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現代山岳信仰曼荼羅 単行本 – 2020/12/18
藤田庄市
(著)
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「祈り」の現場を追い続けるフォト・ジャーナリスト藤田庄市氏が、この20年余り取材し、自ら体感した「修験道」のリアルな姿を活写するフィールドワークの成果。著者渾身のフォト・ ルポルタージュ。「山」と「祈り」の現在形。
目次
プロローグ 東京・高尾山修験の今
第一章 知られざる富士山登拝 田子の浦から村山古道へ/聖護院冨士峰入り修行/山岳修行の再創造/高尾山修験霊峰富士登歩練行/火口にて先祖と見える/丸山教富士登山/ある富士講先達の生きた道
第二章 御嶽山信仰霊山群を巡る 根本道場 、木曾御嶽山を往く/秩父御嶽山は開祖の故郷/狛犬ならぬ「狛狼」の両神山/浄土を見せる上州武尊山 木曾御嶽山の翌年に開闢/八海山のこれから スピリチュアルの時代に/普寛霊神祭 火渡り、刃渡り、さまざまな護摩
第三章 国東半島六郷満山の峰入り
第四章 羽黒修験秋峰 仏として再誕する
第五章 大峯山脈修験の息吹 吉野山から山中深く 奥駈修行/雨中にシャクナゲと伝説の窟を求めて/前鬼裏行場の神秘性/真冬の那智四十八滝回峰行/大日如来と結ばれる 聖護院深仙灌頂
目次
プロローグ 東京・高尾山修験の今
第一章 知られざる富士山登拝 田子の浦から村山古道へ/聖護院冨士峰入り修行/山岳修行の再創造/高尾山修験霊峰富士登歩練行/火口にて先祖と見える/丸山教富士登山/ある富士講先達の生きた道
第二章 御嶽山信仰霊山群を巡る 根本道場 、木曾御嶽山を往く/秩父御嶽山は開祖の故郷/狛犬ならぬ「狛狼」の両神山/浄土を見せる上州武尊山 木曾御嶽山の翌年に開闢/八海山のこれから スピリチュアルの時代に/普寛霊神祭 火渡り、刃渡り、さまざまな護摩
第三章 国東半島六郷満山の峰入り
第四章 羽黒修験秋峰 仏として再誕する
第五章 大峯山脈修験の息吹 吉野山から山中深く 奥駈修行/雨中にシャクナゲと伝説の窟を求めて/前鬼裏行場の神秘性/真冬の那智四十八滝回峰行/大日如来と結ばれる 聖護院深仙灌頂
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社天夢人
- 発売日2020/12/18
- 寸法14.9 x 1.6 x 21 cm
- ISBN-104635822516
- ISBN-13978-4635822510
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出版社より
「祈り」の現場を追い続けるフォトジャーナリストが、 自ら体感した「修験道」のリアルな姿を活写するフィールドワークの成果!
