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死と愛――実存分析入門 単行本 – 1983/5/31

4.2 5つ星のうち4.2 27個の評価

この商品には新版があります:

死と愛【新版】――ロゴセラピー入門
¥2,970
(15)
残り19点(入荷予定あり)
アウシュヴィッツ体験が生んだ医学的指導の古典。
生命・死・苦悩・労働の意味をたずね、
個人の独自な生命の発見にみちびく。

この本はアウシュヴィッツの地獄のなかから鍛え出された宝石のような書物である。
人生について、愛について、苦悩について、
著者のことばを辿ってゆくならば、朝明けのような清々しさで
この本のもつ方向指示力、その治癒力を感得できるであろう。

1946年、第二次世界大戦の直後にウィーンで出版されたときの反響は驚くばかりだった。
これはフロイトの精神分析いらい、心理療法の世界に出現したもっとも重要な著作となった。
フロイトの「コンプレクス」アドラーの「劣等感」のような心理レベルの現象への逃避に甘んずることなく、
外面的・仮面的なものをのりこえて、人間の意志、その意味への志向に注目する。
すなわち人間の意識性と責任性という二つの根本事実を確認し、勇気と内的な強さを与える。

その豊かな思考方法、深い独創性は弁証法であり、詩的なリズムの文体と相まって、
医師・心理家・教育者などにとって欠くことのできない書物となった。
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商品の説明

著者について

ヴィクトール・E・フランクル
Viktor Emil Frankl
1905年ヴィーンに生れる。ヴィーン大学医学部卒。1955年以来ヴィーン大学教授(神経学、精神医学)。実存分析、ロゴテラピーの創始者。ロゴテラピーは人間の意味への指向・その意志を重視し、深層における精神的実存的人間の発見を意図する療法である。1997年9月歿。
著書『夜と霧』『時代精神の病理学』『神経症――その理論と治療』『精神医学的人間像』『識られざる神』(以上、1961-62、みすず書房刊)

霜山徳爾
しもやま・とくじ
1919年東京に生れる。1942年東京大学文学部心理学科卒業。宗教哲学・心理学専攻。上智大学名誉教授。2009年逝去。
著書『人間の限界』(岩波新書、1975)『人間へのまなざし』(中公叢書、1977)『素足の心理療法』(みすず書房、1989、現在品切れ)『霜山徳爾著作集』(全7巻,学樹書院、1999-) 訳書 フランクル『夜と霧』(1956)『神経症』II(1961)メダルト・ボス『東洋の英知と西欧の心理療法』(共訳、1972)(以上みすず書房)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (1983/5/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1983/5/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4622006022
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622006022
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 27個の評価

著者について

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ヴィクトル・E.フランクル
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学生の時に『夜と霧』を読んで深甚な衝撃を受けて以来、フランクルの著作は私にとって、危機的な状況において生きる指針を与えてくれるものとなりました。特に30代後半に発症した鬱病からの寛解のために、この著書でも書かれている生命の意味に関する問いかけの「コペルニクス的転回」を、まさしく自分のものとして捉えることが必要となったのでした。
「すなわち生命自身が人間に問いを提出するのである。人間は問いを発するべきでなくて、むしろ生命によって問われているものなのであり、生命に答えるべきなのである。しかも人間が与える答は具体的な「人生問題」に対する具体的な答でのみあらねばならないのである。実存の責任の中にその答が生じ、実存の中に人間はその固有の問いへの答を「行う」のである。」(1985年新装第1刷p.73)
もちろん深遠過ぎる教えではあり、ちゃんと自分自身で理解できているのか覚束ない所もあります。しかし病から立ち上がる過程において、不確かな念慮や恐怖で日々を埋めるのではなく、目前に迫る当為のひとつひとつを確実に「私が行う」ことで生活を築いていこうとする、その決意を支える教えであったことは確かです。
そして、鬱病特有の自死念慮にとらわれそうになったあるとき「お前が自死したら、遺された近親者に刻まれる心の傷を、お前はどうするのか」という問いが自然に自分の中に生じ、それに対して「自死は選ばない。死の瞬間まで生を放棄しない。」という答えがまた自明に浮かび上がってきました。
私はその時には、フランクル的な意味での「責任」
ということを、自分なりのささやかさで体感していたと言ってもよいかと思います。責任=ドイツ語でのVerantwortlichkeit、英語でのresponsibilityにしても「応答可能性」ということ。私たちは、様々な状況で、様々な他者から、不断に問いかけられています。そして答える個人が誠実であればあるほど、その個人を色濃く反映した答えが生じてくるはず。そこにこそフランクル的な「自由」があるのだというのが私なりの理解です。しかしながら、純粋に「自分自身に由来する」ということが、どれほど困難かということは、正直に生きようと欲すれば欲するほど痛感させられることです。そもそも「自分」を顧みたとき、その存在について考えれば考えるほど、私たちは五里霧中のうちに戸惑うしかない……。フランクルにとっては、当然この問題は克服されたものですが、私にはまだ難しいところです。ただ、そのヒントになる非常に美しい表現を見つけたので、それを引用して私のレビューを締めくくります。

