・マンベラモをゴムボートで昇りつめ、4,884mの岩峰を目指す――海・川・山揃った前代未聞のニューギニア島冒険記。
傍若無人・唯我独尊・百戦錬磨の冒険家「隊長」、探検部の現役大学生「ユースケ」、トラブル続出のヨット「チャウ丸」と共に、ド根性歌手がニューギニア島を行き当たりばったりに右往左往する、抱腹絶倒の一年間の記録。
解説/高野秀行
【目次】
第1章 太平洋を渡る
油壺を出航/北マリアナ諸島/グアム、そしてミクロネシア/夢の楽園ウォレアイ/ランドフォール!
第2章 マンベラモ川を溯上する
イリアンジャヤ州ジャヤプラ/マンベラモ川への溯上開始/カソナヴェージャにチャウ丸を置いて……/激流を越え、マンベラモ最上流部の村へ/ドゥフォ村でのポーター探し/さようなら、ドゥフォ
第3章 事件続出の7日間秘境トレッキング!
じゃらんじゃらん、ジャヤプラ/「幻の犬」、そして未踏の山!?/秘境トレッキング
第4章 トリコラの北壁初登攀
オセアニア第2位の山、トリコラ/世界初、トリコラ北壁登攀成功
第5章 幻の犬と旧日本兵の遺骨を探して……
ユースケの帰国/犬捕獲大作戦は続く……/最高のクリスマス・プレゼント/生きては帰れぬニューギニア
第6章 油壺へ……
隊長、ついに帰国宣言! /どしゃぶりの34歳バースデー
エピローグ
解説 高野秀行
巻末特別収録その1「対談:峠恵子×角幡唯介」
巻末特別収録その2「探検のその後――人生の大冒険」(書き下ろし)
【著者プロフィール】
峠恵子(とうげ けいこ)
1968年4月2日、埼玉県川口市生まれ。成城大学法学部卒。大学在学中にスカウトされ、シンガーソングライターとしてソロデビュー。数々のCMソングやドラマの挿入歌を手がけ、カーペンターズの歌い手としても定評がある。現在はジャズプレーヤー仲間とのライブを中心に活動中。鉄道番組「鉄道・絶景の旅」(BS朝日)ではナレーションと挿入歌を担当し、好評を博している。
復刊にあたり、書き下ろし原稿「探検のその後」を追加、
加えて、探険家・角幡唯介氏との対談も新たに収録!
「人生がひっくり返るような苦労をしてみるのだ! 」
不具合だらけのヨットで太平洋を45日間かけて横断し、地図なき大河・マンベラモをゴムボートで昇りつめ、4,884mの岩峰を目指す――海・川・山揃った前代未聞のニューギニア島冒険記。
傍若無人・唯我独尊・百戦錬磨の冒険家「隊長」、探検部の現役大学生「ユースケ」、トラブル続出のヨット「チャウ丸」と共に、ド根性歌手がニューギニア島を行き当たりばったりに右往左往する、抱腹絶倒の一年間の記録。
解説/高野秀行
【目次】
第1章 太平洋を渡る
油壺を出航/北マリアナ諸島/グアム、そしてミクロネシア/夢の楽園ウォレアイ/ランドフォール!
第2章 マンベラモ川を溯上する
イリアンジャヤ州ジャヤプラ/マンベラモ川への溯上開始/カソナヴェージャにチャウ丸を置いて……/激流を越え、マンベラモ最上流部の村へ/ドゥフォ村でのポーター探し/さようなら、ドゥフォ
第3章 事件続出の7日間秘境トレッキング!