「祈り」の現場を追い続けるフォトジャーナリスト藤田庄市氏が、この20年余り取材し、自ら体感した「修験道」のリアルな姿を活写するフィールドワークの成果。著者渾身のフォト・ルポルタージュ。「山」と「祈り」の現在形。「修験道」の息吹を伝える豊富なカラー写真と、実体験して得た真摯な言葉により、「修験道」の深奥に迫ります。
商品の説明
著者について
藤田庄市 ふじた・しょういち
1947年(昭和22年)東京生まれ。大正大学文学部哲学科宗教学専攻卒。フォトジャーナリスト、日本写真家協会会員、日本山岳修験学会評議員、(公益財団法人)国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター研究員(1998年~2018年)。山岳信仰、宗教修行、伝統仏教、神道、民俗宗教,新宗教、カルト問題、政治と宗教など、四十年間にわたって宗教取材に従事。
著書として、『異界を駈ける 山岳修行と霊能の世界』(学習研究社)、『熊野、修験の道を往く「大峯奥駈」完全踏破』(淡交社)、『本朝霊域紀行』(新潮社)、『行とは何か』(新潮社)、『修行と信仰 変わるからだ変わるこころ』(岩波書店)、写真集『伊勢神宮』(新潮社)、写真集『祈りの杜 明治神宮』(平凡社)、『拝み屋さん 霊能祈禱師の世界』(弘文堂)、『民俗仏教の旅』(青弓社)、『四国八十八カ所 弘法大師と歩く心の旅』(学習研究社)『霊能の秘儀 人はいかに救われるのか』(扶桑社)、『神さま仏さま 現代宗教の考現学』(アスペクト)、『オウム真理教事件』(朝日新聞社)、『宗教事件の内側 精神を呪縛される人びと』(岩波書店)、『カルト宗教事件の深層 「スピリチュアル・アビュース」の論理』(春秋社)など。共著として、井上順孝ほか編『新宗教事典』(弘文堂。カラー口絵を担当)、井上順孝編『情報時代のオウム真理教』(春秋社)、井上順孝編『〈オウム真理教〉を検証するそのウチとソトの境界線』(春秋社)、塚田穂高編『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩書房)などがある。
1947年(昭和22年)東京生まれ。大正大学文学部哲学科宗教学専攻卒。フォトジャーナリスト、日本写真家協会会員、日本山岳修験学会評議員、(公益財団法人)国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター研究員(1998年~2018年)。山岳信仰、宗教修行、伝統仏教、神道、民俗宗教,新宗教、カルト問題、政治と宗教など、四十年間にわたって宗教取材に従事。
著書として、『異界を駈ける 山岳修行と霊能の世界』(学習研究社)、『熊野、修験の道を往く「大峯奥駈」完全踏破』(淡交社)、『本朝霊域紀行』(新潮社)、『行とは何か』(新潮社)、『修行と信仰 変わるからだ変わるこころ』(岩波書店)、写真集『伊勢神宮』(新潮社)、写真集『祈りの杜 明治神宮』(平凡社)、『拝み屋さん 霊能祈禱師の世界』(弘文堂)、『民俗仏教の旅』(青弓社)、『四国八十八カ所 弘法大師と歩く心の旅』(学習研究社)『霊能の秘儀 人はいかに救われるのか』(扶桑社)、『神さま仏さま 現代宗教の考現学』(アスペクト)、『オウム真理教事件』(朝日新聞社)、『宗教事件の内側 精神を呪縛される人びと』(岩波書店)、『カルト宗教事件の深層 「スピリチュアル・アビュース」の論理』(春秋社)など。共著として、井上順孝ほか編『新宗教事典』(弘文堂。カラー口絵を担当)、井上順孝編『情報時代のオウム真理教』(春秋社)、井上順孝編『〈オウム真理教〉を検証するそのウチとソトの境界線』(春秋社)、塚田穂高編『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩書房)などがある。
登録情報
- 出版社 : 天夢人 (2020/12/18)
- 発売日 : 2020/12/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4635822516
- ISBN-13 : 978-4635822510
- 寸法 : 14.9 x 1.6 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 420,855位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月9日に日本でレビュー済み
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2021年11月25日に日本でレビュー済み
