プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥2,200¥2,200 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥390¥390 税込
無料配送 5月14日-16日にお届け
発送元: KARASU書房 千葉県公安委員会古物商許可第441280002251号 販売者: KARASU書房 千葉県公安委員会古物商許可第441280002251号
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ブラック・チェンバー・ミュージック 単行本 – 2021/6/21
購入オプションとあわせ買い
分断された世界に抗う男女の怒濤のラブストーリー!
落ちぶれた映画監督の前に突然現れた北の女密使。
出会うはずのない二人が、国家を揺るがす〈禁断の事実〉を追う。
いまから話す内容を決して口外してはならない―
大麻取締法違反で起訴され、初監督作品はお蔵入り、四十を前にキャリアを失い派遣仕事で糊口をしのぐ横口健二に舞い込んできたのは、一冊の映画雑誌を手に入れるという謎の「極秘任務」だった。
横口は北朝鮮からの"名前のない女"とともに、禁断の世界に足を踏み入れていく。
一触即発のリアルな国際情勢を背景にくりひろげられるスリルと<愛>の物語。
朝日、読売、毎日、日経、産経、共同通信、南日本新聞、山形新聞、週刊現代、婦人公論、文學界ほか各紙誌で大反響!!
「リアルな国際政治状況を踏まえながら、こんな荒唐無稽で痛快無比な、一風変わった小説を書けるのは、阿部だけだろう」――佐々木敦(「週刊現代」)
「熱量あふれるエンターテインメントの大作だ」――久保陽子(「南日本新聞」)
「いかにもなフィクション的要素と史実を接続、融合させるのが阿部和重の面目躍如」――江南亜美子(「朝日新聞」)
「…これは阿部版『愛の不時着』かとも思わせる純愛物語になり、ほろりとさせられてしまう」――中条省平(共同配信)
「出会うものの一つずつは薄っぺらなのに、気づけば厚みが生まれる。つまり、この物語は人生そのものを描いている」――読売新聞
- 本の長さ488ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日2021/6/21
- ISBN-104620108545
- ISBN-13978-4620108544
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より
「新聞という日々の出来事が載る媒体で、現在進行形の国際情勢を題材とした小説を連載する。これまでにやったことがない試みで、結果的に、最も『今』を見つめながら書いた作品になりました。」
―――阿部和重 (毎日新聞より)
登録情報
- 出版社 : 毎日新聞出版 (2021/6/21)
- 発売日 : 2021/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 488ページ
- ISBN-10 : 4620108545
- ISBN-13 : 978-4620108544
- Amazon 売れ筋ランキング: - 447,846位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,689位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
共作『キャプテンサンダーボルト』の作風に近く、(良い意味で)娯楽小説に徹している。その意味では前作『オーガニズム』よりも仕上がりはよいと個人的には感じた。少なくとも『ピストルズ』のような独特の「とっつきづらさ」は全く感じなかった。
日本文学界において不動の地位をすでに確立して久しい作者は、ストーリーテラーとしては超一級。安楽に読め、それでかつ、阿部氏らしい小ネタや展開が満載。登場人物のキャラ立ちも素晴らしい。全体的に丁寧な仕上がりの印象で、プロの小説家の気迫が感じ取れる。
空虚な暗号文によって周囲が空回りさせられるという構図により、この作品もまた「種なし」の形式を体現している。
往年の熱心なファンのみならず、多くの読書家におすすめできると思う。
ストーリーは、エンタメ小説にありがちなものですが、純文学を生業としている作家さんが手掛けると、これほど優れた仕上がりになるのかと、ほとほと感心しました。近年の島田雅彦先生に通じるものを感じます。
主人公二人の関係がプラトニックなのも、五重丸です。純文学であれ、エンタメ作品であれ、現代では、その手のシーンがないとリアルでないとばかりに、あれこれ書き込んでいるのですが、単なるページ稼ぎで、読み手にとっては無駄なシーンになっていることが多いです。あ、でも、もしかしたら、他作品では阿部先生もやっちゃっているのかもしれませんが、読んでないので分かりません。
あと、ヒロインが、子持ちであることを除けば、クラリスみたいな、まさに男目線の、男性の理想の女性像になっているのですが、宮崎駿先生曰く、「どんな女性だって、3~4日ぐらいだったら猫をかぶっていられるんだよ」とのことですので、多分、これで良いのです。
ただ、一人だけ、いくらなんでも都合良すぎだろう、という人物がいるのですが、あれはどうなんでしょう。ヒロインよりも、むしろこの人物のほうが気になります。どういう人なんでしょう。謎です。
個人的には可もなく不可もなし。
伊坂作品に少し似てるかも、てな印象。