「たしかに人間は自由であるが、しかしそれはいわば真空の空間の中に自由にただよっているのではなくて、多くの制約の真只中における自由なのである。この諸制約はしかし彼の自由のための出発点なのである。(中略)人間が歩むところの大地は、歩行に際して既に超越されており、即ち踏まれる地盤なのでありその限りにおいてのみ人間にとって大地なのである。もし人間を定義しようとするならば、それが規定されるところのものから既に自らを自由にしているものと定義しなければならないだろう。即ちあらゆる規定をその影響を受けつつも克服したり形成したりしながら超越するものなのである。」(同p.89)
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気に入りました
良かったです
またこうにゅうさせていただきます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フランクルの「死と愛――実存分析入門」を読み終わりました。有名なカトリックの学者の霜山徳爾さんによるドイツ語からの訳で、実存哲学の古い言葉が多く最初はわかりにくい。読んでいくうちに彼の用語にもなれ、自分の過去の経験したことの意味を考えさせられました。
新翻訳版も出ているようです。実存主義については、学生時代の研究会で友人と一緒にアルベール・カミュの「異邦人」の映画を見て、いろいろ話し合いました。実存主義や精神医学・心理学を理解していない訳者の場合、日本語としてこなしきれていない、あるいは誤訳もあるようです。
霜山徳爾さんの訳は用語になれると、理解が進むと感じました。

フランクルのクライアント(患者)に対するアプローチをロゴセラピーというようです。webでは
(1) 人間存在のあり方 (2) 存在の意味 (3) 意味への意志の実践 を中心とする実存分析とされています。
私が理解した範囲では、フランクルの「死と愛」に示されているのは
「中心にあるのは、ひとりの人を愛するときに、必然的に<責任>ということが含まれてくる」
として具体的な愛には責任が伴うのだということを一冊の本で順序立てて示しています。 誠実に生きたいというときに、それに対する不合理な状況に追い込まれることはしばしば経験します。そのときの自分自身の原点を見直すガイドともなると感じました。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勉強のために購入。正直頭の悪い私には難しすぎて、読み切ることもできていません。V.Eフランクルの「それでも人生にイエスという」のほうが優しい言葉で読みやすかったです。はやく教養を身につけ、この本も理解したいです(T . T)内容は全然理解できていないと思うので、評価は中間にしておきました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年8月3日に日本でレビュー済み
いくら「ブシドー」とかでも
根がココイラ辺近辺だったりすっと
どーしよーもねーらしー。
つか、ヴィクトル・フランクルと
にとべいなぞーとの相違点、及び通底する
「共通命題」について、それぞれ考察せよ、
とかゆわれるとー、ドコ大医学部だか
知らねーが、「御手上げー」の
様で御座る。
・・
まあ、DSM-IV 以前だからしてー
そこいらのボンクラせーしんかいとかもー
何もできねーしー何もしたくもねー
つー感じだし。あと「長生き」してるよーなのは
「せーたいがくてきかいけつほー」でほっときゃ
どんどん居なく為っちまうしー。
・・
「じんせーのいみ」がわからなくって
まいにち悩んで「欝」になりそーです、とか・・。
まあ、「テツガクまにや」みたいな
「医者」も消滅しつつありで、それなりの
時代でわありそー。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月5日に日本でレビュー済み
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夜と霧を中学生の時課題図書として与えられた。
残酷なアウシュビッツの事だけが頭に残っていた。
それから40年近くたって精神科の病院に赴任してこれを購入し読み始めている。
自己分析ばかりが自分の頭にあったが、実存分析を失念していた。
秋水
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月30日に日本でレビュー済み
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大ベストセラー
初めて読みました。
「夜と霧」からの流れで一気読み!!!
奥が深い
自分の薄ペラさを知る
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年9月4日に日本でレビュー済み
初めて読んだとき、池袋の公園で全財産と、本書を盗まれた。
酒に酔って、寝ていたのが悪いのか、盗んだ人が悪いのか。
僕は善悪でしか、何かを決定できないようだ。

覚悟や、意思の方へと生命は向かうはずなのだが、
あまりそううまくはいかない。
ただ、僕は、本書を読み、盗まれるために必死で働くのも悪くないと思えた。
意思の方へと、新世界は続いているはずなのだ。
34人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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