じゃらんじゃらん、ジャヤプラ/「幻の犬」、そして未踏の山!?/秘境トレッキング
第4章 トリコラの北壁初登攀
オセアニア第2位の山、トリコラ/世界初、トリコラ北壁登攀成功
第5章 幻の犬と旧日本兵の遺骨を探して……
ユースケの帰国/犬捕獲大作戦は続く……/最高のクリスマス・プレゼント/生きては帰れぬニューギニア
第6章 油壺へ……
隊長、ついに帰国宣言! /どしゃぶりの34歳バースデー
エピローグ
解説 高野秀行
巻末特別収録その1「対談:峠恵子×角幡唯介」
巻末特別収録その2「探検のその後――人生の大冒険」(書き下ろし)
【著者プロフィール】
峠恵子(とうげ けいこ)
1968年4月2日、埼玉県川口市生まれ。成城大学法学部卒。大学在学中にスカウトされ、シンガーソングライターとしてソロデビュー。数々のCMソングやドラマの挿入歌を手がけ、カーペンターズの歌い手としても定評がある。現在はジャズプレーヤー仲間とのライブを中心に活動中。鉄道番組「鉄道・絶景の旅」(BS朝日)ではナレーションと挿入歌を担当し、好評を博している。
- 本の長さ372ページ
- 言語日本語
- 出版社山と渓谷社
- 発売日2015/9/18
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104635886247
- ISBN-13978-4635886246
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登録情報
- 出版社 : 山と渓谷社 (2015/9/18)
- 発売日 : 2015/9/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 372ページ
- ISBN-10 : 4635886247
- ISBN-13 : 978-4635886246
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 517,855位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 152位災害
- - 562位クライミング・ボルダリング (本)
- - 964位キャンプ (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ冒頭部分で出港したばかりですが
既にめちゃくちゃ面白い!子供も大人も
男女問わず、笑えると思います
既にめちゃくちゃ面白い!子供も大人も
男女問わず、笑えると思います
2015年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
根性と体力はすごい。
人間って、元来タフなんですかね。
ただし、あまり歌を聞いてみたいとは思わなかった。
人間って、元来タフなんですかね。
ただし、あまり歌を聞いてみたいとは思わなかった。
2020年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほぼノリと勢いで命がけの冒険に出てしまった峠さんの旅の記録。女性だからこそ気になったのだと思うのですが、虫とウンコに関する記述はやたら多くてリアルな一方、実際の登山や激流登りのくだりは実にアッサリ終わります笑。隊長と峠さんはとにかく冒険したい、何か新しいものを発見して帰りたいという発想なので、途中グダグダになる部分も多く、目的意識や日程がキッチリしている登山家さんなどは耐えられない旅かもしれませんね。自分は絶対に同じ旅はしたくないですが、そのハチャメチャぶりはとても面白いですし、日記形式だからこそ、一緒に旅をしている気分になれます。個人的には峠さんのキャラクターは安倍昭恵さんに似ていると思います。直感でどんどん行動されていくような女性が書かれた本という前提で読まれると違和感がないのでは。
2016年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たぶん、この探検隊はものすごい大変な僻地で大変な目にあっているんだと思う。
第二次世界大戦で日本兵40人が呑み込まれ死亡したという濁流。
ほんの数十年前まで人食文化が残っていた村。
皮膚の形が変わるほど襲われる蚊や部屋の壁にビッシリと蠢いているアレ。
何も頼ることができない大海原で転覆寸前になる船。
もし、文章力がある人ならこのカタルシスをお前らも喰らえと熱気をもった文章で書き上げるだろう。
だって、様々なアクシデントを知恵努力根性でどう乗り切ったのか、それが冒険ドキュメントの醍醐味なのだから。
それが全く伝わってこない
だってこの人は芸能界にいる歌手。
雑誌の募集広告を見て、自分を変えたい、というボンヤリとした気持ちで申し込んだ程度の覚悟で、隊員になってから急いで船舶免許を取りクライミング技術を『神奈川』で学ぶなど冒険に行く前からおぼつかない足元。
いわば僕たちとなんら変わらない、普通の、しかも女性がこの大冒険に挑んだ。
いや、文章の中ではあまり挑んでないっぽい。
日記なのでその日に何が起こったかだけがつづられている。(本には備考として補助の説明文もある)
日本兵40人を呑み込んだ濁流は10行も使わずにクリアーした。
太平洋ど真ん中の危機はすぐに星空の美しさの感想にとって変わった。
ジャングルクルーズを探検してます、みたいなノリだ。
読んでいる自分はどうにか「この冒険は大変なんだ。ジャングルを、絶壁を、ピラニアがいる川を、超えていくのは本当に覚悟がいることなんだ」と補完しながら読み進める。そうしないと脳内カタルシスが溢れてこないから。
それを求めてるのに
彼女の文章はジャングルクルーズを突き進む。
あまりのあっけなさにKindleをめくる指はスピード上げていくが、それさえ簡単に抜き去り彼女はあっさりと人類未踏の山から伝説の犬探しに目標を変えてしまう。
ついて行けない。
この人のバイタリティどうなってるんだ?