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「熊野、修験の道を往く」で感銘を受けたのでこの本を購入した。高尾、御嶽、国東、羽黒、大峰と全国の修験道の取材を通して修験道の今を分かりやすくまとめてある。もともとはカメラマンなので、カラーの画像が各ページに掲載されていて、修行する人たちの汗の臭いや空気感まで伝わってくる。
中でも深仙潅頂の画像と記事はここまで本にしていいのかと思うほど詳細に書かれている。もちろん聖護院の信徒では知られていることなのだろうが、神秘のベールに包んでおいた方がいいような気もした。松尾芭蕉も「奥の細道」で羽黒修験の体験は沈黙しているし、宮家準氏もご自身の潅頂については多くは語っていない。自分のような者がたまたま読んでしまって、知ってはいけないような秘儀もあったのではないかと思う。それほど深仙潅頂は見たい聞きたい知りたい神秘性を持っているのだろう。逆に藤田庄市氏だから出版できた本なのかも知れない。とにかく読みやすいのと修験の今を生々しく伝えているので、修験道を知りたい人はこの本から入るといいと思う。本来は☆5つなのだろうが、伝えてしまえば神秘性がどこまで残すべきなのか、守るべきなのか、自分には分からないので☆を一つ減らした。やはり秘儀には秘匿性が必要。
中でも深仙潅頂の画像と記事はここまで本にしていいのかと思うほど詳細に書かれている。もちろん聖護院の信徒では知られていることなのだろうが、神秘のベールに包んでおいた方がいいような気もした。松尾芭蕉も「奥の細道」で羽黒修験の体験は沈黙しているし、宮家準氏もご自身の潅頂については多くは語っていない。自分のような者がたまたま読んでしまって、知ってはいけないような秘儀もあったのではないかと思う。それほど深仙潅頂は見たい聞きたい知りたい神秘性を持っているのだろう。逆に藤田庄市氏だから出版できた本なのかも知れない。とにかく読みやすいのと修験の今を生々しく伝えているので、修験道を知りたい人はこの本から入るといいと思う。本来は☆5つなのだろうが、伝えてしまえば神秘性がどこまで残すべきなのか、守るべきなのか、自分には分からないので☆を一つ減らした。やはり秘儀には秘匿性が必要。
2020年12月19日に日本でレビュー済み
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Twitterで出版を知り、早速予約、本日待望の到着後、すぐに読みはじめました!
高尾山や御嶽山など身近な山で今もこんな信仰が継承されているなんてびっくり。
修験道や講のことは前から興味があったのですが、いまいち相性がよい本に出会えず困ってましたが、こちらは曼荼羅の書名のごとく、全国の有名な山での信仰を、美しい写真と著者さんの長年の経験の蓄積を感じさせる豊かな文章で、事物の定義よりも“現場”を見(魅)せてくれるので、知りたかったことがすっと頭に入ってきました。
御嶽講の寛心大先達のお言葉が最高に素晴らしかった!
カラー写真満載(というか全ページカラー?)でこの価格はたいへんお得。
特典のPDFでデータ版写真も見ることができて嬉しいです。
いつか自分も木曽御嶽山にお参りできる日を夢見ています。
高尾山や御嶽山など身近な山で今もこんな信仰が継承されているなんてびっくり。
修験道や講のことは前から興味があったのですが、いまいち相性がよい本に出会えず困ってましたが、こちらは曼荼羅の書名のごとく、全国の有名な山での信仰を、美しい写真と著者さんの長年の経験の蓄積を感じさせる豊かな文章で、事物の定義よりも“現場”を見(魅)せてくれるので、知りたかったことがすっと頭に入ってきました。
御嶽講の寛心大先達のお言葉が最高に素晴らしかった!
カラー写真満載(というか全ページカラー?)でこの価格はたいへんお得。
特典のPDFでデータ版写真も見ることができて嬉しいです。
いつか自分も木曽御嶽山にお参りできる日を夢見ています。
2020年12月25日に日本でレビュー済み
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まず、写真集ではない事を付記しておきます。修験道とは何ぞ、という問いに細やかに答えてくれる内容の濃い一冊です。長年、修験道の人たちを追っておりましたので、こういった一冊はとてもありがたいです。身を引き締める内容にこの年末年始、挑戦してみてはいかがでしょう。お勧めです。
まず、写真集ではない事を付記しておきます。修験道とは何ぞ、という問いに細やかに答えてくれる内容の濃い一冊です。長年、修験道の人たちを追っておりましたので、こういった一冊はとてもありがたいです。身を引き締める内容にこの年末年始、挑戦してみてはいかがでしょう。お勧めです。
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