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2022年8月発行。第1刷。カバーのふちに少しヨレがありますが、全体にきれいな状態の商品です。 【★基本的には「ゆうメール」「ゆうパケット」(ポスト投函)または「レターパックプラス」「ゆうパック」での発送です。以上の点ご了承下さい。】㉕24-05-16t 2022年8月発行。第1刷。カバーのふちに少しヨレがありますが、全体にきれいな状態の商品です。 【★基本的には「ゆうメール」「ゆうパケット」(ポスト投函)または「レターパックプラス」「ゆうパック」での発送です。以上の点ご了承下さい。】㉕24-05-16t 一部を表示
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日本のカーニバル戦争――総力戦下の大衆文化1937-1945 単行本 – 2022/8/17

4.3 5つ星のうち4.3 2個の評価

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総動員令が発令されても、「帝国臣民」は息をひそめ、ただ受け入れたわけではない。統制が厳しくなるにつれ、大衆は無遠慮、不謹慎、価値倒錯的な行動さえとるようになり、メディアもそれを煽ったのだ。日中戦争の従軍記者は、戦場での「百人斬り競争」をこぞって報じ、銃後はその記事に飛びついて、文字通り「消費」した。「スリル」という日本語も、この頃生まれた。
20世紀初頭のロシアの文学理論家バフチンは、このような状況を「カーニバル」と呼んだ。社会の通常のルールが一時的に適用されなくなり、既存の階層構造が壊されて平準化する、過渡的な瞬間のことだ。そこでは強者が貶められ、弱者や一癖ある者がコミュニティの「カーニバル王」に祭りあげられる。こうして「カーニバル戦争」は「大衆に、鬱積した不満を吐き出すセラピー効果のある通気口を提供」した。
その象徴的な存在として本書が取り上げるのは、(1)「スリル・ハンター」になった従軍記者、(2)高給取りの軍需工場の職工、(3)兵隊(帰還した傷病兵を含む)、(4)映画スター(総力戦のチアリーダーも務めた)、(5)少年航空兵(戦争末期には特攻隊員に)。
著者は日本の近現代史を専門とする、アメリカの気鋭の歴史学者。当時の新聞雑誌からの膨大な量の引用(軍国少年の投書や柳屋ポマードの広告まで)を土台とした、「消費者=臣民」の具体的な洞察に、読者は引き込まれるだろう。


【目次】
日本の読者へのまえがき/謝辞

序章【サーカス・フリーク/総力戦の歴史を記述するということ/文化的実践と文化的イデオロギー/カーニバルという概念/カーニバル戦争/カーニバル戦争の五人の王】

1 従軍記者【検閲官が「文弱の徒」になる/従軍記者が「戦争特派員」になる/総力戦のスリルと「スリル・ハンター」の戴冠/総力戦のスピード/スリルと殺戮/「南京陥落日和」 /銀座で踊り狂う/「スリル・ハンター」の奪冠】

2 職工【初期の戦時動員とその影響/職工の横顔/職工が変装する/職工が産業戦士になる/結論】

3 兵隊【兵隊がスピードアップする/軍神が感傷的な兵隊になる/脇坂部隊の「ヒューマニティ」 /銃後から「心をこめて」/戦線の「慰安」/帰還兵の「戴冠」/異形としての帰還兵/帰還兵の怒り/帰還兵の悲しみ/帰還兵の守護者/兵隊の奪冠】

4 映画スター【映画スターを管理する――映画法への道/映画法と登録制度/映画新体制における映画スター/水戸光子の場合/映画スター動員の限界/結論】


5 少年航空兵【悲劇の特攻隊/航空文化の創出/少年航空兵の戴冠/消費者=ファンとしての少年航空兵/少年航空兵、特攻隊員になる/アメリカと戦う奴がジャズを聞き】

終章【学徒と「狂人」/ジェンダーとカーニバル戦争/カーニバル戦争の世界的広がり/警官のそばのサーカス・フリーク】

原注/訳者あとがき/参照文献/図版一覧/索引
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商品の説明

著者について

ベンジャミン・ウチヤマ
(Benjamin Uchiyama)
南カリフォルニア大学歴史学部准教授。2005年、ハーヴァード大学で修士号を取得。2013年、南カリフォルニア大学で博士号を所得(歴史学)。専攻 日本近現代史・文化史、第二次世界大戦、占領期研究。本書は、米国大学・研究図書館協会(ACRL)書評誌Choiceが選ぶ2019年度のOutstanding Academic Title(傑出した学術書籍)の一冊に選出された。2021年にはアジア研究学会(Association for Asian Studies)が日本に関する最もすぐれた研究書に贈る、ジョン・W・ホール図書賞を受賞。

布施由紀子
(ふせ・ゆきこ)
翻訳家。大阪外国語大学卒業。訳書 ニック・タース『動くものはすべて殺せ』(みすず書房、2015)、ティモシー・スナイダー『ブラッドランド』(筑摩書房、2015)、エリック・シュローサー『核は暴走する』(河出書房新社、2018)、A・R・ホックシールド『壁の向こうの住人たち』(岩波書店、2018)、チャールズ・C・マン『魔術師と予言者』(紀伊國屋書店、2022)他多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (2022/8/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/8/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 432ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4622095238
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622095231
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.6 x 3.2 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 2個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち4.3つ
2グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年10月29日に日本でレビュー済み
戦前戦中を生きた人たちの話を聞くと、実は本書が描き出した「カーニバル」のような時代であったことがよくわかります。ようやく歴史書が当時の現実の大きな側面をとらえ始めたといえます。本書に望む所があるとすれば、本文で説明している当時の雑誌などの写真や図版を全点掲載してほしかった。なぜならそれらこそ、戦中「カーニバル」の表象なのですから。
 「一部の国家が(中略)大衆社会の抑制をほとんど受けずに近代的な戦争をつづけている、われわれの時代についても考察をはじめることができるだろう」とは本書締めの一節。ロシアのウクライナ侵攻も”カーニバル視点”でとらえることができるのでしょうか。
 以下、気になった点を二、三。第5章「少年航空兵」で特攻隊員が遺した川柳が紹介されていますが、学徒兵が詠んだものも含まれているのでは(pp316-317)。南京事件の死亡者数について「最も信頼できる資料」の出典としてFujiwaraの書をあげていますが(p352註138)、どうでしょうか(南京事件がなかったと言っているのではありません)。「皇紀」が「白王紀」に(p265、植字工が肉筆原稿を見つつ活字を拾っていた時代にしばしば起こった誤植で懐かしい)。同ページに近衛文麿が「皇族出身」となっていますが、訳者による注記を付けられるといいでしょう。
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