私も、娘が中学受験及び中学に入った際まさに追い詰める毒母でした。
身につまされる思いで一気に読みました。
娘はそんな私から逃れるよう海外留学ししばらく離れて暮らしておりました。
あのまま、一緒にくらしていたらと思うとぞっとします。
子を持つ多くの親御さんに読んでいただきたい本だと思いました。

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追いつめる親 「あなたのため」は呪いの言葉 単行本 – 2015/7/15
おおた としまさ
(著)
人間関係がうまくいかない、生きている実感がわかない、怒りがコントロールできない……。
「教育」という名の「虐待」にとらわれてしまった親と子供の闇を照らす衝撃の書!
「教育虐待」という言葉を知っているだろうか。
2012年8月23日の毎日新聞に掲載された記事によれば、「子供の受忍限度を超えて勉強させるのが『教育虐待』」であり、「親の所得格差が子どもの学習権に大きく影響する状態も『教育虐待』」とされる。
成績のことでつい叱りすぎてしまったり、勉強を教えてもなかなか理解できない子供をつい叩いてしまったり……という経験なら、多くの親にもあるはずだ。もしくは自分がそうされて育ったという大人も多いだろう。
教育虐待を受けると子供にどんな影響が出るのか。
教育虐待を受けて育った大人はどんな人生を歩むことになるのか。
本書では「あなたのため」という言葉を武器に過干渉を続ける親に育てられ、「生きづらさ」を感じ、自分らしく生きられない子供側の様々なケースを紹介。子供が親からいかに解放されるべきか、追いつめてしまった親はこれからどのように子供に接すれば良いか? お互いがどう自分を取り戻すのかを詳しく解説する。
「教育」という名の「虐待」にとらわれてしまった親と子供の闇を照らす衝撃の書!
「教育虐待」という言葉を知っているだろうか。
2012年8月23日の毎日新聞に掲載された記事によれば、「子供の受忍限度を超えて勉強させるのが『教育虐待』」であり、「親の所得格差が子どもの学習権に大きく影響する状態も『教育虐待』」とされる。
成績のことでつい叱りすぎてしまったり、勉強を教えてもなかなか理解できない子供をつい叩いてしまったり……という経験なら、多くの親にもあるはずだ。もしくは自分がそうされて育ったという大人も多いだろう。
教育虐待を受けると子供にどんな影響が出るのか。
教育虐待を受けて育った大人はどんな人生を歩むことになるのか。
本書では「あなたのため」という言葉を武器に過干渉を続ける親に育てられ、「生きづらさ」を感じ、自分らしく生きられない子供側の様々なケースを紹介。子供が親からいかに解放されるべきか、追いつめてしまった親はこれからどのように子供に接すれば良いか? お互いがどう自分を取り戻すのかを詳しく解説する。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日2015/7/15
- ISBN-104620323195
- ISBN-13978-4620323190
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商品の説明
著者について
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京都生まれ。麻布高校卒業、東京外国語大学中退、上智大学卒業。(株)リクルートを退社後、ジャーナリストに転身。中高教員免許、心理カウンセラーの資格を持ち、小学校教員経験もある。著書に『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』(日経BP社)、『名門校とは何か? 人生を変える学舎の条件』(朝日新聞出版)、『中学受験という選択』(日本経済新聞出版社)など多数。
登録情報
- 出版社 : 毎日新聞出版 (2015/7/15)
- 発売日 : 2015/7/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4620323195
- ISBN-13 : 978-4620323190
- Amazon 売れ筋ランキング: - 389,814位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 212位親子関係
- カスタマーレビュー:
著者について
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育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。株式会社リクルートで雑誌編集に携わる。心理カウンセラーとしての活動経験、中高の教員免許、私立小学校での教員経験もある。
長男誕生後、「こどもが"パパ〜!"っていつでも抱きついてくれる期間なんてほんの数年。今、子どもと一緒にいられなかったら一生後悔する」と、2005年に独立後、育児誌、教育誌、妊婦誌、旅行誌などのデスク・監修を務め、現在は育児・教育・夫婦のパートナーシップなどに関する書籍やコラム執筆、講演活動を行う。ラジオレギュラー出演など、各種メディアへの寄稿、コメント掲載、出演も多数。