次は何をどうあっさり乗り越えるんだ?
興味はそっちに移ってしまう。
いつの間にか読み終わりたくないという感情がこみ上げてくる。
最初は筆者と同じように「なんとなく」読み始めた本だったが、今まで読んだ冒険小説とは全く似つかない気持ちながら自分も結局は冒険を終えることができた。
日記形式なので電車を待ってる時やトイレの中など、少しの隙間があれば簡単にトリップできるのでぜひ読んでほしい。
Kindleだとなおさら「あっさり」いけるのでオススメ。
第二次世界大戦で日本兵40人が呑み込まれ死亡したという濁流。
ほんの数十年前まで人食文化が残っていた村。
皮膚の形が変わるほど襲われる蚊や部屋の壁にビッシリと蠢いているアレ。
何も頼ることができない大海原で転覆寸前になる船。
もし、文章力がある人ならこのカタルシスをお前らも喰らえと熱気をもった文章で書き上げるだろう。
だって、様々なアクシデントを知恵努力根性でどう乗り切ったのか、それが冒険ドキュメントの醍醐味なのだから。
それが全く伝わってこない
だってこの人は芸能界にいる歌手。
雑誌の募集広告を見て、自分を変えたい、というボンヤリとした気持ちで申し込んだ程度の覚悟で、隊員になってから急いで船舶免許を取りクライミング技術を『神奈川』で学ぶなど冒険に行く前からおぼつかない足元。
いわば僕たちとなんら変わらない、普通の、しかも女性がこの大冒険に挑んだ。
いや、文章の中ではあまり挑んでないっぽい。
日記なのでその日に何が起こったかだけがつづられている。(本には備考として補助の説明文もある)
日本兵40人を呑み込んだ濁流は10行も使わずにクリアーした。
太平洋ど真ん中の危機はすぐに星空の美しさの感想にとって変わった。
ジャングルクルーズを探検してます、みたいなノリだ。
読んでいる自分はどうにか「この冒険は大変なんだ。ジャングルを、絶壁を、ピラニアがいる川を、超えていくのは本当に覚悟がいることなんだ」と補完しながら読み進める。そうしないと脳内カタルシスが溢れてこないから。
それを求めてるのに
彼女の文章はジャングルクルーズを突き進む。
あまりのあっけなさにKindleをめくる指はスピード上げていくが、それさえ簡単に抜き去り彼女はあっさりと人類未踏の山から伝説の犬探しに目標を変えてしまう。
ついて行けない。
この人のバイタリティどうなってるんだ?
次は何をどうあっさり乗り越えるんだ?
興味はそっちに移ってしまう。
いつの間にか読み終わりたくないという感情がこみ上げてくる。
最初は筆者と同じように「なんとなく」読み始めた本だったが、今まで読んだ冒険小説とは全く似つかない気持ちながら自分も結局は冒険を終えることができた。
日記形式なので電車を待ってる時やトイレの中など、少しの隙間があれば簡単にトリップできるのでぜひ読んでほしい。
Kindleだとなおさら「あっさり」いけるのでオススメ。
2016年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
峠さんジャズシンガーです。こんな本を出してるとは知りませんでした。テレビのナレーターもやっているそうで、意外なところでは、森永製菓のCMの「モリナガ♪」というのがこの人の声だとか。
この本、峠さんが参加した探検の記録で、とても本当の話とは思えないすごい内容です。計画通りに全く進まず、原住民と色々トラブルになり、途中でメンバー何人か離脱し、お金は底をつき、隊長は変人。
峠さんが探検隊に参加した理由がよくワカラナイ。大学在学中に歌手デビューして順風満帆な30代初めに「このままでいいわけがない」と、うまく行き過ぎていて今後の人生が不安になるというなんとも普通の人が至らない感覚になり、書店で立ち読みした雑誌にあった「ニューギニア探検隊 隊員募集」という広告に惹かれて応募してしまいます。
その探検が、ヨットで太平洋を渡り、ニューギニア島を目指し、そこからゴムボートでニューギニア島の川をさかのぼり、オセアニア最高峰の北壁新ルートをロッククライミングするという。本人、登山もヨットも経験がないのに。
内容は面白すぎて長くなりそうで書けません。興味もった人は読んでみてください。自分の人生も色々と変なことには事欠かないと思っていたけど峠さんの足元にもおよばない。真似できないかもしれないけどこういう人生もあるかもしれないと勇気をもらいました。