●オフィシャルサイト:http://toshimasaota.jp
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここ数日、子供が関係した悲しい出来事が多く報道され、教育の根本とは何か考えたいと思っていた時にこの本と出会いました。
半日かからず一気に読んでしまいました。ケースの方々の経験と自身の経験が重なることもありました。
子供だけではなく、大人たちも生きる力を身につけることが肝心であると伝わってきました。学力というモノサシで序列をつけることが多い現代。私自身、どこか腑に落ちないこの基準にスッキリしないでいました。学ぶことの目的は、人よりも社会的に優位に立つためではなく、個人の成長かつその持てる力を社会に還元し貢献することである、との言葉が強く心に響きました。今後の自分の学びもそうありたいと思いました。
半日かからず一気に読んでしまいました。ケースの方々の経験と自身の経験が重なることもありました。
子供だけではなく、大人たちも生きる力を身につけることが肝心であると伝わってきました。学力というモノサシで序列をつけることが多い現代。私自身、どこか腑に落ちないこの基準にスッキリしないでいました。学ぶことの目的は、人よりも社会的に優位に立つためではなく、個人の成長かつその持てる力を社会に還元し貢献することである、との言葉が強く心に響きました。今後の自分の学びもそうありたいと思いました。
2015年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子を持つ親として、教育への向き合い方を考えるために手に取った一冊です。
子供にとって良い教育とは何でしょうか。
学歴社会が生んだ現代の教育システムに、最近は多くの反論を見るようになりましたが、それでも社会に出るためにはある程度の学歴が必要だという考えは、暗黙の内にまだ残っているのではないでしょうか。
しかしながら、だからといって「あなたのためだ」と勉強を子供に強要する親の姿勢には同調できません。
何のために勉強をする必要があるのか。勉強するとどうなるのかを、まず親自身が理解するよう努め、それを子供に伝えることが大切なのではないかと思います。
もちろん子供自身にも、親とは異なる価値観があるはずですから、親自身の理解がそのまま伝わるわけではありません。
子供に勉強を強要するのではなく、子供といっしょに勉強していく親の姿勢が、教育への向き合い方なのではないかと感じました。
子供にとって良い教育とは何でしょうか。
学歴社会が生んだ現代の教育システムに、最近は多くの反論を見るようになりましたが、それでも社会に出るためにはある程度の学歴が必要だという考えは、暗黙の内にまだ残っているのではないでしょうか。
しかしながら、だからといって「あなたのためだ」と勉強を子供に強要する親の姿勢には同調できません。
何のために勉強をする必要があるのか。勉強するとどうなるのかを、まず親自身が理解するよう努め、それを子供に伝えることが大切なのではないかと思います。
もちろん子供自身にも、親とは異なる価値観があるはずですから、親自身の理解がそのまま伝わるわけではありません。
子供に勉強を強要するのではなく、子供といっしょに勉強していく親の姿勢が、教育への向き合い方なのではないかと感じました。
2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に読みました。確かにその通りと思える部分も多く参考にはなったのですが・・・明らかに子供に問題があるケースもあり、それには、全く触れていらっしゃらないのが気になりました。ADHDや学習障害、それ以外にも明らかに見てそうだ、とわからない問題を抱えている親も多くいらっしゃいます。その方々のストレスは大変なものです。親ばかりを責めるような書き方になっている部分が多く、その点が気になりました。
2015年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に自己紹介させていただきますが、私は、この本の「はじめに」で紹介していただいた『私は親に殺された!』の著者本人です。
新聞広告でタイトルを読んで、惹きつけられて購入し、1ページ開いた途端、自分の書いた本が紹介されていて、本当にびっくりしました。
そして内容を読ませていただき、とても身につまされる事例や、「その通り!」と共感させられる主張が随所に溢れているので、自著を紹介していただいたことに心の底から感謝しております。
私が自著で書いた苦しみや、そこから導き出した主張に、おおたさんも理解・同意して下さっている所が多いと感じ取ることができたからです。本当に有難うございました。
最も共感する主張は「子供は親とはまったく別の人格で、両者の人格の重さは変わらない」ということ、そして「子供が幸せに生きられる一番の要件は、子供が自分で自分の生き方を決められることにある」ということです。
だから幾ら親が「こうなれば子供は幸せだろう」と思って、つまり「良かれと思って」勧めたことであっても、それに従って生きれば子供が幸せになるなどという保証はまったくない訳です。