ところで、途中まで同行していたユウスケが学生時代の角幡唯介だった。この人、のちに「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」という本で開高健ノンフィクション賞受賞します。この本も驚きの冒険記で面白かったけど、この本にも出てきて驚きました。本人にとっては、隠しておきたいくらいの失敗冒険だったみたい。目的達成できずに途中帰国しちゃったからね。
この本、峠さんが参加した探検の記録で、とても本当の話とは思えないすごい内容です。計画通りに全く進まず、原住民と色々トラブルになり、途中でメンバー何人か離脱し、お金は底をつき、隊長は変人。
峠さんが探検隊に参加した理由がよくワカラナイ。大学在学中に歌手デビューして順風満帆な30代初めに「このままでいいわけがない」と、うまく行き過ぎていて今後の人生が不安になるというなんとも普通の人が至らない感覚になり、書店で立ち読みした雑誌にあった「ニューギニア探検隊 隊員募集」という広告に惹かれて応募してしまいます。
その探検が、ヨットで太平洋を渡り、ニューギニア島を目指し、そこからゴムボートでニューギニア島の川をさかのぼり、オセアニア最高峰の北壁新ルートをロッククライミングするという。本人、登山もヨットも経験がないのに。
内容は面白すぎて長くなりそうで書けません。興味もった人は読んでみてください。自分の人生も色々と変なことには事欠かないと思っていたけど峠さんの足元にもおよばない。真似できないかもしれないけどこういう人生もあるかもしれないと勇気をもらいました。
ところで、途中まで同行していたユウスケが学生時代の角幡唯介だった。この人、のちに「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」という本で開高健ノンフィクション賞受賞します。この本も驚きの冒険記で面白かったけど、この本にも出てきて驚きました。本人にとっては、隠しておきたいくらいの失敗冒険だったみたい。目的達成できずに途中帰国しちゃったからね。
2016年2月29日に日本でレビュー済み
まあ、日記風。。で、実になんというか、書き殴りしただけという感じで、まったくだんだん読む気がなくなる。あえていえばあとがきの対談が、まだましかと。
冒険としょうした珍道中、であることを期待したがいかんせん、文章はどしろうとで全く読ませないのが苦痛。それで写真もたいしたものをとってないので、みかけ倒しっぽい表紙で、なんともつらい。つまりは世間知らずのお嬢様歌手が、ヨットでうんこするような絶壁に立たされたその落差が骨子だとおもうのだが、あまりにも文章がへたくて、そこらへんの書き散らしと変わらない。
椎名まことなどその筋のベテランが書評をよせているから、とりあえず売らんかな的な要素ばりばりでも思わず買ってしまったが。。
編集なりがもうちょっと、ゴーストでもいいから文章を整えて、ストーリー性を含ませてもよかったのではなかったか。
波動療法を夫との生活日記でも出せばまた売れるかもしれない。
冒険としょうした珍道中、であることを期待したがいかんせん、文章はどしろうとで全く読ませないのが苦痛。それで写真もたいしたものをとってないので、みかけ倒しっぽい表紙で、なんともつらい。つまりは世間知らずのお嬢様歌手が、ヨットでうんこするような絶壁に立たされたその落差が骨子だとおもうのだが、あまりにも文章がへたくて、そこらへんの書き散らしと変わらない。
椎名まことなどその筋のベテランが書評をよせているから、とりあえず売らんかな的な要素ばりばりでも思わず買ってしまったが。。
編集なりがもうちょっと、ゴーストでもいいから文章を整えて、ストーリー性を含ませてもよかったのではなかったか。
波動療法を夫との生活日記でも出せばまた売れるかもしれない。
2017年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
峠恵子さんのバイタリティが行間に滲み出ており、一気に読んでしまいました。冒険紀行ももちろん面白かったのですが、峠さんのバイタリティに惚れました。