親が子供を病ませないため、そして親子間で血の雨を降らせないために、親が一番認識すべきことはその点であるということに、私も100%同意します。
次に個々の紹介事例を読んでいて、どんなに強圧的な親から精神的暴力を振るわれ続けても、20前後で「親が悪い」とはっきり断定し、親が押しつける生き方をきっぱり斥け、真に自分の心に適った生き方を始められる人も居るのだと知って、大変羨ましくなりました。
私自身は「どんなにあなた達に人でなし呼ばわれされようとも、私は自分がいいと思ったように生きる」とやっと親に宣言できたのは、38になってからでしたから。
一つには、物心着く前後の幼い時期に「私の親は人間性も能力も傑出していて、とても敵わない人」と刷り込まれ、呪縛されていたからだと思いますが、他にも理由がありそうな気がして、今一生懸命それを探しています。
また親からの精神的暴力が続いて、このままでは潰されると感じる子供、これがこれ以上続いたら親に何をするかわからないという危機感を持つ子供のために、親から離れて社会的訓練を受けながら生活できる場所が設けられるといいと、私も少し前から考えていたところが、既にそういう子供のための「シェルター」がつくられているということを知り、とても心強くなりました。
「子供に勝手な期待を押しつける権利などない」と認識できない親は、この先なかなかそう簡単には減らないと思うので、そういう目的の、質の高いシェルターが今後どんどん拡充されて、その存在が悩みを抱える子供達に広く認知されるようにして欲しいという願いを強くさせられました。
新聞広告でタイトルを読んで、惹きつけられて購入し、1ページ開いた途端、自分の書いた本が紹介されていて、本当にびっくりしました。
そして内容を読ませていただき、とても身につまされる事例や、「その通り!」と共感させられる主張が随所に溢れているので、自著を紹介していただいたことに心の底から感謝しております。
私が自著で書いた苦しみや、そこから導き出した主張に、おおたさんも理解・同意して下さっている所が多いと感じ取ることができたからです。本当に有難うございました。
最も共感する主張は「子供は親とはまったく別の人格で、両者の人格の重さは変わらない」ということ、そして「子供が幸せに生きられる一番の要件は、子供が自分で自分の生き方を決められることにある」ということです。
だから幾ら親が「こうなれば子供は幸せだろう」と思って、つまり「良かれと思って」勧めたことであっても、それに従って生きれば子供が幸せになるなどという保証はまったくない訳です。
親が子供を病ませないため、そして親子間で血の雨を降らせないために、親が一番認識すべきことはその点であるということに、私も100%同意します。
次に個々の紹介事例を読んでいて、どんなに強圧的な親から精神的暴力を振るわれ続けても、20前後で「親が悪い」とはっきり断定し、親が押しつける生き方をきっぱり斥け、真に自分の心に適った生き方を始められる人も居るのだと知って、大変羨ましくなりました。
私自身は「どんなにあなた達に人でなし呼ばわれされようとも、私は自分がいいと思ったように生きる」とやっと親に宣言できたのは、38になってからでしたから。
一つには、物心着く前後の幼い時期に「私の親は人間性も能力も傑出していて、とても敵わない人」と刷り込まれ、呪縛されていたからだと思いますが、他にも理由がありそうな気がして、今一生懸命それを探しています。
また親からの精神的暴力が続いて、このままでは潰されると感じる子供、これがこれ以上続いたら親に何をするかわからないという危機感を持つ子供のために、親から離れて社会的訓練を受けながら生活できる場所が設けられるといいと、私も少し前から考えていたところが、既にそういう子供のための「シェルター」がつくられているということを知り、とても心強くなりました。
「子供に勝手な期待を押しつける権利などない」と認識できない親は、この先なかなかそう簡単には減らないと思うので、そういう目的の、質の高いシェルターが今後どんどん拡充されて、その存在が悩みを抱える子供達に広く認知されるようにして欲しいという願いを強くさせられました。
2017年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
追いつめた親でした。だから、タイトルを見て、読むのが怖かった。
でも、本書を読んで救われました。
でも、本書を読んで救われました。
2016年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「東大3兄弟 …」とかいうベストセラー本等々への反論本と想像する。最近話題になっている教育虐待をテーマにしている。子供の成績を見て声を荒げるシーンはどこの家庭でもあるのではないだろうか?行き過ぎた教育が虐待になっている真実を冷静に指摘される。親への戒めとして一読した。子供の人生は長い、そして始まったばかりだと考えさせられた。
2016年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかってはいたけど、文章で書かれていると改めて反省する点があるなと思いました。少しでも気をつけていこうと思います。